A New Panasonic Compact Camera with a 4/3 sensor and a Non-Interchangeable Lens (Revised)

4/3 RumorsにVERY IMPORTANT MESSAGEとして、大型センサーを搭載した次期Panasonicコンパクトカメラに関する噂が訂正されています。レンズ固定式の新しいコンパクトカメラの噂に関する信用度は最も高いFT5だったので、てっきり意図的なリークだと思っていました。DMC-LC1のようなクラシックなカメラを想定させる内容だっただけに残念。

  1. LX3の後継となるLX5は8月末ではなく、7月末までに発表される。
  2. 大型センサーを搭載したコンパクトカメラは7月ではなく、9月上旬に発表される。このカメラのレンズは固定式ではなく、MFT (Micro 4/3)規格を採用したレンズ交換式である。(主観を伴うが、これまでにPanasonicが生産したカメラの中で最も優れていると聞いている。)
  3. LX5発表後の7月末までに、何らかのサプライズがある。ビデオ撮影の機能がある比較的コンパクトなカメラが発表されるのではないかと思われる。

DMC-LC1の小さなセンサー(2/3″、500万画素)を2倍の4/3″に変更し、クラシックなデザインを踏襲したものであれば、少々高くても欲しいと思うのですが。

#2の大型センサー搭載のコンパクトカメラは、レンズ交換式MFTカメラということで、過度な期待をせずにGF1の後継と思っておいた方が良いかもしれません。#1のLX3後継となるLX5の方が、コンデジサブカメラとして捉えた場合、より興味深いと思います。

A New Panasonic Compact Camera with a 4/3 sensor and a Non-Interchangeable Lens

4/3 Rumorsに信用度が最も高いFT5として、パナソニックのデジタルカメラ新製品に関する噂が掲載されています。最新の噂によれば、4/3センサーを搭載したレンズ固定式、レンジファインダー風のこのコンパクトカメラは今月下旬(7月19日〜7月25日)までに発表されるとか。ライカ判もあるそうなので、噂されている新製品はLX3のような高級指向のカメラになると思われます。(2年前に発売されたLX3の後継となるカメラはこれとは別に発表されるそうです。)Panasonicの新製品としては久しぶりにわくわくします。Sony NEXのデザインが家電品のようで、私の好みではなかったので、こちらに期待します。

Hakuba Rubber Lens Hood 62m (KA-LF-62)

Nikkor 75-300mm f/4.5-5.6用の保護フィルターとレンズフードがなかったので、早速、買って来ました。ラバーフード(合成ゴム)は初めてですが、使い勝手は良さそう。フィルターにねじ込む部分はアルミ製。換算50mmから望遠レンズまでに対応とのことです。50mm未満の広角レンズに使用すると、ケラレが起こるそうです。

同時に超軽量、薄枠タイプのKenko Pro1 D Protector (W) 62mmの中古品も入手。ちょっとこつが必要ですが、ラバーレンズフードを装着した状態で、レンズキャップの着脱が不可能ではありません。

Nikon AF Nikkor 75-300mm f/4.5-5.6

Nikon Fマウント用の広角レンズが欲しいなあと思い、中古レンズを物色していて、偶然見つけたのが1989年発売のNikkor AF 75-300mm f/4.5-5.6望遠ズームレンズ。20年近く前のレンズとは思えないほど、中古レンズとしては美品でした。6ヶ月の保証付きで¥11,800でした。

マニュアルや箱など何も付属品がなく、ニコンのサイトにもこのレンズに関する資料がありません。Googleでヒットしたサイトに詳しいスペックが載っていましたので、転記しておきます。

