AP 1L Fuel Bottle

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Astro Products製1Lのガソリン携行缶ボトルタイプを入手しました。エンジン式チェーンソーの混合燃料を保管及び携行する際に使用します。私の使い方なら1リットルサイズがちょうど良い。Husqvarna 236eの燃料タンク容量は300cm³なので、空の状態から3回、満タンにできます。

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レギュラーガソリンと2サイクルエンジン用高級オイルを50:1の配合比で混ぜました。これまでは2サイクルエンジン用の混合燃料をホームセンターで購入していましたが、配合比を自分で調整できないし、何よりも割高になります。100円ショップで入手した計量カップにエンジンオイルを10ML、別の大きな計量カップにレギュラーガソリンを500ML、注ぎ入れて、大きな計量カップの中で混ぜました。

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このガソリン携行用金属製ボトルには長さ200ミリのノズルと、

Husqvarna 236e

収納バッグが付属します。このボトルはUN規格と消防法適合品です。

IRWIN® VISE-GRIP® 7CR (Fast Release™ Curved Jaw Locking Pliers)

IRWIN VISE-GRIP 7CR

VISE-GRIP®を名乗れるロッキングプライヤーは元祖メーカーのIRWIN®だけということで、セール販売されていた最新モデルの7CRをAstro Products京都山科店で入手しました。(税別¥1,430)「世界のアストロフェア2018年春こだわり工具特集」に掲載されていた製品の一つです。

IRWIN VISE-GRIP 7CR

親しくなったAstro Productsのエリアマネジャーによると、この最新製品は下顎先端部分が若干ずれていますが、握ってロックさせると先端部分が揃うようになるそうです。私が以前から所有しているVISE-GRIP® 7WR(75周年記念モデル)にはこのような機構はありません。

IRWIN VISE-GRIP 7CR

下顎のグリップ力は従来のロッキングプライヤーと比べて3倍の力があるそうです。

IRWIN VISE-GRIP 7CR

ロックを解除するリリースレバーが不在ですが、ロックは片手で解除可能です。こだわりは上顎側グリップ底部にある調整スクリューの中心にある六角穴。4ミリの六角ドライバーでグリップ具合を調整できるようになっています。全長185mm。VISE-GRIP®は錆び付いて頭が取れたビスや固着したスタッドボルトなどを引き抜く際に使用します。

Subaru R1 — Replacing Tires

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Subaru R1のタイヤをスタッドレスから夏用タイヤに交換しました。前輪タイヤ交換時は新調した耐荷重2トンの小型ジャッキスタンド(APリジッドラック2tピン、ゴム付きとAP 2TONピン用ラバークッションゴム、スチールパイプ付きのセット)に載せました。上の画像ではこれ以上のジャッキアップはできないので、ピンを使用しておりませんが、決して推奨できる方法ではありません。取扱説明書の警告欄に「本製品付属のピン以外での、高さの固定は絶対にしないで下さい」と書いてあります。セット品のラバークッションゴムの高さが36ミリもあるので、1段階目の穴にピンを通すと最低位でも高くなります。

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後輪は馬を架けずに、COSTCOで入手したARCAN製ハイブリッドジャッキでリフトアップした状態でタイヤ交換しました。本来は馬を架けるべきです。サイドシルの部分でジャッキアップしようとすると、上部ハンドルがガレージ壁面と干渉するので、上部ハンドルを取り外して下部ハンドルのみでジャッキアップしています。これも決して推奨できる方法ではありません。

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空気圧調整時などにCOSTCOで入手したTOOLMASTER®の折畳式脚立2個セットの小さい方が重宝します。

Wood Carport — Part 86

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南西側(道路側)に筋交いを2本取り付けて、強風による水平方向の揺れに対する強度を補強します。柱Iを挿入する位置を決めて、桁Cと土台Bに深さ10ミリの切り欠きを入れます。切り欠きは丸鋸と鑿で入れますが、両端のラインが真っ直ぐに切れるよう、スピードスクエアをガイドにします。両手が使えるようにスクエアをクランプで固定。頭上での作業になるので丸鋸を片手で持つには重すぎて真っ直ぐに切れない。

