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Natural Wood Coasters — Part 1

テーブル用天板に使用した杉板の端材を用いて天然木コースターを作ってみました。一辺が83ミリぐらいの正方形で、厚みが13ミリぐらいと分厚い。最初は厚みが半分ぐらいのものを加工しようとしましたが、薄すぎて簡単に割れてしまうことがわかりました。

仕上げに亜麻仁油を塗布しました。荏油と比べるとサラッとしていてその分、塗膜は薄いように感じました。

実は5月25日に大津市蓮池町で開催される「暮らしの木工市」に木工師匠が出店される予定であり、私も端材で製作したハンドメイドの木工品を便乗出品してみないかとお誘いを受けていました。端材で作るものと言えば、箸、箸置き、コースター、一輪挿しなどが思い浮かび、試作品として天然木コースターを作ってみたという次第です。

バイスに挟んで鉋とやすり、サンドペーパーで面取りしようとしたら、傷が付いたので、バイスの顎の部分に木製プロテクターを取り付けました。

プロテクターに使用した材はウリンの端材。座ぐりしてビスが表面から少し沈むようにしてあります。ビス穴の位置は1ミリ未満の精度で貫通させる必要がありました。

Natural Wood Coasters — Part 2へと続く。

Flea Market at Adogawa Toju-No-Sato Roadside Station — Part 10

4月第4日曜の27日、安曇川藤樹の里道の駅で開催されるがらくた市へ。屋根付きの一等地で出店されているこまそうさんとは少しおしゃべりしただけ。

同行者は別のお店でCat ISON用にガラスの器を入手。水を入れるそうです。

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Frosts MORA Knife

昨日、天神さんで入手したMORA製ナイフを3種類の砥石で研ぎました。

錆を落としてから荒砥、中砥、仕上げ砥へと研ぎ進みました。

木製の赤い柄は塗装が気に入らないので、古い塗膜を剥がして亜麻仁油を塗布しました。

Frosts MORA MADE IN SWEDENの下に”LAMINATED STEEL”(積層鋼)と刻んである。研ぐ前から良く切れるこのナイフ、木彫り用のナイフかもしれません。

Kitano Tenmangu Tenjin Flea Market — Part 9

25日は北野天満宮天神さん。平野神社に近い北西側から南東へ。いつものおじさんのお店、今回は古道具が充実している。

DOGYUの刻印入り釘抜き、このサイズが使いやすい。

昭和レトロなNational製電動鉛筆削り。シンプルデザインのこの鉛筆削り、500円だったので迷わず入手。送料込み、3千円で売れるかもしれません。

同行者はCat ISON用のお皿を入手。

フランス製の小ぶりなグラスも。

毎回、出店されるこちらのお店では木製の一輪挿しを販売されている。カクカクとしたシンプルデザインの一輪挿し、参考にできそう。穴の中には試験管が入っています。

ランチはいつもの傳七で。

今回入手したもの。左からNational製電動鉛筆削り、菊義の銘が入った平鉋、スウェーデン製MORAのナイフ、そしてDOGYUの釘抜き。右3点は合計1,500円の破格値でした。

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Kit Garage “Huron” Staining Again After 10 Years — Part 3

緑のカビが目立つようになった北側の外壁も再塗装。

晴れた日はニホンミツバチの活動が活発になるようで、再びお隣さんから連絡がありました。同じ巣箱から二回目の分蜂をお手伝い。洗濯用ネットに捕獲したミツバチの群れを引っ越し先となる重箱の下に持って行き、新居に入るのを待ちます。女王蜂が群れの中にいれば成功する可能性が高いそうです。

北側に引き続き、母屋に面する西側外壁も再塗装。

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Kit Garage “Huron” Staining Again After 10 Years — Part 2

