Single-Flower Vase Made of Ise Jingu Miyama Cedar — Part 5

木工接着剤で一輪挿し本体と台座を固定した後、余分を別所太郎作工芸用両刃鋸(130ミリ)でカット。この小さな両刃鋸を入手して以来、小物製作時は毎回、使うようになりました。素早く切ることよりも正確に切ることを心がけています。

ちょっと切り過ぎて台座に傷が入りましたが、サンドペーパーを掛ければ傷は消えます。切り過ぎを防ぐには、最後に鑿を使うべきでした。

台座の底面を除く全面に亜麻仁油を塗布。

本体と台座を接合するこの部分が唯一無二の特徴になりました。

目が詰まった年輪と冬目の油の出方はやはり御山杉ならではのもの。

「御山杉」の刻印がなくても見る人が見ればわかる。

御山杉の本体とクリの台座を用いたこの一輪挿しはメルカリに出品予定です。

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Single-Flower Vase Made of Ise Jingu Miyama Cedar — Part 4

一輪挿し本体を台座に取り付ける前に、材の樹種を示す「御山杉」と製作年を記す”MG 2025″を本体底面に水性サインペンで書き記しました。木工接着剤で固定するので、製品完成後は破壊しない限り見ることはありません。目に見える位置に「御山杉」の刻印はしたくはなかったという、モノマニアックな拘りです。

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Single-Flower Vase Made of Ise Jingu Miyama Cedar — Part 3

御山杉の端材を使って製作中の一輪挿しの欠点二点を隠すために台座を取り付けることにしました。大幅なデザイン変更になりますが、同じやるならこの変更したデザインをユニークで特徴的なものにしよう。

台座として使用するのはクリの端材。クリ以外に台座の材として桜や欅、御山杉を考えました。欅は硬過ぎて加工に難ありで、御山杉よりも木目が際立つかもしれないので却下。御山杉はちょっと勿体無い気がしました。桜は平面出しをした材がなく、これから平面出しをするとなるとちょっと面倒。それよりも平面が出ているクリの端材を使おうということになりました。

6ミリのストレートビットをトリマーに装着し、深さ7ミリの溝を台座となるクリの板に彫りました。

同じサイズの溝を一輪挿し本体の底面に彫りました。やはり杉は柔らかいので、容易に彫れますが、端部が潰れる恐れがあるので慎重に。

台座に彫った溝にウリンの端材を入れて木工接着剤で固定中。

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Single-Flower Vase Made of Ise Jingu Miyama Cedar — Part 2

試験管の口径に合わせて穴を空けたつもりなのですが、ビットの径が大きくてガサガサに。以前はテープを試験管に巻いて調整していましたが、テープだとかなり分厚く巻かなければならないので別の方法を考えました。鉋で削った際に出る分厚目の鉋屑を木工接着剤で穴の内側に貼る方法です。

うまく行きました。サンドペーパーで内側表面を整えた後に、着色しました。御山杉特有の詰まった年輪が内側に見えるよう、鉋屑は少し、下に貼りました。ピンセット必須。

穴の口径はうまく調整できましたが、もう一つの失敗が底面にあります。この小さな穴はドリルの先端を貫通させてしまってできたものです。これでは満足できる製品にはならないので、何とかして穴は隠さなければなりません。

底面の欠点は穴だけではなく、短い割れが数カ所にあります。この欠点を同時に隠しながら完成させるには大幅なデザイン変更が必要です。台座に載せて固定するとか。

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Single-Flower Vase Made of Ise Jingu Miyama Cedar — Part 1

貴重な推定樹齢480年の御山杉端材を使って、一輪挿しを製作します。完成した一輪挿しはそれなりの値を付けて販売する予定です。先ずは卓上スライド丸鋸を用いて大まかな大きさで切断しました。煙が出るのは冬目の油のせいだろうか?杉は柔らかい木なので、切断時にお焦げができてもサンドペーパーで容易に落とすことができます。

自作のテーブルソーでサイズを微調整しました。端材を加工すればさらに小さな端材が出ますが、希少性が極めて高い貴重な木なので、小さな端材も取っておきます。

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Kaya (Japanese Torreya) — Part 4

