AirAsia X Flights To and From Nagoya To Be Suspended From February 15, 2015

“Important Announcement AirAsia X — Nagoya (NGO) Route Suspension”と題した英文メールがAAX Preflightの差出人名で届きました。2015年2月15日以降、AirAsia Xの名古屋発着便を停止するという内容の緊急通知メールです。この決定による影響を受けるであろう人にBccで一斉に発信しているようです。

名古屋発着便を停止する決定に至った理由としては、営業経費の効率を改善して利益を生む航路を確保することと、アジアの通貨が米ドルに対して価値が下落したことを挙げています。名古屋発着便は利益を生んでいないということでしょうか。

9月のシンガポールGP観戦旅行のため、名古屋発着便の航空券を予約、購入済みである我々は、どうすれば良いのか?その辺りの救済措置の詳細は、個別に通知があるそうです。現時点で予定されている選択肢は3つあるとのことです。

  1. 予約をキャンセルして全額の払い戻しを受ける
  2. 予約をキャンセルして「クレジットシェル」に全額入金する
  3. 追加費用なしで大阪発着便に振り替える

「クレジットシェル」とは有効期限3ヶ月間の「クレジット口座」を意味するそうです。元々、大阪発着便を希望していた我々は迷うことなく#3の救済措置を選ぶことになりそうです。我々が名古屋発着便の航空券を予約、購入した時、大阪発着便の航空券が異常に高かったという事情がありました。自宅からは関空の方が近いので、ある意味、今回の決定は、我々にとっては都合が良いのかもしれません。発着空港が変更になると、当然のことながらクアラルンプール到着時刻や出発時刻が変更になり、それに合わせてシンガポールへの乗り継ぎ便やホテル宿泊日程も変更しなければなりません。しかし、幸いなことに乗り継ぎ便はまだ予約してなかったのです。

二日前に「トニーからのメッセージ」と題したメールがAirAsia Group CEOのTony Fernandezから届いていました。墜落した「QZ8501便に搭乗していた人の家族や愛する方のために祈り続けること」と、「AirAsia製品とサービスの見直しを徹底的に行い、より良いサービスをお客様に提供できるよう努める」と言った内容のメールでした。このメールは今回の名古屋発着便停止案内メールの予告だったのでしょうか。

名古屋発着便停止に関する問い合わせは、別のメールが個別に届くまで、受け付けないそうです。

Martin Brundle reflects on the lessons to be learnt from Jules Bianchi’s crash

sky SPORTSのF1コメンテーターであるMartin Brundleが、自身が同じダンロップコーナー出口で1994年に体験した事故を回想しながら、Jules Bianchiの事故から学ぶべき教訓について、語っています。この動画はsky SPORTSのサイトで公開されていたものらしいのですが、日本からは視聴することができないので、代わりにYouTubeにアップロードされたものにリンクを張っています。

日本グランプリの開始時刻が遅いのではないかと冒頭に言っていますが、私も同感です。Fuji TV Nextの中継時に今宮 純氏が鈴鹿での雨の決勝は20年ぶりと言われていました。20年前の1994年はAyrton Sennaが34歳で亡くなった年でもあります。他にも事故が多い年であり、94年の鈴鹿では同じ場所でアクアプレーニングにより、制御不能となったMartin Brundleのマシンが重機に衝突しそうになり、マーシャルをはねてしまう事故がありました。その当事者が語るこの動画には説得力があると思います。20年前の事故から学んだはずの教訓が今回の事故には生かされなかった、とまでは言っていませんが、ほのめかしているような気がします。

来シーズンからBianchiの事故から学んだ教訓を実行するため、VSC (Virtual Safety Car)のシステムが導入されることが決定しました。セーフティーカーを実際に出動させるほどの状況ではない場合(通常はダブルイエロー)に速度を制限するVSC (仮想セーフティーカーの先導)を発動させ、今回のような事故を未然に防ぐということです。VSC発動時と終了時には10秒間の猶予期間を設けて急ブレーキと急加速による危険性を緩和するという工夫も考慮しているようです。