Type of Lens: Autofocus Nikkor zoom lens with built-in CPU and a metal rear Nikon bayonet mount
Lens Construction: 13 elements in 11 groups
Focal Length: 75mm to 300mm
Maximum Aperture: f/4.5-5.6
Minimum Aperture: f/32
Picture Angle: 31º40’~8º10′
Focal Length Scale: 100mm, 135mm, 200mm, 300mm
Diaphragm: Fully automatic
Focus Control: Autofocus with focus limiter on the zoom ring; Manual via manual focus ring
Zoom Control: Via one-touch push and pull zoom ring
Distance Scale: Graduated in meters and feet/inches from 3m (9.9′) to infinity
Macro: Closest distance 1.5m (5′) for all zoom range in manual focus
Distance Information: Output into camera body with CPU interface system is not possible with this lens; Option for manual focus provided
Aperture Scale: f/4.5, f/5.6, f/8, f/11, f/16, f/22, and f/32 on both standard and aperture-direct-readout scales
Mount: Nikon bayonet mount with CPU contacts
Attachment Size: 62mm (P=0.75mm)
Meter Coupling Prong: None
Depth of Field Scales: NIL
Reproduction Ratio: approx. 1:5.6
Minimum Aperture Lock: Provided via slide switch
Lens Coating: NIC (Nikon Integrated Coating)
Exposure Measurement: Via full-aperture method with Ai cameras or cameras with CPU interface system; via stop-down method for other cameras
Infrared Compensation Index: Two white indexes are provided for the 75mm and 135mm focal length setting
Standard Accessories: 62mm front lens cap; Rear lens cap LF-1; Hard lens case CL-36

この時代のレンズは金属鏡筒、金属マウントで、ずっしりと重く、高級感があります。実際、新品では当時、7万円近くしたとか。

Nikon D90に装着すると、なかなか迫力があります。着脱不可の三脚座付き。

M. Zuiko Digital ED 9-18mm F4-5.6

デジカメWatchでレビューされています。去年からずっと欲しいと思っている広角レンズですが、マイクロフォーサーズ用の9-18mmが第一候補でした。「ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4-5.6よりも贅沢な光学系を採用」しているそうで、写りもこの価格帯のレンズとしては申し分なさそうです。しかし、私の場合、用途(星景写真、夜のモータースポーツなど特殊)を考えると、ボディーというかセンサーの性能が足を引っ張るような気がします。高感度、長秒時撮影における熱ノイズです。

最近では、Fマウント対応の広角レンズに目移りしており、星の写真にはNikon D90を使おうかと考えています。Fマウントのレンズなら、マウントアダプターを使えば、E-P1でも使用できるというメリットもあります。

OLYMPUS PEN用 M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 (Amazon Japan)

Olympus PEN E-P1 has been awarded the Camera Grand Prix 2010

Olympus PEN E-P1が「カメラグランプリ2010大賞」と「あなたが選ぶベストカメラ大賞」をダブル受賞したそうです。オリンパスの詳しい速報はこちら。以下、抜粋します。

「カメラグランプリ2010大賞」は、2009年4月1日から2010年3月31日の間に国内で新発売された199機種から選考され、その頂点に立つ栄えある賞です。「OLYMPUS PEN E-P1」の選考理由ついて、「往年の名機『OLYMPUS PEN』の思想と最新のデジタル技術を見事に融合させたE-P1は、デジタルカメラの新しい方向性を示したカメラ」として高く評価されています。1984年から始まったカメラグランプリで、オリンパス製品として、初の大賞を受賞いたしました。

また、同時に受賞した「あなたが選ぶベストカメラ大賞」は、2008年にカメラグランプリが25周年になることを記念して設けられた賞で、2010年3月10日から4月10日の期間に一般ユーザーからのメール投票による選考で、「OLYMPUS PEN E-P1」が得票数1位となりました。この受賞で多くの一般ユーザーの方からも高い評価を受けていることが明らかになりました。

カメラとしての性能は後発のE-P2やE-PL1の方が優れていると思いますが、デザインはE-P1が一枚上であると思います。E-P1入手後、もうすぐ一年になります。後からNikon D90を入手しましたが、首からぶら下げて持ち歩くのはもっぱらE-P1です。このカメラには不思議な愛着があるので、手放すことはないでしょう。

