Wood Storage For LP Records — Part 5

高さ1,510ミリ、横幅998ミリ、奥行き430ミリのこの木製物置はSuzuki HUSTLERに車載不可能なので当初、仮組みしてからばらして現場で組み立てる予定でした。そのため、切り欠き加工を施した3枚の棚板と底板、天板は短めの38ミリのビスで仮組みしてありました。厚み30ミリの板に対して38ミリのビスを用いた仮組み状態では固定するのが困難で製作難易度がとてつもなく高くなっていました。

自宅により近いご近所さんに相談すると、所有されているDodge Ram 1500で完成した木製物置を運んであげるとありがたい言葉をいただきました。

自宅で完成させることができるとなれば、木工接着剤で固定して65ミリのビスで本締めできるので、製作難易度が大幅に下がります。

搬出前に観音開きのドアに蝶番を取り付けることも可能です。

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Wood Storage For LP Records — Part 4

観音開きのドアを開ける際に指が入りやすくするために片方のドア枠に45ºの面取りを施しました。しかし、完成時に把手を取り付けたので、この加工は実際には意味がありません。ドア枠は相欠きで継ぎました。

厚み10ミリの杉プレーナー材をドア枠に接着剤で固定し、フィニッシングネイルを溝の部分に打ちました。

板は当初は釘が見えるようにしてドア枠に留める予定でしたが、床張りと同じ手法を採用すれば良いとの助言をご近所さんにいただいてこの方法に変更しました。

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Wood Storage For LP Records — Part 3

便乗値上げでしょうか?幅85ミリ、厚み10ミリ、長さ2,000ミリの杉プレーナー材10枚セットを購入しました。観音開きドアをこの杉材で製作します。このプレーナー材、死節がパテのようなもので埋めてあります。

ドア枠も4面、プレーナー加工した杉材を使用。

向かって左側に刃先が出ている右勝手の際鉋で仕上げ。杉材は柔らかくて加工しやすい反面、0.1ミリの精度で加工する際は端部が欠けやすいというデメリットもある。

杉板は自作のトリマーテーブルを使って、深さ5ミリの溝切り加工しました。まだ接着していません。

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Building A Tiny House With A Porch — Part 1

ポストの英語タイトルをどうするか、ちょっと迷いましたが、”Building A Tiny House With A Porch”「ポーチ付きの小さな家の建築」で進めます。当初はすぐ近くのご近所さん(Big Billyさん)が作業小屋をDIYで建築すると聞いていました。しかし、後になって作業小屋は別の所に建て、先に建てるのは趣味の部屋に変更されました。簡単な図面を見せていただいて、遣り方の段階からお手伝いすることになりました。

レーザー水準器を所有されており、水平は比較的、出しやすい。直角は三平方の定理を応用し、対角線が同じ長さであることを確認。

不足するであろう、独立基礎用の束石はホームセンターで製品を追加購入するのではなく、私が製作した束石用の型枠を再利用して、羽子板付きの束石を自作されています。

面取り加工もされているので、見た目は製品レベルの品質になっている。

建築場所は母屋の南側に広がる大きな庭。土地は造成してあり、南と西に向かって緩やかな傾斜があります。束柱をすべての束石に載せて、束柱の高さで水平を出すよう、アドバイスしましたが…

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Wood Storage For LP Records — Part 2

左右の側板に棚板用の幅30ミリの溝を切りました。

木ダボは使わずに木工接着剤のみで二枚の杉板を接ぎました。

自作のクランプが役に立っています。

溝の幅は30ミリなので、刃幅30ミリ作里鉋で少し幅を拡げながら溝を綺麗に仕上げます。

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Wood Storage For LP Records — Part 1

杉カフェ板を使用して木製物置を製作することになりました。事の発端は、千枚を遥かに超える枚数のLPレコードを所有する旧友が、二階に置いていたコレクションの一部を屋外に移動させたいとのことでした。LPレコードや書籍の重みで家が傾いてきたそうです。(実際にはそんなことはないと私は思いましたが。)

スチール製の物置を購入しようとしていたところに私が木製物置なら製作できると言ったことからこのDIYプロジェクトが始まりました。

手描きの簡単な図面を元に必要枚数を計算すると、幅200ミリ、長さ2,000ミリの杉板は合計9枚が必要。角材のフレームは使わずに二枚合わせの杉板を側板とし、溝切り加工を左右の側板に施して、3段の棚板を溝に固定します。

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Installing The Two Way Wall Bib Tap — Part 3

しばらく様子を見ても微妙な漏水は止まらなかったので、再度やり直すことにしました。上の画像、6個の穴に対してビスは3本しか使われていない。これが漏水の原因ではないかと考えて、すべての穴にステンレス製ビスを留めましたが、それでも解決せず。

