Firewood Collection 2022 — Part 13

河川敷にそびえ立つ桜の木を師匠が単独で伐倒しました。私は護岸から動画撮影しただけ。経験豊富な師匠らしく、伐倒の過程に無駄がない。

高低差が3メートルはある工事用の細い通路まで、枝や玉切りした太い幹を手動ウィンチで引き揚げました。使い方を教えてやると言いながら、師匠は言葉ではウィンチの使い方を説明してくれない。見て覚えろということでしょう。両腕がパンパンになるほど腕力を使い切りました。

Firewood Collection 2022 — Part 14へと続く。
Firewood Collection 2022 — Part 12に戻る。

Firewood Collection 2022 — Part 12

川を跨ぐようにして伐倒したヤシャブシを石積みの護岸まで運べる長さに玉切りしました。水深がそんなに深くはなかったので、冬用ウェイダーは不要でした。長靴で十分。

石積みの護岸は河川敷からの高さが2メートルほどあり、常設の梯子があった方が楽ということで、木製カーポートに吊るした木製梯子を現場まで持って行くことになりました。梯子の長さは約2.6メートルであり、Suzuki HUSTLERには搭載不可なので、師匠のSuzuki EVERY WAGONで運ぶことになりました。2.6メートルの梯子が車内に積載可能です。

午後は護岸近くに運んでおいた杉を石積みの上に手動ウィンチで引き揚げました。

Firewood Collection 2022 — Part 13へと続く。
Firewood Collection 2022 — Part 11に戻る。

Firewood Collection 2022 — Part 11

今季(2022〜2023)も滋賀県に河川敷の樹木伐採届出をした師匠と木工師匠に誘われて、河川敷の樹木伐採作業に出かけました。早速、細めの杉を伐倒しました。今季の現場は昨シーズンの現場と比べてアクセスが悪いので、梯子必須。小枝は石垣上の細い道に引き揚げてから処理します。

今日はこのヤシャブシも私が伐倒することになりました。

意図した通りに川の方に倒しましたが、根本の方はまあまあ太くて重いので、水に浸かった状態で玉切りする必要があるかもしれません。滅多に着用しない冬用ウェイダーの出番でしょうか。

Firewood Collection 2022 — Part 12へと進む。
Firewood Collection 2022 — Part 10に戻る。

Wood Stove Combustion Air Control

今年も潤沢に薪や廃材があるので、薪ストーブは例年よりもずっと早い10月末から火を入れています。春に修理した煙突のレインキャップと鳥侵入防止用ネットも問題なく機能しているようで、煙の逆流もありません。

一つ、使い勝手に問題があったのはCombustion Air Control(燃焼空気調節器)が硬くて両手での操作が必要でした。最後まで押すと燃焼空気全開、手前に引っ張ると弁が閉じて空気が供給されなくなります。調節器のバーにグリスを塗布しましたが、状態は変わらず。そこで、調節器可動部の接触面にシリコンスプレーを大量に散布したところ、押したり引いたりの操作が物凄く滑らかになりました。片手で容易に空量を調節できるように。もっと前にシリコンスプレーを使えば良かった。

Firewood Collection 2022 — Part 10

厚さが10センチ以上、幅が60センチ近くはある桧は要りませんかとの連絡を受けて、木工師匠宅を訪問しました。虫に食われている部分を切断したら、家具の材料としても使えるかもしれないとのことでした。実際に丸鋸で縦挽きしてみると、その香りから桧ではないことがわかりました。

この巨木はとあるお店でカウンターとして使われていたそうですが、解体後に屋外で保管中にシロアリ被害に遭っています。どちらかといえば松系のほのかな香りがするので、スプルース、米栂あたりが怪しいと思います。香りから判断して桧や杉ではないこと、柔らかさから判断すると、針葉樹であることは間違いなさそう。

裏表から二回ずつ、縦挽きしてシロアリに食われた部分を取り除きました。薪として燃やしてしまうのは勿体無い。取り敢えず、土に接しないようにコンクリートブロックを敷いて木製カーポートの屋根下に置きました。加工するにも一人で運べないほど重い。

