階段の設置を諦めた西側の手摺は、母屋ログウォールに接するようにして立てたWRC 4×4材に固定しました。これで手摺兼フェンスのぐらつきが完全になくなり、丈夫なデッキになりました。
手摺接合部は柱の木口を保護するように相欠き加工を施しました。90mm角4000mmの杉材を切断せずに持ち帰ることができれば継ぐ必要はなかったのですが…
西側から見た細長いウッドデッキ。手摺柱の位置を38mm、オーバーハングさせた分、これでも広く感じます。製作過程を楽しむ私にとって、完成後にどのようにこの細長いウッドデッキを使うのか、あまり関心がありません。
完成後の私の関心は見栄えや外観であり、木材が早く腐ればまた修復作業ができるというおかしな期待もあります。
新設したデッキの前方に大きな空き地があります。このログハウスに引っ越した14年前はこの部分が全面巨大なウッドデッキとなっていました。腐朽していたので引っ越す前に母屋をリフォームしていただいた工務店に撤去してもらいました。したがって、この部分にウッドデッキができたのは14年ぶりになります。
デッキ前方の空き地は次のプロジェクトのために残してあります。将来、このスペースに客間と作業場を兼ねた「小屋」か車が時々入るかもしれない「物置」を建築する計画です。
細長いウッドデッキ製作期間:約4週間
細長いウッドデッキ製作に要した材料費:¥43,037以上
羽子板付束石H-170 ¥612 x 4個= ¥2,448
砂利小粒18kg ¥198 x 3個= ¥594
砂とセメントは余材を使用
キシラデコール4Lビニー ¥8,500
アサヒペンウッドガード3.4Lダークオーク ¥5,500
束柱は余材を使用
大引きと根太は無償で譲り受けた廃材を加工して再利用
DSハンガーLUS-26 ¥125 x 11= ¥1,375
シンプソンビス100本入り ¥1,070
ステンレスコーススレッド 65mm、300個入り ¥1,680
桧プレーナー材 40 x 85 x 2000mm ¥656 x 24本= ¥13,560
杉角材 特等 90 x 90 x 4000 ¥1,820 x 1本= ¥1,820
杉角材 特等 90 x 90 x 3000 ¥1,100 x 4本= ¥4,400
木材加工料 ¥400
ポストキャップBC-40 ¥338 x 5個= ¥1,690
備考:4×8の加圧注入材大引きと2×6の加圧注入材根太は無償で譲り受けた廃材を再利用したため、材料費を大幅に節約することができました。
細長いウッドデッキ製作作業の難易度:5段階で4(中でも大引きの二方向同時水平出しが最も難しい作業でした。束柱を根太で挟むサンドイッチ工法を採用すれば、難易度が下がります。)
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