池田市久安寺に隣接する手打ちうどんとそばの店、「かやの木」を訪問。今日は蒸し暑いけれど比較的、涼しいと感じる気候だったので、久しぶりにカレーうどんを注文しました。昔ながらの関西和風のカレーうどん。最近は三代目が調理されているようですが、味は変わらずに安定している。

支払いを済ませた後、来店の目的でもあった、榧の木で製作した一輪挿しを置いて来ました。

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Ise Jingu Miyama Cedar — Part 6

ネット検索してヒットした御山杉の画像が非常に気になっていました。この画像は彦根にある馬場銘木(有限会社馬場木材)で撮影されたもの。長さ4メートルの一枚板が1,000,000円で販売されていました。

直径は軽く1メートルを超えていそうです。御神木の上に乗ってチェンソーで縦挽きされている貴重な画像。

こちらで製材されたようです。上の画像3点は馬場銘木のサイトからダウンロードしました。製材時期は10年ぐらい前で、一枚板が7、8枚は取れたそうです。伊賀の大西製材所で製材した御山杉はもっと前と言われていたので、別の御山杉かもしれません。

同じ県内にある銘木販売店(兼製材所)なので、これは実際に出かけてみて御山杉のことについて情報収集せねばということで、馬場銘木を初訪問しました。創業時から建材よりも銘木を中心に取り扱われていたそうで、亡父の取引先ではなかったようです。

ランチを済ませた後で良かった。馬場銘木で2時間半ほど大きな倉庫を見て回ることになります。

正にここで製材したようです。

榧の端材が多数あります。古い碁盤が榧であることに確証を得ました。

端材の箱売りコーナー。

高級な玄能や、鑿、鉋台などに使われる赤樫。大津祭の車輪も赤樫。

実家にあった衝立の樹種が判明しました。全く同じような杢で強烈な香りも同じ。楠で間違いありません。多分、瘤の部分を切り取ったものです。

当時は何の木か分からず、単にバール(瘤)材であると記しました。このコーヒーテーブル、不評だったので、屋根裏部屋でナイトテーブルとして使っています。

8月9日と8月30日、31日は銘木の端材が30%オフのスーパーサマーセール中。

長さ4メートル、153ミリ角の御山杉を同行者が見つけました。一枚板が先に売れて、同じ原木から取れたこの角材が売れ残っていたそうです。

購入した人はどうやら業者の方で、切り刻んで小物に加工して販売するようです。

価格は42万円!

二代目と思われる方と御山杉のことについて色々とお話しさせていただきました。

この辺りの端材はすべて御山杉。同じ原木から取れたものだと思われます。

記念に赤樫と紫檀、パオロサの端材を入手しました。気になる気乾比重を調べると赤樫が0.87、紫檀0.82〜1.09、パオロサ0.82。堅木は黒檀よりも紫檀が好みです。赤樫は虫食いの跡があります。

事務所で支払いを済ませました。そこに御山杉を球状に加工したものが飾ってありました。

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Kaya (Japanese Torreya) — Part 3

イチョウ一枚板

昨年暮れにセカンドストリートで僅か220円で入手した古い碁盤に使われていた木材の樹種がようやく判明しました。碁盤に使用される木材の樹種として一般的には本榧、新榧(スプルース)、桂、イチョウがあるそうで、これまでに新榧(スプルース)や桂ではないことがわかりました。イチョウである可能性が残っていましたが、本日、彦根の馬場銘木を訪問してイチョウの一枚板を見て、これではないと実感しました。

榧の端材

榧の端材も多数、販売されていました。この波打った木目が決定的な証拠であると考えて良いだろうと思います。同じような木目が手元にある古い碁盤にもあります。馬場銘木で販売されていた榧は甘い香りがありました。それに対し、手元にある古い碁盤は加工してもこの特徴的な香りが確認できないという不審な点が残りましたが、榧である可能性が限りなく高いというところで落ち着くことにしよう。

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Kaya (Japanese Torreya) — Part 2

昨日、東寺ガラクタ市で入手した情報を元に碁盤の枘穴を調べてみました。碁盤に使われている材が榧であれば、八角形のこの枘穴が黄色っぽいと言われていました。確かに淡黄色であると言えなくはない。

