桁は10ミリの切り欠きを入れてからホゾ穴をドリルと鑿で空けます。
角鑿を持っていないので、ホゾ穴は30ミリぐらいにしておきます。
30ミリぐらいのホゾ穴なら手作業でも難なく空けることができます。
桁と柱の接合部分はピタリと収まりました。
常設足場の桁との接合部分は、木製カーポート製作時にも採用した相欠き継ぎとしました。この部分で庇延長部分の桁の高さを調整しています。
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桁は10ミリの切り欠きを入れてからホゾ穴をドリルと鑿で空けます。
角鑿を持っていないので、ホゾ穴は30ミリぐらいにしておきます。
30ミリぐらいのホゾ穴なら手作業でも難なく空けることができます。
桁と柱の接合部分はピタリと収まりました。
常設足場の桁との接合部分は、木製カーポート製作時にも採用した相欠き継ぎとしました。この部分で庇延長部分の桁の高さを調整しています。
西側に庇を延長すべく、柱を束石の上に仮置きし、柱の高さを決めます。
お向かいさんのリフォームを施工しているご近所の一級建築士兼大工さんにコーチボルトを譲っていただきました。
下方向に大きな荷重がかかるであろうLedger Board(垂木受け材)はラグスクリュー(コーチボルト)でしっかりとログウォールに固定した方が良いだろうという判断です。先に常設足場部分の垂木受け材にコーチボルトを二本、使用しました。庇延長部分の垂木受け材も二本のコーチボルトで固定する予定です。
追加した柱と延長する桁は枘組します。枘は丸ノコで加工した方が綺麗に切断できることに最近、気付きました。
珍しくお隣さんの助言に従い、庇を西に延長することにしました。お向かいさんのリフォーム現場に置いてあるセメントを少し、失敬して捨てコンを作り、羽子板付き束石を設置しました。柱は仮の短いもの。
水平と垂直を確認してから、掘り起こした土を埋め戻しました。
足場兼庇の屋根材には木製カーポート製作時に余ったガルバリウム波板を使用します。重なる部分を二山半にすれば、余材で足りることがわかりました。
風下の東側から順に野地板に載せて、ガルバリウム波板専用の傘釘で留めました。
15ºの勾配は思っていたより急勾配。雪は滑り落ちそうですが、母屋の屋根上に置いた二連梯子も滑りそう。滑り止めの金具が必要です。
完成した足場兼庇を見たお隣さん曰く、「なんでもっとこっちの方に伸ばさないの?私やったらもっと伸ばしてこっちの窓にも雨水が浸水しないようにするわ!」「煙突の傾きを修正する足場ですから、こっちは必要ありません。木材も足らなくなるし。」と答えましたが、お隣さんの言われることにも一理あると後で思いました。
上に載った時に波板が破損する恐れがあるので、横垂木は2×6材の野地板風に仕様変更しました。
少し間隔を空けて並べて行きます。
2×6再利用材は合計6枚になりました。この加圧注入材はお向かいさんのウッドデッキの根太として26年間使用されたものです。米栂も薬剤で処理したら、屋外使用でも20年以上は腐朽しないということが実証されています。
この米栂(hemlock fir)を加工していてふと思い出しました。今は亡き父親が母屋の丸太を見て、最初に言った樹種が「米栂」でした。仲介した不動産屋さんから貰った資料によると、樹種は「米杉」(Western Red Cedar)でした。確かにドーマー(屋根裏部屋)部分の外壁や屋内の階段手摺、窓の屋外トリムボードなどは明らかに米杉でしたが、肝心の丸太はどう見ても「米杉」ではなかったのです。樹種不明のまま何年も経過しましたが、加工した時に香りがほとんどなく、敢えて言えば、松に近い微かな香りがあります。今回、製作している足場兼庇の柱と桁に使用したのも米栂の再利用材です。ほとんど香りがない特徴が似ています。やはり、外材のブローカーを営んでいた父親が最初に言った「米栂」が正しいのかもしれません。しかし、次に言ったのが「米檜葉」なので、全く信用できなくなりました。
COSTCO京都八幡倉庫店へ食材を買いに行ったついでに、すぐ近くのムサシで足場兼庇延長部分の垂木と波板を入手しました。
透明のポリカ波板がアウトレット価格で販売されていました。9尺のポリカ波板が7割引の¥570でした。
9尺のままでは車に載せられないので、6尺にカットしてもらったら、3枚同時に切断したにも関わらず、1カット¥80 x 3枚分でカット料金が¥240も必要でした。波板専用の鋏を持参すればよかった。ムサシでは道具を借りて自分で切断することはできません。
こんなお値打ち品もありました。
COSTCOで入手した二家族分の食材。一日で食べきれるのでしょうか。
二家族といっても大人4人に子供一人なので、どう見ても多過ぎる。プルコギはCAMP CHEFの鋳鉄製スキレットで焼きました。
ブイヤベース、今回はパスタを入れずに魚介スープとしていただきました。一週間ほど前に引っ越して来られたお向かいさんにも参加していただきました。
食後のデザート、大変美味でした。Cat ISONも興味津々。
筋交いとして使用する材は重いので、薄い合板で雛形を製作しました。
