Apple Beta Software Program

Cult of Macのライター、George Tinari氏の記事、”How iCloud could save your Mac from El Capitan’s destruction“を読んだ後にEl Capitanパブリックベータ版をメインマシンの内臓HDDにインストールしようと、Apple Beta Software Programのサイトを開こうとしたら、”We’ll be back.”の画面になっていました。

we'llbeback

Cult of Macの記事は、MacBook Air (Mid 2011) にEl Capitanパブリックベータ版を上書きインストールしようとしたら、直後に”File system verify or repair failed.”のエラーメッセージが現れ、その後、何度かインストールし直そうと試みても状況は改善されず。El Capitanパブリックベータ版のインストールは諦めて、リカバリーモードでYosemiteを再インストールしようとしたら、今度は別のエラーメッセージ、”An error occurred while preparing the installation. Try running this application again.”が表示されたそうです。

リカバリーモードでエラーが表示され、再インストール不可能になると、事態は深刻。困ったGeorge Tinari氏はGenius BarにMacBook Air (Mid 2011) を持ち込んだそうです。結局、Geniusは同氏の承諾を得てYosemiteのクリーンインストールを実行。無鉄砲で際どい人生を送る同氏は、Time Machineでバックアップを取っていなかったけれども、幸いにも容量を追加購入しておいた200GBのiCloud Driveから失ったデータの8割を復旧したとのことです。Time Machineでローカルディスクのデータを外付けのドライブにバックアップしておけば、100%のデータを復旧できたはずです。

El Capitanのパブリックベータ版は、想定した以上に多くのバグが潜んでいるのかもしれません。このポストを書いている途中で、Apple Beta Software Programのサイトは復旧しました。

注記:パブリックベータを別の場所に一から再インストールする場合、Appleのサイトからインストールファイルを再ダウンロードできないようです。最初にダウンロードしたユーザーアカウントのApplicationsフォルダの中にInstall OS X El Capitan Public Betaが入っています。

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