すでに4分の1ぐらいはカットして、木工に使ってしまったこの碁盤の表面をディスクグラインダーで少し削って木目が目立つようにしました。

どこにも接合部がない無垢の一枚板であることは確実。板の表面に小さな割れがいくつもあります。

年輪が見える木口以外の面は木目が波打っている。削っても榧特有の香りがしないことがちょっと気になります。

調べると碁盤や将棋盤には「本榧」以外に「新榧」、桂、イチョウが使われることがわかりました。「新榧」って何の木かさらに調べると、希少な「本榧」の代用として使われるスプルースであることがわかりました。どのホームセンターでも手に入る、あのSPFのSpruceのことです。この「新榧」に対して本物の榧を「本榧」と言っているらしい。

芯材と辺材の色の差がはっきりしている桂ではないこと、そしてスプルースでもないことは経験上、明らかです。残るはイチョウであるかもしれないという可能性がありますが、この可能性を打ち消すのはちょっと厄介。判明すればPart 3で報告します。

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Single Dish Dining Table for Cats — Part 12

通し枘の余分は歯振ありの鋸で切断後、鑿で微調整しました。画像はヒシカ工業製のカミソリのように薄くて小さな胴付き鋸を試しているところ。この精密細工鋸は厚みが0.1ミリ。胴が少し邪魔になりますが、0.1ミリ単位で削る場合に使えなくはありません。

今回は枘の隙間がほとんどなく、ウッドパテを使用したのは一部のみ。全体に120#と240#のサンドペーパーをかけて表面を整えた後、亜麻仁油を塗布しました。

Corelle製のシンプルな小皿に穴のサイズを合わせました。

これまでで最も完成度が高い気がします。

4本の脚はほぼ垂直に立ち、丈夫そうなので、幕板や桟は不要でした。

トリマーで切り抜いた部分にお焦げが残りましたがお皿を載せると見えないので良しとしよう。

以下にこの猫用一枚皿食卓テーブルの仕様を記しておきます。数値はすべて概算値。

天板:180 x 160ミリ(傾斜なし)
天板厚み:14ミリ
天板を貫通する穴の口径:129ミリ
天板までの高さ:129ミリ(表側)裏側に縁取りあり
脚:15ミリ角
Corell製小皿:136ミリ径、深さ35ミリ
小皿を含む重量:310グラム
亜麻仁油オイルフィニッシュ
天板に使用した材:桜一枚板
脚部に使用した材:欅、ウリン(楔)

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Single Dish Dining Table for Cats — Part 11

卓上ボール盤を使って、割れ防止用の小さな穴を枘に貫通させました。弘法市で買って来たこの卓上ボール盤、この種の細かな作業には向いている。

4本の脚に穴を貫通させてから楔を準備しようと、ウリンの端材を探している時に、枘が長すぎることに気付きました。4本の脚を同時に枘の長さを調整しようとして、卓上スライド丸鋸で5ミリほど枘を切断しようとした時にキックバックが発生しました。怪我はなかったので不幸中の幸ですが、脚一本に傷がつき、作り直すことになりました。

枘穴を彫る際にもこの前と同様に、卓上ボール盤を使用しました。

天板の厚みは異なりますが、この前、製作したものと同じ高さになるように調整しました。

木工接着剤を塗布してから楔を打ち込みました。脚はほぼ垂直に立ったので幕板や桟は不要かもしれません。後は枘の余分を切断し、天板のサイズを調整して、オイルフィニッシュするのみ。

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Single Dish Dining Table for Cats — Part 10

合板で製作した円切り加工用治具の無駄な部分をカットして野球のホームベースのような形状にしました。

欅の端材を使って脚部を加工しました。天板に枘を通す位置の墨線はエアコンが効いたキッチンで。

両手が使えるとこういう時は便利。

天板の両面に墨線を入れてから気付きました。この天板、平面出しの途中でした。表側は枘を組んだ後に仕上げることが可能ですが、裏側は枘組みしてから平面出しは困難。

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Single Dish Dining Table for Cats — Part 9

自由錐を使った穴空け作業で、意図した通りの口径で精確な穴を確実且つ安全に貫通させることに不安を感じるようになったので、トリマーを使用した円切り加工用の治具を製作することにしました。

トリマー(Ryobi MTR-42)の取扱説明書によると、ストレートガイドを用いた円切り加工では半径100ミリ〜200ミリの円を切ることが可能とあります。但し、半径150ミリ〜165ミリの円切り加工は不可。今回製作する猫用一枚皿食卓テーブルに使用するCorell製小皿の場合は穴の半径が64ミリなので、ストレートガイドは使えない。

