昨夜から早朝まで局地的に降っていた冷たいにわか雨が止み、午後から次第に雲が切れて、ふたご座流星群と12月うお座流星群候補?のために空はほぼ快晴の絶好の観察+撮影機会となりました。去年のように月の光もありません。昨夜ほど寒くもありません。天気予報によれば、明日の正午頃までこの最適な天候が続くそうです。
Vixenポラリエ専用三脚として使用しているGITZO G220の脚チューブをメンテナンスしました。といってもアストロプロダクツのスリップルブをスプレーしただけです。チューブを緩める時の動きが滑らかになりました。
今夜はVixenのポータブル赤道儀、ポラリエに載せるのはNikon D90ではなく、Olympus OM-D E-M5。F1、Apple製品、カメラ好きと私と趣味が酷似しているOM-Dユーザーがもうすぐお見えになります。今夜はそのOM-DとNikon D90にOlympus PEN E-P1、Ricoh GR Digital III、Sony DSC-RX100と5台体制で今年最後の天文ショーに備える予定です。Nikon D90とRicoh GR Digital IIIはインターバル撮影をする計画。
Vixenポラリエはポーラーメーターを導入してから、極軸合わせが楽になりましたが、精度が今一つでした。広角レンズで短時間の追尾であれば、極軸が少々ずれていても星は点像に写るので、それほど神経質にならなくても良いのですが。精度が今一つである原因の一つが判明しました。ポラリエ内蔵の方位磁石とポーラーメーターの磁石がどうやら干渉しているようです。ポーラーメーターを使用する際は、内蔵の方位磁石を外しておくと磁石の干渉がなくなり、精度を少し改善することができるかもしれません。尚、極軸合わせは、金属部品と電子部品の塊であるカメラとレンズをポラリエに搭載する前に行うのが基本です。カメラを搭載後に極軸合わせをしようとすれば、磁北が大きくずれます。
筆者 様
星座撮影のセッティング状態を初めて全景で見た気がします。結構、星座追従の機器と三脚がしっかりしていないと直ぐに「ブレ」が出そうですね。そう言う点で三脚ががっしりしていないといけないのが良くわかります。
所でこの写真、横に居る「Mac」とTwo Shotがさりげないですね。また、ガレージで撮影しておられるので、余計に「メカ組み立て!」的な感じがして素敵です。
Jim,
携帯型の赤道儀で精度を求めるには、三脚と赤道儀用の雲台、カメラ用の雲台はしっかりとしたもので微調整ができるものを選んでおくことが重要です。携帯性を重視した赤道儀には不釣り合いではありますが、特に三脚はカーボン製の軽いものではなく、アルミ製の重くて堅牢なものが適しています。
Macintosh SE/30はこの年末でちょうど23歳になります。シカゴ郊外にいた1989年の年末、クリスマスからお正月の休みにかけて、外は氷点下で寒くて出れないし、何か暇つぶしになるものはないかと思って、この初めてのMacに冬のボーナスをほぼ全部投資したのを覚えています。それから人生が変わりました。あの時、Macではなく、Appleの株を買っておけばと思う時もありますが。
筆者 様
そうでしたか、このMac-San長寿命ですね。私もこのMac-Sanとほぼ同じ年月、大陸に暮らしています。「他人」とは思えませんね!
三脚、大事ですね。たぶん、この写真に写っている三脚は、以前、筆者様の他のブログにReplyした私のMafrotto(455/KG11)と同じ位いの重量感があると拝察致します(このモデル、今は勿論製造していません)。この三脚は、半端な重さではありませんので、一度セットすると、地面に根が生えているのか?と思うほど微動だにしません(が、持ち運びは一寸したエクササイズです<笑>)。
私のManfrotto(友達より譲り受けたもの)は、自分で言うのも何ですが作り込みが良いのか、勿論、壊れませんがアルミパイプの処理も非常に良いのか、腐食すらしません。流石「Pro用機器」と感心しています。
Jim,
筆者様
そうそう、使いで申し訳ありませんが、一年前に、レンズ関連のブログで私のCanon レンズEFS 17-85mmが故障した件、申し上げましたが、2週間ほど前に、日本での入院を終え手元に戻ってきました。流石、Canon 大阪サービスセンタ、ばっちり整備して頂き、その整備費用もリーズナブルでした。全くのおニュー状態で、少しあったカビの除去も行って頂きました。嬉しい瞬間でした。勿論試し撮りも行い、緯線と同じ様に「お散歩カメラ」として戻ってきてくれたのには感慨の思いがあります。
Jim,
それは良かったですね。カメラメーカーのサービスセンターを利用したことがない私にはちょっと敷居が高いと感じるのですが、修理費用がそんなに高くはないのなら、いつかは利用してみたいと思います。
大阪のNikon直営店に行ったことはあります。どことなく、Genius Barに雰囲気が似ていました。