Shin-Meishin Expressway

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名古屋方面に向かう時にiPhone用のカーナビに目的地を入力しておすすめルートを選ぶと、名神高速道路ではなく、新名神高速道路を経由するルートが引かれます。草津ジャンクションから亀山ジャンクションへと向かう新名神上り線には上の画像のような長いトンネルがいくつかあります。この日は入手した時に小さな傷が付いていたiPhone 5の件で、Apple Store Nagoya Sakaeに向かっていました。Genius Barの予約時刻より、3時間以上も前に出発したので特に急いでいるわけではなかったのですが…

いくつかある長いトンネルの中には下り坂になっているものがあり、追い越し車線は空いていれば時速100kmから130kmぐらいで走行する車が大半です。明るくて道幅も広いので、気付かないうちにスピードが出てしまうことがよくあります。特に鈴鹿サーキットに向かうような時は、遅くても120km/hは出てしまいます。

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覆面パトカーに捕まりました。300メートル以上も後方のトンネル内で、追い越し車線に移動した遅いクラウンが後を付けて来ていることは気付いていました。そのクラウンの警告灯が突然、点灯してけたたましいサイレンの音と共に近付いてきたので、私は緊急車両だと思い、走行車線に移動。横に並んだ時点で助手席の警察官が窓を開けて、後に続くように指示。トンネルを出てすぐの路肩に停車させられました。こんな危険な所に停車させるなよと思いましたが、車を降りずに待っていると、申し訳なさそうに二人の警察官がやって来ました。「すみません。運転手の方だけ免許証を持って前の車に乗ってください。」と指示されました。

高速国道本線車道法定最高速度違反(100km/hのところ23km/h超過)とのことでした。何度も「お急ぎでしたか?」と聞かれました。私は「いいえ」と短く応えただけ。実際は23km/hの超過どころではなかったので、速度を計測する装置が故障しているのではないかということを理由に、同意しなければ良かったのかもしれません。しかし、高速道路では40km/h超過で免停になるそうなので、警察官の記録に間違いがないことに同意しました。

違反切符と違反金の納付書をありがたくいただいて、警察官の誘導で自車に戻りました。しばらく覆面パトカーに続いて路肩で十分に加速してから走行車線に戻るようにしてくださいと指示を受けました。私にはこの覆面パトカーがセーフティーカーに思えました。軽自動車で捕まっていたら急加速はできないので、もの凄く危険です。高速道路で速度違反をして捕まったのは人生初の経験です。覆面パトカーが高速道路で停車させる違反車はスポーティーな車が多いことに納得しました。(急加速できない車ならトンネルを出てすぐの危険な路肩に停車させることはない?)

iPhone 5は無償で交換になりましたが、この不慮の出費があり、結果としてたいへん高い買い物になりました。

6 thoughts on “Shin-Meishin Expressway

  1. 筆者 様

     おー!痛い、Negativeなお土産を高速道路上で頂いたわけですね。それで、iPhone 5の交換所経費がが・・・いきなり跳ね上がった訳ですね。私は20年余り高速道路を車で駆けた事がなく、レンタカーを借りても、実家の辺りをうろうろするだけで、速度も、一応、遵守していますので、交通警察の方々にお世話になった事がありません。

     自分の感覚ですが、私が住んでいる国でも「運転手付き」の車に乗っていますし、たまに、地元の友人の車に乗せて貰ったりもしますが、20年余り前に日本で高速を「お仕事で」駆け回っていた時の車の性能と静けさ、そして加速のなめらかさを比べると、今の車は本当に良く出来ているなと思います。時速100キロを超えても静かで「音」や車の細かい振動、タイヤの拾う路面の凹凸の音に依る速度の感覚は当てにならなくなりますね。それ位、乗り心地と居住性が良くなっているのでしょうね。特に、クラウン級の大型車に乗っていると、この事を良く実感出来ます。

     筆者様のMAZDA「8」はスポーティータイプなので、逆に車の動きや音を体感出来る様にしてあるのだと思いますが、それでも、やはり乗り心地は非常に良いと思いますので、ついつい・・・と言うのも分かる様な気がします。

    Jim,

    1. 古くて照明が暗く、道幅が狭いトンネルであれば、実際の速度よりも体感する速度は速く、スピードを落とす車が多いと思いますが、新名神高速道路上りのトンネルは逆に実際の速度よりも体感速度は遅く感じます。いつもこの下り坂のトンネルは速度超過になりがちで(いろんな意味で)危険であることを知っていました。周囲の景色がないので下り坂になっていることも気付きません。

      RX-8で高速道路を走行する時は、特に速度超過に注意すべきことを今回、勉強しました。スポーティーな車は特に狙われるのではないかと思います。先日、鈴鹿サーキットの西ストレートとメインストレートで時速160km超を体験しましたが、まだまだゆとりがありました。

    1. AppleCareでのiPhone 5の修理代金は一律になっているのですね。私のところに届いた「Genius Barサービス見積書およびサービス確認書」にも修理代金¥19,810(税抜き)、請求金額¥0となっていました。パーツの交換ができず、本体丸ごと交換になるので、どんな修理も要する費用は同じということでしょうか。今回の費用はメーカーであるFoxconnに請求しているでしょうから、Appleにとっては無償で交換しても痛くも痒くもないのかもしれません。

  2. 私も昔は速度違反よく捕まりました。高速道ではよほど悪質でない限り40km/hrオーバーでは捕まえません。
    これは40km/hrオーバーの場合、罰金となり国庫金となります。40km/hr以下は軽微な違反で反則金で各都道府県の収入になりなす。そのため、ほとんどの場合40km/hr以下で計測器を止めています。
    しかしオービスの場合は計測速度の調整ができないため。おまけ?はしてもらえません。オービスカメラにはくれぐれも気をつけてください。
    あと、擬態警邏車(覆面パトカー)は現在外見で一般車両と鑑別ほとんどができません。簡単な判別法は
    1)2人組の青色制服警官が乗っている。
    2)自車走行中位置と同一県内ナンバーであること。(他県を警邏することはない)
    3)トランクに車種のグレードを示すエンブレムが無い。
    特注車両のため、上の写真のように通常「CROWN」という車種のエンブレムの反対側に「ROYALSALOON」などグレードを示すエンブレムが付いていません。
    参考にされてください。

    1. そう言う事情があったのですか。詳しい解説ありがとうございます。今後の参考にさせていただきます。新名神高速道路にはオービスが一つもなかったように思います。そのためか、スポーティーな車は飛ばし放題になっているのではないかと思うほど、速度超過の車が多いです。

      mizoさんのコメントを読ませていただいてから覆面パトカーの画像を等倍で観察しました。Royal Saloonのエンブレムはこの車に関しては付いています。ひと際目立っているのが、助手席側にある大きなアンテナでしょうか。昔の覆面パトカーに乗っている警察官はヘルメットを着用していたと思うのですが、今回の警察官はヘルメット着用ではなかったです。運転席側後部座席の足下にPOLICEと書かれた白いヘルメットが2個、置いてありました。同乗者が撮影したこの画像、記憶に刻まれました。

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