Kawasaki TF22 Engine Failure Fixed

お隣さんが畑で農機具を洗う高圧洗浄機として使用している2ストロークエンジン、Kawasaki TF22を持参されました。エンジンがかからないという症状です。

私の手に負えないのは明らかだったので、エンジンの構造や修理に詳しいBBさんに、仕事帰りに二日連続で来ていただきました。初日はキャブレターを分解クリーニングしたところで作業を終えました。

翌日の午前中にお隣さんと二人でキャブレターを組み立てましたが、エンジンは一向にかからない。古い点火プラグが原因かもしれないと思い、新しいプラグをお隣さんが調達されましたが…

BBさんが昨日と同じように仕事帰りに寄ってくれました。キャブレターを再度、分解し、ガソリンを供給するスロットル周辺のパーツに詰まったゴミを徹底的に取り除いて綺麗にクリーニングしたら、エンジンがかかりました。

エンジンが始動しなかった原因は、燃料のガソリンが点火プラグまで供給されずにスロットル周辺で詰まっていたことです。

取扱説明書が手元になく、サイトからダウンロードもできない状態で、修理を完了するBBさん。機械修理の先生と呼ぼう。

Making Chopsticks — Part 16

天然木を使って製作した四角いお箸が軽く、100膳(200本)を超え、オリジナル治具のストッパーが削れて来たので、ストッパーを作り直しました。

ストッパーにはウリンの端材を使いました。

箸に加工できそうなウリンの端材は残りわずかになりましたが、桜は在庫が増えています。

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Making Beehive Boxes for Japanese Honey Bees — Part 6

ニホンミツバチの重箱式巣箱を持ち上げて、重箱を下から一段追加する際に使う道具をお隣さんが購入されました。購入されたのは使用荷重300kgのHELIX製ロープホイスト。薪割り台として使っている玉切りした丸太を重箱に見立てて、ホイストをガレージの梁にぶら下げて、リフトアップを試してみました。滑車が上下で4個ずつあり、1/4の力で持ち上げることができるそうです。単独で作業するにはこのような道具が必需品になります。

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Fluidmaster PerfoMAX Universal High Performance All in One Repair Kit for 2-inch Flush Valve Toilets

備忘録として記しておきます。過去のポストを調べると、自宅の水洗トイレを修理したのは2016年6月のようです。同年10月に同様の修理キットの予備を入手しました。その予備の修理キットを先日、斜めお向かいさん別荘宅でフィルバルブのみを使いました。

予備の修理キットがないと不安になるので、11月19日にAmazon.comで注文し、8日後の11月27日に到着しました。(上の画像)これまでに使用したものと同じ製品だと思います。米国からの送料込みでおよそ5,400円でした。

Building A Tiny House With A Porch — Part 8

Part 7を公開してからおよそ一年ぶりの更新になります。BBさんが建築中のタイニーハウスが広いポーチ部分も完成し、後は内装と入り口の扉、そして薪ストーブとその煙突の設置作業を残すのみとなりました。

ここまでの作業でどの過程が最も難航したか尋ねると、「屋根!」と応えられました。広いポーチがある、こだわりの腰折屋根なので、屋根素材はアスファルトシングル一択となりました。ルーフィングを葺くまでの間、垂木や棟木が濡れないようにビニールシートを被せながらの作業でした。

最初は小屋を建てると言われていたので、こんなに立派なものは想像していなかっただけに、完成間近のこの佇まいを見ると素人が建てたとは到底思えない驚異的な仕上がりだと思います。

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Handmade Chopsticks on Sale

一日一膳で箸の製作を続けて半年は経過したでしょうか。数種類の異なる天然木を使って、これまでに100膳以上の箸を製作し、手つきが職人のようになりました。満を持して自作の箸をメルカリで販売することにしました。

記念すべき一膳目と二膳目のセットは、長さが235ミリと225ミリのセット。一膳の箸を製作するのに一時間は要します。製材の過程を含めるともっと。初めて出品したのは桜天然木から加工した箸。ヤマザクラの気乾比重は約0.60とまあまあ硬くて加工性が良く、テーブルソーでの加工時に発する甘い香りが特徴的。

歩留まりのことを考えると、製作に最低一時間は要するので、最低賃金も考慮して一膳、一千円ぐらい。二膳セットで送料込み1,680円の値を付けましたが、果たして売れるかどうか?