The 2015 FIA Formula One World Championship Calendar

F1公式サイトに全21戦となる来年度の開催スケジュールが公開されています。

3/15 Australia
3/29 Malaysia
4/12 China
4/19 Bahrain
5/3 Korea (TBC)
5/10 Spain
5/24 Monaco
6/7 Canada
6/21 Austria
7/5 Britain
7/19 Germany
7/26 Hungary
8/23 Belgium
9/6 Italy
9/20 Singapore
9/27 Japan
10/11 Russia
10/25 USA
11/1 Mexico
11/15 Brazil
11/29 Abu Dhabi

5月3日に韓国グランプリがカレンダーに復帰しています。しかし、Korea GPだけ (TBC) になっており、その他の20戦は確定だと思いますが、一体この (TBC) とは何を意味するのでしょう。韓国GPは2010年から2013年まで4回、開催されましたが、7年契約満了前であったにも関わらず、開催料が高すぎることと財政難を理由に今年のカレンダーから外れていました。僻地ヨンアムのサーキット自体には特に問題はないものの、チーム関係者や観戦客が宿泊する施設が十分ではなく、最も不人気なグランプリでした。

その韓国GPが来年度に復帰するとはどういうことでしょう?まさか、(TBC) が”To Be Confirmed”ではなく、”To Be Cancelled”を意味し、代わりにアゼルバイジャンの首都バクーで開催することになるのでょうか?あるいは、僻地ヨンアムではない韓国内の別の場所(市街地)で開催されるのでしょうか?

Sky PerfecTV Canceled

F1がシーズンオフとなる12月から来年2月までの3ヶ月間はフジテレビNEXTで生中継がないので、Sky PerfecTVを解約しました。以前は再加入する際に加入料¥3,000+税が必要だったため、解約せずに毎月の基本料¥421を3ヶ月分、支払う方が得でした。今は解約後の1年以内なら再加入時に加入料が不要だそうなので、一旦、解約した方が得になります。再加入割引に関する詳細はこちらのページに記載されています。

Formula 1® 2014 Drivers’ World Championship

第19戦アブダビGPで幕を閉じた今年のF1。ドライバーの年間ランキングは下記の通り。

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MercedesのLewis Hamiltonが最終戦で優勝し、2008年以来の2度目のワールドチャンピオンに返り咲きました。2010年から2013年まで4年連続のワールドチャンピオンだったRed Bull RacingのSebastian VettelはチームメートのDaniel Ricciardoよりも下位の5位で今シーズンを終えました。

序盤戦の結果を見て今年はMercedesパワーユニットを搭載したマシンが上位を独占するだろうと思っていましたが、Renault製パワーユニットを搭載したRed Bull Racingが年間3位と5位に入ったのは少々、意外でした。25才同い年のDaniel RiccardoとValtteri Bottasが健闘したのに対し、FerrariのKimi Räikkönenは年間12位と、Lotus-Renault在籍時(2013年5位、2012年3位)よりも年間ランキングが大幅に下がりました。

Jules Bianchi Transferred To A Hospital In Nice, France

11月19日付でJulesの家族から新たな発表があったようです。10月5日に起きたF1日本グランプリでの大クラッシュにより、およそ7週間、三重県四日市にある総合医療センターで集中治療を受けていたJules Bianchiが、母国フランスのニースにあるLe Centre Hospitalier Universitare de Nice(ニース大学付属病院)に無事、転院になったようです。

人工的な昏睡状態を脱したJulesは、今なお意識がなく重篤状態ではあるものの、自発呼吸しており、生命兆候が安定しているので、機内で治療を続けながら、自宅により近い病院に転院することができたとのことです。

Julesのご両親は総合医療センターの医療スタッフに感謝の言葉を述べられているようです。特にKamei医師、Yamamichi医師に加えて、Mr. Oguraに感謝したいとメッセージに書かれています。Mr. OguraとはF1やSuper Formulaの解説者である小倉茂徳氏のことでしょうか。11月21日追記:小倉茂徳氏のことではないそうです。病院の関係者のことだと思われます。

某掲示板に「言葉が通じずに困っているビアンキの家族を支援しに、英語とフランス語ができて近くに住んでいる奴、行ってやれよ」と書かれてあるのを読んで、私の出番かとふと思いました。

Source: Jules Bianchi Fan Club

Singapore GP 2015 — Flights To and From Kuala Lumpur Booked

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中部国際空港からクアラルンプールまでの往復航空券を予約後、購入しました。関空よりも50キロほど遠いけれど、セントレア発の便が安く設定されていたので名古屋発の便を選びました。