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北西側(母屋側)と同じ作業行程になるので、写真撮影は省略しました。土台Bの上に柱Iを垂直に立て、羽子板ボルトで固定。

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今回は短い方の筋交いから取り付けました。

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120ミリの筋交い用金物で長い方の米松の筋交いを固定。

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北西側(母屋側)と同じように、WRC2x4材の端材を土台Bの上に載せて、短い方の桧筋交いの長さを調整しています。

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南西側(道路側)の筋交い取り付け作業をほぼ終了しました。筋交いがあると、カーポートというより建築途中のガレージや住居のように見えます。

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翌日、土台BにM12の六角コーチスクリューを取り付けました。13ミリのドリルビットで深さ30ミリぐらいの穴を空けてから、ハンマーで叩き込み、

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AP製12ミリのディープソケットを装着したSnap-on製シールドラチェットで六角コーチスクリューを締めました。

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羽子板付き束石と束柱の間に入れたアスファルトシングルは束柱の高さを調整することと雨水対策が目的です。

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水平方向の揺れに対する強度はどうなのか?向かって左の柱Eと中央手前の柱Fを揺するようにして前後に強く押してみました。どうやら東西の水平方向の揺れはほぼ収まったようです。前回は南北方向の揺れが気になりましたが、不思議なことにそれもかなり少なくなりました。想像していた以上に筋交いの効果は絶大であることがわかりました。

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補強目的の壁は必要ないかなと思います。この程度の強度が維持できるのであれば、東側の筋交いも不要ですが、化粧目的の柵はあっても良いかもしれません。

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Subaru R1 — Changing Engine Oil and Filter

ARCAN 3.0 TON STEEL/ALUMINUM HYBRID JACK (HJ3000JP)

先日、COSTCO京都八幡倉庫店で入手したARCAN 3.0 TONハイブリッドジャッキをSubaru R1に初めて使用し、ジャッキアップしてエンジンオイルとフィルターを交換しました。フロントのジャッキアップポイントはナンバープレートのすぐ背後、ラジエーター近くにあります。

ARCAN 3.0 TON STEEL/ALUMINUM HYBRID JACK (HJ3000JP)

これだけジャッキアップポイントが前の方にあると、サイドシルに掛けるジャッキスタンドに車を載せるには、かなりの高さまでジャッキアップしなければなりません。

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画像左の赤いAP製耐荷重3Tonのジャッキスタンドは、ピン穴一段目の最低位がラバーパッドなしでも375mmと高く、ARCANのガレージジャッキを最高位の470mm(溝付きゴムパッド装着時はプラス15mm)まで上げてもまだ高さが不足します。そこで、20年以上前に入手し、主にMazda Roadsterのエンジンオイル交換時に使用していた折畳式の小型ジャッキスタンドをサイドシルに掛けることにしました。これなら最低位が低いので、それほどジャッキアップしなくて済みます。

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使用したエンジンオイルはこれもCOSTCOで入手したSupremeの5W-30。

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フィルター同時交換時の規定エンジンオイル量は2.6L。容量3LのAP製オイルジョッキも新調しました。リットルとクオートの目盛り付き。

ARCAN 3.0 TON STEEL/ALUMINUM HYBRID JACK (HJ3000JP)

少しジャッキアップして、ジャッキスタンドを外してから…

ARCAN 3.0 TON STEEL/ALUMINUM HYBRID JACK (HJ3000JP)

ハンドルをゆっくりと且つ少しずつ反時計方向に回転させながら、ジャッキダウンしてエンジンオイルとフィルターの交換作業を終了しました。ARCANハイブリッドジャッキなら微妙な調整が容易なので、安全な作業ができます。

総走行距離:62,447km(前回からの走行距離:5258.1km)

