Fixing The Gutter — Part 5

樋の内側から水が漏れるので、正面打ち0寸出の金具に変更しました。

ツメがないこちらの金具の方が強度はありそうですが、散水試験したらまだ少し、樋の内側から水が漏れます。直角三角形の新設鼻隠し受け材をもう少し小さくする必要がありそうです。

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Fixing The Gutter — Part 4

厚みが40ミリだった桧KD材を縦挽きして30ミリまで落とし、鼻隠し受け材に固定しました。

ビス7本で固定するには心許ないので、受け材がない部分にも長めのビスを既存鼻隠しに斜め打ちし、強度を確保しました。

軒樋取り付け用部材一式を購入した際に入手した金具はツメがないものだったので、新たにツメがある金具7個を入手し、新設の鼻隠しに取り付けました。

新たに入手した金具は正面打ち0.5寸出だったので、この状態で軒樋を取り付ければ、雨水が樋の内側から漏れそうです。

軒樋を仮り置きして、散水試験してみると、やはり内側から水が漏れる。軒樋取り付け作業は奥が深いことを実感しました。

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Fixing The Gutter — Part 2

軒樋を鼻隠しに取り付ける金具を近くのホームセンターでチェックすると、どうやら店頭で販売されているものはすべて、地面と垂直の鼻隠しに取り付けるものしかないことがわかりました。屋根勾配に対して直角の鼻隠しに取り付けるには金具を上方向に曲げる必要があり、積雪時には曲げた金具が雪の重みで元に戻りそうなので、金具を曲げることは断念し、新たな鼻隠しを地面に対して垂直に取り付ける案を思いつきました。その新たな鼻隠しの受け材を試しに製作しました。

屋根勾配と同じ40ºで切断すれば、直角三角形の鼻隠し受け材は簡単に量産できます。といっても軒樋を固定する金具の本数と同じ7個あれば良いのですが。

早速、ホームセンターで鼻隠しとして使用する桧KD材(40 x 85 x 2,000mm)を2本と軒樋、金具、継ぎ手などを入手しました。

竪樋はガルバリウム鋼板製の既設のものを再利用します。

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Fixing The Gutter — Part 1

2018年1月の大雪で破損した母屋南側の軒樋を修理することにしました。これまではウッドデッキに端材を積み上げていて、脚立を置くところがなく、軒樋にアクセスできなかったため、ずっと放置してありました。

軒樋として適切に機能しなくなり、雨水がデッキの上に積んだ端材の上に落ちて、さらに跳ね返った水が木製カーポート内に落ちていました。

取り外したガルバリウム製軒樋は再利用できませんが、竪樋は口径が60ミリと一般的な寸法なので、これは再利用できそうです。

破損した軒樋と竪樋を撤去。

ウッドデッキ上の端材とポーチ階段横に立てかけてあった端材を整理しました。

スッキリしました。

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Fixing Intercom

インターホンの調子が悪く、来訪者がスイッチを押してもベルが鳴らない不具合が発生しました。このような事態は定期的に発生するようで、前回発生時は屋外子機を交換する必要がありました。

前回は屋外子機の内部が虫の巣となっていて、一見して交換要でしたが、今回は前回ほど酷い状態ではなかったので、エアダスターで埃を吹き飛ばしました。

不具合の原因は、スイッチ周辺に溜まった埃や蜘蛛の巣による接触不良でした。

Fixing ELEKIT TU-880 — Part 6

修理が完了したELEKIT TU-880を持って、真空管アンプ所有者宅を再訪問しました。アンプを元通りに設置し、劣化したコンデンサが原因のノイズがないことを確認。ケーブルをPHONO端子に繋いで、適正な音量であることも確認しました。温かいお手製ざるそばをいただきながら、1,000枚を軽く超えるレコードコレクションの中から輸入盤のBill Evansを。

レコードプレーヤーにはMM式カートリッジが付いていたので、フォノイコライザー内蔵TU-880に直結可能でした。

超広角レンズでしか枠内に収まらないほど大きなこのレコード収納用特注キャビネットからして、こちらの旧友は音響機器に拘るオーディオマニアではなく、レコードコレクターであり、Jazzを聴くことが目的であることがよくわかります。レコード収納用特注キャビネットの製作費が100万円を超えたそうです。私なら1/5の費用で自作します。

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Fixing ELEKIT TU-880 — Part 5

ELEKIT TU-880修理時に故障部品の特定と部品発注など、いろいろとお世話になった、筋金入りオーディオマニアのお宅をおよそ40年ぶりに訪問しました。これが新調された受注生産のダイレクトドライブターンテーブル、Technics SP-10R。ベースとダストカバーは自作したそうです。

パワーがあって安定して回転するそうで、特に低音の響きが違うそうです。

専用のコントロールユニットとのセットで、税込88万円!

