新しくなったiPad mini 2を自宅に持ち帰り、母艦であるMacBook (Late 2009) のiTunesからデータを復元しようとしたら、iOSのバージョンが古いのでデータを復元する前に新しいiOSにアップデートしろと促されました。指示通りにiOSをアップデートしようとしたら、今度はMacBookの調子がおかしくなり、リカバリーモードで起動し、MacBookのEl Capitanを再インストール。地球の裏側で開催されているF1 USグランプリの予選を生中継で観れる時間まで悪戦苦闘。予選は結局、雨のため、現地時刻の日曜の朝に変更になりました。
データをiPad mini 2に復元できたのは、日曜の昼前になってしまいました。SIMをauのものからmineoのものに挿し替えて、mineo用のAPN構成ファイルをインストールし直しました。復元したiOSのバージョンは最新の9.1。午後に京都駅前のヨドバシカメラに買い物に向かっている時、音量調節ボタンを押してもボリュームのアイコンが画面に表示されない問題が車内で再発しました。
この状態で「初期化」しても問題が解決しないことは検証済みであり、復元作業に無駄な時間を浪費するだけです。しかし、製品交換後、24時間以内にまた物理的にハードウェアが壊れたとは考えられない。「初期化」してもiOS 7や8にはダウングレードできないということは、iOS 9に何らかの問題があると考えるのが妥当。
iOS 9.1をインストールしているiPhone 6では音量調節ボタンに不具合はありません。iPad mini 2とiPhone 6の使い方で明らかに異なるのは、スリープ／スリープ解除の実行方法です。iPad mini 2にはApple純正のお風呂の蓋（Smart Case）を開け閉めすることで、スリープ／スリープ解除を実行しています。
お風呂の蓋を開けてスリープを解除し、ネクスマ（フジテレビNext Smart）でF1中継を観ようと音量ボタンを調節しようとすると、ボリュームのアイコンが画面に表示されない（＝音量調節できない）という事態が起こっています。実際は音量調節できないのではなく、ボリュームのアイコンが表示されないだけで、音量調節はできているようです。
翌日（月曜）の夜、USのApple Support Communitiesで同様の事象が報告されていないか、検索してみると複数のスレッドが見つかりました。中でも”iOS 9 Volume Indicator with Smart Cover bug“で多くの報告がまとめられています。報告されているどの事象も9月中旬以降に発生しているようです。iOS 9とiPad、ボリューム表示アイコン、Smart Cover、Smart Caseがキーワードです。原因はiOS 9のバグとお風呂の蓋にあるようです。最新のiOS 9.1でもこの問題は解決できていないようです。バグが解消されるまでの回避策として、スリープ／スリープ解除スイッチを押して、一旦スリープさせてから再びスイッチを押してスリープを解除する方法が紹介されています。
今回の問題はソフトウェア（iOS 9）にその主たる原因があるようです。お風呂の蓋も関係しているので、Apple純正ハードウェアとの互換性にも問題があると言えなくもありません。
一つ、不思議なことは日本のサポートコミュニティでは同様の事象が報告されていないということ。言語設定が日本語の場合は問題が発生しないという極めて稀有な事例かもしれません。
追記：iPadの言語設定を日本語に変更しても、この問題は起こることがわかりました。日本のサポートコミュニティーで同様の事象が報告されていないのは、パスコードを設定している人が多いためか、風呂の蓋を開けてからパスコードを入力するとこの問題が発生しないので気付いていないだけかもしれません。
筆者 様
楽しく拝見させて頂きました・・・なんて書いてしまったら語弊を生みますね（笑）。一寸したDocumentaryですね。本体が交換された事は喜ばしい事で、思い込みの激しい（？）担当者の「お姉さん」も結構リアル感がありました。私共の仕事でも同じでが、思い込みがある担当者が顧客様の訴え内容を認める事が出来ないRoopに入る事は、残念乍ら見掛ける事があります。基本はやはり、先ずは、とことんお伺いをして後、方向を決めるのが正しい対応だと思います。第二ラウンドで対応された方はそれを心得て居らると、筆者様の文面から感じました。
が、しかし、今回のEl Capitan、iOSに関して完成度は高いのですが、どうも機器のVersionレベルも引きずっているのかな〜、と思ってしまいます、私のMacBook Pro Retina 15 Inchも含めて。今でも疑っていますが、筆者様に教えて戴きました、画像関連のチップの不具合、Apple が示している生産期間の製品だけではなく「引きずってイル部分があるのでは・・？」と疑りたくなる記事が、フォーラムにありました。検証に100％完璧を保証するのは難しいのは当然の話で、確かにApple が示す新しいiOSやOS XのCoverする機器対応の精度は確かに凄いですが、やはり細かい部分の不具合は、ユーザーの声の反映が大事なのでしょうね。
Jim,
楽しく読んでいただけることを意図して書いておりますので、楽しんでいただけたら私は嬉しく思います。ラウンド1では最初から躓きました。10月下旬とはいえ、汗ばむほどの暑い日だったので、ジニアスバーに出かける時にいつも着用する黒いタートルネックを着ていなかったのが良くなかったです。（第一印象は重要です。）ジニアスバーの席について直後にハズレを引いてしまったと感じました。
出直したラウンド2で応対してくれた店員さん（スペシャリスト）は親しみやすい感じのお兄さんだったので、こちらも口調を変えて、接したのが良かったのかもしれません。不具合の原因が判明し、いつでもこの不具合を再現することができる知識と技量を得ることができました。
あまり大きな声では言えませんが、製品保証が切れていない人で、iPadにSmart CoverまたはSmart Caseを装着し、最新のiOS 9.1をインストールしている人で、且つ不具合を再現させることができるのなら、製品を交換してもらえるということになります。但し、製品が交換されても問題は解決されません。Appleはこの問題を把握しているのなら、iOSのバグを早期に修正すべきかと思います。
筆者 様
結構、深層心理を突いた演出ですね（笑）。要するに「Joxx-San」ですね。私のiPad-Miniは、確か、先代、先々代の異常が全く無かったのでApple Care を設定して居ないので、筆者様のアドヴァイスの対象外ですね、多分。しかし、Smart Caseを利用していて、最新のiOSの場合、必ず再現して、それを証明して後、交換しても同じなら、何の意味も無い訳ですよね（笑）。何か繋ぎの対処のような気がしてなりません（笑）。
筆者さんが仰っている様に、根本的解決をするのが先決だと思いますね。
Jim,