ARCAN 3.0 TON STEEL/ALUMINUM HYBRID JACK (HJ3000JP) — Part 3

ARCAN 3.0 TON STEEL/ALUMINUM HYBRID JACK (HJ3000JP)

COSTCOで入手したARCAN 3.0トン、アルミ/スチール・ハイブリッドジャッキ(HJ3000JP)の受け皿にAP 2Tonアルミレーシングジャッキ用の溝付きゴムパッドをかぶせてみました。サイズはぴったりで問題なく使用できそうです。

ARCAN 3.0 TON STEEL/ALUMINUM HYBRID JACK (HJ3000JP)

ARCANのハイブリッドジャッキ(税込¥12,280)はAstro Products製2Tonアルミレーシングジャッキ(税別¥29,800)と形状が似ています。(使用素材とサイズ、重量は異なります。)受け皿のサイズも1ミリしか違わないのでゴムパッドを使い回しすることができるのではないかと思い、被せてみると予想通り、ほぼぴったりでした。このパッドを取り付けると、無負荷時に最低位と最高位がそれぞれおよそ15mm高くなります。

ARCAN 3.0 TON STEEL/ALUMINUM HYBRID JACK (HJ3000JP) — Part 2に戻る。

ARCAN 3.0 TON STEEL/ALUMINUM HYBRID JACK (HJ3000JP) — Part 2

ARCAN 3.0 TON STEEL/ALUMINUM HYBRID JACK (HJ3000JP)

COSTCO京都八幡倉庫店で入手したARCAN 3.0トン、アルミ/スチール・ハイブリッドジャッキ(HJ3000P)をSuzuki HUSTELRの荷室から降ろして組み立て、実際にHUSTLERを前方のみジャッキアップしてみました。初期不良などがあると困ったことになるので、動作確認を兼ねています。

ARCAN 3.0 TON STEEL/ALUMINUM HYBRID JACK (HJ3000JP)

箱から取り出した状態。付属する上下のハンドルを取り付ければ、すぐに使えそうではありますが、その前にハンドルヨークを固定するワイヤーを取り外す必要があります。

ARCAN 3.0 TON STEEL/ALUMINUM HYBRID JACK (HJ3000JP)

傷防止のため、AP製マルチユースブランケットをガレージのコンクリート床上に敷き、ジャッキを裏返しにしました。ヨークが搬送時に動かないように固定するワイヤーをプライヤーを用いて取り外しました。

ARCAN 3.0 TON STEEL/ALUMINUM HYBRID JACK (HJ3000JP)

取扱説明書に「ハンドルがヨーク内で回転しやすいように、ハンドルヨークの内側にグリスを塗布して下さい」と書いてあるので、グリスを塗布しました。元々、グリスが塗布してあったので、正しくはグリスを追加したということです。ちょっと塗りすぎかもしれませんが、少ないより多い方が良いだろうという判断です。

ARCAN 3.0 TON STEEL/ALUMINUM HYBRID JACK (HJ3000JP)

上下分割式の太いハンドルをヨークに挿入してロックしました。これだけハンドルが長い(1147mm)と、車体側面から一輪ずつリフトアップする際にハンドルがガレージの壁に干渉しそうです。推奨される方法ではないものの、サイドシルにジャッキを掛けるときは、受け皿に溝入りアダプターを装着して、上ハンドルを取り外せば良いでしょう。

ARCAN 3.0 TON STEEL/ALUMINUM HYBRID JACK (HJ3000JP)

アルミとスチールのハイブリッドということですが、赤い部分がアルミでより大きな力が加わるグレーの部分がスチール製だと思われます。磁石で確認済み。

ARCAN 3.0 TON STEEL/ALUMINUM HYBRID JACK (HJ3000JP)

デュアルポンプが採用されており、素早くジャッキアップすることが可能。

ARCAN 3.0 TON STEEL/ALUMINUM HYBRID JACK (HJ3000JP)