雛形を元に加工した厚み45ミリの筋交いを叩き入れました。
内側に筋交い用の金具を取り付けます。
東西方向の揺れはほとんどなくなりました。
45ミリ角の横垂木を4本、垂木の上に載せてビスで固定。
後はガルバリウム波板を載せれば完成のはずですが…
この状態で波板を載せて、その上に私が乗っても大丈夫なのだろうか?波板が破損しそうな気もします。
母屋壁面側は予定していた高さより少し低めになりましたが、垂木の長さと角度に問題はありません。
垂木5本を桁と母屋壁面との間に渡しました。この時点で仮りの筋交いは不要となったので、取り除きました。
東西方向の揺れを止めるべく、本格的な筋交いを取り付けます。
その前に東西二本の柱の間に筋交いを受ける桟を取り付けました。柱に約10ミリの切り欠きを入れて、長めのコーススレッドビスを斜め打ちして固定しました。東西方向の揺れはほぼ収まりましたが、筋交いを取り付けるとさらに強固になるでしょう。この構造物の主用途は「足場」なので、頑丈でなければなりません。
SPF 2×4の6’材を垂木として使用します。先ずは卓上スライド丸鋸を用いて15ºの角度で斜め切り。
桁に載せる部分は切り欠く必要があります。blocklayer.comの図面によると、短い方が21mmと長い方が80mmの直角三角形。
鋸と鑿、鉋を使って切り口を調整しました。この部分は高い精度が求められます。
桁に載せてみると、ぴったり。桁側で精度は1ミリぐらいでしょうか。母屋壁面側は?
垂木加工作業の難易度:5段階で5
西側の柱も束石の上に載せて仮に立てました。
東側の柱を基準にして西側の柱の高さを決めます。
水平を確認して仮り組み。
ホゾ組みした接合部分は合計6本の長めのコーススレッドビスで留めました。問題があればさらに鎹で補強する予定です。
東側の柱Aを束石の上に立てます。二本の柱の上に載せる桁とはホゾを組んで接合します。柱は解体された家屋で使われていた米栂を加工して再利用します。
束石の穴のサイズ(95ミリほど)よりも柱のサイズが少し、大きかったので、柱を少し削りました。垂直を確認しながら仮の筋交いで固定。
当初の計画では使用予定の再利用材(二本の柱)の長さが不足するので、屋根勾配を10ºから15ºに、オーバーハングの長さを220mmから175mmに変更しました。これで米栂の再利用材を柱として使用でき、垂木は安価なSPF 2×4材の長さ6’のものが使用できる計算です。図面作成にはblocklayer.comのRafters Metricを利用しました。
足場兼庇の束石2個を設置します。使用する束石はウッドデッキ階段の柱を支える束石として使われていたものを再利用します。お向かいさんのウッドデッキ解体時に撤去したものを失敬しました。
この形状の束石を使用するのは初めて。柱を立てることもできますが、本来の主な用途は2×4材などの根太を格子状に載せることだと思います。水糸は柱の外側が母屋基礎から1560mmの距離になるように張ってあります。上の画像でいえば、正方形の穴の上側。
砂利を敷いた後にタコで突き固め、セメント1、砂3、水適量の配合比で練ったモルタル(捨てコン)を敷いて、束石を載せました。水準器で東西南北二方向の水平を確認。乾く前の捨てコンは柔らかいので、微調整が容易。
掘り起こした土を埋め戻して、束石の設置作業を完了しました。
このポストに埋め込んだ画像ファイルはすべて、Google Photosからリンクを張ったものです。これまで利用していたFlickr無料アカウントが、残念なことに2019年1月8日から容量が1TBから上限1,000枚の画像と動画ファイルに制限されます。それまでにFlickr Proアカウントに戻せば、画像ファイルは容量無制限で5K画像にも対応するそうですが、ブログ用画像ファイル置き場を主目的にFlickrを利用する私にとっては、年間使用料が高すぎます。プロの写真家にとってはたったの$49.99(2018年11月30日までに申し込めば、初年度のみ30%引きの$34.99)かも知れませんが、容量が小さいブログ用画像ファイル置き場として利用するのは勿体無い気もします。
実際、私のようにスマホで撮影した「普通の写真」を記録写真あるいは説明用の写真としてアップロードするような人を締め出したいと、Flickrを運営するSmugMugは考えているようです。今年の春にFlickrを買収した時点で、SmugMugは一年後に無料アカウントをなくしてすべて有料化することを前提にしていたのではないかと私は思います。
煙突の傾き調整用足場兼庇の垂木を加工する前に、blocklayer.comで垂木の勾配と寸法を算出してもらいました。母屋に取り付けた垂木掛け表面から庇の桁外側までの距離を1560mmに設定。屋根勾配を10º、突き出た部分(Overhang Level)を220mm、垂木の高さを88mm、柱の上に載せる桁との接合部(切り欠き部分の長辺)を80mmで入力すると、下図を自動作成してくれます。
この図を参考に6’の2×4を卓上スライド丸鋸で切断すれば、垂木が加工できるはずです。