
ご近所のHさんに頂いた長さ約4メートルの幅広板材を使って、ポーチのウッドデッキを北側に延長することにしました。

幅206ミリ、厚み24ミリのこの長尺の板材はHさんの敷地に数年間、雨晒しになっていました。譲り受けたものだそうですが、用途が思いつかなくていずれは薪ストーブの燃料にすると言われていました。Hさん敷地に面する道路を通るたびに薪ストーブの燃料にするには勿体無いと思っていました。
先日、コナラの大木を斧とチェンソーで苦戦しながら薪割りしているHさんと話していて、樹種不明のこの板材の話題になり、「薪にするには勿体無い。他に用途はいくらでもあるはず」と間接的に「欲しいなあ」をアピールしたら、「良かったら持って行ってください。元々、貰い物だからお礼なんて要りません。」というこの上なくありがたい言葉をいただきました。
ガレージ勝手口へと通ずるポーチ北側の階段は、19年前に製作したものです。当時はblocklayer.comを知らなかったので、プロの大工さんが製作したポーチ南側の階段を参考にしました。自宅敷地は北から南、西から東へと緩やかな勾配があり、南側の階段と同じ5段にしたら、北側が緩やか過ぎる階段になりました。
米松の柱を除き、使用した材は耐水性に優れたWRCですが、いずれは腐朽するだろうと思っていました。ウェスタンレッドシダーが弱って来たら4段の階段に作り直そうと考えていましたが、排水性を考慮した設計のおかげで19年が経過した今尚、WRCは腐らない。