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Extra Parking Space

木製カーポート西側にビニールシートを被せて保管していた古材や廃材を用途に合わせて移動させ、薪にする広葉樹丸太などは薪割りしてカーポートの壁際に積み上げました。壁際には軒がないので、処分に困っていた大量の分厚い板ガラスの一部を割った薪の上に載せて雨除けとしました。厚みが10ミリほどある板ガラスは非常に重いので、風で飛ばされる心配もなく、また光を遮ることもないので、薪棚の屋根としては最適かと思います。

下水工事後に使わなくなった浄化槽上のスペースは、再び予備の駐車場として使用できるようになりました。

Barber Chair

「理髪店の椅子」って何でしょう?それは伐倒作業に従事する人なら誰もが知っておくべき「恐ろしい木の縦割れ」現象を意味し、伐倒後に残った薄い板状の背と座面のような切り株が背の高い椅子のように見えるので、”barber chair”と呼ばれているようです。この背板状の部分(ヒンジ、ツル)がバネのような働きをして、作業する人が幹に持ち上げられたり、落下した幹の下敷きになる危険性があります。時には上下に裂けた部分が数メートルにもなるとか。特に傾いた木や裂けやすい木を伐倒する際に事故は起こります。

来月、ご近所さんのグループに同行して河川敷での流木撤去及び伐採作業に参加することになりました。作業内容は滋賀県に届出済み。グループの中には伐採経験豊富な方がいるので安心ではあります。しかしながら、河川敷の木は大抵、傾いているので、「理髪店の椅子」現象を起こさないよう、事前知識として知っておくことは重要です。

Wood Stove Thermometer

Astro Productsで珍しく薪ストーブ用の温度計が売っていたので、買ってみました。目盛を見ると、「クレオソートが発生するのは270ºFまで、最適な温度は270ºF〜460ºF、460ºF以上は熱すぎる」となっています。

マグネット式なので、ストーブ本体や煙突のどこにでも取り付けることができますが、取り付ける位置によって温度は大きく変わります。

ストーブメーカーであるTravis Industries, Inc.のオーナーズマニュアルに、温度計をストーブ天板に取り付けた場合の適正温度が書いてありました。

300ºFなら温度が低く、500〜600ºFが中程度、800ºFが高温となっています。温度計の目盛に書いてある適正温度を参考にするのなら、温度計はストーブ天板ではなく側面上方に取り付けるべきかと思います。これまで温度計は使ってなかったので、適正温度は大体なら燃え方を見ればわかります。

適正と思われる温度まで薪を焚いてみました。側面上方に取り付けた温度計の表示は500ºF。温度計では”TOO HOT”ですが、薪ストーブのオーナーズマニュアルでは天板に取り付けた場合で中程度の下の方だから、この程度がやはり適正温度かと思われます。

11月27日追記:熱せられたマグネット式温度計の磁力が低下したので、取り付け位置を側面上方からメーカーが推奨する天板に変更しました。熱く熱せられた温度計が落下して触れるようなことがあれば、火傷や火災の危険性があります。

私は天板が最も熱くなると思っていましたが、実際は意外と天板は熱くならないことがわかりました。炉内に耐火煉瓦があるためと思われます。

Wood Stove and Cat ISON

今季一番の冷え込みとなった昨夜、薪ストーブに火を入れました。ちょうど6年前の今頃、生後半年ぐらいでCat ISONはやって来ました。この界隈では5軒に1軒ぐらいの割合で薪ストーブが設置してあります。

薪ストーブに火が入ると、薪を入れる時に腰掛ける椅子として使用しているペール缶はCat ISONに占領されます。薪ストーブがある家を見つけてやって来たのかもしれません。

幸いにも今年は乾燥した薪が潤沢にあります。

Scrap Wood as Firewood

斜めお向かいさん別荘宅のウッドデッキ撤去後にいただいた廃材を卓上丸鋸で切断し、ポーチの床下スペースに積み上げました。廃材の大半は25年以上前に施工されたWestern Red Cedar(米杉)1×4材です。切断後にレッドシダーの香りが床下に充満しました。この香り、シロアリなどの虫除けにもなります。

3.6 kg Sledgehammer

先日、入手したダイヤモンド型薪割り楔を、硬い広葉樹の丸太に木製の掛け矢を使って打ち込んだら、掛け矢のヘッド部分に割れが生じました。掛け矢は修理し、金属製の大型両口ハンマーを新たに入手しました。木製の柄は長さおよそ90センチ。