敢えて、ラダーレールを使わずにSuzuki HUSTLER 2WD車フロント側をジャッキアップしてみました。ジャッキアップポイントに受け皿を当てた状態で、フロントバンパー下ガーニッシュとの隙間はこのくらい。これだけあれば、最初は小刻みになりますが、ハンドルを上下に動かしてアームを揚げることが可能です。バンパーと接触しても傷を付けないように下ハンドルにクッションが巻いてあります。このガレージジャッキは最低位102mmですが、最低地上高が低い車の前方をジャッキアップする場合は、ラダーレール必須だろうと思います。

ARCAN 3.0 TON STEEL/ALUMINUM HYBRID JACK (HJ3000JP)

キャスターの性能が良いのか、微妙な位置調整が容易に行えます。これまで使っていた2T Heavy Duty Trolley Jack(ノーブランドの超低床ガレージジャッキ)は、位置調整に難がありました。

ARCAN 3.0 TON STEEL/ALUMINUM HYBRID JACK (HJ3000JP)

リジッドラック最下段までリフトアップした状態。ハンドルを反時計方向に回すとアームが降下します。ゆっくりと回せば意図した通りにゆっくりと降下するので安全です。前述の2T Heavy Duty Trolley Jackはドスンと落ちて来たので、リジッドラックの高さとジャッキアップポイントとの距離に細心の注意を払う必要がありました。

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リジッドラックは左右のサイドシル近くにあるU字型フックに掛けました。ピンは最下段の高さ390mmに設定。この状態で車の下に潜り、融雪剤による塩害の兆候がないかどうか、調べたところ大丈夫でした。

Specifications

Capacity3 Ton
Minimum Lift Height102 mm
Maximum Lift Height470 mm
Lifting Range369 mm
Caster Wheel Size45 mm x 23 mm
Front Wheel Size65 mm x 40 mm
Saddle Diameter116 mm
Handle Length1147 mm
Dimensions592 mm x 302 mm x 152 mm
Net Weight26.4 kgs.

ARCAN 3.0 TON STEEL/ALUMINUM HYBRID JACK (HJ3000JP) — Part 3へと進む。
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KTC Combination Pliers (PJ-150)

KTC Combination Pliers PJ-150

Astro Productsの初売りでKTCのコンビネーションプライヤを入手しました。チラシをチェックしていて、デザインが優れていると思った製品です。KTCのサイトを見ると、「グッドデザイン賞受賞商品」とのことです。サイズが3種類あり、セール価格(税別¥980)で販売されていたこの製品は最も小さな呼び寸法150mmのプライヤ。重量200g、全長163mmで扱いやすいサイズ。

KTC Combination Pliers PJ-150

ソフトグリップの部分に「この商品ははさみ類としての機能をより一層発揮させるために、表面処理されておりません。使用後は油の塗布などのお手入れをしてください」と書かれたシールが貼ってありました。PJ-150は鉄線最大径2ミリまでの切断能力があるそうです。

Changing Tires, Engine Oil, and Filters

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Suzuki HUSTLERのタイヤをスタッドレスに交換し、ついでにエンジンオイルとエンジンオイルフィルターを交換しました。タイヤ交換は今季5台目になります。

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オイルフィルターはAstro Productsで売っているSO-2。今回はジャッキアップせずにラダーレールに前輪を載せて、エンジンオイルとフィルターを同時交換しました。

総走行距離:7,908 km

Wood Carport — Part 6

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今日は仮置きした沓石(束石)をモルタルで固定します。モルタルはセメント1に対して砂3の割合で混ぜ、適量の水を加えて作りますが、計量時にAstro Products製の1Lフューエルカップが役立ちました。

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水を加える前に念入りに掻き混ぜておくことが重要。

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バラスの上にモルタルを載せ、その上に沓石を置いて水平を出し、同時に水糸を頼りに正しい位置に沓石を設置。モルタルが硬化する前なら微調整可能です。

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二方向で水平になるように水準器で確認。水平を出すことばかりに気を取られていると、直角が出ないことにもなるので注意が必要です。

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穴の隙間に掘り出した土を埋め戻し、水を加えない空練りのモルタルを敷きます。

