決勝が始まる1時間前の午後7時、すでに場所取りが始まっています。地元の人よりも外国人観戦客が多く、大半の人はZone 4ウォークアバウトのチケットを首からぶら下げている。ご一緒したラリードライバーご夫婦のようにプレミアウォークアバウトのチケットを持っている人は希少。我々がApple Premium Resellerに行っている間、ラリードライバーご夫婦に場所取りをしていただきました。
ショッピングセンター1Fで数量限定の弁当が販売されているのを教えていただき、私は炒飯を買ってきて、腹ごしらえ。
決勝開始後最初の数ラップはここから観戦して、その後は自席があるベイグランドスタンドに移動する予定です。
マスターズ・ヒストリックF1の第2レースで十分な枚数を撮影したので、決勝は撮影よりも観戦に集中しました。
背後に立ってレースを観ていたお姉さんにビールをぶっかけられながら同行者が撮影した1ラップ目の動画。ピットレーンからのスタートとなったNico Rosbergは最後尾。小林可夢偉のマシンも見当たりません。
ラリードライバーご夫婦はF1公式サイトのFormula 1® Appをこの日のために購入されたそうで、その生情報によりますと、小林可夢偉はフォーメーションラップ中にマシントラブルで決勝のグリッドにすら立てない状態とのことでした。
バイクの後部座席にまたがってパドックに戻る小林可夢偉。
自席があるベイグランドスタンドへと向かいました。T16とT17の間に架かるこの陸橋を利用するのは初めて。
この6年間で開催された7回のグランプリで路面がウェットコンディションになったことは一度もありませんが、今年は雨が降る可能性もゼロではないので、こんな看板が目立つところに掲示してありました。雨が降れば、グランドスタンドで傘をひろげても良いということです。
自席に座ったままこうした写真が撮れます。世界最大の大きさを誇るフローティング・プラットフォームには巨大なスクリーンがあるし、マシンのエンジン音が静かな今年は場内放送もはっきりと聞き取れます。
決勝は好調なSebastien Vettel。
シンガポールでは毎年、出番があるセーフティーカー。4台のマシンがリタイアした今年も1ラップを残して2時間レースになりました。
3位で表彰台に上がったRed BullのDaniel Ricciardo。
右手を挙げて観客に応えるLewis Hamilton。オプションからプライムへのタイヤ交換でVettelに先を越されてもすぐに抜き返しました。
ピットストレートと同様、ベイグランドスタンドでも花火が上がりました。
レースを満喫した我々は、この後、ジェニファー・ロペスのコンサートが開かれたパダン野外ステージへと向かいました。
遠くからコンサートを少し楽しんでから、ダンカンに挨拶しようとT9内側の施設を訪れると、ダンカンや親しくなった他のスタッフはみな、帰宅したか、あるいはどこかでコンサートを観ているとのことで、会えずじまいでした。
筆者 様
今回のF1が終わり、また、来年に向けて、筆者様のカウントダウンが始まりましたね。写真、堪能させて頂きました。感覚でしかありませんが、筆者様の写真の切れが昨年より鋭くなっているな〜!と言うのが正直な感想でございます。少し謳い的に申し上げますと、Pint を置かれる精度が高くなって来られた様に感じております。羨ましい限りの写真の鋭さで、見習わせて頂く所が多々ございます。と言いましても、流し撮りの機会に縁がない者ですので、ピンの甘さを如何にして鋭くするかを自分でも考えたいと思います。
流石に、毎年通(かよ)っておられると、カメラでその凄さを「切り取る位置」も把握されて来られてて、良いアングルを確保されておられるな〜、と思いました。
今年の写真は、Web上でも堪能させて頂きました。Flickrの方はゆっくり拝見させて頂き、気に入った絵があれば、壁紙に拝借させて頂きます。
Jim,
シンガポールGP開催初年度と翌年の2008年、2009年に撮影した画像も公開していますが、今なら見るに耐え難い画質です。毎年、通い続けて今年で7回目、少しは写真撮影の技量も上達したみたいです。使用する撮影機材の善し悪しと撮影場所が結果に反映されることもありますが、今回は異なる素晴らしい撮影場所3カ所を確保できたので、去年と比べるとましに見えるかもしれません。
カメラマンにとっては金網地獄となる市街地公道サーキットでのナイトレースですから、条件は最悪です。それだけに撮影機材の善し悪しと技量が重要になります。サーキットはサッカー競技場の二倍近い明るさの照明で照らされているとは言え、昼間の自然光の明るさにはかないません。(光量不足になると高速シャッターが使えず、流し撮り時に高い精度が求められます。)
素敵な写真ばかりで、ありがとうございました。まったく写真を撮らない私達なので、自分たちの記録代わりに使わせていただきます。
来年は~行かないつもりだったけど、やはり、あれだけ近くでマシンを見れると、思わず。。行けたら行きたいと思っちゃいますね。
が、来年の日本は、大型連休になりそうで、いろんな予約がとっても厳しいかも!
コース内ホテル(楽したい)私達には、とても無理かなあ・・。
ともかく、来年行こうと思ったら、計画が大変。
アイソンちゃんも、何事もなかったようで、よかったですね。
シンガポールでは色々とお世話になりました。おかげさまでこれまで行ったことがなかったT3外側でも観戦+撮影できました。
サーキット周辺のホテルはどこも予約の受け付けに慎重になっていますね。F1開催期間中には行ったことがないけれども、モナコのようになっているのだと思います。
Cat ISONはいろんな人のお世話になって、ストレスなくお留守番していたようです。ちょっと太ったようにも見えます。