U.N Metal Cap (UNX-5539)

UNX-5538メタルフード(V37mm用)専用キャップが欲しくなり、京都寺町通のカメラ専門店で買ってきました。アルミ製フードキャップにはロゴや刻印らしきものが一切ありません。職人こだわりの一体挽物メタルフードの方には刻印表示があります。

メタルフードが¥2,200に対して、今回、購入したキャップは¥2,000と、価格設定が今一つ理解できません。フードとキャップのセットで¥3,980ですから、このキャップ、思いの外、製造コストが高いのでしょうか?キャップ内側にフェルトのテープが貼ってあり、フード外側から被せるようにして装着します。キャップの内径は57mmで、フード先端部の外径57mmとぴったり合っていないと外れたりするでしょうから、かなりの精度で作られているものと思われます。キャップを着脱する度に光学機器らしい精度の高さが感じられます。使いもしないOVFをアクセサリーシューに装着して記念に一枚、撮影してみました。Olympus PEN E-P1の高級感が増した気がします。

追記(1月19日):フードとキャップを常時装着するのであれば、レンズを保護する目的で付けていたKenkoのフィルターは不要かもしれないということで、フィルターを外してメタルフードを17mmパンケーキレンズに直接、装着してみました。こちらの方がすっきりとして良い感じ。

Olympus PEN E-P1 Firmware Update

今回のPEN E-P1ファームウェア更新1.2は二度目のアップデートになります。E-P2で新たに採用されたアートフィルター2種類、特にジオラマがE-P1でも使えるようになると良いと微かな期待があったのですが、内容は以下の通り。

  1. Reduced time of the MF ASSIST enlarged display to improve operability.
  2. REC VIEW enabled when the monitor’s backlight is set to off.

最近は、マニュアルフォーカスを好んで使うようになりました。E-P1のコントラスト検出式オートフォーカスが一眼レフカメラで使われる位相差式AFと比べて遅い、精度が今一つという問題を回避するためです。それと、MF時に被写体が7倍または10倍で拡大されますが、ピント合わせが容易で、使っていて楽しいこともその理由です。背面液晶は23万ドットですが、92万ドットのD-90よりもピント合わせが容易に感じるのはなぜでしょう?

今回のファームウェア更新では、マニュアルフォーカスでのピント合わせを終えて、ピントリングから左手を離すと1秒後に拡大ビューが解除されるというものです。更新前は8秒間もあったとか。8秒間も待ちきれない私は、仕方なくOKボタンを押して、拡大表示を解除してからフレームを確認し、レリーズボタンを押していました。今後はマニュアルフォーカスでの撮影がさらに楽しくなりそうです。

二点目は背面液晶バックライトをオフに設定している時も、撮影後の確認を可能にするものです。私はFnボタンをバックライトのオン/オフ切替に設定しています。長秒時で星を撮影するとき、バックライトがオンになっていると、バッテリーの消耗が激しいので、星の撮影時はバックライトをオフにしています。連続して撮影する場合、ノイズ除去後に星が撮れたかどうか、確認できなかったのですが、それが今回のファームウェア更新で可能になりました。

技術的にはアートフィルターの追加は可能なはずですが、上位機種であるE-P2との差別化を保つために、E-P1には追加しなかったものと思われます。今回のファームウェア更新は二点とも便宜性を改善するものであり、新たに機能を追加するものではないようです。私としては、E-P1がより使いやすくなったので満足しています。

UN Metal Hood (UNX-5538)

以前から17mmパンケーキにフードがないことを不便に感じていました。シルバーのレンズに黒いフードは似合わないので、シルバーのフードを探していたところ、大阪駅前の家電大型量販店に在庫が一つありました。

Olympus Pen E-P1パンケーキ、フィルター径37mmとSony製ビデオカメラに装着できるアルミ製ねじ込み式レンズフードです。私はKenko MC Protectorフィルターと併用しています。

パンケーキ用のレンズキャップは同時に使用することはできません。私が買い求めたフードにはキャップが付属していないのでレンズキャップなしで使用することになります。(キャップ付きのメタルフード、キャップ単品もUNから販売されているようです。)フードとフィルターがレンズを保護しているのでキャップは不要かもしれません。カメラバッグから取り出せばすぐに撮影できるという利点もあります。星の撮影時に街灯の明かりを遮断したり、夜露からレンズを保護する役目もあります。

