COSTCO Kyoto Yawata

COSTCO Kyoto Yawata

名神高速道路大山崎ICから自動車解体業者が軒を連ねる「ポンコツ街道」を経由し、八幡市にあるCOSTCO倉庫店を初めて訪れました。アメリカのスーパーをさらに大きくしたようなこの会員制の倉庫店には以前から一度は訪問してみたいと思っていました。

COSTCO WHOLESALE

再訪問するかどうかわからないのにいきなり、メンバーシップカウンターで年会費¥4,200を支払って会員登録。この個人会員(ゴールドスターメンバー)カードは世界中にある数百カ所のCOSTCOで使用できるそうです。

COSTCO Kyoto Yawata

商品の展示と倉庫とを兼ねている店内の通路。初めて訪れた我々は特に何かを購入するつもりはなかったので、大きなショッピングカートは利用せず。

COSTCO Shopping Cooler

保冷機能がある「ショッピングクーラー」を買い求めて自宅に持ち帰るとその大きさに少々、戸惑いました。

COSTCO Kyoto Yawata

床面積のわりに品数は決して多くはないという印象を持ちました。同じ商品が大量に置いてあるだけ。WeberのOne-Touch Silver 22.5″も持ち帰れば置き場所に困るほど大きいのでしょう。

BrinkmannのSMOKE ‘N GRILLはAmazonよりも少し安い¥5,698。同様の製品がWeberでもありますが、桁違いに高級です。

COSTCO Kyoto Yawata

今年はガレージで過ごす時間が例年と比べて長く、金鳥の蚊取線香が底を突く状態なので虫除け製品売場で最も安い製品を入手。「1.7倍ながもち、アース渦巻香ジャンボ」と缶に書いてあるので、お得サイズなのかと思い、持ち帰ると、

こんなにも大きさが違う。金鳥の方は30巻入、アースの方は50巻入の差があるとしてもこの違いは大きい。このサイズで¥538でした。

COSTCO Kyoto Yawata

日本のホームセンターや自動車用品店では取り扱っていないアメリカンなガレージジャッキに期待しましたが、売っていたのはARCAN 3.25トンのスティール製ジャッキとNOS 2トンのアルミ製ジャッキのみ。ARCANジャッキは¥11,480、NOSのジャッキは¥16,800と、Amazonでの販売価格(ARCAN¥15,000ぐらい、NOS¥19,000ぐらい)と比べると安い。私は5月に業務用ガレージジャッキをすでに入手済み。

DEWALTの電動工具にも期待しましたが、売っていた電動工具は一点のみだったと思います。

COSTCO Pizza Combo

まとめ買いしている他のお客さんの大きなショッピングカートを拝見すると、ほとんどが食料品でした。あんなにたくさんまとめ買いして食べ切れるのか心配になるほど。しかし、私の主観ではお客さんもアメリカンな方が多いのでそんな心配は無用なのかもしれません。我々はフードコートでアメリカンなホットドッグとピザを試食しました。ピザは一切れが¥250ですが、ボリューム満点。懐かしい味でした。

The Moss Olympic

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一週間ほど前から探していたMOSSのテント、”Olympic”が漸く見つかりました。ガレージ屋根裏収納スペースの奥まった所に赤い袋を発見。この専用バッグを見るのはおよそ9年ぶりのことです。ガレージ建築当時から比べると屋根裏収納スペースは広くなり、滅多に使わないものが所狭しと山積みになっています。先週末に木製小屋を探したけれど見つからなかったので、誤って捨てていなければ、ありそうな場所と言えば、ガレージの屋根裏か母屋の縁の下ぐらい。縁の下を捜索した後、ガレージ屋根裏に置いたものを今日はすべて下ろして整理しながら探そうと段ボール箱を3つほど下ろした時点で見つかりました。

The Moss Olympic

専用バッグから取り出したテントはMOSS特有の強烈な臭い(どちらかと言えば悪臭)があり、ベトベトしてテントの生地がくっ付いていました。団子状にくっ付いたテント生地を慎重に拡げてみました。ポール(MOSSテントではアーチと言います)4本とフライシート、ペグの一式が揃っていました。この前、先に見つかったのは床下に敷くフットプリントのようです。

The Moss Olympic

黒地に白抜きロゴにはSEATTLE U.S.Aと書いてあるので、REIに買収された後の製品だと思われます。(前期の製品にはCAMDEN MAINE U.S.Aと書いてあるようです。)デザイン重視でこのテントを買い求めたのは1990年代後半のこと。最後に設営したのは多分、99年の夏ですからこのテントを張るのは14年ぶり。Moss Tent Worksの創業者であるC. William Moss (Bill Moss)は1994年に亡くなっています。Olympicが製品化されたのはBill Mossが亡くなる少し前のことだそうです。

The Moss Olympic

この背骨のラインに私は惚れ込みました。こんな美しいテントは他にないと思っていました。ポールにテントを吊り下げる方式ではこのラインは作れない。アーチをスリーブに通す方式だからこそ、この曲線美は生まれるのだと思います。創業者のBill Mossは芸術家であり、その1982年の作品の一つであるテント、Star Gazer IIはニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久収蔵品になっているようです。