出発は来年9月16日(水)の午前9時45分、復路は9月23日(水)の午前0時55分クアラルンプール発のエアアジアX便。オプション未設定、支払い手数料込みの旅行代金は2名分で¥36,540。WEBチェックイン時に預ける荷物と機内食を追加で購入する予定です。

往路、復路共、クアラルンプールでマレーシアに入国し、一泊する予定です。クアラルンプールでフライスルー(乗り継ぎ)して最終目的地のシンガポールに向かうと、なぜか運賃が倍近くに跳ね上がるので、マレーシアに入国する旅程になりました。

来年は9月21日(月)から9月23日(水)までが祝日であり、日本グランプリがシンガポールGPの翌週末に開催されること、そして最近の急激な円安の影響があるのか、復路の便が非常に高くなっています。F1チーム関係者や観戦客が多数、シンガポールから日本に向かうことも関係しているのかもしれません。

来年のシンガポールGP観戦はお休みにしようかと考えていましたが、航空券を購入したので、来年も観戦旅行に行くことになりました。2008年の開催初年度から数えて8年連続で観戦することになります。

Super Formula 2014 — The Final Round at Suzuka — Part 2

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午後はダンロップコーナーから逆バンク、S字コーナー、第1コーナーへと移動しながら観戦+撮影しました。土曜日の午前中は晴れていましたが、午後から次第に雲の量が増えて行き、年間チャンピオンが確定する決勝レース が開かれた日曜はウェットコンディションが予報されていました。

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Super Formulaピットウォークの前に学生フォーミュラのデモ走行。

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エアロダイナミクス実験中のマシンでしょうか。直線は速そうです。

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Kondo RacingのJames Rossiter。マシンのカラーリングからFUJIFILMがスポンサーなのかと思っていましたが、Fujiコーポレーションはタイヤとホイールの専門店だそうです。

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シャッタースピード1/800秒ではマシンが止まっているように見えますが、手ブレ、被写体ブレがありません。

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年間優勝を勝ち取った中嶋一貴。シャッタースピード1/250秒。

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Kygnus Sunoco Team Le MansのLoïc Duval。

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HP Real Racingの元F1イタリア人ドライバー、Vitantonio Liuzzi。この方、Real Racingのサイトでブログ書いています。

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第1コーナーのスタンド席に移動してHonda N-ONEの公式予選を撮影。シャッタースピードは1/100秒。

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軽自動車がコーナーで大きく傾いています。カーナンバー78は予選で最速の3’07.483でポールポジションを獲得。ウェットの決勝でもPole To Winで優勝。

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スタンド席から観戦していてこの白いN-ONEは断トツでした。内側のタイヤが浮いている。

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N-ONE⭐︎HG広報室の女性ドライバー。7速AT車はパドルシフトで、ターボエンジン搭載車もあります。

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重心位置が高い軽自動車でこんなに高速でコーナーを曲がると相当、怖いはず。

Fujifilm XQ1のバッテリーが切れたので、iPhone 6で撮影した動画が予想以上に綺麗に撮れています。三脚で固定しているわけでもないのに、手ブレしていません。iMovieで編集してありますが、手ブレ補正する必要がないほど、映像が安定しています。

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土曜のスケジュールをすべて観戦していたら、午後4時を過ぎ、ラッキーなことにパドックエリアに入ることができました。土曜のみの観戦であれば、モートピア入園券(大人¥1,700)でサーキットに入場できました。

こちらの動画は午前中にFujifilm XQ1で撮影しました。一脚のような簡易三脚でカメラを固定しています。

Super Formula 2014 — The Final Round at Suzuka — Part 1

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今年最後のモータースポーツ現地観戦+撮影は、1ヶ月ぶりの鈴鹿サーキットで。新名神高速道路の土山サービスエリアで休憩していると、隣に車両番号を付けたToyota 86が停車しました。午前中に開催される86/BRZサポートレース公式予選に出場する車のようです。

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Super Formula練習走行はピット前グランドスタンドの最も1コーナー寄りで撮影することにしました。プロのカメラマンがいる所なら撮影場所としては最適のはず。