2009 Geminid Meteor Shower (December 15)

09年12月15日午前4時11分撮影 Olympus PEN E-P1 w/M. Zuiko Digital 17mm F2.8

北斗七星に平行して流れる、軌跡が非常に長い流星の撮影に成功しました。天気予報は「曇り」で、今日は撮影を諦めていたのですが、納期に間に合わせた仕事を終えて、外に出るとポーチはさっきまで降っていた雨で濡れているものの、空は雲一つない快晴。しかし、靄がかかっているようで、透明度はそれほど良くはありません。急いでオリンパスのカメラ2台を三脚に固定して撮影開始。最初の写真のExifデータを見ると午前3時23分、最後の写真は午前4時40分。この間に肉眼で確認した双子座流星群に属すると思われる流星は23個。昨日よりも若干少ない印象を受けました。そのうち、非常に明るいものが2個。

上の写真、ちょうど、レンズ画角の中央付近に天頂方向から流星が降るように流れる様子が写っています。クロップする必要がない、偶然の一枚です。実は、この流星、肉眼で確認できていません。E-520のノイズ処理を待ちながら、次の撮影準備をしている時に流れたものと思われます。後で、iPhoto ’09にインポートしている時に気付きました。

2009年12月15日午前3時59分撮影 Olympus PEN E-P1 w/M. Zuiko Digital 17mm F2.8

こちらの方が先に撮影したものです。不思議なことにいつも撮影に成功するのは画角が広い標準ズームレンズを装着したE-520ではなく、換算34mmのパンケーキを装着したPEN E-P1の方です。今日はすべてISO640で撮影したので、縞状のノイズが目立たないように、iPhotoで少しだけ処理しています。上の一枚目の写真と同様に、北斗七星が写っています。この普通の長さの軌跡と比べると、一枚目の流星の軌跡は極めて長いものです。引き続いて撮影した写真にうっすらとした流星痕が写っていました。

軒下で撮影しているからかもしれませんが、この時期でもレンズが曇ることはないので、懐炉は不要です。長秒時露光によるセンサーの熱がパンケーキレンズを温めているのかもしれません。

2009 Geminid Meteor Shower (December 14)

2009年度双子座流星群の極大は12月14日の昼間と言うことで、天候条件が良い12月13日夜に観測することに。納期が迫った仕事を早めに切り上げて撮影を開始。日が変わって14日の午前1時半頃から2時間近く、三脚に固定した2台のカメラで25秒〜30秒の露出。途中でiPhoto ’09に読み込んで確認している時間を差し引くと、約1時間半でおよそ130枚の写真を撮影。この間に肉眼で確認できた流星は50個ほど、写真撮影に成功したのは、北斗七星に現れた上の写真1枚だけ。火球クラスの明るい流星を2個見ましたが、残念ながらいずれも写っていません。

オリオン座流星群よりも、数が多く見れるようです。獅子座流星群は天候条件に恵まれず、写真撮影は断念したので、今回の双子座流星群は今年初めての流星群らしい流れ方です。私が撮影を開始する頃には、放射点の双子座は空の高い位置にありますから、天頂付近から降って来るような感じになります。

天気予報によると、14日の夜は曇り、15日、16日も曇りで、次に晴れるのは17日になっています。オリオン座流星群の時に火球を撮影したのは極大日の2日ほど後だったので、まだまだ期待できます。

Olympus PEN Workshop at Apple Store Shinsaibashi

アップルストア心斎橋で開催された写真家、佐々木圭太氏によるOlympus PENワークショップに参加しました。8月に行った前回は女性講師、今回はモノクロ写真にこだわる写真家による約1時間のワークショップでした。アートフィルター(ラフモノクローム)を用いて撮影した写真やE-P2で新たに追加されたジオラマなどを用いたものを中心に解説されました。iPhotoスライドショーやiPhoto Bookで注文した写真集も紹介されました。

