F1公式サイトに全21戦となる来年度の開催スケジュールが公開されています。
3/15 Australia
3/29 Malaysia
4/12 China
4/19 Bahrain
5/3 Korea (TBC)
5/10 Spain
5/24 Monaco
6/7 Canada
6/21 Austria
7/5 Britain
7/19 Germany
7/26 Hungary
8/23 Belgium
9/6 Italy
9/20 Singapore
9/27 Japan
10/11 Russia
10/25 USA
11/1 Mexico
11/15 Brazil
11/29 Abu Dhabi
5月3日に韓国グランプリがカレンダーに復帰しています。しかし、Korea GPだけ (TBC) になっており、その他の20戦は確定だと思いますが、一体この (TBC) とは何を意味するのでしょう。韓国GPは2010年から2013年まで4回、開催されましたが、7年契約満了前であったにも関わらず、開催料が高すぎることと財政難を理由に今年のカレンダーから外れていました。僻地ヨンアムのサーキット自体には特に問題はないものの、チーム関係者や観戦客が宿泊する施設が十分ではなく、最も不人気なグランプリでした。
その韓国GPが来年度に復帰するとはどういうことでしょう?まさか、(TBC) が”To Be Confirmed”ではなく、”To Be Cancelled”を意味し、代わりにアゼルバイジャンの首都バクーで開催することになるのでょうか?あるいは、僻地ヨンアムではない韓国内の別の場所(市街地)で開催されるのでしょうか?
ソウルでの市街地コース開催を画策しているとのニュースもありますね。
最近のWCやオリンピックも含め、大きなイベントをする側の準備が不十分なままに実施されているのが気になります。世の中全体が、出来るだけのことは(自分に都合のいいことは)します的な風潮にあり、すべきことはしますではなくなっているような。こういう歪は、じきに大きくなって大きなカオスを引き起こすことになるのを恐れます。
韓国グランプリは去年まで、すでにカオス状態で開催されていたようで、ドライバーを含むチーム関係者は決勝当日に次の開催地である日本に「脱出」するなんてことをしていました。
市街地で開催するにしても、ピットビルや一部の常設スタンド、ピット前ストレートは必要になるでしょうから、現時点で出来上がっていないのなら来年5月の開催には無理があるように思います。暫定的とは言え、今回の発表は謎めいています。
貧すれば鈍す、でしょうか。貧してませんが(笑)
こんにちは。
ファンとしては21戦は嬉しいけど、最終決定ではなく「暫定」発表ですね。半年じゃ入場券を売り切るのは難しいでしょう。何か別の理由が色々あるようです。できなかったら富士でやるといいです。
別の理由は下にkumaさんが書かれているパワーユニット台数制限に関連する理由のようですね。2007年のバス待ち地獄を体験した我々は富士スピードウェイだけは避けていただきたいと思っています。どうやら最初から21戦にする考えはないようですね。
Yahooのニュース記事によると、
来季規定には「年間の大会開催予定数が20を超えている場合には5基まで使用していい」旨の付記がある。韓国GPを含めて21戦が予定されている来季のように、日程発表時点で年間20戦を超えていれば、のちに何らかの事情で中止されるGPがあったとしても、年間5基まで使うことができるというのだ。
…
今年1年を終えて年間4基では少な過ぎることに気がついたが、今さら規定を変えるのは容易ではなく、苦肉の策に打って出たとチーム関係者が語ったと報じている。
とあります。面白い推測であり、現実的なアイデアかもしれません。ついでに開発凍結も何とかしてほしい物です。
私もその隠された事情に関するニュースをイギリスのサイトで読みました。回りくどいことをやっているのだなあというのが率直な感想です。破産した韓国グランプリ主催者は違約金を支払っていないのかもしれませんね。その韓国グランプリを利用して暫定的にカレンダーに載せて、来年になったらまた外すということですね。
来年もまたメルセデスが圧勝しそうな予感がします。私はFerrariを応援することになりそうです。