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最後に水を撒いて沓石の設置作業を終了。

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同じ手順を繰り返し、四隅の沓石を設置しました。

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残り二つ、沓石を設置しますが、そのうちの一つは道路に面した南側の中央。

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予想した通り、5センチほど掘り下げると蒸発散設備のコンクリートブロックがまたもや姿を現しました。

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鉄筋はディスクグラインダーで切断。

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ブロックはタガネとハンマーで破壊して少しずつ取り除くしかありません。一つの穴を掘るのに3時間ぐらい要しました。

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合計6個の沓石が設置できたので、遣り方と水糸を撤去しました。短めの釘抜きがこういう時に役に立ちます。

沓石(束石)設置作業の難易度:5段階で3

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Wood Carport — Part 4

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6個の沓石(束石)を設置する際におよそ200mm四方、深さ240mmの穴を掘る必要がありますが、穴を掘る道具はサイズや形状が異なる複数のスコップがあった方が良いだろうと思い、Astro Products製のステンレススコップを入手しました。 革紐が付属しますが、炎天下にしばらく放置していたら切れてしまいました。

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先ずは義父から譲り受けたタケノコ掘り用の鍬で掘り下げながら、

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APステンレススコップで砂利や土を取り除きました。200mmほど掘ると、粘土質になります。タケノコ掘り用の鍬は柄が短めなので、座った状態で掘ることができます。炎天下で立った状態で作業するのと座った状態で作業するのとでは体力の消耗度が全然違います。

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沓石の上端がGLになるぐらいまでおよそ240mmの深さの穴を掘りました。北西側は水糸を頼りに難なく図面通りの位置に穴を掘ることができました。

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水糸は遣り方に打った短い釘に結びました。作業中に水糸が緩めば釘に巻くことで張り具合を調整できます。1360mmは母屋布基礎からの距離。

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ブロック積みした蒸発散設備が地中深くに埋まっており、鉄筋は補強用として使われていたようです。このコンクリートブロックは破壊して撤去しなければなりません。

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タガネを使ってブロックを破壊し、沓石が設置できるようにしました。

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深さ240mmの穴を掘った後、突き固めながら粒の大きさが異なる二種類の砕石(バラス)を穴に入れました。

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沓石の高さが一定になるよう、幅150mmぐらい(本来は沓石底部の一辺の長さである200mmが理想)の板にGLの線を引き、簡易定規としました。2年前に細長いウッドデッキを製作した時も沓石を設置しましたが、高さが170mmの小さな沓石だったので、定規は不要でした。

手持ちの水準器が穴に入らなかったのですが、この簡易定規の上に水準器を載せると水平を確認することができます。しかし、この段階では厳密に水平を出す必要はありません。砕石の上にモルタルを敷く時に水平、垂直を出します。

Pergola Carport Layout 2

道路に面した母屋南側で作業していると、犬やヤギの散歩をする近所の人が「何ができるのですか?」「ウッドデッキですか?」と声をかけてこられます。知っている人には「カーポートです。」と答えますが、知らない人には「ウッドデッキですか?」と尋ねられたら、「はい、そうです、暑いですね。」とか「いいえ、パーゴラです。」と答えるようにしています。

そんな会話をしながら作業していて、「パーゴラ」にしては大き過ぎるかなと思いながら、公共下水道に接続してからは使用していない合併浄化槽の上に駐車したSuzuki HUSTLER Aを見て気付きました。すでに大きな「パーゴラ」を南北方向にさらに700mmほど延長し、母屋とウッドデッキが後ろまたは前になるように車を停めれば、軽自動車が余裕で2台駐車できるということです。早速、iWork Numbersで図面を引き直して、全長を5,000mmから5,700mmに変更することにしました。

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南の方に700mm延長するので穴を掘り直して遣り方と沓石を移動させました。仮りに固定した杉90mm角の柱は細長いウッドデッキのフェンスに使用していたもの。柱を取り付けた方が位置調整しやすくなります。