元通りに3本ビスに戻し、以前のものとは異なる分厚めのシーリングテープを巻いて、分岐型蛇口の溝を合わせて、時計回りに蛇口本体を回転させて取り付けましたが意図したところで止まらない。少し逆回転させて真っ直ぐになるようにしました。これがどうやら漏水の原因だったようです。

滅多に使わないKNIPEXプライヤーレンチを使って、強引に真っ直ぐになるまで時計方向に回転させました。一人の力では無理があったので、お隣さんに手を貸していただいて二人がかりで回しました。

元栓を開けて水を流しました。しばらく様子を見るまでもなく、蛇口を締めると、瞬時に漏水がないことがわかりました。ということで、漏水の原因は締め方が緩かったことでした。

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Installing The Two Way Wall Bib Tap — Part 2

先日、取り付けた分岐型蛇口の根元から微妙に漏水していることに気付いたので、やり直しました。原因はシーリングテープの巻き方と量に問題があるのではないかと考えています。

これで解決すれば良いのですが。様子を見ます。

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Replacing Keyed Entry Knobs — Part 2

この前、交換したばかりのシリンダー錠は握り玉の部分が大きすぎるので、以前のものと同じサイズのYaleブランドのシリンダー錠に再度、交換することにしました。構造はほぼ同じなので、この前よりも素早い作業で交換できると思っていましたが…

FIGHTERブランドのドアノブは容易に取り外すことができました。

ラッチボルトが短い、屋内側がプッシュ式ボタンになっています。

室外側のノブにも向きを調整する際にピンを押し当てる穴があります。初期設定では右側にノブを取り付けるように設定してあるそうですが、どちらから見て右側なのかわかりにくい。説明書には60Bとか180B、回転させると書いてありますが、Bは何を意味するのか?私の理解では屋内側から見て右側であると思います。よくわからないので、初期設定のまま取り付けることにしました。

ちょっとコツが必要な工程。

屋内側のノブを間違って取り付けてしまうと、外すのに苦労します。

正しくは屋外側ノブから伸びる円筒状のボルトにある溝と屋内側ノブの突起を合わせて挿し込まなければなりません。

初期設定のまま取り付けたので鍵穴の向きが上下逆になりました。

屋内側のノブがプッシュ式ボタンなので、屋外側から鍵を使って施錠することができません。FIGHTERブランドのシリンダー錠と同様、閉め出されないように要注意。

この場所は日向が好きなCat ISONのお気に入り。

出入り口用鍵付きドアノブ交換作業の難易度:5段階で2

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Making Another Sliding Screen Door — Part 2

斜めお向かいさんログハウス別荘宅の出入口に取り付けた、引き戸式網戸が完成しました。隙間を埋めるテープを持参されましたが、粘着力に問題があり、結局テープは使用せず。今回の作業は塗装のみ。

天然木(椿)の把手にはカシューを塗布しました。把手がぐらぐらしていたので木工ボンドで補強しました。

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Replacing Keyed Entry Knobs — Part 1

Left: Yale Lockset RM73.90

マレーシアの金物店ACE HARDWAREとホームセンターMr. D.I.Y.で、出入り口用鍵付きドアノブキットを二つ買って来ました。Mr. D.I.Y.で購入した右のFIGHTERブランドのものを使って、既設の古いドアノブを交換します。

二つのドアノブキットは同じ構造ですが、FIGHTERブランドの方が少しノブの部分が大きくて、真鍮製らしく高級感があります。

TITAN (KWIKSET) 製既設の古いドアノブは22年前に交換して以来、一度も交換していません。デッドラッチ・プランジャーが最近、破損しました。現時点でラッチが引っ込まないという現象は発生しておらず、こじ開けられる可能性はあるものの、まだ使える状態ではあります。しかし、放置すれば、ラッチが引っ込まなくなってドアを開けることができなくなる恐れもあるので、交換することにしました。

実際、同じ構造のログハウスに住まわれていたご近所さんのドアが開かなくなって、私が修理したことがあります。その時の修理状況を記録したポストはこちら

2本の長いビスを緩めると、屋内側から容易にノブを取り外すことができます。(完全米国仕様のログハウスなので、内開きのドアになっています。)既設のノブは屋内側がサムターン仕様となっている。交換する新しいドアノブはプッシュボタン式。