重いヘッド部分を柄が貫通しています。

広葉樹の硬い丸太に楔を打ち込みました。

ヘッド部の重さを利用して腕に力を入れずに楔を叩くと割れ目が入ります。数回、打ち込んだだけでここまで割れます。

半ば諦めて放置していた硬い広葉樹であっても薪割り可能となれば、どんどん割って行こうという気分になります。斧を使用する時と同様、出来る限り腕に力を入れないことが重要。

AP Diamond Shape Wood Splitting Wedge

アストロプロダクツの新製品、ダイヤモンド型薪割り楔を入手したので、その性能を試してみました。全長160ミリ、ヘッド部70 x 70ミリ、重量1.5kgの重量級の楔です。

材質はスチール。十字構造なので多方向に割り分けることが可能とありますが、果たして。斧で割ることができずに難儀していた硬い広葉樹を試しに割ってみました。

多方向と謳うには難ありのような気がします。

普通の楔と同じように二方向に割れます。ヘッド部に向けて拡がる形状なので、打ち込んだら楔が取れなくなるということはありません。

掛け矢を使ってヘッド部を何回か叩くと、硬い広葉樹がきれいに割れました。後は斧で叩き割れば薪サイズになります。

Firewood — Part 2

チェーンソーを使った玉切りは私が担当します。

これだけ積み上げると、今にも倒れそうだったので、上半分ほどを大工さんに取りに来ていただきました。

大量の木材を玉切りすると、作業中にフィルターの手入れも必要になります。吸気口にあるフィルターは取り外して水洗いしました。

Firewood — Part 1に戻る。

Scaffolding — Part 4

当初の計画では使用予定の再利用材(二本の柱)の長さが不足するので、屋根勾配を10ºから15ºに、オーバーハングの長さを220mmから175mmに変更しました。これで米栂の再利用材を柱として使用でき、垂木は安価なSPF 2×4材の長さ6’のものが使用できる計算です。図面作成にはblocklayer.comのRafters Metricを利用しました。

Scaffolding — Part 5へと続く
Scaffolding — Part 3に戻る。

Scaffolding — Part 2

煙突の傾き調整用足場兼庇の垂木を加工する前に、blocklayer.comで垂木の勾配と寸法を算出してもらいました。母屋に取り付けた垂木掛け表面から庇の桁外側までの距離を1560mmに設定。屋根勾配を10º、突き出た部分(Overhang Level)を220mm、垂木の高さを88mm、柱の上に載せる桁との接合部(切り欠き部分の長辺)を80mmで入力すると、下図を自動作成してくれます。

この図を参考に6’の2×4を卓上スライド丸鋸で切断すれば、垂木が加工できるはずです。

Scaffolding — Part 3へと続く。
Scaffolding — Part 1に戻る。

Felling — Part 1

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道を挟んだお向かいさんから依頼を受け、敷地内の広葉樹数本を根元に近い部分から伐採しました。前回は枝打ちだったので、二連梯子をかけて高い位置から電気チェーソーを用いて枝を切断しました。今回は根元に近い部分から伐採するので、エンジン式チェーンソーを使用しました。

木が建物の方に倒れないよう、受け口を切断しましたが、本来は幹の直径の1/3程度の大きさにすべきです。

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伐採する広葉樹は元々、建物から離れるようにして斜めに立っていたので、受け口は必要なかったかもしれません。しかし、こんなに太い(根元の近くで直径25センチぐらい)樹木を根元から伐採するのはほぼ初めての経験なので、伐採作業は慎重に進めました。

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伐採現場で玉切りした太い幹は薪として使用させていただきます。

Felling — Part 2へと続く。

Pruning — Part 1

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去年の台風21号の影響で、この界隈には倒れた樹木が多数あり、伐採して玉切りした薪を木製カーポートの周囲に積み上げることができるほどあります。

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自宅敷地内にあるモミジとキンモクセイも新緑が覆い茂ようになりました。木製カーポートの屋根に接触しそうになっている枝や道路の方に垂れ下がった枝を伐採していると、道路を挟んだお向かいさんから連絡がありました。伸び過ぎた樹木を伐採するのを手伝って欲しいとのことです。

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伸び過ぎた枝が母屋の屋根に接触しています。電話線と光ケーブルが見えないほど茂っています。

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上が枝打ち前、下が枝打ち後。短い方の二連梯子を幹にかけて木に登り、電気チェーンソーと手鋸を用いて枝を切断しました。