MCカートリッジ用ヘッドアンプ?だったかどうか、記憶が定かではありません。

CDデッキ以外、自作したというアンプがずらりと積んであります。

スピーカーは40年前にDIYで製作されたもの。ユニットはAltec製。

見るからに高級そうなツイーター。

私には一体型のClassic Macに見える業務用測定機器。一番下に置かれた岩通の大きなオシロスコープは3桁万円もするそうです。

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Fixing ELEKIT TU-880 — Part 4

久しぶりに30Wのハンダゴテと1.0ミリのヤニ入りハンダを用意し、新しい電解コンデンサ(47μF 450V)をフォノイコライザ付き6BQ5シングルステレオ真空管パワーアンプに取り付けます。

A基板を裏返して電解コンデンサ(C1、C2、C3、C4、C13)を取り付けました。余った足はニッパーで切断。

上の画像にある二つのトランスは電源トランスではなく、真空管アンプ特有の出力トランスです。電源トランスはシャーシの外側に取り付ける真空管の後方にあります。今回、交換した電解コンデンサは電源トランスからは離れた位置にあります。熱を発する部品はメインシャーシの外側に配置することで、熱対策していると思われます。

電源スイッチを元通りに取り付ける際、菊座金とワッシャーをスイッチ本体に接着剤で仮留めしました。この部分が最も厄介。

酸化金属被膜抵抗(270Ω, 3W)は問題がないということで、今回は交換していません。真空管アンプの持ち主である旧友は100歳まで生きるそうなので、電解コンデンサを再度交換する次回は2035年ごろになります。酸化金属被膜抵抗の交換はそのときに。

先ずはAirMac Expressを介したiPhoneを音源に試運転してみたところ、LINE入力を間違ってPHONOの方に繋げてしまい、大きなノイズが発生しました。

正しい接続はこちら。劣化した電解コンデンサが原因だったノイズが消えて、クリアな音が出ました。すぐ下にあるトライオードのVP-Mini 88 Mark IIよりも私好みの音です。低音がちょっと弱いですが、修理前からその傾向はありました。

次に重量級のターンテーブル(Yamaha GT-750)をガレージから移動させて、修理したアンプに繋いで聴いてみたところ、妙に音量が小さい。ノイズはないけれど… ボリュームを右にいっぱい回し、最大の位置にしてちょっと大きいぐらい。

LINE入力を間違ったときにフォノイコライザの回路を壊してしまったのか?と心配になり、エキスパートに相談すると…

MC(Moving Coil)式カートリッジが原因であることがわかりました。昇圧トランスやMCヘッドアンプで増幅させないと、音量が正常に大きくならないとのことでした。すっかり忘れていました。このターンテーブルにはMC式の高級なカートリッジが付いていることを。修理した真空管アンプの持ち主はMM(Moving Magnet)式カートリッジを使用しているので、そのプレーヤーなら直接、フォノイコライザ内蔵のTU-880に繋いでも、十分な音量になるとのことです。

オーディオ沼は底が見えないほど深い。音はターンテーブル、レコード針が付いたカートリッジ、アーム、MCヘッドアンプ、フォノイコライザー(プリアンプ)、パワーアンプ、スピーカーへと流れ、それなりのシステムを作ろうとすれば、それぞれの音響機器に少なくとも数万円の投資は必要です。80年代の高級オーディオ全盛期、稼いだお金の多くをオーディオ機器に費やしていた頃を思い出しました。

今回の修理作業をきっかけにまたアナログオーディオ沼に嵌まることは決してありません。大きくてクソ重いターンテーブルを移動させた時に、脚立から足を踏み外して怪我しそうになりました。リビングルームに持って来たら、邪魔と感じるほどですから、再燃することはあり得ないと自分に言い聞かせています。