今年の夏に取り付けた引き戸式の網戸を閉めた状態で作業できるので、Cat ISONが外に出ることもないでしょう。

新旧のドアノブでサイズが大体、同じなので、ドアの穴を調整する必要はありません。

屋外側から見た様子。

ラッチ用プレートを固定する短いビス2本を緩めて、

引き抜くようにしてラッチを取り外しました。

右:古いラッチ 左:新しいラッチ

新旧でラッチの構造が異なります。右手に持つ左の方が新しいラッチ。

右:新しいラッチ 左:古いラッチ

左手に持つ古いラッチのデッドラッチ・プランジャーが破損しているのがわかります。

ラッチ用プレートが新旧で同じサイズであり、ビス用の穴の位置も同じ。

古いドアノブを取り外した時とは逆の順で、まずは新しいラッチ用プレートを取り付けます。

屋内側ノブの近くに穴があります。

この穴に付属のピンを押し当てると、屋内側のノブを取り外すことができます。iPhoneの物理SIM交換時に使うピンを代用することも可能。

屋内側のドアノブが外れました。

屋外側のドアノブを挿し込みます。

次は屋内側。

ドーナツ状の台座の位置合わせをして、

長い方のビス2本で固定します。ビスの位置を確認する作業はちょっとコツがいる。

屋内側のノブを取り付けて完成。

サムターン式だったこれまでは閉め出されないように鍵を使って屋外側からロックしていました。新しいドアノブは屋内側がプッシュボタン式であり、どうやら鍵を使って屋外側からロックできない仕組みのようです。

出入り口用鍵付きドアノブ交換作業の難易度:5段階で2

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Installing The Two Way Wall Bib Tap — Part 1

マレーシアのホームセンター、Mr. D.I.Y.でRM43.00で買って来た、分岐タイプの蛇口を取り付けます。床下に潜ると止水栓があったので、元栓を閉めることなくこの止水栓を閉めて作業を開始。

水回りの規格はマレーシアも日本も同じ1/2″国際規格準拠なので、アダプターは不要。シーリングテープを巻いて、蛇口を取り付けるだけの簡単な作業です。この蛇口を交換するのは引っ越して来て以来なので、22年ぶりになります。

流し台と排水管がないので、一時的に玉切りした丸太とアルミのバケツを蛇口の下に置きました。手を洗う時に使う石鹸を置く棚が必要。

Installing The Two Way Wall Bib Tap — Part 2へと続く。

Making Another Sliding Screen Door — Part 1

斜めお向かいさん別荘宅に引き戸式網戸を製作し、取り付けました。私が一人で3週間ほどかけて製作した網戸と基本的に同じ構造のものですが、3人がかりで製作すると実質2日ほどでほぼ完成しました。ログハウス自体が同じ構造なので、引き戸式網戸の作り方を一から考える必要がなかったから短期間でほぼ完成したのでしょう。

我々の自宅の場合と同様、照明器具が引き戸と干渉するので、少し上方に移設しました。

天然木(椿)を加工して把手に。この辺りは施主である斜めお向かいさんの好み。網戸とトリムボードとの間にできる隙間を埋めるモヘアを取り付けて、塗装する作業が残っています。

Making Another Sliding Screen Door — Part 2へと続く。

MNP (Mobile Number Portability) Switching Tactics — Part 4

自宅から最も近いBIC SIM格安SIMカウンター設置店舗であるコジマxビックカメラ高野店へ。BIC SIM担当者は午前11時に出社との情報を得ていましたが、祝日や週末は開店と同時に来店する人が並ぶかもしれないと思い、早めに到着しました。が、開店直後の店内は閑古鳥が鳴いていて、担当者が出社次第、連絡してもらうことになりました。

隣のイズミヤ4Fにコーナンがあることに気付き、時間潰ししていると、珍しい商品を見つけました。木枠にネットを取り付けできる「ネットバンド」という商品。先日、改造が完成した網戸には木枠に溝切りしてネットを網押さえゴムを用いて固定しましたが、「ネットバンド」を使えば、溝切り不要。

担当者から連絡があったので、格安SIMカウンターに戻り、同行者と私、二名分のMNPによる回線契約の手続きを同時進行していただきました。すでに二人ともBIC SIM (IIJmio) 一回線を契約しており、ぼちぼち一年が経過したので、またビックポイントをそれぞれ14,000ポイント、貰いに来たことをあからさまに伝えました。

状況を即座に把握した店員さんは、余計な説明に余計な時間を割くことなく、手際よく手続きを進めてくれました。私の方は何の問題もなく、審査が通って、その場で開通。店頭で支払ったのは契約事務手数料、¥3,280のみですが、去年もらったビックポイントが1,527ポイント残っていたのでそれを利用したのでクレジットカードでの支払額は¥1,753。その後にビックポイント14,000ポイントが加算されました。申し込んだのは音声SIM最安の2GBのギガプランなので、税込月額850円。この月額をビックポイントで支払うことができるので、一年と4ヶ月ほど、実質無料で運用できます。

私の方は試験用のSIMカードを用いた開通が完了し、その後、自分でSIMカードを差し換えました。同行者の方も同時開通する予定でしたが、なぜか、IIJmioの審査に通らずにpovo 2.0からの乗り換えができずに店を出ました。

MNP (Mobile Number Portability) Switching Tactics — Part 5へと続く。
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