錆びたセンターパイプとマフラーを漸く取り外すことができたので、新しいものに交換する作業を始めます。
ラバーハンガーを再利用して新しいマフラーをぶら下げました。
センターパイプもラバーハンガーを再利用してぶら下げました。工具は特に必要ありません。
重くはないのでお腹の上に落下しても大丈夫。
何年も前にホームセンターで買った台ちゃんがこういう時に活躍しています。
マフラーとセンターパイプの接続にはHST製マフラーに付属するガスケットとボルトを使用します。
ガスケットに表と裏はないようでした。14mmのボルトが前側、ナットが後ろ側。
前後両側からメガネレンチとコンビネーションレンチを使ってボルトを仮り締めしました。この部分の規定トルク値は60N•mもあるので強めに仮り締めして大丈夫。
東日製作所のトルクレンチで本締め。このトルクレンチの測定範囲は10〜70N•mなので、限界に近い締付トルク値になります。こんなに固く締めると、ちょっとした錆びでも取り外せなくなると思います。
この後、触媒側のフランジボルト二本を先に締めてしまったら、O2センサー専用ソケットが入らなくなりました。フランジボルトを緩めて作業スペースを確保してから正しい順でO2センサーを規定トルク値の44N•mで本締めしました。
フランジボルトの規定トルク値は意外と小さい25N•m。
ガスケットは左の新品を使用しました。
Subaru R1のセンターパイプとマフラーの交換作業が完了しました。折れたボルトが取り外せなくなり、一時は触媒も取り外さなければならないかと危惧しましたが、およそ一日半をかけて無事に新品と交換することができました。
総走行距離:58,815km
センターパイプとマフラー取り付け作業の難易度:5段階で3
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