作業の難易度:5段階で2

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Fixing ELEKIT TU-880 — Part 3

2月15日(土)にRS Componentsに注文したアルミ電解コンデンサ(47μF 450V)6個がようやく、届きました。電子パーツを扱うこの会社は外資系だそうで、土日祝日が休業日です。土曜に注文しても、受注日が月曜になるのなら、4営業日以内の今日、到着であっても契約不履行ではないのですが。月曜にカスタマーサービスに催促した時、翌日の火曜には届きますとのことでした。

左が新しい電解コンデンサ、右が古い電解コンデンサ

届いた電解コンデンサの直径は16mm、高さ26mmでした。私が勘違いしていたようで、直径も26mmだと思っていました。(劣化したコンデンサの径は25mm)最大動作温度以外は同じ規格ではありますが、新しい方の直径が9mmも細い。

これからELEKIT TU-880の修理作業に取り掛かります。

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Fixing ELEKIT TU-880 — Part 2

筋金入りオーディオマニアの旧友に久しぶりに訪問いただき、ELEKIT TU-880フォノイコライザ付き真空管アンプのノイズ発生源を突き止めてもらいました。

ノイズ発生源はこの頭が膨らんだ電解コンデンサで間違いないそうです。組立説明書に「電解コンデンサ47μF (450V)」 と記載のある部品です。部品自体には85ºC 47μF、450V JAPANの記載があります。日本製のようです。

同じ規格の電解コンデンサが合計5個あり、他の部品も今後劣化する可能性が大きいので、5個すべて取り外しました。尚、酸化金属被膜抵抗(270Ω, 3W)は問題ないそうです。

交換部品はRS Componentsで発注しました。発注した電解コンデンサの仕様は 静電容量47μF、電圧450Vで、容量と電圧は劣化したものと同じですが、動作温度が+105ºCとなっており、こちらの方が長寿命だそうです。発注した部品の寸法は円筒部分の直径と高さが26mmですが、劣化部品は直径25mm、高さ20mmであり、高さが6mmほど高くなります。高さに関してはゆとりがあるので大丈夫そうです。

発注した交換部品が届き次第、取り付ける予定です。

ここから先は余談になりますが、筋金入りオーディオマニアの旧友は最近、受注生産のテクニクス製ターンテーブルの最高峰(SP-10R)を注文したそうです。ターンテーブル単体で税別80万円だとか。レコードを回転させる円盤如きに税込88万円!私には到底理解できない世界です。

2月17日追記:

今回、初めてRSコンポーネンツを利用しました。土曜の午後に発注したら、直後に自動配信の「注文のリクエスト承りました」を受信しました。その後、本日、月曜の昼前まで正式に受注したことを知らせるメールがありませんでした。こちらから催促してやっと午後に受注確認メールが届きました。

土日祝日は休業日であることはわかりますが、こちらとしてはクレジットカードの情報を入力しているわけですから、対応がこんなに遅いと心配になります。サイトの入力画面も古臭くて、できれば利用したくはないと感じさせるサイトです。

催促のメールに返信したカスタマーサービスの人は、今日中に発送するので到着は明日と言ってましたが、サイトの注文履歴を見たら、配達予想日は4日後の21日とかになってます。どちらが正しいのか?

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Fixing ELEKIT TU-880 — Part 1

ちょうど15年前の2005年3月に友人から依頼を受けて組み立てたELEKIT TU-880 6BQ5シングルステレオパワーアンプがノイズを発するようになったとの連絡を受けました。数年ぶりにその旧友宅を訪問し、アンプの電源を入れると、ブーという連続的なノイズが確認できました。ボリュームの位置に関係なく同じ音量のノイズです。

私は回路図が理解できません。真空管アンプに使われる電子部品がどのような働きをするのかもさっぱりわかりません。手先が比較的に器用なだけで、組立説明書通りに電子部品を基板にはんだ付けしてシャーシを組み立てただけです。

私は基板上に並べられた電子部品を見て、美しいと感じる奇妙な文系男子ですから、修理などできるわけがありません。ここはやはり、あの旧友エキスパートに登場願うのが賢明だろうと思い、アンプを所有する旧友宅を久しぶりに訪問する前に、不具合の症状を聞き出して、オーディオマニアでもある別の旧友エキスパートに連絡済みでした。そのエキスパートが言うには、ノイズ発生源は劣化したコンデンサだろうとのことでした。後に調べてわかったことですが、そもそもコンデンサは電源が発するノイズを抑える役目があるらしい。