11月12日追記
二膳セット送料込み1,680円で買ってくれる方がおられました。今後順次、出品する予定です。

Making Beehive Boxes for Japanese Honey Bees — Part 5

写真撮影したので記録として残しておきます。これは何かと言いますと、ニホンミツバチが分蜂する際に使用するものだそうです。上方の木枠の上に重箱(引越し先となる新しい蜂の巣)を載せておいて、分蜂しようとしているミツバチの群れが入った袋を下方から上の方に追いやるそうです。

自分で作っておきながら用途が今一つ理解できなていない、引越し用のこの道具を使うのは来年の春になります。

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Making Chopsticks — Part 15

桜の端材を使って、箸を製作しました。お箸を作ろうとしたきっかけは、春に三木市のメッセみきで開催された「鍛冶でっせ!」で「マイ箸作り」を体験したことですが、その際に使われていた材がヤマザクラでした。体験会で製作したヤマザクラのお箸はしばらく使っているうちに大きく反ってきて、真っ直ぐになるように無理な力を加えると先の方が折れてしまいました。

水に浸けたまま放置したことが反った原因だと思います。今回、製作した桜のお箸は、体験会で製作した材と比べて硬いような気がします。木材の密度が違うようなので、正しい使い方をすれば、そんなに簡単に折れることはないはずです。天然材を加工したお箸は浸け置きが御法度です。洗った後はすぐに水分を拭き取って自然乾燥させるべきです。

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Sawing Japanese Cherry — Part 2

用途は考えずにフリーマーケットで買って来た一枚500円の桜。厚み100ミリの板の中央部分で大きな割れがあり、このままの状態で天板にはできないだろうと思い、鉈を使って取り敢えず、二つに割りました。その片割れがこれ。耳付きでしたが樹皮はできる限り取り除きました。

当初、自作のテーブルソーで二回に分けて縦挽きしようかと思いましたが、片割れでも重くて材を動かすのに難儀しそうだったので、丸鋸を使って縦挽きすることにしました。

丸鋸で縦挽きする場合は裏表合計4回で切削。丸鋸で切削すると桜の甘い香りが漂います。これまでに伐倒したヤマザクラはチェンソーで何本も玉切りして、斧で薪割りもしています。また、薪としてストーブで燃やしていますが、こんな香りを嗅ぐのは初めて。

ヤマザクラは気乾比重が0.60のまあまあ硬い木のためか、切削した部分が摩擦熱で焦げている。

100 x 120ミリ、長さがおよそ910ミリの角材になりました。ここまで製材すれば、いろんな用途に加工しやすくなるので、木材としての価値は跳ね上がるでしょう。

耳付きの部分をテーブルソーでさらに細く、縦挽きした後、平鉋(五郎謹製の寸八)で削ってみました。鉋は天然砥石を含む三種の砥石で研いだばかり。

手前はまだ鉋を掛けていない部分。適正に研いだ鉋刃はよく切れる。

サンドペーパーを使わなくてもこんなにすべすべの綺麗な木目。鉋が良いのか木材が良いのか?角材の寸法は34 x 31 x 900ミリ。テーブルや椅子の脚や桟に使えそう。

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Making Chopsticks — Part 14

これまでに製作したお箸が軽く100膳を超え、最近自分でも思うのですが、製作時の手つきが職人のそれになって来ました。自作した治具は使いますが、鉋での削り具合やミリ単位の寸法を測る際にノギスは使わずに目測や手で触った感覚で判断するようになりました。