前回はOlympus PEN E-P1を特集した雑誌が参加者に無料で配布されたので、今回も少し期待したのですが…

VF-2を装着したE-P2が展示されていたので、手に持ってEVFを覗いてみました。会場の照明が暗くしてあったからかもしれませんが、思っていたよりも粒子が粗いと感じました。Epson製Ultimicron採用のすごいEVFと言う過度な期待をしていたからかもしれません。あの程度の画質なら、私は背面液晶モニターの方が見易いと思いました。

Astrophotography and Digital Cameras

これまで簡易天体撮影にはOlympus E-520とOlympus PEN E-P1を使用してきましたが、高感度、長秒時露光での縞状の熱ノイズに対して、限界を感じるようになりました。二台のうち、どちらかと言えば、E-P1の方が高感度耐性が高いと思いますが、大して変わらないというのが実情です。E-P1の方がISOの設定が細かくできるので、有利なだけかもしれません。E-P1に17mmパンケーキを装着して三脚固定撮影した下の写真、横方向に縞状のノイズが現れています。ISO800ぐらいから醜いノイズが目立つようになります。

そこで主として天体撮影とF1ナイトレース(Singapore GP)流し撮りなどのモータースポーツ用(いずれも被写体としては極端に撮影が困難な例)にデジタルカメラを新調しようか、検討中です。現時点で候補に挙がっているのは、Canon EOS Kiss X3、Pentax K-7、Sony α550、Nikon D5000、Pentax K-xで、すべてオリンパス以外のカメラ。