持ち帰った真空管パワーアンプのボトムプレートを取り外して、こちらの方のブログ記事を参考に、5個ある大きな電解コンデンサ(47μF 450V)を凝視しましたが、何ともなさそうです。

ボトムプレートを元通りに戻す前にマクロレンズで撮影した一枚、よく見ると切り込みがある上部が少し、膨らんでいます。このコンデンサが原因かもしれません。5個ある大きな電解コンデンサ(47μF 450V)の一つです。最初はコンデンサの円筒部分(側面)ばかり見ていて、上部の膨らみに気付きませんでした。

上述の方のブログ記事によると、頭が膨らんだ電解コンデンサのすぐ近くにある、酸化金属被膜抵抗(270Ω, 3W)も熱で焦げることがあるそうです。

このキットに付属する真空管は小さな12AX7が1本と大きなEL84/6BQ5が2本であり、大きな2本はSOVTEK®ロシア製。私は当初、真空管が寿命を迎えたのだろうと考えました。しかし、エキスパートの所見は真空管が劣化する前にコンデンサが膨らむとのことです。毎日3時間、15年もレコードを聴き続けても、真空管はまだ使えると言われてました。

私はお手上げ状態なので、週末に40年来の旧友エキスパートに登場いただき、修理の段取りをしてもらう予定です。

Fixing ELEKIT TU-880 — Part 2へと続く。

Repairing GORE-TEX Waders — Part 2

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フェルトソールを交換したRiver Guideのウェイディングブーツは実地試験で問題なく接着していることがわかりました。しかしながら、車に戻ってブーツとウェイダーを脱ぐと、靴下とジーンズの裾の辺りがびっしょりと濡れていました。ブーツと同様に20年近く愛用しているMT4のGORE-TEXウェイダーのソックス部分から浸水しているようです。

SIMMS® Rock Creek Wading Boots

ウェイダーのソックス部分はネオプレン製になっており、所々でトリコット生地が劣化して穴が空いていました。Wild-1京都宝ヶ池店の店員さんと相談すると、ネオプレンの生地自体が経年劣化している可能性があり、修復困難かもしれないとのことでした。ソックス部分よりも上のGORE-TEXの部分は、先日、縫い目にシームテープを貼ったこともあり、防水機能が補強されて浸水はありません。ネオプレン用のパッチをソックス部分の生地が劣化したところに当てれば修復できるかもしれませんが、製品寿命を超えていることは確かなので、この際、ストッキングフットウェイダーを新調することにしました。

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Fixing A Shower Stall Fan — Part 2

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直ったと思っていたシャワールームの換気扇から再び大きな振動音が… 換気扇本体を留める2本のビスを外してみました。このビスの取り付け位置が正常ではないような気がします。恐らく、施工ミスです。

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ないだろうと安易に考えていたホコリがシロッコファンの部分にたっぷり付着していました。

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ファンとモーターはホコリまみれ。これだけのホコリが羽根の部分に堆積するとモーターにも負荷がかかるはず。湿ったホコリはダクト内側にも付着していました。

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ホコリは綺麗に取り除きました。ビスが貫通するようになったので、ワッシャーを取り付けました。

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カバーを元通りにして換気扇のスイッチをオン。ファンが回転しているのかどうかわからないほど、静かになりました。大きな振動音の原因は緩んだビスではなく、17年間に堆積した大量のホコリでした。

シャワールーム換気扇修理作業の難易度:5段階で2

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Fixing A Shower Stall Fan — Part 1

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浴室内に設置してあるシャワールームの換気扇から通常よりも大きな振動音が聞こえるようになったので修理しました。

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カバーを取り外すとビス2本が緩んでました。大きな振動音を発する原因は羽根の部分に堆積したホコリだろうと考えましたが、シャワールームにホコリはほとんどないので羽の部分にもホコリは付着していません。緩んだビス2本を#2のプラスドライバーで増し締めすると大きな振動音はなくなりました。

Fixing A Shower Stall Fan — Part 2へと続く。