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Loïc Duval、平川 亮、André Lotterer、中嶋一貴のピットが良く見える席でした。

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いつの間にか我々は春に記念撮影に応じてくれたドイツ人ドライバー、André Lottererのファンになりました。LottererはLe Mans 24時間で3勝、Super Formula (Formula Nippon) でも2011年に優勝しています。また、小林可夢偉に代わり、F1ベルギーGPにCaterhamから出場しています。

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André Lottererは、今年のマシン、SF14で鈴鹿サーキットのコースレコードを記録しています。その時のタイムは1’36.996。

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プロのカメラマンの近くとは言え、ホームストレート前のグランドスタンドは上の方の席でも金網が邪魔になるので、撮影は容易ではありません。

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カメラのオートフォーカスの設定をAF-Cにして流し撮りすると、意図したところでピントが合いません。AF-Sに設定すべきだったかもしれません。

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F1日本グランプリで起きた事故の現場(ダンロップコーナー出口の12番ポスト付近)を見に行きました。近くに観客席がないので、関係者以外は至近距離で目撃していないと思われます。シケイン側からなら遠くに見えたかもしれません。左を向けば、下方に逆バンクの入り口があります。

このコーナーはランオフエリアが狭いので、制御不能状態でコースオフするとクラッシュになるのでしょうか。事故から1ヶ月以上が経過しましたが、Jules Bianchiはまだ四日市の病院で意識が回復しない状態です。

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土山サービスエリアで見たToyota 86。公式予選では27位で決勝Bレースに出場し、結果は11位だったようです。

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1/160秒で流し撮り。

Jules Bianchi

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シンガポールのドライバーズパレードでは唯一、我々がいた屋上の方に向けて手を振ってくれたMarussiaのフランス人ドライバー、Jules Bianchi。2週間後に台風18号が近づく雨の中、予定通りに開催された日本グランプリ終盤で起きた事故のため、頭部に損傷を負い、今尚、重篤状態が続いているようです。

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SauberのAdrian Sutilが43周目にハイドロプレーニング現象によるトラクション損失のため、ダンロップコーナー外側出口付近でタイヤバリアに激突。直後にダブルイエローフラッグが振られ、トラクターがコース内に入り、Sutilのマシンを吊り上げて、安全な場所(タイヤバリアのギャップ)に後退させながら移動させている時に、Jules Bianchiのクラッシュが起きたようです。減速して走行していたはずのJules Bianchiのマシンが次のラップで同じダンロップコーナー出口付近でなんらかの原因(恐らくハイドロプレーニング現象)でマシンが制御不能状態に陥り、作業中のトラクター後部に高速で激突し、マシンは大破。

国際映像ではSutilのクラッシュのみが放映され、Jules Bianchiのクラッシュはあまりにも衝撃的で悲惨であったためか、レースディレクターの判断で映像は非公開となりました。F1中継でクラッシュシーンが非公開となるのは極めて異例。それほど、凄まじい激突だったのかと逆に心配せざるを得ません。

事故が起きたダンロップコーナー出口付近には近くにスタンド席がなく、事故の瞬間を撮影していた観戦客がいなかったのか、あるいは撮影した画像や動画を公開することを躊躇しておられたのか、その瞬間は不明でした。月曜の夜になって、遠く離れたシケインのQ2席から撮影していた観戦客が投稿した動画が公開されました。想像をはるかに超えるスピードでマシンが激突し、トラクター後部が浮き上がるほどの勢いであったことが、明らかになりました。

後から何を言っても結果論になりますが、セーフティーカー出動が予想される雨のレースでは2時間ルールが適用される可能性もあり、午後3時に開始していたのではレースが終了する頃には薄暗くなります。実際、晴れていた金曜の午後5時頃は薄明がすでに始まっていたので、雨であればもっと暗くなるはず。日本グランプリは昼間のレースだから照明設備があってもライトは点灯しない方針。その辺りにも問題があったように思います。

Jules Bianchiの状態が早く回復することを祈っております。

S-FJ Dream Cup Race — Practice Session

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金曜日午後はにわか雨が降ったのはわずか数分の間でした。シンガポールGP土曜予選の直後に雨に降られた真新しい記憶があった私は、カメラとレンズを保護するためにワックスコットンの防水カメラバッグに機材を片付けて、鈴鹿サーキット仕様の合羽を着用したものの、雨がすぐに止んで暑いだけ。レインブーツも着用していましたが、足が蒸せて暑いだけでした。