The Moss Olympic

テントのサイズは大人二人と小さな子ども一人ぐらいでしょうか。出入口は2カ所。マニュアルを見なくても容易に設営できます。

The Moss Olympic

フライシートもかけてみました。ペグを使っていないので弛みがありますがそれでも美しいシルエットだと思います。今夜は陰干しを兼ねて、ガレージ内にテントを張ったままにしておきます。MOSSテント臭はそのうちに気にならなくなるでしょう。ベタベタも暫く干しておけばましになるでしょう。ベビーパウダーを振っておくと良いとも聞きました。

snow peak Product Warranty

Snow Peak Low Chair 30

3年ほど前に主に天体観察用として購入したスノーピーク製Low Chair 30の肘掛け部分片方を固定するパーツ一式がいつの間にか外れていました。気付いたのはゴールデンウィークの頃。いつ外れてパーツ一式が脱落したのか、わからないほどなので、脱落したパーツがどこに行ったのかも不明。Low Chair 30を置いているガレージ内を隈無く探しましたが見つからず。みずがめ座η流星群を観察した時に脱落したかもしれないと思い、観察場所に行って辺りを探しましたがやはり見つからず。

当ブログでLow Chair 30を紹介した時にコメントで助言していただいたこと、つまり「袋ナットの部分にロックタイト(ネジ緩み止め防止剤)を施す」を実行しなかった私が悪いのかもしれません。パーツが勝手に外れて行方不明になったことに気付いてすぐにこの貴重なコメントを思い出しました。

大阪にあるスノーピーク某直営店で相談したところ、たまたま店員さんの自宅にパーツがあるのですぐに送りますとのことでした。2、3日ほどで郵送されると思っていたのですが、およそ2週間後に紛失した肘掛け部分を固定するパーツ一式ではなく、座面を固定するパーツ一式が送られてきました。サイズが合わないので、直営店に連絡したら、本社に問い合わせするので少しお待ちくださいとのこと。翌日に直営店から連絡がありました。パーツの取り付けは容易ではないので、本社にパーツが欠落した製品を送って修理しますという対応にいつの間にか変更になりました。送っていただいたパーツが違うだけだから、正しいパーツを送り直して欲しいとこちらの意向を伝えると…

Snow Peak Low Chair 30

二日後ぐらいに新潟県のスノーピーク本社から宅配便が届きました。箱の中には行方不明のパーツ一式と同じものが入っていました。

Snow Peak Low Chair 30

箱の中に入っていた通信文には次のように書いてありました。「この度は、弊社製品によりご迷惑をお掛けし大変申し訳ありません。○○店より、ローチェアのパーツ依頼がございましたので、不具合箇所のパーツをお送りさせて頂きます。参考までにですが、ナット固定の際は金属用のロックタイト(接着剤)をご使用頂くと緩まなくなりますので、ご参考にしてください。(株)スノーピーク アフターサービスチーム」

Snow Peak Low Chair 30

通信文には「不具合箇所のパーツ」とあるので、メーカーであるスノーピークは自主的な回収と修理はしていないけれど、不具合であることは認めているようです。ロックタイトをユーザーに塗布させることもできないので、不具合が見つかったユーザーには製品を取扱店に持参するように案内する方針だったのでしょう。ロックタイトに関して調べてみると、接着の強度が低、中、高のものがあり、それぞれ用途が異なるそうです。高強度のロックタイトで袋ナットを接着させると、ナットは勝手に緩まないそうですが、緩める必要がある場合はナットを破壊しなければならないそうです。その辺りの状況をお店が説明してくれれば、ローチェア30をお店に持参していたかもしれません。スノーピーク本社に送れば、不具合が生じていないもう片方の肘掛け固定部分にもロックタイトを塗布するのだろうと思います。

今のところ、ロックタイトを使わずに8mmのレンチ2本で固めに締めてあります。使用する時は毎回、ナットが緩んでいないかチェックします。

スノーピーク公式サイトの製品保証制度のページには以下のような記載があります。その一部を抜粋しておきます。

製品を愛しているからこそ責任を持ち続けます。

スノーピークのプロダクツは、フィールドで確実に機能し長期間にわたって使い込んでいただけるようデザインされています。

そしてプロダクツには、一切の保証書をお付けしておりません。

それは、メーカーが自社の製品の品質に責任を持つのは当然であると考えているからです。

Ogawa Campal Relax Armchair #1969

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2年前の夏にSnow Peak製Low Chair 30(写真右側)を購入した時に比較検討した小川のリラックスアームチェア(写真左側)が、入荷予定不明で展示品が安く販売されていたので入手しました。

Ogawa Campal Relax Armchair

リラックスアームチェアは座面50 x 40cm、座面高さ35cm、全高80cmでSnow Peak Low Chair 30と似ているので比較検討したのですが、小川キャンパルには2011年発売のコンフォートアームチェア#1960と言う新製品もあり、張り材に綿帆布6号を使用しているところなど、Snow Peak Low Chair 30により近い製品となっているようです。