こうなれば治具を自作するしかありません。

一辺が90ミリの正方形のベースプレートを使用する簡易的な治具を製作します。砥石台を加工する場合と同様に、一辺が90ミリの正方形で深さおよそ6ミリの窪みをルーターで掘り下げました。この窪みにベースプレートを載せます。

正方形の中心にビットを通すための穴をホールソーで貫通させました。中心が少しずれてしまいましたが、円切り加工にそんなに大きなビットは使わないので、使用上、問題はありません。

正方形の右にある小さな穴に回転軸となる釘を打ち込みます。6ミリのストレートビットを使う場合、半径が64ミリになるように穴を貫通させました。

平面出しの途中ではありますが、桜の一枚板に半径64ミリの穴を簡易治具を使って貫通させます。その前にボール盤を使って、回転軸となる釘穴の位置を印しました。貫通はさせていません。

出来たばかりの簡易治具を使って、半径64ミリの穴を平面出し途中の桜一枚板に貫通させます。

およそ3ミリずつぐらい掘り下げました。この簡易治具、改良の余地がありそうです。6ミリほど掘り下げたベースプレートを載せる部分の左側に回転軸となる釘を打っていますが、その周囲に無駄な部分があります。この無駄な部分が邪魔になって、掘り下げ途中に溝に溜まる木屑を取り除くのに難儀します。強度を考慮しながら、回転軸となるラインだけ残して、後は切り落とした方が良さそうです。

回転軸に0.5ミリほどの隙間があったのか、半径64.5ミリの円切り加工となりました。直径が129ミリなので、Corell製の小皿にはぴったりです。

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Single Dish Dining Table for Cats — Part 8

桜一枚板の天板と欅の脚部で製作した猫用一枚皿食卓テーブルと同様のものをもう一台作って欲しいとの依頼がありました。見る人が見たらわかるんでしょうか?こんなに手の込んだ猫用食卓テーブルは他にないはず。

桜は板に製材して自然乾燥させると、大きく反ることが常なので、許容誤差0.5ミリのテーブルの天板を自作したトリマー用の平面出し治具を使ってほぼ平らにするだけで何時間も要します。

エアコンがないガレージ内はあまりに暑いので、作業開始初日はここまで。耳が付いたままなので、もっと削る必要があります。

翌日、さらに掘り下げましたが、天板として使えそうな平面にするにはもっと掘り下げる必要があります。今日も強力な太陽フレアの影響か、朝から体温に迫る暑さなので早々と作業を切り上げました。

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Flea Market at Adogawa Toju-No-Sato Roadside Station — Part 12

7月第4日曜は安曇川藤樹の里道の駅で開催されたがらくた市へ。先月、一千円で譲っていただいた天然砥石を持参して、こまそうさんに見せると、自作した専用の砥石台を大いに気に入っていただけました。

桂川上流の河川敷で拾ったものを加工した天然砥石は他にもあったと言われていたので、見せてもらいました。左手に持つ石がこの前のものと同じ石から加工したもので、右手に持つ石は林道脇で採取したものだそうです。

台を付けた砥石と今回、見せていただいた砥石を交換することになりました。厚みや長さは砥石台付きの方が分厚くて大きいけれど、粒度は恐らく交換してもらう石の方が細かい。

翌日、早速、交換してもらった砥石用に台を製作しました。使用する材は水に強いWRCの端材。

砥石の底面をなぞりながら墨線を入れてから、小刀で縁取りしました。その後、ストレートビットを取り付けたトリマーで3ミリほど掘り下げました。石が薄いので3ミリで十分。

砥石を台に載せながら微調整。

裏はこんな感じ。砥石台に固定すると裏を見ることはないだろう。

砥石台に足を取り付けました。

隙間にウッドパテを埋めて、面直ししてから試しに小刀を研いでみます。

この前の砥石は白っぽい泥が出ましたが、この砥石は色が少し濃くて薄茶系。この前の砥石と同様、まあまあ硬いので上級者向けと言うか、ダイヤモンド砥石で面直ししながら泥を出した方が使いやすい。

予想通りの研ぎ味でした。小刀の他、鑿や小さな鉋身を仕上げるのに向いていそうです。この天然砥石も「桂川砥」と命名しよう。

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