Sony NEX-5 and NEX-3

APS-Cサイズの新開発Exmor APS HD CMOSセンサーを搭載した世界最小、最軽量のレンズ交換式デジタルカメラNEX-5とNEX-3が、5月11日午後に正式発表となりました。dpreview.comでは既に予備的な辛口レビュー記事が掲載されています。何を設定するにも一旦、Menuに戻らないといけないとか、入門用としても使い辛い。CNETも動画でレビューしていますが、全体的に辛口であることに変わりありません。画質についても、ズームレンズの広角端は歪曲が酷いとか。

この小さなボディーはフランジバックがマイクロフォーサーズ規格のフランジバックよりも2ミリ短い18mm。一眼レフのαシリーズはボディー内に手ブレ補整機構がありますが、NEX-5/NEX-3はボディーを小型化するためにレンズ内に手ブレ補整機構を搭載しているそうです。その方が動画撮影には都合が良い?但し、16mmパンケーキには手ブレ補整機構の搭載はなし。完全に電子化したEマウントはアダプターを介することにより、αマウントのレンズを装着することが可能だそうですが、残念ながらオートフォーカスは機能しないとのことです。

より小さくて軽い、上位機種のNEX-5はマグネシウム合金ボディー、16mm F2.8のレンズはアルミ製、素材から判断すると質感は良さそう。(下位機種のNEX-3は樹脂製ボディー)しかし、モード切替ダイヤルすら省いた、このシンプルなコンデジ風のデザイン。判断が難しいところですが、すぐにでも実物に触れてみたいという衝動はありません。私には光学機器というより、スチルも撮れるハンディーカムであり、家電製品という印象が残ります。ミラーレスのデジタル一眼という点では共通する、Olympus PEN E-P1/E-P2はクラシックなレンジファインダー風のデザインを採用し、操作系も含めて如何にもカメラという感じがありますが、その対極にあるのが今回発表されたSony NEX-5/NEX-3ではないかと思います。

カメラのキタムラネットショップでの販売価格は、
NEX-5薄型広角レンズキット:¥71,800
NEX-5ズームレンズキット:¥76,300
NEX-5ダブルズームレンズキット:¥85,300
NEX-3薄型広角レンズキット:¥58,300
NEX-3ズームレンズキット:¥62,800
NEX-3ダブルズームレンズキット:¥71,800

16mm F2.8は換算24mm広角レンズであり、高感度耐性もα550と同程度以上?とすれば、流星狙いの星撮り、星景写真用としては適しているかもしれません。Sony Alpha RumorsにNEX-5とOlympus E-PL1、Panasonic GF1、Panasonic GH1をISO 3200で撮り比べた画像があります。RAWフォーマットで撮影した画像であり、現像方法によって結果は異なるとは思いますが、それでもNEX-5の高感度耐性は非常に優れていると思われます。チルト式の液晶モニターも、天頂方向にカメラを向けるときは便利そう。プラスチックボディーのNEX-3薄型広角レンズキット、¥58,300は安い。

Kenko Flexible Stand Lupe (FSL-100)

フライタイイング用に買って来たKenko製のフレキシブルスタンドルーペ、なかなか使い勝手が良いかと思います。レンズの有効径100mmで倍率2.5倍。対象物からレンズを離すとより大きく見えますが、光学機器メーカーの製品らしく、くっきりと細部が見えます。対象物とレンズとの距離はある程度、確保しないと、ボビンホルダーがレンズに干渉します。

作ったフライはアダムズドライフライをベースにしたオリジナルパターン。DAIICHIのドライフライフック#14を使用。

こちらはウィング付きアダムズのつもり。久しぶりのタイイングなので、1本巻くのに10分以上。ルーペが必須アイテムになりました。ハックルは尻尾の方まで巻いています。

Olympus PEN E-P1 Firmware Update 1.4

Olympus PENシリーズ(E-P2/E-P1/E-PL1)の最新ファームウェアが公開になったので、早速、私もE-P1のファームウェアを1.4に更新しました。1.3はスキップしたので、1.2からの更新になります。今回はアップデート専用のソフトであるデジタルカメラアップデーターをダウンロードして、ファームゥエアの更新を試みました。しかし、サーバー接続エラーの警告が出て、更新に失敗。仕方なく、Olympus Master 2を使用して、ファームウェアを更新しました。

