Firewood Collection 2023 — Part 17

大きなウッドデッキを改修した別荘宅敷地内で伐倒された桜の樹を薪としていただくことになりました。

伐倒した樹木にはコナラも一部含まれているようで、葉が付いたままの状態です。小枝と比較的細い幹は持ち帰って、40センチの薪サイズに卓上丸鋸で切断し、薪小屋に保管しました。

根元に近い太い幹は直径22〜30センチほどあり、長さが80〜100センチぐらいに切断してありました。

この状態では重くて移動不可なので、現地で長さを40センチになるように玉切りしてから一輪車に載せて自宅敷地まで運搬し、木製カーポートの屋根下に積み上げたら腰痛!

落葉広葉樹の葉が付いた時期の薪集めはできれば遠慮したいところですが…

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Firewood Collection 2023 — Part 14

大津市が大田廃棄物最終処分場で実施する、伐採木の配布に幸運にも今年も参加することができました。

毎年、配布のルールが少し変更になるようで、今年はテープでまとめられた一束は確実に配布。奥にある比較的太い幹は追加分として持って行っても良いとのことでした。積み込みの制限時間はおよそ10分。

自車に積み込むだけの軽作業で、これだけの量の伐採木が入手できるのは有難いことです。

長い丸太はチェンソーで玉切りしました。実際に薪として使用するのは来年以降。

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Husqvarna 141 Guide Bar and Chain for 236e

故障したHusqvarna 141は修理を諦めて、5年ほど前からお蔵入りとなっています。下が16″の141標準ガイドバー、上が14″の236e標準ガイドバー。236eの取扱説明書を読むと、推奨バーの長さは12″~18″ということなので、141標準の16″ガイドバーを使い回しできそうです。

141のチェーンは刃が丸くなっていて目立てすることなく、勿体ないことに本体と共に小屋に放置していました。236eに装着して使用可能であることがわかったので、ニシガキ工業の刃研ぎ名人(プロ林業家仕様)で目立てしました。プロ林業家仕様の場合は付属するビットが超硬ビットであり、火花が出る状態で刃に長く押し当てると、研ぎ過ぎて刃こぼれの原因となるので要注意。

刃研ぎ名人で丸みをなくした後、棒ヤスリでさらに目立てして、デプスゲージも平ヤスリで調整しました。結果、切れ味が復活しました。

Husqvarna 236e Brake Assembly

エンジンはかかるけれどチェーンが動かないというHusqvarna 236eが、クラッチカバーを外した状態で持ち込まれました。クラッチカバーを元に戻そうとしても、ブレーキバンドが小さくなっているので元には戻らない。この状態でどうやってクラッチカバーを外したのか?

チェーンが動かない原因は、ブレーキがオンになっていてチェーンがロックされていること。ブレーキの構造を理解せずに使う人によくあることかもしれません。クラッチカバーは摩擦熱で焼けた様子はないので、チェーンロック状態で無理にエンジン回転数を上げるようなことはしていないようです。

クラッチカバーを外した状態でブレーキを解除しようとしましたが、解除できない。スプリングを取り外してブレーキが機能しないようにすることにしました。ブレーキ機能がないと、キックバック発生時にチェーンの回転が停止しないので危険ではありますが、キックバック発生時は通常ならスロットルから指を離すので、チェーンの回転は停止すると思われます。丸鋸のブレーキと異なり、ブレーキが効かないといつまでも刃が回転することはありません。

ブレーキバンドのカバーはT20トルクスネジ3本で固定してありました。トルクスネジが使われているパーツは素人が分解するなということを意味します。案の定、取り出したスプリングは元に戻せなかったので、ブレーキ機能なしとしました。

後で、私が所有する同じモデルで、ブレーキオンの状態でスプリングの着脱を試みたところ、成功しました。コツがあるとすれば、マイナスドライバーでスプリングを上方向に湾曲させた状態で、溝に押し込んで、ブレーキバンドのカバーを元に戻すこと。それと、ブレーキオンの状態でクラッチカバーを斜めに被せて、ノブを少し締めてから、フロントハンドガードを後ろに引いてブレーキを解除することでしょうか。

ブレーキオンの状態でクラッチカバーをこじ開けたのは、お隣さんの仕事仲間だそうで、春にWeimall AA07C Chainsawをワヤにした同じ人でした。あの時も同じことをしてクラッチカバーを摩擦熱で破損させており、今回と同様に、ブレーキなしとしました。ブレーキを解除せずにエンジンを回転させようとして、チェンソーを壊す「ワヤ爺」と名付けよう。

