Chimney Downdraft — Part 5

昨夜から修理したはずの薪ストーブの煙突がダウンドラフト(逆流)を起こしていることに気付きました。今朝は室内に煙が逆流し、目が痛くなるほどで、屋根裏部屋に設置した空気清浄機が煙を感知してフル回転。外に出て、双眼鏡で自作のレインキャップを見ると、鳥の侵入を防ぐ目的で取り付けた網をタールと煤が塞いでいる。焼肉用の網が油と煤で汚れた状態に近いものがありました。

そこで思い出したのが上の動画。網目が細かすぎて目詰まりを起こしたそうです。自作のレインキャップが同じような状況を作り出していました。

また勾配40ºの屋根上に上がってキャップ部分を取り外さないといけないかなと思いながら、煙突掃除用のブラシを角材の先端に取り付けて、破風板側からアクセスできないか、試してみると届きました。

黒い煤とタール状の塊がどっさり落ちて来ました。今回のダウンドラフトの原因は、やはり鳥用ネットの目詰まりでした。薪の着火が容易になり、薪ストーブのドアを開けても煙の逆流はなくなりました。網の目を大きくするなど、いずれ、根本的な解決策が必要です。

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Firewood Collection 2022 — Part 5

大津市が実施する今年の伐採木配布は、メールで申し込む先着順予約制が採用されました。

車10台ずつ、3回に分けての配布となり、我々は第3部。メールを送信したのは午前9時00分でしたが、01分になるまでに60件近くの申し込みがあり、先着30人分に辛うじて滑り込んだようです。今年はチェンソーの使用が許可されていました。

去年と比べて伐採された街路樹が今年は少なかったようで、最終の第3部になる頃には比較的太くて長い樹木が多く残っていました。足元にあるのはクスノキだそうです。2年前に製作したコーヒーテーブルに使用した木材は、Google画像検索でヒットしたThuya Burl(スーヤバール)だと思っていましたが、ひょっとしたらクスノキの杢かもしれない。

卓上スライド丸鋸でクスノキを切断すると、樟脳とよく似た香りが漂う。

まだ積載できそうでしたが、後続車のことも考えてこの辺りで。

伐採木配布時は輝良里(きらり)で昼食。

薪にするには勿体無いほど綺麗な広葉樹。年輪が詰まってます。

一人では持ち運べないほど重い。

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Firewood Collection 2022 — Part 4

斜めお向かいさん別荘宅の常緑樹を一本、Husqvarna 135eを使って伐倒しました。

年輪を数えると、樹齢30年ぐらいの常緑広葉樹であることがわかりましたが、樹種は不明。母家ログハウスの築年数と大体同じ。

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Firewood Collection 2022 — Part 3

河川敷に集めた伐採済みの木材を手動式のチェーンブロックを使って、師匠が引き揚げていました。私もチェーンブロックが欲しいと思っていますが、使用頻度はそれほど多くはなさそうです。

河川敷と林道の高低差は3メートル近くはあります。

前日に玉切りしたヤシャブシの幹。

シルキーメバエに付属する鞘をベルトに通しておくと便利。

Husqvarna 236e、使用後は必ずメンテナンスすると、快適に使えます。このモデルもチェーンオイルの潤滑不良が起こりやすいように思います。ガイドバーの孔や溝を頻繁に掃除する必要があります。

玉切りした伐採済みの木材を車に積み込みます。

積み込んだ木材は3往復ぐらいして自宅に運びました。

小さな軽自動車ですが、ジムニーよりも一度に多くの木材を運ぶことが可能。

立った状態でチェンソーを始動できるようになりました。

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Firewood Collection 2022 — Part 2

昨日、伐倒したヒメヤシャブシを現場で玉切りしました。

玉切りした樹木を現場に置いて帰ると、カラスがどこからともなくやって来て、持ち去ることがあるそうです。カラスが躊躇するような重くて大きなものだけを現場に残して、比較的小径のものを持ち帰りました。

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Firewood Collection 2022 — Part 1

今シーズンの薪集めが始まりました。今年もご近所さんが滋賀県河川課に樹木伐採申請をされているとのことを知って、現場に向かいました。

今シーズンはこの辺りで作業されていました。私が伐採作業に参加するのはおよそ2年ぶり。

2年前に使用されていたエンジン式ウィンチ(ひっぱりだこ)はクラッチが故障して修理不能となり、今年は0.5トンのチェーンブロックを使用されていました。滑車と梃子の原理で重い木材も軽々と引き揚げることができます。私もチェーンブロックが欲しいと思いますが、使う機会があまりない。使うとすれば伐倒した樹木の抜根とか?