E-P1に関しては、Version 1.4で以下の変更内容を盛り込んでいるということです。

[修正内容]

  • オートフォーカスの速度を向上しました。
  • M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 / M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6の使用において、動画記録中のC-AF(コンティニュアスAF)の追従性を改善しました。
  • M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6に対応しました。ファームをバージョンアップしないで使用すると、ライブビューのフレームレートが低下する場合があります。

本日発売のM. Zuiko Digital超広角ズームと5月下旬発売予定の高倍率望遠ズーム使用時の動画撮影時C-AF追従性を改善することが主な内容となっているみたいで、パンケーキレンズとZuiko Digital 35mmマクロしか持っていない私の場合は、オートフォーカスの速度向上のみが適用になります。

結果は予想していた通り、速度向上を体感することはできませんでした。ズームレンズの場合は違いが体感できるかもしれません。私の場合、マニュアルフォーカスで使用することが多いので、オートフォーカスはどうでも良いことではありますが。しかし、いつになるかわかりませんが、M. Zuiko Digital 9-18mm F4.0-5.6を導入したときは、この新しいファームウェアが役に立つはずです。

追記:E-P1 w/17mm F2.8 Pancakeでオートフォーカス速度の向上を実感できるYouTube動画がアップされていました。非常にわかりやすいです。

言語設定が中国語になっています。この動画をアップされた方は台湾の方のようです。再度、自分のE-P1 w/17mm F2.8 Pancakeで試してみたところ、確かに速くなっています。動画をアップされた方にコメントを入れておきました。

Sony Mirrorless Camera To Be Announced on May 11?

Sony Alpha RumorsでSR5ですから確固とした根拠があるものと思われます。モデル名(NEX5とNEX3)もすでにわかっているそうです。GF1やE-PL1に対抗するモデルになるだろうから価格面でも競争すると言う噂もありました。(パンケーキ付きNEX5が$700?、NEX3が$550?)交換レンズは16mm f/2.8パンケーキ、18-55mm f/3.5-5.6ズーム、18-200mmズームの3本あり、すべてクロミウム製の金属鏡筒とか。

センサーはAPS-Cサイズだから、16mm f/2.8のパンケーキは35mm換算で焦点距離24mmの広角単焦点レンズになります。新開発のExmor APS HD CMOSセンサーを搭載。優れた感度特性と低ノイズを実現しているのであれば、このパンケーキ付きの新しいカメラは星景写真、流星写真、F1ナイトレースなど特殊な用途にも使えそうで、期待できます。

Sony公式サイトでも「開発中のレンズ交換式小型カメラ」コンセプトイメージビデオ(Adobe Flash)を配信しているので、間もなく発表になることは間違いありません。

数年前に私はSonyのコンデジCybershot DSC-W30を使っていました。明るいツァイスのレンズの威力なのか、Aperture画像ライブラリーにある古い画像ファイルで比較的きれいに撮影できているものはすべてこのサイバーショットで撮影したものです。噂の新製品がCarl Zeissレンズを搭載しているかどうかは不明ですが、いずれにしてもたいへん気になる噂です。

iPadの国内での価格発表と予約受付は5月10日(月)なので、iPadがこのSonyのレンズ交換式ミラーレス小型デジタルカメラ新製品に化けることはないと思いますが。

M.Zuiko Digital ED 9-18mm F4.0-5.6 To Be Released on April 23

オリンパスのサイトで本日、告知がありました。私はまだ予約していませんが、超広角ズームレンズとしては小型軽量であるばかりでなく、希望小売価格¥71,000(オリンパスオンラインショップ¥59,400)はメーカー提示の価格としては決して高くはありません。(カメラのキタムラなら¥53,600)フォーサーズ用の9-18mmは評判が良い優秀なレンズのようですが、今回発売されるマイクロフォーサーズ用のこちらの製品も同等の性能とすれば、ボディーとの兼ね合いもありますが、いつかはコレクションに加えたい(レンズ沼の深淵に沈む?)と考えています。

dpreview.comにOlympus ZD 9-18mm F4-5.6、Panasonic 7-14mm F4と比較した詳しいレビュー記事が公開されています。