STIHL Chain Oil

チェンソー用のオイルには二種類あります。チェンの潤滑油とガソリンと混合するオイル。今回、初めて4LのSTIHL製チェンオイルを入手しました。STIHL製品は店頭販売のみなので、安曇川にある金物と工具の専門店、イトーカ訪問時に購入しました。

これまではコメリブランドの安価なチェンソーオイルを使っていました。注油に時間がかかっていましたが、STIHL製チェンオイルは一気に満タンになりました。試し切りしたところ、潤滑性能が改善したような気がします。

Weimall AA07C Chainsaw

お隣さんの仕事仲間が所有するチェンソーを預かりました。この中華ブランド、中国製の安価な小型チェンソー、エンジンは始動するけれど、チェーンが回転しないので使えないそうです。ブレーキがロックした状態で、何らかの原因でブレーキが解除できないのだろうと予想しました。

排気量25CCの小型チェンソーなので、そもそもブレーキは不要だろうと思い、ロックしているであろう、ブレーキを撤去することにしました。

クラッチカバーを取り外し、ブレーキ構成部品であるスプリングとブレーキバンドを撤去しました。ブレーキが完全にロック解除していない状態で、スロットル全開で強引に使用していたのか、クラッチ周囲の樹脂製カバーが摩擦熱で溶けている。溶けて変形した樹脂を取り除き、クラッチ周辺を綺麗にしました。

クラッチに問題はなさそう。チェーンをガイドバーのレールに入れて、回転させようとすると、引っ掛かりがあって、スプロケットがあるガイドバーの先端部で一部のチェーンが浮き上がる。レールが変形しているのか、チェーンに問題があるのか?

原因はチェーンの方にありました。粗悪品なのか、チェーンの一部にバリがあったので、DREMEL MultiProでバリを削り落としました。これで、チェーンがスムーズに回転するようになりました。

エンジンを始動させ、試し切りしたら、全然切れなかったので、ニシガキ工業の刃研ぎ名人で目立てをして切れる状態にしました。

この小型チェンソー、Amazonで1万円未満で販売されています。「軽量でお年寄りや初心者にも扱いやすく安心です」とありますが、決して初心者には勧められるものではありません。自分で改造できるレベルの人でないと、使い物にならない代物です。

Husqvarna 135e

お隣さんからHusqvarna 135eを預かりました。このチェンソーはお隣さんが親しくしているとある団体の所有物だそうで、メンテナンスを依頼されました。135eの取扱説明書を読むと、標準ガイドバーの長さは350ミリ、推奨ガイドバーの長さは350〜400ミリと書いてありますが、なぜか300ミリの短いガイドバーが取り付けてありました。

135eは4年前に236eを購入した時に比較検討したモデルです。236eが19,800円であったのに対し、135eは1万円高い、29,800円でした。ホビーソーとしては当時、人気があったモデルです。

同じHusqvarnaのDIY用チェンソーでも構造が随分と異なります。チェーンオイルの出方が今ひとつで潤滑不良の状態でした。長さが推奨外のガイドバーが原因かもしれないと思い、お隣さんが個人所有する236e用の350ミリのガイドバーに交換したら少し改善されたように思います。ガイドバーのオイル孔、レール溝も掃除したので潤滑不良の原因は孔と溝が詰まっていたことかもしれません。

Firewood Collection 2022 — Part 4

斜めお向かいさん別荘宅の常緑樹を一本、Husqvarna 135eを使って伐倒しました。

年輪を数えると、樹齢30年ぐらいの常緑広葉樹であることがわかりましたが、樹種は不明。母家ログハウスの築年数と大体同じ。

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Firewood Collection 2022 — Part 3

河川敷に集めた伐採済みの木材を手動式のチェーンブロックを使って、師匠が引き揚げていました。私もチェーンブロックが欲しいと思っていますが、使用頻度はそれほど多くはなさそうです。

河川敷と林道の高低差は3メートル近くはあります。

前日に玉切りしたヤシャブシの幹。

シルキーメバエに付属する鞘をベルトに通しておくと便利。

Husqvarna 236e、使用後は必ずメンテナンスすると、快適に使えます。このモデルもチェーンオイルの潤滑不良が起こりやすいように思います。ガイドバーの孔や溝を頻繁に掃除する必要があります。