Pruning — Part 2へと続く。

Husqvarna 236e — Part 2

Husqvarna 236e

ホームセンタームサシ京都八幡店で購入したHusqvarna 236eを使って、店内ではできなかった試し切りをします。その前にこのホビーソーの主要諸元を141と比べながら見て行きます。 カッティング装置(チェーンとガイドバー)を除く重量は5.0kg。141の本体乾燥重量が4.5kgなので、若干重いはずですが、標準ガイドバーの長さが違うので、持った時の違いはほとんどありません。

Husqvarna 236e

ガイドバー標準長は、141が38cmであるのに対し、236eは35cmと短め。(ガイドバーの幅は236eの方が太い)ソーチェーンのピッチは9.52mm(3/8″)。

Husqvarna 236e

エンジン排気量は141が40ccであるのに対し、236eは38cm³。アイドリング回転数は2,800~3,200RPM。出力は9,000RPMで1.4kW。141が13,000RPMで?1.39kWなので出力はほぼ同等であると思われます。

Husqvarna 236e

141と大きく異なる点は、スプロケットカバー(クラッチカバー)にある大きくて丸いノブとその左下にあるチェーン調整用のホイール。工具を使わずにチェーンの張り具合を調整することができます。(工具マニアである私としては、工具を使いたいので、工具不要のこの仕組みは歓迎されません。)

Husqvarna 236e

スターターロープハンドルの右上に見えるのはプライマーバルブ。冷機エンジン始動時にこのプライマーバルブを6回押して、ガソリンを強制的にキャブレターに供給する仕組みのようです。

Husqvarna 236e

シリンダーカバーを取り外してみました。キャブレターとエアーフィルターの取り付け位置と向きが141とは異なります。部品自体も異なるので使い回しは不可。プライマーバルブは燃料タンクとキャブレターの中間にあり、燃料チューブは分割式。

Husqvarna 236e

オイルポンプとオイルピックアップチューブも改良されているようです。オイル漏れしにくい構造です。

Husqvarna 141

上の画像は141のオイルポンプとオイルピックアップ部。比べると構造の違いがわかります。

Husqvarna 236e

振動対策も施されています。

動画はこちら

去年の台風で倒れた樹齢およそ30年の広葉樹を試し切りしました。直径はおよそ20センチぐらいですが、簡単に切断することができます。径が太くて重い木材を切断する際は、木材の下敷きにならないよう、逃げ場の確保が最重要事項。

取扱説明書によると、Husqvarna 236eと235e、240eは姉妹機のようです。主要諸元に記載してある数値は全く同じ。

Husqvarna 236e — Part 1に戻る。

Husqvarna 236e — Part 1

Husqvarna 236e

ホームセンタームサシ京都八幡店でキャンペーン中のHusqvarna 236eを税込¥19,800で入手しました。Husqvarnaブランドのチェーンソーが1万円台で販売されるのは稀なこと。大型ホームセンターの京都八幡店では今年からHusqvarna製のチェーンソーを取り扱うことになり、236eはそのキャンペーンの謂わば目玉商品だと思います。

Husqvarna 236e

エンジン式チェーンソーはホームセンターでは買うなと一般的に言われます。買うなら整備ができる専門スタッフがいるチェーンソー専門店か農機具屋でというのが常識のようになっています。しかし、ホームセンタームサシ京都八幡店は、店員さんが言うように、修理もする「おかしなホームセンター」です。チェーンソーに限らず、芝刈り機や耕運機も販売及び修理する、専門店並みの知識と技量を有する複数のスタッフが常駐されています。

Husqvarna 236e

Husqvarna 141も別のホームセンターで展示品を入手しましたが、その時はガイドバーやソーチェーンがすでに組み立てられた状態で販売されていました。使い方に関しては何の指導も受けることなく、レジに持って行ったのを覚えています。「おかしなホームセンター京都八幡店」では目の前でガイドバーやソーチェーンを組み立ててくれます。

Husqvarna 236e

ガイドバーの上下が逆になっています。反りが出ないように時々、上下逆にして取り付けることはありますが、新品時から逆向きは???

Husqvarna 236e

上下の向きを気にしないところはある意味、使い慣れた人の証でもありますが、新品時の正しい向きに変更してもらいました。

Husqvarna 236e

Husqvarnaで講習を受けたというスタッフが歯の目立て方法も教えてくました。私も熟知しております。

Husqvarna 236e

混合比50:1の混合燃料をガソリンタンクに入れて、

Husqvarna 236e

チェーンオイルも入れて、

店内で試運転もさせていただきました。使い古した机も試し切りしてみたいところでしたが。

Husqvarna 236e

ガイドバー先端付近にある小さい穴は潤滑油を注入するところだそうです。

Husqvarna 236e

担当する店員さんがレジまで見送ってくれました。

Husqvarna 236e — Part 2へと続く。