私の場合、このレンズの主な用途は、星景写真、流星の写真撮影と夜景(F1シンガポールGPナイトレース)であり、いずれも極端に特殊な被写体です。星は高感度と長時間露光によるノイズが発生しやすいし、夜景も手持ちなら高感度での撮影になります。マイクロフォーサーズのボディーにはAPS-Cと比べると若干小さなセンサーが搭載されており、高感度と長時間の露光には不利。かと言って、このレンズをAPS-CサイズのNikon D90に装着するのは物理的に不可能なので、どうしようか思案中です。

これまでにOlympus PEN E-P1を用いて撮影した流星狙いの天体写真はすべて、iPhoto/ApertureがRAWに対応していなかったので、JPEGで撮っています。JPEGファイルはノイズ除去に限界があるので、今度、RAWで撮影してみてApertureでノイズ処理を試みてみます。F値を4.0に絞った場合、どの程度、ISO感度が上げられるか、また長時間に耐えられるか、実験してみます。

来週、大型連休前のM.Zuikoの新製品発売と同時にE-P1、E-P2、E-PL1用のファームウェアが更新されるそうです。静止画撮影時のオートフォーカス速度向上も含まれているそうですが、これまでのファームアップの経緯から、全く期待はしていません。それよりも、ISOオート設定時のISO感度が表示されないという問題(特徴?)を改善してもらいたいものです。

Go in style with Olympus PEN E-P1

デジカメWatchの記事でたいへん興味深いものがありました。記事のタイトルは「デジカメドレスアップ主義:クビレが悩ましいアバンギャルドスタイル」、E-P2ではなくホワイトのE-P1に、ちょっと変わったマウントアダプターを介して、ペンタックス110用の小さな交換レンズを装着しています。光学ファインダーはツァイス・イコンのターレットファインダー、これは格好良い。意外と似合っている。

拡大してマニュアルフォーカスする時に、ファインダーがあれば、OKボタンを押して、フレームを再度確認する必要がないので、利便性も上がると思います。対応するファインダーは25/35/50/85/135mmということで、大まかなフレーム確認と考えた方が良さそうです。

カメラの性能や機能ではなく、デザイン重視でオーナーの感性に訴えかけるデジタルカメラ、この路線がデジタル時代のオリンパスPENシリーズには適しているように私は思います。

Olympus PEN E-P1 w/Zuiko Digital 35mm F3.5 Macro

Wild Azalea

ミツバツツジと言うそうです。よく晴れた日でした。背景の青空は何も補整していません。RAWで撮影してAperture  3.02で現像。

Wild Azalea

マクロ撮影するとこんな感じ。雄しべが合計10本、根元の方に小さな虫が写っていました。

Daffodil

ラッパズイセンの一種でしょうか。お向かいの庭に植えてあります。写真はすべて、フォーサーズアダプターMMF-1を使用して撮影。E-520ダブルズームキットを売却したので、このアダプターが使えるレンズは35mmマクロ一本になってしまいました。

Voigtländer Micro Four Thirds Adapter F—Matching

オリンパスの場合、右に回してマウントアダプターをボディーに装着。交換レンズからボディーに電気信号を伝えるための接点はありません。絞りリングを回して設定した絞り値がボディーに伝わらないので、メタダータにも反映されません。

w/AF Nikkor 35mm f/2D

レンズはニッコールなので、今度は逆に左に回してマウントアダプターに装着。3本のレンズのうちこの35mm f2/Dが最もバランスが良いかと思われます。

w/AF Nikkor 35-70mm f/3.5-4.5

この古いズームレンズはちょっとバランスが悪いけれど、使い勝手は悪くはないはず。オリンパス純正のZuikoレンズは単焦点のみになってしまったので、このニッコールはPEN E-P1に装着すればまだまだ使えます。

