昨日、macOS Sierra Version 10.12 Beta (16A238m) をメインマシンであるiMac 27″ (Mid 2010) に上書きインストールした直後から入力ソースの切り替えが異常に遅くなりました。以前はベータ版のOSは、専用のパーティションにインストールして検証していましたが、今回は内臓HDDに上書きしてしまい、ちょっと困ったことになりました。
KarabinerがmacOS Sierraに未対応だったので、まずはKarabiner関連ファイルをすべてAppCleanerで削除しました。それでも入力ソース切り替えが異常に遅い状況は変わらず。次にAppleは推奨していないJavaをTerminalでコマンドを打って削除しました。しかし、事態は何も変わりません。
そこで、同様の症状で困っている人がいないかどうか、ネットを検索しましたが、ヒットしません。検索エンジンはGoogleを使用していますが、2、3年前にGoogleが商用サイトを優先する方針を採用し、個人のブログが検索結果の上位でヒットしないようになったのが原因かもしれません。
この状況を打開するにはOSをEl Capitanに戻すしか他に術はありません。幸いにもTime Machineでほとんどのデータを外付けのHDDにバックアップしてあるので、内臓HDDを初期化して、バックアップしたデータを復元することにしました。一部、バックアップしていないデータがあるので、現在、それを外付けHDDにバックアップ中です。
追記:バックアップしたデータの復元に5時間ほど要しましたが、El Capitanへのダウングレードを実行しました。しかし、再起動に失敗するので、現在、バックアップデータを再復元中。同時期にパブリックベータが公開されたiOS 10と比べるとmacOS Sierra Public Betaは、特に日本語環境でかなり不安定なので、インストールは慎重に行うべきです。
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