ガレージの南側を再塗装したのが去年の6月なので、およそ1年が経過しました。塗料を入手したので色褪せた東側の外壁も再塗装します。

畑で作業中のお隣さんから連絡がありました。ニホンミツバチが分蜂しそうとのことで、引越しのお手伝い。

半日で東側の外壁再塗装が完了し、南側と同じような色になりました。使用した塗料はナフタデコールのウォルナット。北側と西側の再塗装がまだ残っています。

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Yamanaka Oils Revisited

杉板天板の一回目の塗装が完了し、その報告を兼ねて荏油を購入した山中油を再訪問しました。

この画像を店主に見せながら、杉板の年輪を数えたら260年はあったので、恐らく天然秋田杉だろうという話をしたら納得されました。木目や年輪の幅が京都の北山杉とは全く違うと言われていました。

二度塗りする前にサンドペーパーをかけた方が良いか尋ねたら、不要ですとのことでした。塗膜が劣化して褪せてきたら蜜蝋を塗布すれば良いとも。そういえば、私が自作する蜜蝋は9:1の割合でほぼ荏胡麻油です。

報告がてらに来店したわけですが、私は誕生日祝いに亜麻仁油が欲しいなあと思っていました。

以下に亜麻仁油の特徴を転記しておきます。

「粘度は低く、サラッとしている。紫外線に当たると継時的に茶色く焼けやすい」との記載があります。

300mLの亜麻仁油、お買い上げいただきました。

Cedar Tabletops — Part 20

節周辺の隙間に埋めたウッドパテの色が今ひとつであり、目立ちすぎるので、やり直すことにしました。

濃色のウッドパテを自作して埋め直しました。

今日は天板加工の依頼主であるK氏が来られます。

こうやって見ると、木工師匠が言われていた通り、脚部に塗装した色(OSMOウォルナット)と天板の色が合っている。

天板として使うのは初めて?現場での改装作業が完了するのがまだまだ先のようで、出来上がった天板を持ち帰っても置く場所がないそうなので、直前までこちらでお預かりすることになりました。

二枚の天板は雨水がかからないポーチに仮置きします。

今日は脚部のみ、持ち帰られました。次回は現場での設置となる予定です。

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Cedar Tabletops — Part 19

#240のサンドペーパーをかけて、やっと天板表側に塗装する準備が整いました。ちょっと迷いましたが、荏油の塗装には刷毛で塗り広げてから余分をウエスで引き取る方法を採用しました。赤身の部分は水で濡れたようにさらに濃色になり、白太の部分は色の濃さにほとんど変化はない。

天板Aの表面を刷毛で塗り広げた直後は光沢があって反射しています。

耳の部分(側面)も塗装後に、余分をウエスで拭き取りました。光沢がなくなり、しっとりとした良い感じになりました。

続けて天板Bも塗装。

ウリンの端材を使って加工したチギリの部分はもっと濃色になるかと期待していましたが、さほど変化はない。

余分を拭き取りながら、年輪を数えてみました。芯に近い中心部分は年輪の間隔が比較的広く、白太の部分に近づくほど間隔が狭くなっている。一般的な杉材の広い間隔ではないことは搬入時に気付いていましたが。数えた年数はなんと260年以上!

これだけ年輪が密である杉は、北限と言われている本州最北の秋田か青森かなと思いつつ、調べてみると天然秋田杉である確率が極めて高いことがわかりました。Wikipediaによると、「天然秋田杉(てんねんあきたすぎ)とは、秋田県の天然のスギである。木曽ヒノキ、青森ヒバと並ぶ、日本三大美林のひとつ。樹齢は200 – 250年である」と書いてある。さらに、人工的に植栽した秋田杉とは異なり、枝打ちや間伐などの世話を施さないため、成長の遅さから年輪の幅が狭く、結果として強度に優れている」とあります。

天然秋田杉の供給は平成24年度をもって終了したそうで、今では入手困難な貴重な材であることは明らか。

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Cedar Tabletops — Part 18

天板の塗装は次回以降になりそうです。その前に脚部を天板に固定するための補助材を加工して脚部にビスで固定しておく必要があります。

木工師匠のアドバイスに従い、脚部はOSMOのウォルナットを塗装します。

少し離れて見ると、枘組みしてあるようにも見えなくはありませんが木目の向きが不自然。

天板にクリアの荏油(荏胡麻油)を塗装すれば、色が濃くなるので、脚部はクリアではなく着色した方が良いとのことです。

脚部と天板のビス留めは現場で行うことになるかもしれません。

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