w/AF Zoom-Nikkor 70-210mm f/4-5.6

換算で140-420mmの望遠ズームに手ブレ補正が使えるのは便利。見ての通り、アンバランスですが、それなりに均衡がとれているような気もします。直進ズームはこれでも広角端にしています。E-P1の小さなグリップではグリップできません。モニターを見ながら、マニュアルでピント合わせをするとき、望遠端になるようにレンズを繰り出した場合はフォーカスリングが異常に遠くに感じます。

フォーカスリングを回してもマニュアルフォーカス・アシストによる拡大表示は機能しません。INFOボタンを繰り返し押して拡大枠を表示させ、OKボタンを押せば7倍に表示されます。サブダイヤルを回せば倍率を7倍と10倍で切り換えることも可能。再びOKボタンを押して、フレームを確認してからシャッターリリース。電源をオフにしても、カメラは最後の設定を覚えているので、次は繰り返しINFOボタンを押す必要はありません。

今夜は満月、望遠端(換算420mm)で試写してみました。三脚固定でISO:200、SS:1/50秒、絞り値は8とか11?忘れました。絞り値がメタデータに記録されないので、こういうことになります。

Voigtländer Micro Four Thirds Adapter F—Unboxing

FマウントNikkorレンズをマイクロフォーサーズ規格のOlympus PEN E-P1でも使用できるように、フォクトレンダー・ブランドのマイクロフォーサーズ・アダプターを入手しました。マウントアダプターの説明書を見ると、「この製品は、Voigtländer Fマウント、Carl Zeiss ZFマウントに装着することを目的とした専用アダプターであり、これらのレンズ以外を装着した場合における、事故、故障などについては保証の対象外となる。」との但し書きがあります。レンズ沼による被害を軽減することを目的に、手元にあるFマウントに対応したレンズをOlympus PEN E-P1で活用しようと、買って来たのですが、ニッコールレンズが保証の対象外となれば、目的を達成するどころかますますレンズ沼の深淵に沈みそう。「保証対象外」は無視して、もちろんニッコールレンズを装着する予定ですが、前から気になっていた、コシナが販売する、Ultra Wide-HeliarとかColor-Skopar、それにCarl Zeiss Distagon、Planarなどといったドイツブランドの単焦点レンズが欲しくなります。

このマイクロフォーサーズ・アダプターは、絞り環がない比較的新しいニッコールGタイプのレンズには使えないことに買ってから気付きました。手元にあるFマウント対応レンズは5本、そのうち、絞り環がないズームレンズが2本あります。2本の比較的新しいレンズはNikon D90用に買ったものですから、マウントアダプターが対応していなくても良いと考えればそれで済むことですが。

焦点距離が換算2倍になる、マイクロフォーサーズなら中望遠レンズを超望遠レンズとして使用するには都合が良いです。また、ボディー内手ブレ補正機構があるオリンパスのボディーなら、レンズに手ブレ補正機構がない古いタイプ、あるいは廉価版のレンズで手ブレ補正を効かすことができます。とりわけ古い望遠ズームレンズ(例えば、AF Nikkor 70-210mm 1:4-5.6など)には適しているかと思います。

購入先は梅田のヨドバシカメラですが、購入時にHansa (RAYQUAL)のものも見せていただきました。持った感じは、Hansaのマウントアダプターの方がずっしりと重いけれど、高級感、上質感と光学機器らしい繊細さはフォクトレンダーの方が良いと判断し、少々、値は張りましたがこちらを選びました。(希望小売価格は税別で¥19,800)

他にも半値以下の中国製のマウントアダプターも市場に出回っているようですが、この種のアクセサリーはボディーマウント部やレンズに傷を付ける恐れがあることを考えると信頼できるブランド品を選んだ方が賢明であるとする、カウンターで応対してくれた店員の助言に従いました。