チェーンソーのエンジンを始動させる時、私はこれまでチェーンソーを地面に置き、ハンドル部分を左足で踏み抑えながら、右手でスターターロープを引っ張るという基本的な方法を採用していました。これを繰り返すと、腰が痛くなる。チェーンソー使用歴20年を経てもビギナー同然のままでは格好悪いし、腰痛の原因ともなるので、立ったままエンジンを始動させる方法を師匠に伝授してもらいました。

左手に持ったチェーンソーを下げると同時に右手に持ったスターターロープを思いっきり素早く引けば、エンジンを始動させることができました。コツがあるので練習して体得するのみ。

細い枝は新たに入手した刃渡り270ミリのSilky Mebaeで切断。

今日はちょっと控えめに伐採したヒメヤシャブシを持ち帰りました。

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Chimney Downdraft — Part 4

製作したレインキャップを煙突トップに取り付けました。キャップは上から被せてあるだけで、煙突も急勾配の屋根上に置いてあるだけなので、ステンレス製の太い針金で3方向から引っ張って固定する必要があります。この辺りの局地風は北西方向から吹くので、開口部が南東方向を向くようにしました。

ガレージの屋根上に登り、そこから二連梯子を母家の棟に近い破風板にかけました。

屋根上に登るよりは怖くはないです。ガレージ屋根上から見守るお隣さんの指示に従い、針金を固定しました。

ちょっと左に傾きましたが、問題ないはずです。

こちらから見るとほぼ垂直に立っています。

南から吹く台風の時がちょっと心配ですが、雪害による影響は以前よりは少なくなったと思います。

レインキャップを自作して正常なドラフト(上昇気流)になり、容易に着火できるようになりました。煙が室内に逆流することもありません。

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Chimney Downdraft — Part 3

外径8インチの円筒状のものはないかと思い巡らすと、床下に転がっていました。セントラルエアコンのダクトの径が8インチで、ログの直径と同じ。二重煙突の外径とも同じ。煙突はカナダ製、薪ストーブはアメリカ製で、セントラルエアコンのダクトもアメリカ製、恐らく規格サイズなのでしょう。

不要な部分を板金バサミでカット。素材がブリキなので錆びにくい。ダクトは少し上を向いたジョイント部分です。

ステンレス製の太い針金、40メートルとスレンレスプレートをホームセンターで買って来ました。穴二つのプレートは内側に取り付けて、針金を強い力で引っ張っても薄いブリキが破損しないように工夫しました。

直径8インチの大きな開口部から鳥が侵入するのを防ぐ金属製ネットを針金で固定します。

さらにブリキの波板端材を加工して雨除けの庇とします。

近くから見ると少々不恰好ですが、屋根上から間近で見ることはないので、これで良しとします。

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Chimney Downdraft — Part 2

屋根から落下して山となり、固まった大量の雪がようやく融けてきたので、専用の木製梯子とアルミ製二連梯子を使って屋根上に登ることにしました。ダウンドラフトが発生した原因を突き止めるには煙突のレインキャップを外すしかありません。

単独で屋根上に登るのは危険なので、お隣さんに手伝ってもらいました。滑りやすいガルバリウム鋼板の屋根勾配はおよそ40º。適切な足場や命綱なしで急勾配の屋根に登るのは慣れているとは言え、物凄く怖い。心臓ぱくぱく。ワイヤーを切断した煙突は屋根上に置いてあるだけなので煙突に体重をかけることはできません。本来は室内から伸びる煙突パイプとねじ込み式になっているはずですが、5年前に修理してもらった頃からネジが壊れているか、ねじ込んでいない状態なのか?

二連梯子を置いた位置が煙突の真下ではないので、煙突を回転させようとすると、バランスを崩しそうだったので、レインキャップのみ、取り外すことにしました。

ダウンドラフトが発生した原因がわかりました。レインキャップが破損していて、3本のワイヤーを下方向に引っ張って傾きを修正した際に、キャップが煙突先端と接触するようになり、煙突を塞いでいた状態でした。煙が逆流するので薪に着火できない、あるいは着火できたとしても、薪ストーブのドアを開けると、煙が煙突の方に行かずに室内に充満する危険極まりない状態。

二重煙突の外径は8インチのようです。内径は6インチ。Amazon USで合致するサイズのレインキャップを探しましたが、合致する確証が持てないものばかり。自作するしかないか?