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GPスクエアに向う途中、ポルシェよりも大きなエンジン音がトラックから聞こえてきたので、何だろうとQ1席からシケインを覗くとFJドリームカップの練習走行セッション中でした。

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スーパーFJのマシンはHonda製1.5LのSOHCエンジンを搭載。馬力はおよそ150HP。

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F1日本グランプリ開催期間中にサポートレースとして開催される特別戦は今年で2回目の開催だそうで、ドライバーは29歳以下の年齢制限があるそうです。

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31番の上村優太選手は19歳。

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シケインと最終コーナー担当のカメラマン。

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土曜の予選と日曜の決勝は自宅でテレビ観戦する予定です。

Japanese GP — Practice 2

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シンガポールGPに出発する直前に入手したFujifilm XQ1、なかなか綺麗な写真が撮れます。相変わらずAperture、iPhotoがXQ1のRAWに対応していないので、JPEGで撮影しています。

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GPスクエアで伊勢うどんを食べながら、午後2時から始まるP2はどこで観戦+撮影しようか考えました。逆光にならないところで且つモノマニアックなスタンド席と言えば、

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110Rの近くにある長い階段を下りて行き、トラック下のトンネルを潜って、また別の長い階段を上らなければたどり着けない、西ストレートの近くにある仮説スタンドJ。去年もP2は仮設Jスタンドで観戦+撮影しました。

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Jスタンドの最もスプーン寄りで立てば(他の観戦客の視界を遮ることはできません)、ヘアピンから200Rへとシフトアップしながら急加速する様子(右)とアクセル全開で西ストレートから130Rへと向かう様子(左)を同時に捉えることが可能です。

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P2開始直後、2年ぶりに鈴鹿に帰ってきた小林可夢偉が午前のP1で見ていたS字でクラッシュ。P2ではJスタンドの前を通過したのは一度だけになりました。

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マシンを返してもらったフランス人ドライバーのVergneですが、P2終了間際にエンジントラブルが再発します。

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来季はMcLaren-Hondaからはじき出されそうなデンマーク人ドライバー、Kevin Magnussen。日本グランプリ決勝日に22歳になるそうです。

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この方がMcLaren-Hondaに移籍するとの噂です。

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去年と比べるとエンジン音は小さくなり、音質も変わりましたが、ヘアピンからの加速は迫力が感じられます。

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スプーンで車を止めたEsteban Gutiérrez。

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すぐ後ろを通過するドライバーにまだ気づいていない人。

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バイクには気づいたけれど、この人、誰?と思っているかもしれません。鈴鹿で観戦慣れしている我々は、バイクでパドックに戻るであろうドライバーが通過する経路を大体把握しているので、J席からカメラを準備していました。

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今年も予報に反して日焼けするほど暑い一日となりました。まさか今年も日本グランプリでかき氷を食べることになるとは。気温28ºC、路面温度44ºC。

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Fujifilm XQ1は流し撮りも可能。

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午前と午後で着用するヘルメットが違うSebastian Vettel。

金曜P2のFlickrアルバムはこちら

Japanese GP 2014 — Practice 1

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今年は雨だろうし、また膝が痛くなると困るので、日本グランプリの現地観戦+撮影はやめておこうかと考えていました。前日の天気予報では曇り一時雨、自宅から鈴鹿サーキットまでは車で2時間ほどと近く、出かける前から現地にいるようなものなので、今年も金曜だけサーキットに出かけることにしました。チケットはLawsonで予約せずに店頭で発券したら、¥108の店頭発券手数料のみの追加で合計¥4,308 x 2枚分で済みました。去年はネットで予約してからお店で発券したらシステム利用料¥210 x 2枚分が別途必要でした。

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午前6時に自宅を出発し、いつものように新名神高速道路土山サービスエリアで朝食を済ませてから駐車場に到着したのは午前8時過ぎ。今年は鈴鹿サーキット直営のみそのモータープールは利用せず、御薗工業団地前交差点にある他社駐車場を利用することにしました。逆バンクゲートまでは直営のみそのモータープールよりも若干、近くて金曜のみの駐車料金は直営よりも千円安い¥2,000でした。