玉切りした伐採済みの木材を車に積み込みます。

積み込んだ木材は3往復ぐらいして自宅に運びました。

小さな軽自動車ですが、ジムニーよりも一度に多くの木材を運ぶことが可能。

立った状態でチェンソーを始動できるようになりました。

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Firewood Collection 2022 — Part 2

昨日、伐倒したヒメヤシャブシを現場で玉切りしました。

玉切りした樹木を現場に置いて帰ると、カラスがどこからともなくやって来て、持ち去ることがあるそうです。カラスが躊躇するような重くて大きなものだけを現場に残して、比較的小径のものを持ち帰りました。

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Firewood Collection 2022 — Part 1

今シーズンの薪集めが始まりました。今年もご近所さんが滋賀県河川課に樹木伐採申請をされているとのことを知って、現場に向かいました。

今シーズンはこの辺りで作業されていました。私が伐採作業に参加するのはおよそ2年ぶり。

2年前に使用されていたエンジン式ウィンチ(ひっぱりだこ)はクラッチが故障して修理不能となり、今年は0.5トンのチェーンブロックを使用されていました。滑車と梃子の原理で重い木材も軽々と引き揚げることができます。私もチェーンブロックが欲しいと思いますが、使う機会があまりない。使うとすれば伐倒した樹木の抜根とか?

チェーンソーのエンジンを始動させる時、私はこれまでチェーンソーを地面に置き、ハンドル部分を左足で踏み抑えながら、右手でスターターロープを引っ張るという基本的な方法を採用していました。これを繰り返すと、腰が痛くなる。チェーンソー使用歴20年を経てもビギナー同然のままでは格好悪いし、腰痛の原因ともなるので、立ったままエンジンを始動させる方法を師匠に伝授してもらいました。

左手に持ったチェーンソーを下げると同時に右手に持ったスターターロープを思いっきり素早く引けば、エンジンを始動させることができました。コツがあるので練習して体得するのみ。

細い枝は新たに入手した刃渡り270ミリのSilky Mebaeで切断。

今日はちょっと控えめに伐採したヒメヤシャブシを持ち帰りました。

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Firewood Collection 2021 — Part 2

薪小屋の横に伐採した広葉樹が数本置いてありました。多分、お隣さんが置いたものでしょう。薪ストーブに入る長さになるよう切断しました。

メンテナンス済みのチェーンソー、エンジンがすぐにかかり、よく切れます。この薪を燃やすのは再来年以降になります。

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Hinoki Stump Stool

大津市配布の薪用原木の中に檜の丸太が一本、含まれていました。それぞれが高さ40センチぐらいになるよう、二本に切断した後、切断面が水平になるように加工しました。

卓上スライド丸鋸用の補助ワークベンチに丸太を載せて、2枚の2×4材で丸太を挟むようにしてクランプで固定。

墨線に沿ってチェンソーで切断しました。

薪ストーブに薪をくべる際にこの丸太に腰掛けます。


Firewood Collection 2020 — Part 7

台風で折れたコナラの枝処理作業を手伝いました。枝打ち作業では重いHusqvarna 236eは使えないので、TOSHIBAの電気チェンソーを用意しました。

いつもの建築士さんトラックの助手席に乗せてもらい、同じ地区内の別荘宅地へ。

枝打ちするのは中央の二本。超広角レンズで撮影したので、低木に見えるかもしれませんが、高さは7メートル以上はあります。

左側の折れている枝、かなりの太さです。根元から伐倒した方が容易ですが、枝打ちとなれば、木登りする必要があります。

半日あれば、作業終了かと思ってましたが、実際には一日仕事になりました。私は主にエンジンチェンソーで玉切り担当。

コナラは薪としては最適。

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Firewood Collection 2020 — Part 6

道を挟んだお向かいさん別荘敷地内の樹木が伐倒、枝打ちされました。

木に登っているのは造園屋さん。

電話線と光ケーブルに接触していたコナラも枝打ちされました。

枝打ち、伐採された木。太い枝と幹は我々がいただくことになりました。

私はいつもレギュラーガソリンと2ストロークエンジン用オイルを50:1の比率で混ぜた燃料を1Lのガソリン携行ボトルに保存しています。携行ボトルの収容量は0.9Lなので、オイルはおよそ18ML。

後日、チェンソーで太い枝と幹を玉切りし、道を渡ってすぐの自宅敷地内に持ち運びました。

上の方の白っぽい木が、今回玉切りしたもの。写真撮影後、さらに上に積み上げました。ありがたいことに薪置き場が足りなくなったので、近々、増設する必要があります。

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