肉眼で天の川が見えるところに行ってみようということで、親しくしている人に教えていただいた兵庫県立西はりま天文台公園にやって来ました。中国自動車道佐用インターから10分ほど、見晴らしが素晴らしい大撫山の山頂に天文台公園はありました。
自宅からの距離は200km近くありましたが、道のりのほとんどが帰省渋滞とは逆方向に向かう高速道路だったので、給油と休憩時間を含めてもおよそ3時間で到着。(帰りは現地を深夜に出発したにもかかわらず、中国自動車道上り、神戸三田から豊中までの大渋滞に巻き込まれました。それでも帰路は4時間半ぐらい。)
超広角レンズでの撮影、なかなか面白い。主な被写体は中央付近に配置させないと、周縁部が歪みます。被写体が星なら問題ありませんが、人物の場合は要注意。Tokina AT-X Pro 116 DXは写りがかなりシャープな印象を受けました。
右手が天文台北館、洋風寺院をイメージした建物だそうです。写真はRicoh CX1で撮影。左は2メートルの公開望遠鏡「なゆた」を備えた天文台南館。この建物で開催された天体観望会にも参加しました。今夜の星空について説明する研究員は、iMacを使用していました。オープンソースのStellariumも。
車を3時間ほど走らせれば、肉眼で天の川が見える場所があることに驚きました。天文台を背景に満天の星空、これだけで十分に満足。写真は過度な補整はしていません。肉眼でもこのくらいは見えていました。
午後9時に駐車場が閉門になるので、門の外に車を移動。撮影機材を公園内に運びました。しばらくすると、駐車場の街灯が消され、午前零時頃には天文台の照明も消え、懐中電灯がないと歩くことすらできない暗闇。星空の観察や撮影には理想的な環境です。
ペルセウス座流星群の流星と思われる星を数個、確認しました。中でも午前零時頃に現れた火球は、私がこれまでに見たものの中で最大級でした。青白く光る閃光が爆発し、一瞬、稲妻かと思ったほど。残念ながら写真には流星は写っていません。天頂付近にレンズを向けると、夜露でレンズが曇るので、レンズ保護フィルターをクロスで拭いていた時でした。
この前、入手したsnow peakのLow Chair 30、なかなか快適でした。だらしなく座ると、天頂付近を仰ぐことができます。中国自動車道の渋滞を考えると、朝までいれば良かったと少し後悔。
筆者 様
綺麗な所ですね。私の故郷にも天文台があります。個人の持ち物らしい(企業かな?)ですが、この時期、確か小学生を含める一般公開がされているはずです(このwebを参考にして下さい:http://www.astroarts.co.jp/hoshinavi/pao/data/25002-j.shtml)。
て、言っている私も、実は訪れた事はありません(この企業の前は、帰国した折、何度も通っています)。興味はあるのですが、時間がないので中々訪れる事が出来ません。何時か、行って見たいなと思っています。リタイアしてからかかも知れませんね、私が訪れるとしたら・・・(笑)。
Jim,
天究館、知りませんでした。私設(企業が運営する)天文台としては、大きな施設のようですね。訪問したい天文台リストに加えておきます。
筆者 様
言い忘れてました。Low chair 30 カッコ良いですね!! 横にビールを置くテーブルがないのが寂しいですね(笑)。
Jim,