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金曜はメインストレート前のグランドスタンド(V1、V2席)以外は自由席になります。去年はヘアピンに行きましたが、今年はS字カーブが前方から見渡せるD席のS字よりでP1の観戦+撮影をすることにしました。

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 T4からT5へと向かうDaniel RicciardoとFernando Alonso。

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T3を望遠端の換算450mmで狙うとこんな感じ。

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カメラ(Nikon D7000)のAFモードはAF-C、レリーズ優先モードに設定。今日は、ピントの精度を上げるため、カメラの使用説明書p.97に記載の「AFエリアモードを変更する」に従い、ダイナミックAF・9点に設定しました。使用説明書によると、ダイナミックAF・9点は、「構図を決めて撮影するときや、被写体の動く方向が予測でき、フォーカスポイントで被写体を捉えやすい撮影に適しています(例:陸上競技やモータースポーツ)」とあります。

Nikonのサイトからダウンロードしたカメラの使用説明書は撮影現場でいつでも参照できるよう、iPhoneのiBooksにPDF版を保存してあります。

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ピントを優先させて被写体ブレを抑えるため、シャッタースピードは速めの1/800秒。天気予報に反して眩しいほどの太陽光を浴びているForce Indiaのマシン。このシャッタースピードでもf/10.0とレンズは絞っているので、被写界深度が深くてよりピントが合いやすくなります。

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Jean-Éric Vergneに代わってP1に出走したオランダ人ドライバーMax Verstappenは1997年生まれですからまだ17歳の少年。日本なら公道で車を運転する資格すら取れない年齢です。来年からToro Rossoでフル参戦することが決まっています。

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今年のグランプリが終わるとRed Bullを離脱することが発表されたSebasitian Vettel。来季はFerrariに移籍するという噂です。Kimi RäikkönenがFerrariに残留すれば、仲良しコンビでチームを結成することになります。写真はシャッタースピードを1/320秒に落としてカメラを右から左に振っています。ダイナミックAF・9点に設定したおかげか、シャッタースピードを落としても、被写体ブレすることなくピントが合っています。

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小林可夢偉に代わってP1に出場したスペイン人ドライバーのRoberto Merhi。

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金網越しに撮影してもフォーカスが被写体からずれることがありません。

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珍しい写真が撮れました。向こう側で減速するToro Rosso、Max Verstappenのマシンから煙が出ています。

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慌てて連写したため、どちらのマシンにもピントが合っていませんが、国際映像にも炎が出ている様子は放映されていません。

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3秒後には炎は治まりました。

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逆バンクの方に見に行くと、マシンはすでにトラックの外、ドライバーもいない。鈴鹿サーキットのコースマーシャルは仕事が早い。

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P1最後の一枚は1/250秒で流し撮り。

日本グランプリP1のFlickrアルバムはこちら

Singapore GP 2014 — Monday

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月曜日、朝8時半頃ホテルをチェックアウト。荷物を転がしてアプローチの方に向かおうとすると、黒いTシャツを着たホテルのスタッフが近付いてきて、”You need a taxi?”と尋ねられました。”Yes, we’re going to the airport.”と答えると、アプローチに待機しているホテルのリムジンを呼ばれると困ったことになります。リムジンの場合、普通のタクシーの3倍近いS$60ほどの運賃になるからです。

リムジン停車場所の近くにあった椅子の上にリムジンの運賃リストが置いてあり、私はそれを事前にチェックしていました。リムジンではなく、普通のタクシーなら時間帯にもよりますが、チャンギ空港までS$20ぐらいです。(到着時はCarltonホテルまでチップ込みでS$25支払いました。)そこで、先ほどの”You need a taxi?”に対しては、”Yes, a regular taxi, please. We’re going to the airport.”と答えました。すぐに普通のタクシーを呼んでくれました。

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タクシーは15分ほどでAirAsiaのカウンターがある1番ターミナルの端っこまで送ってくれました。

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出発まで2時間以上も時間があったので、出国後にシンガポール航空の客室乗務員の後に続いてスカイトレインに乗り、2番ターミナルへ向かいました。

