Pioneer carrozzeria MVH-3300 “CHECK USB” Error— Part 3

Amazonに注文していたLightning to 3.5mm Adapterが届きました。パッケージはApple製品そっくりですが…

iOS/iPadOS端末を充電しながら3.5mm出力端子から音声を再生することが可能であることが、図を見れば一目で理解できます。

なぜかウェットクロスが付属します。

早速、Suzuki HUSTLERに搭載したヘッドユニットにオーディオケーブルを接続し、もう一方の端子にはLightning – USBケーブルを接続して充電。

Spotifyのデイリーミックスを再生。音質に問題ありません。一旦、車のエンジンを切ると一時停止になり、再度エンジンを始動させて再生ボタンをタップすれば再生が始まります。iPhoneにヘッドフォンを繋いでいる場合と同じ。”CHECK USB”恐怖症から解放されました。

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Pioneer carrozzeria MVH-3300 “CHECK USB” Error— Part 2

去年年末の車検時にヘッドユニットのファームウェアを最新のものに更新してもらって、”CHECK USB”エラーは出なくなっていましたが、最近、再び現れるようになりました。このエラー表示が現れると、USBケーブルを繋いだ状態で充電も楽曲再生もできなくなります。別のケーブル、iPhoneに変えても、状況は改善されないので、問題の原因はヘッドユニット(MVH-3300)にあると思われます。

“CHECK USB”エラーに対処すべく、しばらく使っていなかったKINDRM Audio Receiver(Bluetooth送受信器)を再び使用することにしました。しかし、エンジンを始動させるたびに機能切り替えボタンを長押ししてデフォルトの送信モードから受信モードへと切り替える必要があり、この操作が極めて面倒。

Bluetooth受信機能とUSBポートが付属するヘッドユニットにいっそのこと交換しようかと考えましたが、”CHECK USB”恐怖症に陥った私は、少なくともPioneer製品は控えたいと思うようになり、そうなれば選択肢がかなり絞られます。iPhoneのLightning端子からAUX端子に繋ぐ術があれば、音質が劣化するBluetoothを使う必要がなくなります。

そこで見つけたのがLightningケーブルを3.5mmヘッドフォンジャックと充電用Lightning端子に分岐する製品。

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KINDRM Audio Receiver

Mercariで購入したBluetoothレシーバーが届いたので、Suzuki HUSTLERに設置のカーオーディオ(Pioneer carrozzeria MVH-3300)のAUX端子に繋ぎました。

この製品、正式な名称が不明です。Mercariでは「Bluetooth 5.0 トランスミッター」の名称でしたが、箱には”2-in-1 wireless adapter Model: T10″と書いてあるし、英語のユーザーマニュアルには”wireless audio adapter”の記載があります。マニュアルには仕様が書いてないので、本当にBluetooth 5.0対応なのかも不明。

当製品はBluetoothで音声を送受信する機能があり、機能切り替えボタンを長押しすれば、送信モードと受信モードとを切り替えることが可能。Pioneer carrozzeria MVH-3300のように、Bluetooth受信機能がないオーディオヘッドユニットにBluetooth受信機能を追加させることができます。電源はUSBポートから供給。

最初は上の画像のように、当製品をシガーライターソケットから分岐したUSBポートに挿して電源を供給し、付属のオーディオミニケーブルをヘッドユニットのAUX端子に繋いで視聴しました。Bluetoothのペアリングは一度、行えば、次からは自動で接続されます。ボリュームが小さいので、iPhone 11のMusic Appは最大にし、AUXに設定したヘッドユニットのボリュームは40近くまで上げる必要がありました。(私の耳が遠くなっているだけかもしれません。)

最初に気づいた難点は、車の電源を切り、次回オンにした時に当製品が送信モードになるということです。これが初期設定のようで、どうやらこの設定は変更できないようです。つまり、カーオーディオでiPhoneの音声を再生するには毎回、機能切り替えボタンを長押しして受信モードにしなければならないということです。また、Music Appで再生ボタンをタップする必要もあります。今は面倒に思いますが、ルーチン化すれば慣れるかもしれません。

次に気付いた難点は一時停止時にノイズが入るということ。ノイズがどこから来ているのか探るために、電源をシガーライターソケットから分岐したUSBポートからオーディオユニットのUSBポートに挿し替えてみたところ、耳障りなノイズがかなり小さくなり、音声レベルも上がりました。ヘッドユニットのボリュームは40から30まで下げても大丈夫のようでした。

電源をオーディオヘッドユニットから供給することで、“CHECK USB”エラーが再発する恐れがありますが、今のところ大丈夫なようです。

追記:ノイズの発生源をネットで調べていたら、こちらの方のブログ記事がヒットしました。RX-8を所有されているようで、することがどことなく私と似ている。この方の場合、ノイズ発生の原因はオーディオケーブルの劣化だったそうです。

Pioneer carrozzeria MVH-3300 “CHECK USB” Error— Part 1

Suzuki HUSTLERに取り付けたカーオーディオ、Pioneer carrozzeria MVH-3300で、iPhone 11をUSBポートに繋いだ際に、”CHECK USB”のエラーメッセージが表示されて、充電と音声再生ができない問題の原因が判明したかもしれません。

この不具合が初めて発生したのがiPhone 11のiOSをアップデートした直後だったので、問題の原因はiPhone 11かiOSにあると考えていました。iOSのアップデートをしていない時も正常に機能したり、不具合が再発することもありました。ネットで検索すると、carrozzeriaの他製品やiPhone 11以外でも同様の”CHECK USB”問題が発生することがわかりました。

不具合を検索しているときにPioneerのサイトもヒットしました。「製品ファームウェア アップデートプログラムご提供のお知らせ」を読むと、MVH-3300の最新バージョンは8.17以降だそうです。HUSTLER搭載のMVH-3300のファームウェアバージョンを調べると、上の画像の通り、8.10で一度もアップデートしていません。

ファームウェアのアップデートは市販のUSBメモリーを使って行うようですが、困ったことにmacOSは対応しておりませんとのことで… しかしながら、バージョン8.17は「特定のスマートフォン(Android 6.0)をUSB接続した際に発生するエラー19(通信できず)への修正対応を実施しました」とあるので、ファームウェアを8.17にアップデートしても問題の解決にはならない可能性もあります。

取り敢えずはシステムを工場出荷状態に戻すリセットを行いました。今のところ、正常に充電、音声再生ができておりますが、今後、どうなるかはわかりません。

Pioneer carrozzeria MVH-3300 “CHECK USB” Error— Part 2へと続く。