Firewood Collection 2022 — Part 11へと進む。
Firewood Collection 2022 — Part 9に戻る。

Firewood Collection 2022 — Part 9

伐倒した大きな松の木はいりませんか?とのお誘いを受けて、玉切りに出かけました。薪ストーブの燃料としては松は嫌われる傾向があります。ヤニが出るので火力はありますが、すぐに燃え尽きて、煙突に煤として溜まりやすいという特性があります。しかし、我々が所有する薪ストーブ用煙突は真っ直ぐに垂直に立つタイプで、煙突の掃除がしやすく、松を燃やしても温度調整に留意しながら煙突掃除すれば問題ありません。

根本に近い方で直径は50センチ以上はあり、玉切りしないと移動させることもできない巨木でした。酷暑の中、チェンソーで作業していて1時間も経過しないうちに体力を消耗したので、この日(7月29日)は退散しました。しばらくして7年ぶりに目眩が再発したので、重労働は控えることに。

翌週、玉切りした太い幹の部分と枝を軽トラックに満載して、自宅まで搬入していただきました。しばらくこの状態で放置していましたが…

目眩が治ったので、チェンソーと卓上スライド丸鋸を使って枝を短く切断。

木製カーポート西側に積み上げて、駐車スペースを確保しました。

Firewood Collection 2022 — Part 10へと続く。
Firewood Collection 2022 — Part 8に戻る。

Chimney Downdraft — Part 6

お隣さんに手伝ってもらいながら、目詰まりを起こす煙突の自作鳥侵入防止ネットを改良します。

煙突の自作レインキャップを取り外すため、先日完成した安全な足場を利用して急勾配の屋根に登りました。

3点張りの太いステンレス針金を取り外して、自作レインキャップを外しました。

目詰まりを起こすネットを取り外し、ついでに雨除けの庇も新調します。

余った太いステンレス針金を蜘蛛の巣状に張り渡し、鳥侵入防止策としました。目詰まりが起きることはないでしょうが、小鳥は入って来るかもしれません。

庇はガルバリウム波板からブリキ板に変更。

改良したレインキャップを元に戻しました。

針金の固定方法を変えて、煙突の傾き具合を調整しました。

Chimney Downdraft — Part 5に戻る。
Chimney Downdraft — Part 1に戻る。

Scaffolding — Part 21

煙突メンテナンス用足場兼庇がほぼ完成しました。40º急勾配の屋根上に二連梯子や脚立を置く方法ですが、波板庇部分も勾配が15ºあるので、梯子や脚立が滑り落ちないようにストッパーを取り付ける必要がありました。

高騰中の厚み12ミリ構造用合板を奮発しました。3×6サイズの合板をホームセンターで、600ミリで縦挽きしてもらいました。その合板にストッパーを取り付けただけですが、これで安心かつ安全に急勾配の屋根に登ることができます。庇の上に乗った際に、荷重が一点に集中しないので庇の波板が凹むこともありません。

また、伸ばした脚立の上の方に乗った際に脚立の足部分が浮いてストッパーを飛び越えないよう、ストッパーはある程度の高さを確保しました。

幅が600ミリになるように切断したとはいえ、この大きな合板を一人で持ち上げるのに一苦労なので、メンテナンス実施後は二分割しても良いかと考えています。

Scaffolding — Part 20に戻る。
Scaffolding — Part 1に戻る。

Firewood Collection 2022 — Part 8

今季の河川敷での樹木伐倒、伐採作業は本日が最終日。薪として使用する倒したヒメヤシャブシ、ヤシャブシの幹と枝はすべて持ち帰りました。今日は河川敷に残る小枝や蔓をまとめて束にし、ロープで縛って土手に引き揚げます。伐採した小枝がビーバーダムのようになって、堰止めないようにするためです。