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Chimney Downdraft — Part 1

積雪被害で傾いた煙突は、2ヶ所からワイヤーを調整することで、ほぼ真っ直ぐになりましたが、薪ストーブの煙が煙突上方に上がらずに室内に逆流するようになりました。薪ストーブのドアを開けると、目が痛くなる。窓全開にして煙を外に出さざるを得ない状況です。これはダウンドラフトと呼ばれる、一酸化炭素中毒の原因ともなる危険な現象です。ダウンドラフトが発生した原因が不明で、薪ストーブが使えないので、しばらくは灯油ストーブとエアコンを併用して寒さを凌ぎます。

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Slanted Chimney Fixed?

年越しの大雪で煙突がまた傾きました。煙突が傾くのは2018年1月以来なので、ほぼ4年ぶり。ドーマー屋根から徐々に落下する重い雪が煙突を固定するワイヤーを引っ張ることが傾く原因です。いずれはドーマー屋根の軒の部分に雪止め金具を設置しなければならないと考えていますが、今回もお隣さん、斜め向かいのお隣さんに手伝ってもらいながら、ワイヤーを張り直して、一時的な解決策としました。

傾斜角度およそ40ºの急勾配屋根には登りたくはないので、4本のワイヤーのうち、下側2本の固定位置を変更することにより、ワイヤーを張り直しました。ヘルメット着用で二連梯子を登り、ワイヤー固定位置を変更する私の過度に慎重な様子を見た斜めお向かいさん曰く、「〇〇さんは高所恐怖症か。弱点がバレたな!」

こんな急勾配の滑りやすいガルバリウム鋼板の屋根。恐怖を感じない方がおかしいと私は思うのですが。写真を撮影するだけで精一杯になります。

Wood Stove Stool — Part 3

4つの枘穴を座面に貫通させました。長辺側は外に開く5ºの傾斜が付けてあります。

隙間ができないように少しずつ枘穴の大きさと角度を調整しながら、4本の脚を座面裏側から叩き入れました。

隙間なく叩き入れた4本の脚を取り外して、楔用の切り込みを枘に入れ、割れ防止に少し大きめの穴を空けました。

写真を撮り忘れましたが、脚部と座面に縁取りしてあります。自作のトリマーテーブルも役に立っている。これから堅木で楔を作ります。

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Wood Stove Stool — Part 2

枘にも傾斜を付けています。

前回、失敗しているので今回は慎重に枘穴を座面に貫通させます。枘は入る位置と出てくる座面上の位置が5ºずれる。枘穴の短辺方向は、楔を打ち込んだら拡がって隙間が埋まるので、調整可能ですが、長辺方向は隙間ができないよう、高い精度が求められます。使用する材が柔らかい針葉樹なので、0.1ミリ単位の精度で枘穴を空けるのはそもそも無理があります。傾斜分の微調整は座面裏側ですべきことを今回の作業で学習しました。裏側なら長辺方向に多少の隙間ができても見えない。

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Wood Stove Stool — Part 1

ガレージ内で使用する脚が長めの木製スツール製作に引き続き、今度は薪ストーブに薪を入れる際に使用する脚が短い薪ストーブ専用木製スツールを製作します。座面として使用する材は、ショップスツール製作時に使用したものと同じ分厚い杉材。縦挽き時は専ら自作のテーブルソーを使うようになりました。

同じ杉材を加工した角材を脚部に使用します。脚は卓上スライド丸鋸を使い、90+5ºで複合切断。

複合切断した脚を座面の上に載せて、傾斜角度の向きが合っていることを確認中。間違わないよう、座面の裏と表、4本の脚にA、B、C、Dの印を付けました。

長めの枘も90+5ºの複合切断。

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Firewood Collection 2021 — Part 2

薪小屋の横に伐採した広葉樹が数本置いてありました。多分、お隣さんが置いたものでしょう。薪ストーブに入る長さになるよう切断しました。

メンテナンス済みのチェーンソー、エンジンがすぐにかかり、よく切れます。この薪を燃やすのは再来年以降になります。

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