Pentax K-x(2009年10月16日発売)
Pros(主に製品カタログから抜粋)
  • 4.7コマ/秒の高速連続撮影
  • 1/6000秒高速シャッター
  • 超高感度ISO6400(新画像処理エンジンPRIME IIと有効1240万画素のSony製新CMOSセンサー採用)
  • ボディ内手ブレ補正機構 (Shake Reduction)
  • 11点測距の高速・高精度AF
  • 画像処理エンジンPRIME II(K-7に採用されたものと同じ画像処理エンジン?)
  • HDR撮影 (High Dynamic Range)
  • レンズ収差補正
  • ダストリムーバブルとダストアラート
  • 単3型乾電池(リチウム電池)で撮影枚数約1900枚
  • DA Limited、FA Limitedなど、多彩に揃った魅力的な単焦点レンズが使用できる。
Cons(主に各種掲示板、個人のブログから抜粋)
  • 2.7型、約23万ドット液晶モニター
  • ニッケル水素電池の使用時に問題があるかもしれない。
  • 長秒時撮影を連続すると、熱が原因?でかぶる。
  • ライブビュー、オンの状態で合焦速度が遅い。(ライブビュー時はコントラストAFになるので、他機種も同様に遅い。)
  • ボディーの随所に大きなボルトが見えている。
Pentax K-7(2009年6月27日発売)
Pros(主に製品カタログから抜粋)
  • 約5.2コマ/秒 高速連続撮影
  • 1/8000秒高速シャッター
  • ISO100~6400(カスタム設定時、最高ISO6400)
  • 高速・高精度オートフォーカス
  • 有効約1460万画素の新CMOSセンサー(S/N比向上、4チャンネル読み出し、Samsung製センサー)
  • ボディ内蔵手ブレ補正機構 (Shake Reduction)
  • 高精度77分割測光
  • HDR撮影 (High Dynamic Range)
  • 視野率約100%光学ファインダー
  • 防塵・防滴構造・-10ºC耐寒動作保証(厳寒期の天体撮影には適している。)
  • 3.0型、約92.1万ドット液晶モニターでライブビュー撮影
  • マグネシウム合金外装(高級感があり、所有すれば愛着がわきそう。)
  • 新画像処理エンジンPRIME II
  • ハイパー操作系
  • 電子水準器
  • 超音波振動ゴミ除去機能(DRII)
  • 簡易防滴構造のキットレンズ
  • 1860mAhの大容量バッテリーD-L190採用で、最高約980枚の撮影が可能。
  • レンズ補正機能
  • ¥10,000キャッシュバックキャンペーン実施中(2010年1月31日まで)
Cons(主に各種掲示板、個人のブログから抜粋)
  • 高感度撮影に強くない。(天体撮影用としては致命的マイナス点ですが、ファームアップで改善されたと言う情報もあります。)
Sony α550(2009年11月5日発売)
Pros(主に製品カタログから抜粋)
  • 新開発の有効1420万画素APS-CサイズCMOSセンサー、Exmor(センサーチップ内でAD変換を行う独自の「オンチップ・カラムAD変換」、アナログ・デジタル双方でノイズを除去する「デュアルノイズリダクション」による圧倒的な低ノイズを実現)
  • 新アルゴリズムを搭載した、画像処理エンジンBIONZ(RAWデータ段階のノイズ低減処理を強化、高感度ISO時も解像感を損なわない、低ノイズ画像を実現)
  • ノイズ低減性能を高めることで実現した、高感度ISO12800
  • 瞬時にピント合わせ可能な、クイックAFライブビュー
  • 自由に角度を変えられる、チルト式可動式液晶モニター(バリアングル液晶ではない)
  • 最大4段分の手ブレを補正する、ボディ内蔵手ブレ補正機能
  • 約92.1万ドット3.0型エクストラファイン液晶
  • 厳密なピント確認が行える、マニュアルフォーカスチェックライブビュー
  • 視野率約95%、倍率約0.8倍の光学ファインダー
  • カメラを構えると自動でピントが合う、アイスタートAF
  • 最大約950枚まで撮影可能なリチャージャブルバッテリーパック
  • Made in Japan
Cons(主に各種掲示板、個人のブログから抜粋、実機を店頭で試したときの印象)
  • デザインと質感が私の好みではありません。
Canon EOS Kiss X3(2009年4月24日発売)
Pros(主に製品カタログから抜粋)
  • 約1510万画素CMOSセンサー(APS-Cサイズ)とDIGIC 4
  • 常用ISO感度100〜3200
  • 高感度撮影時のノイズ低減
  • 長秒時露光撮影時のノイズ低減
  • レンズ内手ブレ補正機構(キットレンズが手ブレ補正機構付き)
  • 約92万ドット、反射防止コーティング付き3.0型クリアビュー液晶モニター
  • 約3.4枚/秒の連写
  • カメラ用通信ソフトEOS Utility同梱(Macにも対応しているようですから、キーボードが暗闇で光るAluminum MacBookを使って、リモート撮影ができそうです。)
  • レンズ周辺光量補正
  • Made in Japan
  • キャッシュバックキャンペーン実施中(2010年1月11日までダブルズームで¥8,000、レンズキットで¥5,000)
  • フィルムカメラの時代は天体写真といえばアサヒペンタックSPでしたが、デジタルの時代になってからキャノンのカメラが天体写真の分野では圧倒的なシェアだそうです。他社のデジタルカメラと比べて高感度ノイズや長秒時撮影における熱ノイズに強いためと言われています。
Cons(主に実機を店頭で試したときの印象)
  • 質感が価格相応(性能を優先するならデザインと質感は妥協するしかない?よく見るとデザインは良さそう。)
Nikon D5000(2009年4月14日発売)
Pros(主に製品カタログから抜粋)
  • 2.7型バリアングル液晶モニター
  • ターゲット追尾機能
  • 11点フォーカスポイント採用のAFシステム
  • 新開発画像処理システム、EXPEED
  • 有効画素数12.3メガピクセル、ニコンDXフォーマットCMOSセンサー搭載
  • 見たままの明るさを再現するアクティブD-ライティング
  • 暗い場所やスポーツの撮影に有効な高感度ISO3200対応(減感ISO100相当〜増感ISO6400相当の設定も可)
  • 多彩なNIKKORレンズ
  • 最大約510コマの撮影が可能な長寿命バッテリー
  • 液晶モニターは格納可能
  • 視野率約95%、倍率約0.78倍のビューファインダー
  • キャッシュバックキャンペーン実施中(2010年1月11日までダブルズームで¥10,000、ボディーまたはレンズキットで¥5,000)
Cons(主に製品カタログ、各種掲示板、個人のブログから抜粋)
  • 液晶モニターは約23万ドット

Olympus Aluminum Case for PEN E-P1 and E-P2

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RIMG0092左が今回、発売されるOlympus PEN E-P1/E-P2用のアルミケース(CBG-3SLV)、右はカメラのキタムラでE-P1発売時にお店で撮影させてもらった展示用のアルミケース。販売されるケースはFの花文字入り。

カメラのキタムラ展示用ケースには、カメラボディー、レンズ、VF-1、フラッシュなどのアクセサリーを収納できますが、「展示用」なので閉じることはできません。今回、販売されるアルミケースは内部のクッション材を調整することによって、携帯用ケースとして利用できるそうです。内部の画像がないので、クッション材がどんな風になっているのか、不明です。

カメラのキタムラでは¥8,800で12月上旬発売予定。

Olympus PEN E-P2 Announced in Japan Finally!