今回、製作したお箸は樹種不明の木材を加工したものです。外見は柔らかいラワンに似ていますが、気乾比重が重そうでどちらかといえば、ウリンに近い感じ。先端を細くしても折れそうにない柔軟性も併せ持った良材です。逆目が出にくく、加工性は極めて良い方だと思います。何の木かわかりませんが、箸には適材であることは明らか。蜜蝋ワックスを塗布する前から色は濃茶。

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Shutting Off Washlet Water

石橋を叩いて石橋を壊す慎重すぎる性格の私、ウォッシュレットの給水を止める作業を開始する前に、集合住宅(マンション)に暮らす義父母宅の水道元栓を止めました。

一戸建ての自宅でDIY作業をする場合と勝手がちがう。下の階に水漏れさせてはならず、周囲に騒音が聞こえるような工事を実施する場合は、届出が必要になる。

玄関を出てすぐ近くにある元栓を止めてから、トイレの止水栓をマイナスドライバーを使って止めました。なぜウォッシュレットの給水を止めることになったのか?介護を必要とする義父が用を足した後に立ち上がる際に、意図せずウォッシュレットのスイッチ類を触ってしまい、びしょびしょになるのでウォッシュレットの給水だけを止めたいとのことです。便座のヒーターは今後も使いたい。スイッチ類が便座のすぐ横に配置された旧型のウォッシュレットではこういう需要がまあまああるのではないかと思います。

ちょっと苦労して分岐金具を取り外しました。いつものことで、止水栓が上下逆に取り付けてあることに気づかずに、ナットを逆に回していたからです。水漏れを防ぐテフロンテープを用意していましたが、不要でした。スパナも要らないほど、正しい向きに回せば、簡単に緩みました。

分岐金具とウォッシュレットに繋がる給水ホースを取り外して、タンクにのみ給水されるように給水管をタンクに直結しました。ウォッシュレットを取り付ける前の状態に戻したということです。

上の画像は義母がiPhoneで撮影して、画像ファイルをLINEに添付して送信してくれました。携帯からスマホに変えた頃はまともに通話すらできなかったことを思うと、義母がここまでiPhoneが使えるようになったのはある意味、驚異的。

Making Chopsticks — Part 13

豊国神社フリーマーケットに出店する店主から貰った、樹種不明の高級そうな銘木の端材を使って試しにお箸を作ってみました。

鉋をかけた時に出る香りから樹種を特定するのは困難。加工する面や部位によって逆目になることもあり、加工性は悪くはないけれど良いとは言えない。黒檀やウリンほど重くはなく、欅に近い比重かなと思い、木材博物館で気乾比重を調べてみました。

樹種気乾比重
ウリン0.92〜1.04
ローズウッド(紫檀)0.75〜0.85
0.69 (0.47〜0.84)
ウォルナット(クルミ)0.64
マカバ0.67
ヤマザクラ0.60

欅と同程度の比重だろうと感じたので、ウォルナットである可能性が極めて高いと思います。

透明な蜜蝋ワックスを塗布しただけですが、塗布する前からウリンよりも濃い暗褐色。欅と比べて耐水性があるように感じました。お箸としては適材かもしれません。

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Spaghetti Measurer

径が異なる3つの穴を空けたWRC木片、表題の通りスパゲティの量を測るものを自作しました。3つの穴は径の異なるドリルで貫通させました。木片と穴の周囲は平鉋とトリマーを使って面取りしてあります。軽くサンディングしてから全体に蜜蝋ワックスを塗布。ミリ単位の数字は穴の直径を示します。

