もうすぐ5年が経過するSubaru R1Rの点火プラグを初めて交換しました。以下、その手順を記録しておきます。先ず、プラグ交換作業の邪魔になるブローバイホースをエアクリーナー側で取り外しました。上の画像では素手で金具を緩めようとしていますが、実際は革手袋を着用して留め具を緩め、ホースをエアクリーナーから引き抜きました。
ダイレクトイグニションコイルを固定する12mmのナット4個を緩めて取り外しました。使用した工具はSnap-on製12mmのソケットとエクステンションバー、3/8″シールドラチェットF936。
Subaru R1を含む今の車にはプラグコードがダイレクトイグニションシステムに内蔵されています。
AP製T型ハンドルの先には16mmのAP製点火プラグ専用ソケットを装着しています。プラグは緩めるには大きな力が必要でした。
3本目以降はT型ハンドルではなく、より大きな力をかけることができるスピンナーハンドルを使用しました。
こちらがそのマグネット式点火プラグ専用ソケット。緩めたプラグを真っ直ぐ上に持ち上げると、プラグがくっ付いてきます。
取り出した使用済みのNGKネジ径12mmのロングリーチプラグ。品番はLKR7AI、こちらもイリジウムプラグですが長寿命タイプではありません。まだ使えそうな感じがします。
新しい長寿命タイプのプラグ(NGK IRIDIUM MAX LKR7BIX-P 1396)は、TOHNICHI製モータースポーツ用プリセット型トルクレンチを18N•mに設定して取り付けます。手ルクレンチの場合は、ガスケット新品時で1/2回転。
サンデーメカニックにとってはトルクレンチを使用した方が安心感があります。
ダイレクトイグニションコイルとブローバイホースを元に戻して作業完了。Mazda RX-8の点火プラグ交換作業と比べると、プラグへのアクセスが容易なのでずっと簡単でした。
総走行距離:29,750km
NGK [ 日本特殊陶業 ] イリシ゛ウムフ゜ラク゛[ IRIDIUM MAX ]LKR7BIX-P [ 4本セット ]ポンチカシメ型 [ STOCK NO. ] 1396
筆者 様
スバルと言えば水平対向エンジン・・なのでプラグも水平方向に付いているのだと思っていましたが、この車種は筆者様の作業写真を見ている限り違うのですね?多分。
あ、私自信Mis Typeが多いので人の事を言えませんが、筆者様のブログではたまたまですが、珍しくMis typeを見つけました。「取り付けます。手ルクレンチの場合は、」。多分「トルクレンチ」ですね、実際は。
Jim,
R1/R2を含む軽自動車の場合、水平対向エンジンではなく、一般的なレイアウトのレシプロエンジンが採用されています。だから、作業性が良好なのかもしれません。
「手ルクレンチ」はトルクレンチを使わずに手の感覚でトルクを感じながら増し締めすることを指す造語というか、冗談のつもりです。
筆者 様
はは!そうでしたか!!洒落が分からず失礼いたしました。「手ルクレンチ」、確かに言い得てますね!そうですね、工具から伝わるわずかな感覚を大切にするのは大事な事ですから、本当に筆者様の説明を聞いて「その通りだな」と納得しました。
やはり筆者様のスバルのエンジンは「垂直直列」だったのですね。筆者様のマツダRX-8のエンジンのプラグ取り付け位置を以前のBlogで拝ませて頂きましたので取る付け位置の感じは分かりますが、自分で所有した事のないスバル車の水平対向エンジンのプラグ位置には興味があります。多分、車前面をジャッキアップして下に潜って取り替えるのではないかと勝手に想像しています(笑)。
Jim,