Repairing Garage Backdoor — Part 4

Garage Backdoor

ガレージ勝手口木製ドアの修復が完了しました。屋外側は木部防腐剤(クレオトップ)を塗布しました。前の塗料(OLYMPIC OIL STAIN)が残っていて、意図せず、アンティーク調仕上げになりました。

Garage Backdoor

屋内側はこれまで通り、OSMO COLOR 3101ノーマルクリアーを再塗装。ドアの修復完成記念にWELDITの真鍮製フィンガープレートを取り付けました。

WELDIT Finger Plate

ビスも真鍮製を使用。フィンガープレートは装飾品として取り付けたので、実際にこのプレートを指で触れるわけではありません。

庇を取り付ける前は、土台とドア枠の隙間から雨水が浸水していましたが、現在はそうした問題も解消したようです。

作業の難易度:5段階で4

Zelkova Coffee Table — Part 3

Zelkova Coffee Table

脚部、短い方の横木にあったボルト用の穴を木ダボで埋めました。

Zelkova Coffee Table

IKEA BOSSEストゥールには脚部の強度を増すため、もう一本、脚部に横木が渡してありましたが、このままで十分な強度があり、脚がぐらつくこともないので、脚部の長い横木は取り付けないことにしました。長い横木がないことで、テーブル下の掃除がし易くなります。

上の画像はIKEA BOSSEからハッキング(流用)した脚部を除き、塗装前の状態で、これでコーヒーテーブルの組み立ては完成。

Zelkova Coffee Table

欅一枚板は古い塗装をオービタルサンダーで削り落としてから、OSMO COLOR 3101ノーマルクリアーを塗布しました。濡れの現象で色が濃くなっていますが、天板に使った塗料は、カルナバワックスとカンデリラワックスの配合比が高い、透明色3分ツヤの塗料です。

脚部はアサヒペンの油性ジェルカラーニスを塗布しましたが、どう見ても失敗。IKEA BOSSEに塗装してあった透明アクリルラッカーは削り落としたはずなのですが、所々に塗膜が残っていたようです。

Ikea Hacked Zelkova Coffee Table

脚部はさらにOSMO COLOR 3163ウォルナットを塗布しましたが、色乗りが悪く、最終手段としてニッペペイントの油性オイルステイン(けやき)を塗布。意図せず、アンティーク調の仕上げになりました。

OSMO COLOR 3101 & 3163

左が天板の塗装に使用したOSMO COLOR 3101ノーマルクリアー、右が幕板に使用した3163ウォルナット。

P4144316

刷毛を使わなくても塗装できるアサヒペンの油性(ウレタン)ジェルカラーニスとニッペペイントの油性オイルステイン。

Ikea Hacked Zelkova Coffee Table

天板は特徴的な欅の木目を生かしながら綺麗に仕上がりました。

Ikea Hacked Zelkova Coffee Table

天板はどちらかと言えば、和風、脚部は北欧家具風の和洋折衷のオリジナルテーブルが完成しました。デザインと塗装だけではなく、使用した無垢材も欅、松、バーチ材の3種であり、その違いがわかるように仕上げました。脚部の塗装には決して満足していませんが、使っているうちに馴染んでくることを期待しています。

4月15日追記:見せたくはないテーブル裏の画像もFlickrにはアップロードしてあるのでリンクを張っておきます。

Ikea Hacked Zelkova Coffee Table

幕板と天板は4本の木ダボとIKEA BOSSEスツールから流用した金具4個で固定してあり、メンテナンスの作業性を考えて、接着剤は使用していません。

作業の難易度:5段階で4

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Back Loaded Horn Speaker Enclosure (Fostex BK10)

Back Loaded Horn Speaker Unit (Fostex BK10)

2005年2月に製作したFostexのバックロードホーン・スピーカーエンクロージャーを紹介します。以下は、ブログを引っ越す前の2006年1月1日に書いた記事に手を加えたものです。画像も一部、変更してあります。