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漸く国内でもE-P1の上位機種、Olympus PEN E-P2が正式に発表されました。海外では発表されなかった茶色グリップのシルバーモデルも、ブラックモデルに加えて発表、発売は12月上旬とか。欧米市場では外付けEVFはオプションではなく、キット販売でしたが、国内ではオプションとして別売で販売されるようです。

item13008p1そのEVFは「ライブファインダー」という名称で別売されるようですが、日本ではE-P2シルバーモデルに合わせて、シルバー塗装の「ライブファインダー」も同時に発売されるとか。デザイン的にはシルバーモデルがやはり格好良いと思います。

国内ではどういうパッケージングで販売するか、迷われていたのではないでしょうか。E-P1を4ヶ月以上、使ってみて、当初はEVFはあった方が良いのにと思っていましたが、今ではすっかり、私は「なくても大丈夫派」になりました。E-P1パンケーキキットに付属していた光学ビューファインダーは使ったことがありません。それだけ、背面液晶を見ながらのコンデジスタイルの撮影に慣れてしまったということです。

E-P2専用として新たに発売される、この「ライブファインダー」ですが、欧米での発表時に公開されたブラックのEVFの画像を見て、性能は素晴らしいけれど、「特大ちょんまげ」とか酷評しました。しかし、シルバーの「ライブファインダー」、色が異なると「ちょんまげ」ではなくなり、存在感をアピールしても良いぐらい、クールな感じに一変した印象を受けます。

C-AF+TR(動体追尾式AF)はC-AFに代わるものではなく、新たに付加された機能のようです。画像処理エンジンはE-P1と同じなので、ファームウェア更新で新しい二種類のアートフィルター(ジオラマとクロスプロセス)と共に、E-P1でも使えるようにしていただけると、E-P1ユーザーは嬉しさのあまり、追加で色違いのE-P2と別売の「ライブファインダー」を10% Offのクーポン(誤ってポイントが発行されたお詫びのクーポン)を利用して購入する人がいるかもしれません。

メーカーのマーケティング担当者としてはE-P1との差別化が図れないと思われるかもしれませんが、「ライブファインダー」(Ultimicron)は自信作のはずですから、それが装着できるアクセサリーポートがあるだけで、上位機種として差別化になると私は思います。EVFに加えて外部接続マイクも装着できるポートがあれば、動画撮影時のレンズからのノイズが録音されなくて済むというメリットもあります。カメラ性能の根幹部分とも言えるオートフォーカスや特徴的な機能であるアートフィルターでE-P1と差別化する必要性は、そもそもないような気もします。以下にカメラのキタムラネット会員価格が公表されていますので、主なものをまとめておきます。早くも予約ができるようです。

  • Olympus E-P2 Pancake Kit (Black/Silver):ネット会員価格¥112,300(12月上旬発売予定)
  • Olympus E-P2 Lens Kit (Black/Silver):ネット会員価格¥103,300(12月上旬発売予定)
  • Olympus E-P2 Body (Black/Silver):ネット会員価格¥94,300(受注生産、納期約1ヶ月)
  • Olympus VF-2 Electronic View Finder (Black/Silver):ネット会員価格¥22,600(12月上旬発売予定)

オリンパスZuikoクラブのポイントをたくさんお持ちの方、10% OFFクーポンをお持ちの方は、3年保証が付いて、さらにオリンパスPEN50周年キャンペーンのプレゼントも貰えるので、オリンパスOnline Shopで購入した方がお得かもしれません。各セット先着20名で販売終了とのことです。