師匠は業務用の高価な道具を所有されています。束にした小枝をロープを使って引き揚げました。一連の作業の中で、最後に行うこの作業が最も体力消耗します。

Firewood Collection 2022 — Part 9へと進む
Firewood Collection 2022 — Part 7に戻る。

Firewood Collection 2022 — Part 7

河川敷で伐倒したヒメヤシャブシの枝と幹を持ち帰ります。

河川敷と林道の高低差が2メートル近くあり、0.5トンのチェーンブロックを使って、引き揚げました。チェーンブロックは師匠所有のものを借りました。

5回ぐらいに分けて引き揚げましたが、体力消耗します。

iPhone 12 miniの13ミリ超広角レンズ、全体像が把握しやすい。

Firewood Collection 2022 — Part 8へと続く。
Firewood Collection 2022 — Part 6に戻る。

Converting A Log Into Squared Lumber

薪にするには勿体無いほど綺麗な小径の丸太を自作のテーブルソーを使って角材に製材できるかどうか試してみました。

丸みのある部分を少しずつ縦挽きします。堅木なので丸鋸の刃がなかなか進まずに、摩擦熱で切断面が焦げます。

思っていたよりも、ここまでは順調に切断できました。

自作のテーブルソーは最大切り込み深さが45ミリほどなので、上下二回に分けて切断する必要があります。

47ミリの角材ができました。摩擦熱で焦げた部分をディスクグラインダーに取り付けたサンドペーパーで削り落としました。

焦げた部分は綺麗に削り落とすことができましたが、死節が一つと端っこの方に割れが発生しています。

ずっしりと重くて目の詰まった広葉樹の角材が出来上がりました。さて何に使いましょう。

Firewood Collection 2022 — Part 6

最後に残しておいた、今シーズン最大径のヒメヤシャブシを伐倒します。

伐倒に伴う一連の作業を行うのは師匠、私は少し離れたところからiPhoneで動画撮影担当。このヒメヤシャブシの大樹はロープを使わないと、倒したくない上流の方に倒れそうなので、伐倒する樹木の高さ10メートルぐらいのところにロープをかけて、別の樹木にかけたチェーンブロックで引っ張りながら倒します。

何というのだろう、木に登る際に使う梯子。最下段は地面に突き刺すようにして固定するようです。

今季最後の大きな仕事を前に師匠、散髪してる。梯子が倒れないように短いロープで幹に梯子を固定しながら。

この辺りでロープを縛るのかと思いきや。

さらに上の方へ。

ここから先は動画。

径は40〜50センチはあったでしょう。

意図した下流の方に倒れました。

師匠の取り分は幹が太い下の方1/3、私は上の方、2/3貰うことになりました。倒した大きな幹の一部を玉切りして本日の作業を終了。

Firewood Collection 2022 — Part 7へと続く。
Firewood Collection 2022 — Part 5に戻る。

Wood Chopping

1回目

玉切りした、径が大きい広葉樹の太い幹は今まで、乾燥させてから薪割りしていました。堅木の場合だと、斧では割れないので、ダイヤモンド型薪割り楔と大きなハンマーを使って薪割りしていました。今回、先日玉切りしたばかりの乾燥させていない生の太い幹を斧で割ると、いとも簡単に割れました。

2回目

2回目でもう、割れています。樹種にもよりますが、広葉樹の堅木の場合、乾燥する前に薪割りした方が楽。

Scaffolding — Part 20

煙突メンテナンス用足場兼庇に登る際に自作した木製梯子を受ける、2×6加圧注入材に滑り止めの角材を取り付けていたら、先日の積雪で2×6材が外れて落下しました。65ミリのビスが折れています。2×6材を受ける垂木補強材も弱っていてビスが効いていなかったものと思われます。

2×6材を受ける垂木補強材の枚数を2枚から4枚に増やして補強しました。2×6材自体も長めのものに交換しました。

Scaffolding — Part 21へと続く。
Scaffolding — Part 19に戻る。

Fixing Firewood Shelf

2×4 basicsのShelfLinksを使っておよそ7年前に製作した薪棚の下の方が腐朽したので、修理します。4本の柱の腐朽した部分をSilky Hibikiで切断し、下駄を履かせました。Silky Hibikiは切れ味が素晴らしいだけではなく、真っ直ぐに切れるので丸鋸不要。下段の2×4材2本も交換。

下の方が腐朽した原因は、コンクリートブロックを使わずに数枚のアスファルトシングルの上に載せていたことです。

余っていたコンクリートブロックの上に修復した薪棚を載せました。