Ogawa Campal Relax Arm Chair

リラックスアームチェア#1969の張り材はポリエステル600d、フレームはアルミ合金、購入したのはバレンタインレッド。重量が約3.0kgとSnow Peak Low Chair 30(3.6kg)と比べて軽く、腰掛けた時の角度がより緩やかであり、快適過ぎるので寝てしまいそうになります。夜空を見上げるにはちょうど良い角度。天頂付近まで見れます。但し、写真撮影など、作業をする時は立ち上がる必要があるので、そうした使い方には適していないかもしれません。

Ogawa Campal Relax Arm Chair

製品ラベルにはOgawaのロゴ。親会社の小川テントは去年の秋に自己破産申請し倒産したそうです。私が初めて買ったテントは確か、小川テント製だったように記憶しています。

このリラックスアームチェアやコンフォートアームチェアなどファニチャー関連商品は今年度、販売見送りとなったそうです。

Low Chair 30

snow peakブランドのキャンプ用品を入手したのは随分と久しぶりです。(記憶にないのでたぶん、前世紀以来)入手先はWILD-1京都宝ケ池店。定価販売のスノーピーク製品は、専用の展示スペースが設けられていて、まるで家電量販店の中にあるApple製品専用コーナーのよう。素材の選択を含めた製品デザインに凝っているところもApple製品とスノーピーク製品の共通点のように思います。Apple製品のように、すべての製品に独自性があるという訳ではありませんが、一目見て、snow peakの製品であると思わせるものも多くあります。

別の店で小川キャンパルのリラックスアームチェアに座ってみましたが、あまりにも快適で眠ってしまいそうでした。そのリラックスアームチェアと比べると、このLow Chair 30は適度に快適であり、眠りに落ちることなく作業ができそうなのでこちらを選びました。

星景写真の撮影を主な用途に考えています。すぐ前に三脚に固定したカメラを設置し、膝の上にUSBケーブルで接続したMacBookを載せて、テザリング撮影を計画しています。流星観測の場合は小川キャンパルのリラックスアームチェアの方が適しているかもしれません。

Low Chair 30の特徴は、座面高が低めであることに加えて、丈夫な6号帆布のシートと竹集成材を使ったアームレストでしょうか。

フレームはアルミアルマイト加工、金具はすべてステンレス、シートと背もたれは船の帆に使われる帆布ですから、夜露にも強いはずです。

座面先端部分が少し下を向いています。座面はほぼ水平。この微妙な角度としっかりと固定されたアームレストのおかげなのか、容易に立ち上がることができます。

このフォールディングチェア、iPad使用時に深く腰掛けると、いつも使っているソファよりも快適です。だらしなく浅く腰掛けると、頭がちょうどヘッドレストに当たり、天頂付近も視野に入ります。

取扱説明書に記載のスペックを転記しておきます。

  • サイズ:W560 x D680 x H860mm (シート高300mm)
  • 収納サイズ: W180 x D160 x H1010mm
  • 材質:フレーム/竹集成材・アルミアルマイト加工、肘掛け/竹集成材、金具/ステンレス、シート/6号帆布
  • 重量:3.6kg
  • Made in China

Coleman Stainless 2-Way Grill III (Review)

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月曜日はGarage Partyが終わって後片付けの一日でした。炭焼きハンバーガーは宴会参加者担当で、私が実際に使った訳ではありませんが、このグリルは活躍していたようです。グリルには薄い鉄板が付属しますが、炭焼きには不要なので未使用です。夜にホースで勢いよく水洗いし、水分を拭き取ることなく、そのまま次の日まで軒下に放置しました。

ステンレスでなかったら錆が出るはずですが、肉汁の焦げ付きはあっても錆は出ていません。こびりついた焦げ付きはブラシと台所用洗剤で念入りに磨きました。ある程度きれいになったところで諦めて、ウエスで水分を拭き取り、梱包箱にコンパクトに収納。専用のケースやバッグは残念ながら付属していません。

二段式になっている脚の延長部分は容易に引き抜くことができます。脚一段の状態でテーブルの上に置いてみました。若干、高めなので、テーブルは高さが低い方が、使いやすそうです。次回はテーブルトップでBBQ に使ってみます。

Coleman Stainless 2-Way Grill III

coleman170-92631アメリカンなWeberの丸形BBQグリルを探しにアウトドア用品店に行ったのですが、残念ながら売ってなかったので、Colemanブランドに落ち着きました。

ステンスレスだから錆びにくいということです。以前使っていたイタリア製のグリルは2、3年で錆びてしまいました。脚の部分が二段式になっていて、短くすれば、テーブルトップでも利用できます。大きな丸形グリルは収納できない、車での移動も不可という欠点がありますが、これならコンパクトに収納できます。しかも薄型軽量なので車での移動も楽です。

無理してアメリカンスタイルのバーベキューより、和風の卓上焼肉にも使えるこちらの方が日本の住宅事情、宴会のやり方に合っているのでしょうか。

それでもこのコンロを最初に使うのは和風BBQではなく、アメリカンな木製ガレージで炭焼きハンバーガーを作る予定です。