Otsu Matsuri 2009

OLYMPUS PEN E-P1 w/M.Zuiko Digital 17mm F2.8

Olympus PEN E-P1と17mmパンケーキ、35mm F3.5マクロを土屋鞄のカメラバッグに入れて、大津祭に行ってきました。よく晴れた撮影日和でした。写っているのは源氏山。

OLYMPUS PEN E-P1 w/M.Zuiko Digital 17mm F2.8

やはり、17mmパンケーキの方が使いやすい。旧駅前通りと京町通の交差点。

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天孫神社には露店と屋台が並びます。?十年ぶりに食べた「元祖串かつ」、懐かしい味。肉というより、ソースに浸して味がついたころもを食べる感じ。昔と同じ場所に出店されていました。2本で100円。価格だけが変わっています。

OLYMPUS PEN E-P1 w/M.Zuiko Digital 17mm F2.8

天孫神社は通りを挟んで県庁の向かい側にあります。滋賀県庁は国会議事堂のような由緒のある建物。

OLYMPUS PEN E-P1 w/M.Zuiko Digital 17mm F2.8

釘は一本も使っておりません。大津祭では鉾ではなく曳山と言います。全部で13基。

OLYMPUS PEN E-P1 w/M.Zuiko Digital 17mm F2.8

35mmマクロは慣れていないためか、スナップ撮影でのフレーミングがちょっと難しいというか、使いにくいと感じました。残念ながら公開できる写真が一枚もありません。何本か動画を撮影したので、iMovieでの編集方法を習得すれば、YouTubeにアップする予定です。上の写真には桃山と湯立山が写っています。

Orionid Meteor Trail

 

09年10月23日午前1時51分撮影 Olympus PEN E-P1 w/M. Zuiko Digital 17mm F2.8

 

 

昨日、火球が流れた直後に撮影した写真に流星痕が写っていました。ノイズ処理中に点滅するE-520の赤いランプか何かが反射しているのだろう、と思っていたのですが、赤い雲状の光が見える位置は火球の先端部分にあたるので、恐らく流星痕と思われます。数分間は消えずに残っていました。長く残るものを永続痕と言うそうです。E-520で撮影した写真にも同じ位置に同様の赤い光が写っていました。

Orionid Meteor Shower—A Fireball?(オリオン座流星群で火球撮影)

09年10月23日午前1時50分撮影 Olympus PEN E-P1 w/M. Zuiko Digital 17mm F2.8

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「10月23日午前1時50分、元天文少年がオリオン座流星群観測中に火球の撮影に成功!」なんて記事になってもよさそうな写真が撮れました。写真はオリンパスFotoPusの方にもアップロードしました。「オリオン座流星群」でタイトルを検索していただければヒットするはずです。

国立天文台の「見えるかな?オリオン座流星群」キャンペーンサイトに掲載されている流星の画像よりもずっと明るいです。どうしましょう。恒星の中で太陽に次いで最も明るいシリウスは-1.47等であり、一般的にこれよりも明るい流星は「火球」と呼ばれるそうです。残念ながらオリジナル画像にもシリウスは写っていませんが、別の写真に写っているシリウスと比べると、私が撮影した流星はずっと明るいのでやはり「火球」と言うことになりそうです。クロップして拡大すると緑からオレンジ、そして最後に大きく、青白く光る様子がわかります。

09年10月23日午前2時16分撮影 Olympus PEN E-P1 w/M. Zuiko Digital 17mm F2.8

肉眼では確認できなかったので、気付かなかったのですが、比較的明るい流星がもう一つ、写っていました。E-P1とE-520の二台体制で撮影に挑んだのですが、この3日間で流星を捉えたのは、どういう訳かすべて画角が狭いE-P1の方です。上の写真では右上、残念ながら母屋の切り妻の部分で切れています。

この日は肉眼で確認できた流星は6個、撮影後に気付いたのが1個。Exifデータによると最初の一枚を撮影したのが10月23日午前12時13分、最後の一枚は午前2時57分。露光30秒、合計170枚ほど撮影。

そして謎めいた流星?のような明るい何かが写っている写真を発見しました。何でしょう、下の写真?