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このナンテンも移植しなければなりません。

Wood Carport — Part 5へと続く。
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Subaru R1 Exhaust Pipe Assembly — Part 10

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錆びたセンターパイプとマフラーを漸く取り外すことができたので、新しいものに交換する作業を始めます。

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ラバーハンガーを再利用して新しいマフラーをぶら下げました。

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センターパイプもラバーハンガーを再利用してぶら下げました。工具は特に必要ありません。

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重くはないのでお腹の上に落下しても大丈夫。

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何年も前にホームセンターで買った台ちゃんがこういう時に活躍しています。

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マフラーとセンターパイプの接続にはHST製マフラーに付属するガスケットとボルトを使用します。

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ガスケットに表と裏はないようでした。14mmのボルトが前側、ナットが後ろ側。

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前後両側からメガネレンチとコンビネーションレンチを使ってボルトを仮り締めしました。この部分の規定トルク値は60N•mもあるので強めに仮り締めして大丈夫。

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東日製作所のトルクレンチで本締め。このトルクレンチの測定範囲は10〜70N•mなので、限界に近い締付トルク値になります。こんなに固く締めると、ちょっとした錆びでも取り外せなくなると思います。

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この後、触媒側のフランジボルト二本を先に締めてしまったら、O2センサー専用ソケットが入らなくなりました。フランジボルトを緩めて作業スペースを確保してから正しい順でO2センサーを規定トルク値の44N•mで本締めしました。

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フランジボルトの規定トルク値は意外と小さい25N•m。

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ガスケットは左の新品を使用しました。

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Subaru R1のセンターパイプとマフラーの交換作業が完了しました。折れたボルトが取り外せなくなり、一時は触媒も取り外さなければならないかと危惧しましたが、およそ一日半をかけて無事に新品と交換することができました。

総走行距離:58,815km

センターパイプとマフラー取り付け作業の難易度:5段階で3

Subaru R1 Exhaust Pipe Assembly — Part 11へと続く。
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Subaru R1 Exhaust Pipe Assembly — Part 9

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O2センサーの取り外しにも難儀しました。六角ボルトの径が22mmと大きく、専用のソケットを所有していなかったのです。モンキーレンチで緩めようとしても固着しているので緩まない。Mazda RX-8の触媒側O2センサーはBAHCOのモンキーレンチで緩めることができたので、専用工具は不要と思っていたのです。

やはり専用工具は必要なので、アストロプロダクツ京都山科店で、ハーネスを逃すスリット入りのO2センサーソケットを入手しました。この専用ソケットとスピンナーハンドルの組み合わせでO2センサーを取り外しました。上の画像でスリット入りの黒いソケットがO2センサー専用ソケット。

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折れたフランジボルトの取り外し方法を、ネットで収集した情報を参考にしながら一晩かけて考えました。手持ちの工具でまだ使用していないものが一つありました。それはガレージの工具収納壁にずっとぶら下がっているVISE-GRIPロッキングプライヤーです。使い方を今一つ理解していなかったこともあり、一度たりとも使った記憶がありません。正に宝の持ち腐れでした。しかも、私が所有するVISE-GRIPは75周年記念モデルの刻印まで入っています。

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滑り止め加工が施されたジョーの部分で対象物を咥えさせた状態で、ハンドル部分を閉じてロックさせることができます。ジョーの開口幅はハンドル部底部にあるネジで調整します。

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VISE-GRIPロッキングプライヤーの特徴は対象物を咥えた状態でロックさせることができることでしょうか。対象物のネジ山は潰れるかもしれませんが、再利用しないので問題ありません。ロックさせた状態で対象物を緩める事に集中できるので、レンチのような使い方が可能です。

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今回はこのVISE-GRIPロッキングプライヤーが活躍してくれたので、スタッドボルトリムーバーやエキストラクターは不要でした。

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折れて頭の部分がなくなったボルトの取り外し手順をまとめておきます。