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目的は市内で実機が見れなかったiPhone 6とiPhone 6 PlusをApple製品専門店のistudioで確認することです。

iPhone 6

4.0″ディスプレイのiPhone 5が112gであるのに対し、4.7″ディスプレイのiPhone 6は129gですが、不思議とiPhone 6の方が持った感じが軽い。

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1番ターミナルに戻り、バーガーキングで遅い朝食。

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クアラルンプールのKLIA2で飛行機を乗り換えて関空に向けて出発。

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帰りの便でも機内食を予約していなかったら、希望したメニューが売り切れでした。トムヤムクン風の即席麺が夕食になりました。次回から機内食はWebチェックインする時に予約しよう。

関空に到着したのは定刻通り午後10時半頃。ホテル日航関西空港の駐車場から高速道路を乗り継いで自宅に到着すると、日が変わって火曜の午前1時頃。冬の星座オリオン座が東の空に見えていました。車から荷物を降ろす時にお留守番していたCat ISONの元気な鳴き声が…

今回のシンガポールGP観戦旅行には1台の一眼レフカメラと2台のコンデジを持参しました。現地で撮影した画像と動画は合計2,488枚。内訳は一眼レフのNikon D7000で1,402枚、Fujifilm XQ1で1,051枚、Sony RX100で35枚。去年は合計3,504枚だったので、比較すると1,016枚少なくなりました。

Singapore GP 2014 — Race

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決勝が始まる1時間前の午後7時、すでに場所取りが始まっています。地元の人よりも外国人観戦客が多く、大半の人はZone 4ウォークアバウトのチケットを首からぶら下げている。ご一緒したラリードライバーご夫婦のようにプレミアウォークアバウトのチケットを持っている人は希少。我々がApple Premium Resellerに行っている間、ラリードライバーご夫婦に場所取りをしていただきました。

ショッピングセンター1Fで数量限定の弁当が販売されているのを教えていただき、私は炒飯を買ってきて、腹ごしらえ。

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決勝開始後最初の数ラップはここから観戦して、その後は自席があるベイグランドスタンドに移動する予定です。

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マスターズ・ヒストリックF1の第2レースで十分な枚数を撮影したので、決勝は撮影よりも観戦に集中しました。

背後に立ってレースを観ていたお姉さんにビールをぶっかけられながら同行者が撮影した1ラップ目の動画。ピットレーンからのスタートとなったNico Rosbergは最後尾。小林可夢偉のマシンも見当たりません。

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ラリードライバーご夫婦はF1公式サイトのFormula 1® Appをこの日のために購入されたそうで、その生情報によりますと、小林可夢偉はフォーメーションラップ中にマシントラブルで決勝のグリッドにすら立てない状態とのことでした。

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バイクの後部座席にまたがってパドックに戻る小林可夢偉。

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自席があるベイグランドスタンドへと向かいました。T16とT17の間に架かるこの陸橋を利用するのは初めて。

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この6年間で開催された7回のグランプリで路面がウェットコンディションになったことは一度もありませんが、今年は雨が降る可能性もゼロではないので、こんな看板が目立つところに掲示してありました。雨が降れば、グランドスタンドで傘をひろげても良いということです。

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自席に座ったままこうした写真が撮れます。世界最大の大きさを誇るフローティング・プラットフォームには巨大なスクリーンがあるし、マシンのエンジン音が静かな今年は場内放送もはっきりと聞き取れます。

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決勝は好調なSebastien Vettel。

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シンガポールでは毎年、出番があるセーフティーカー。4台のマシンがリタイアした今年も1ラップを残して2時間レースになりました。

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3位で表彰台に上がったRed BullのDaniel Ricciardo。

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右手を挙げて観客に応えるLewis Hamilton。オプションからプライムへのタイヤ交換でVettelに先を越されてもすぐに抜き返しました。

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ピットストレートと同様、ベイグランドスタンドでも花火が上がりました。

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レースを満喫した我々は、この後、ジェニファー・ロペスのコンサートが開かれたパダン野外ステージへと向かいました。

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遠くからコンサートを少し楽しんでから、ダンカンに挨拶しようとT9内側の施設を訪れると、ダンカンや親しくなった他のスタッフはみな、帰宅したか、あるいはどこかでコンサートを観ているとのことで、会えずじまいでした。