こちらの面にはそれぞれの穴に入るスパゲティの重量をグラムで表示。一人分はおよそ100グラムだそうです。

パスタが好物な私はいつも多めなので、120グラム。

およそ120グラムのスパゲティを茹でて作ったペパロンチーノ。Corelleのお皿は直径が26センチ。

Clogged Toilet Bowl

別荘として使用されている斜めお向かいさん宅の水洗トイレに異物が詰まって困っておられます。その異物とはトイレットペーパーホルダーの芯の部分らしい。1ヶ月ほど前に来られた際に、バネ付きのホルダーの芯を誤って、水洗トイレに流してしまったそうです。直径25ミリぐらい、長さが10〜15センチぐらいのプラスチック製の芯がヘアピンカーブが続く便器の排水管のどこかに詰まっているようです。この詰まった異物が原因で、水の流れが悪くなり、安心して用を足すことができない状態だそうです。

これまでにワイヤーブラシや真空式パイプクリーナーなどを試されたようです。しかし、異物は一向に出てこない。プライバシーに関わることなので、あまり詮索はしないようにしていました。異物は本当にホルダーの芯なのかどうかも疑わしい。

別荘に来られた今回は諦めモード全開で、水洗トイレ一式を新品交換しようとホームセンターで下見までしたそうです。新品交換する場合であっても斜めお向かいさん、お隣さん、そして私が加わる爺版DASH村では業者に頼るのは最後の手段。爺版鉄腕DASHはいろんなことをDIYで製作、修理するのが常です。自分たちで丸ごと新品交換するのであれば、異物が詰まった水洗トイレ一式をひとまず撤去する必要があります。

便器を屋外に移動させても異物を取り除くことができないのであれば、その時に新品交換という選択肢になります。

建物は斜めお向かいさん、お隣さんも我々の自宅と同じ構造の完全輸入ログハウスです。水洗トイレも我々の自宅と同じサイズ違いのKOHLER製。当地に引っ越して来た時に、トイレのリフォームを実施し(この時は業者に依頼)、チーク無垢材の床材を張った際に便器と水洗タンクを取り外したことがあります。8年前には水洗タンク内の部品一式を交換したこともあります。

止水栓と給水管のサイズは米国仕様の3/8″ですが、新しい便器に交換するとなると、止水栓と給水管を国際規格の1/2″のものに交換する必要があります。

オーナーである斜めお向かいさんは、日本仕様の新しいトイレに交換するしかないかと、半ば修理を諦めておられました。そこで私が提案した方法は、便器と水洗タンクを取り外して、屋外のウッドデッキ上に移動させ、高圧洗浄機で洗い流す方法。しかし、高圧の洗浄水はヘアピンの壁に当たるだけでそこから先には高圧の洗浄水は届かない。ここで途方に暮れました。

最初に試した長いワイヤーブラシは、床下の排水管に繋がる排水口まで届くことがわかっていました。そこで、日本仕様の新品便器に交換する前の最終策として、私が提案したのは、屋外の水道蛇口と高圧洗浄機を繋いでいたホースを取り外し、そのホースを便器の排水口側から突っ込む方法。水を流しながらホースを貫通させようと押したり引いたりしていたら、なんと、ぽこっとホルダーの芯が便器の方から出て来ました。恐らくホルダーの芯は、一つ目のヘアピンカーブのところで詰まっていたのでしょう。

取り外した便器と水洗タンクを3人がかりで元に戻して一件落着。次回、来られた際にコーキング処理はしておいた方が良さそうです。斜めお向かいさんご夫婦は数万円分の出費を浮かせることができて大層喜ばれました。

Making Beeswax Again

蜜蝋ワックスが残り少なくなって来たので、また荏胡麻油を混ぜた蜜蝋ワックスを作りました。今回は消費期限が迫って半値で売られていた「有機えごま油」を使用。この荏胡麻油が100%であるかどうかは不明。

ニホンミツバチの蜜蝋10gに対し、荏胡麻油90gを湯煎します。

沸騰させると缶が動いてお湯が混じってしまうのを避けるため、今回は径が少し小さく深い缶を鍋に入れて湯煎。

今回は失敗することなく上手にできました。できた蜜蝋ワックスは、天然木の食器を含め、未塗装のあらゆる木製品に塗布できます。