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下の方、中央の明るい星がシリウスです。そのシリウスから点線状の光跡が左の方にずっと伸びていて、光跡の端に恒星図には存在しないと思われる天体のようなものが写っています。オリオン座流星群放射点の位置から考えると、オリオン座流星群の流星ではないことは確かです。

PA231762_2_2

拡大するとこんな感じですが、果たして?点線状になっているので最初は点滅する飛行機かと思ったのですが、それなら光る物体(天体?)は説明できません。人工衛星は線状に写るはずなので、その可能性も低い。この時期に蛍はあり得ないし…未確認飛行物体ということにしておきましょう。

Wishing Upon A Shooting Star

Olympus PEN E-P1 w/M. Zuiko Digital 17mm F2.8

本日は午前1時21分から午前4時24分までの間に合計185枚撮影。極大となる午後11時頃から撮影できる体制だったのですが、雲が多くて、今日は諦めようかと思っていました。午前1時頃から次第に雲が少なくなったので昨日と同様に、Olympus PEN E-P1とE-520の二台体制で撮影開始。E-P1はISO640に設定、E-520はISO400で火球クラスの流れ星狙い。

上の写真はiPhoto ’09で色温度を少し下げて、青っぽくしてみました。昔、天文少年だった頃、赤道儀を使い、望遠鏡を見ながらガイドとなる星を両手で追いかけながら、リバーサルフィルムで撮影したものはこんな色合いでした。尤も30秒ではこれほどの数の星は写らなかったと記憶しています。

10月22日午前2時41分 Olympus PEN E-P1 w/M. Zuiko Digital 17mm F2.8

3時間ほどで確認できたのは14個ほど。最も明るかったのは午前1時過ぎにカメラ設定中に見たもの。撮影に成功したのは結局、上の写真だけ。左上のもやっとした陰は雲。雲の下に右上から左下に流れる流星が写っています。

The 2009 Orionid Meteor Shower

10月20日午後3時27分:今日は夕方から晴れ、深夜なら月も既に沈んでいることだし、絶好の観測日和です。放射点はオリオン座、東の空に適当に広角レンズを向ければ、撮影できるチャンスは高そう。右手前方の街灯がちょっと邪魔ですが、母屋の玄関は東向きなのでポーチのデッキから観察できます。現在、バッテリー充電中。三脚が増えたことだし、E-520とE-P1の二台体制でオリオン座流星群に挑みます。アップルの新製品も今夜、発表になるかもしれません。仕事も抱えていて今夜は忙しくなりそう。

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10月20日午後11時50分:オンラインのアップルストアが”We’ll Be Back Soon.”になっています。

10月21日午後2時32分:最初の撮影時刻が10時20分、途中で休憩したり、Appleのサイトを覗きに行った時間が1〜2時間、最後の一枚を撮影したのが翌日21日の午前4時22分で、合計118枚の天体写真を二台のデジタルカメラで撮影しました。すべて、シャッター速度は30秒間です。それで流星が写っていたのがこの一枚だけ。私にとっては貴重な写真です。肉眼で確認できたのは、北東方向のみ、約4時間で15個ほどでした。中には非常に明るくて軌跡が長い流星もありました。

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片方のカメラがノイズ処理している間にもう片方のカメラを別の方角に向けて撮影という方法を採用しました。使用したレンズは17mmパンケーキと標準ズーム広角端(14mm)、換算で34mmと28mmです。流星群の撮影にはもっと広角のレンズを使用した方が撮影できるチャンスが高くなることを実感しました。ノイズ処理している間に明るい流星が視野に入ることも何度かありました。二台のカメラは同じ方角に向けて、常時撮影する方が効率が良いかもしれません。雲がない一つの方角だけに集中した方が良いということです。

今夜も再挑戦?また、バッテリーを充電しています。E-520の方はライブビューで撮影していたためか、バッテリーが残り僅か。E-P1は背面液晶をオフで撮影しました。(ファンクションボタンに液晶表示のオン、オフを割り当てています。)三脚にカメラを固定すると、ビューファインダーが見辛くなるので、背面液晶を見ながら視野を決めますが、一度設定すれば、液晶画面はオフにした方が良いようです。被写体が暗いのでバッテリーは消耗しないかもしれないと、いつの間にか意識することなく、思ってしまったようです。今回、被写体の明るさに関係なく、液晶表示はバッテリー消耗の主な原因になることを実体験で確認することができました。