  1. ボルト周囲に行き渡るように浸透潤滑剤ラスペネをたっぷりと散布する。
  2. 釘締めとハンマーを用いて折れたボルトの下から叩き、衝撃を加える。
  1. 一晩放置する。
  1. VISE-GRIPロッキングプライヤーでボルトの軸を咥えさせて時計回りにゆっくりと力を入れながら回す。(締める方向に回して上から抜く。)
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O2センサーと触媒側の固着したフランジボルトを取り外すことができたので、後はラバーハンガーごと車体からセンターパイプとマフラーを取り外すだけです。

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マフラーをぶら下げているステーは錆びの進行具合が激しく、今にも落下しそうでした。

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ラバーハンガーは再利用可能なので、新しいセンターパイプとマフラーのステーに取り付けます。

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次回は新しいセンターパイプとマフラーを取り付けます。

Subaru R1 Exhaust Pipe Assembly — Part 10へと続く。
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センターパイプとマフラーの取り外し作業の難易度:5段階で4

Subaru R1 Exhaust Pipe Assembly — Part 8

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Subaru R1センターパイプ触媒側のフランジボルト2本を10×12のストレートメガネレンチを用いて取り外しました。 Suzukiの担当整備士にお借りしたWAKO’Sの業務用浸透潤滑剤ラスペネを固着したボルト周辺に散布してからの作業になりました。10×12のストレートメガネレンチは今回の作業で初めて使用しましたが、整備士が推奨する理由がよくわかりました。

固着したボルトを緩めるにはテコの原理で大きな力をかけることができる、一体成型の柄の長いレンチが必要です。ソケットとスピンナーハンドルやT型レンチとの組み合わせでは、接合部で力が逃げるように思います。一体成型のストレートメガネレンチであれば、撓みながらも力を直接、ボルトの頭に伝えることができるので、より効率的に力を伝達させることができるのではないかと私は考えています。

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固着したボルトが緩んだ後はシールドラチェットとエクステンションバー、ソケットの組み合わせで効率よく回転させて緩めることができます。

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ラスペネとストレートメガネレンチを用いて難なく緩めることができたと思っていたら、実は取り外した二本のフランジボルトの一本が折れていました。

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長いボルトのフランジ側の部分だけが外れて、ネジ山がある軸の部分が触媒側に残ってしまうという最悪の事態です。頼りになる担当整備士に連絡できれば良いのですが、大型連休中でディーラーは閉店しています。

作業を中断し、残ったボルトをどのようにして取り出すか、ネットで情報収集しながら色々と考えました。フランジの部分が折れてしまったボルトは、スタッドボルト状態なので、スタッドボルトを取り外す際に使用するツールがあれば良いだろうと考えました。折れたボルトを持参し、Astro Products京都山科店へ向かいました。

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そこでこんな工具を紹介していただきました。大きな穴の部分に緩める対象のスタッドボルトを通し、滑り止め(ローレット)加工が施されたリングをボルトに押し付けながら、19mmの六角ボルトの部分にレンチを当てがって緩む方向に回すというものです。この工具(スタッドボルトリムーバー)が機能しない場合は、折れたボルトの中心にドリルで下穴を空けて、エキストラクターなるドリルビットのような工具を反時計回りにねじ込んでボルトを取り外す方法もあるとのことでした。

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スタッドボルトと化した折れたフランジボルトと格闘です。スタッドボルトリムーバーに折れたボルトを通して緩めようとしましたが、私の使い方が間違っているのか空転するだけでした。触媒がすぐ近くにあり、作業スペースの確保が困難だったことも、この工具を活用できなかった原因だと思われます。他にもKNIPEX Cobra(ウォーターポンププライヤー)などを使って、折れたボルトを何とかして取り外そうとしましたが取り外せない。さらにダブルナットの手法も試そうとしましたがナットを回すのに十分なスペースがない。

センターパイプとマフラーの取り外し作業の難易度:5段階で4

Subaru R1 Exhaust Pipe Assembly — Part 9へと続く。
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