Back Loaded Horn Speaker Unit (Fostex BK10)

古くて大きなONKYOのスピーカー、音は良いけれども設置スペースがないので、真空管アンプに合う小型のバックロードホーン型エンクロージャーとスピーカーユニットを買って組み立てることにしました。近くのオーディオショップで視聴させていただき、音質は確認済み。スピーカーユニットはFostexのFE107E、10cmのフルレンジです。本来はバックロードホーン用ではないそうです。エンクロージャーは同じくFostexのBK10バックロードホーンのキット。(現在は生産されていないようです。)先ずは、キットの組み立てです。

Back Loaded Horn Speaker Unit (Fostex BK10)

側板に天・地・裏板を組み立て、バッフル板周辺を組み立てます。内側は普通のラワン合板ですが、外側は美しい桜材のツキ板仕上げになっています。プリントではないので高級感たっぷり。付属の木工ボンドを使ってホゾとミゾを合わせながら接着。外側にはみ出した接着剤はすぐに濡れた布で拭き取っておかないと塗装するときに後悔することになります。

Back Loaded Horn Speaker Unit (Fostex BK10)

中板で音の通り道を作りますが、複雑な構造です。パーツに番号が記されているし、側板にも位置を示す黒い線が引かれているので、間違うことはないでしょう。この辺りはたっぷり接着剤を使ってはみ出しても気にしない。

Back Loaded Horn Speaker Unit (Fostex BK10)

スピーカーコードを通して、木ネジで締め、固定します。ガレージのワークベンチを製作したときに自作したクランプが役に立ちました。エンクロージャーは2個同時に組み立てるのでクランプは少なくても4つは必要になります。クランプのボルトを締めると接着剤がはみ出てきますが、ちゃんと拭き取っておかないと後で苦労します。固まるとヤスリで取り除くのにたいへんでした。この作業をいい加減にしておくときれいに塗装できません。

Back Loaded Horn Speaker Unit (Fostex BK10)


塗料はOSMOのクリアー。透明のはずですが色はかなり濃くなります。ガレージで乾燥させながら2回、サンドペーパーで目地を整えながら、専用の刷毛で塗りました。バスルームの床に使用したものと同じ塗料を使いましたが、安っぽい艶がないので気に入っています。自然な感じで木目を生かすことができます。後はスピーカーユニットを取り付ければ完成。バッフル板は外してあります。スピーカーユニットを取り付けてから、ボルトでエンクロージャーに固定します。

Back Loaded Horn Speaker Unit (Fostex BK10)


組み立ててみて思いましたが、合板のカットからすべて自作するのはたいへんです。ホゾとミゾもありますから専用の工具も必要になってきます。キットなら誰が組み立てても大きな失敗はないでしょう。あるとすれば、塗装とケーブルの半田付けでしょうか。

Back Loaded Horn Speaker Unit (Fostex BK10)

製作後、もうすぐ7年が経過します。10cmフルレンジのスピーカーユニット大きさからは想像できないほど、低音が出ますが、バックロードホーン専用設計のユニットではないのでエンクロージャーの特性を生かし切れていないような気がします。このエンクロージャーは10cmと12cmのフルレンジユニットに対応しています。バックロードホーンに適したスピーカーユニットに交換すればどんな音が出るのだろう。下にリンクを張ったFostex FE108E-Sigmaなどが良さそうなのですが。FE108E-Sigmaはネジ穴が8個もあるので、バッフル板に新たに下穴を空ける必要があります。

IKEA ODDVAR

IKEAの木製組み立て家具は、誰もが容易に組み立てられるようにデザインが考え抜かれていること、カット面やボルト位置の精度が高く、また木材の選択が適切なことなど、いつもながら感心します。

非常にシンプルなデザインで無駄がありません。パイン無垢材の脚部は細いけれど耐荷重100kgもあります。オスモ3101ノーマルクリアーを塗装。座面は一辺33cmの正方形、座面高45cmですが、ソファの横に置くiPad用のテーブルにしようかと考えています。