Singapore GP 2019 — Part 9 (Saturday)

土曜はP3と予選の日ですが、観戦チケットを買わずにホテルでテレビ観戦します。朝食は隣のShangri-Laホテル1階にあるベーカリーで手配しました。

アパートメントホテルには家族連れの観戦客が多く宿泊されていました。シャトルバスでオーチャードまで行き、MRTに乗車してMBS (Marina Bay Sands) に向かいます。

目的地はDin Tai Fung。

上品な味付けで我々の中では評価がトップレベルのMBS内Din Tai Fungは、お店の場所が移転していて、MRT Bayfront駅の近くにありました。

ショッピングモールから外に出て、二つ目の目的地へと向かいます。

マリーナ湾に浮かぶ半球状の怪しげな構造物。

シンガポールで3店目となる噂のApple Marina Bay Sands?

完成予定日は2019年3月30日になっていますが…

建築中の建物はマーライオンの対岸に位置します。

再び、MRTに乗車し、オーチャードに戻りました。Apple Orchard Roadは新しいiPhoneを購入する人が店の外で長い列を作っています。iPhone 11 (Pro)発売日翌日です。

私はケースをどうするか検討中。純正レザーケースがあれば、迷うことはないのですが。

シンガポールではApple製品の人気が非常に高い。

実機を初めて手にした印象は大きいこと。二眼レンズの突起はそれほど気になりません。

P3開始の午後6時までにはホテルに戻る必要がありました。

シャトルバスで一旦、ホテルに戻ってから、今度は徒歩でOrchard Hotel地下にあるスーパー、Cold Storageで飲み物を調達しました。

シャトルバスで行っても大して変わらない徒歩数分の距離にこんなスーパーマーケットがあるとは。

P3をテレビで観ながら、M君家族の到着を待ちました。Find My Appでお互いの位置がわかります。M君家族はGrabでこちらに向かっています。

間も無く、夕食持参で到着されました。

美味しそうなピザと前菜。

娘さんは4歳、ローカルの幼稚園に通っているそうで、シングリッシュ訛りの英語少し話します。

予選結果は、
1. Charles Leclerc FERRARI
2. Lewis Hamilton MERCEDES
3. Sebastian Vettel FERRARI

金曜はZone 1で現地観戦、土曜は休養を兼ねてテレビ観戦、日曜の決勝はZone 4で現地観戦。2008年以来、12年連続現地観戦で、今年、初めて土曜を休みました。ある意味、理想的な観戦スタイルだったかもしれません。特に予選はサーキットトラックで観ていても状況が把握できないのでテレビ観戦の方がわかりやすい。

Singapore GP 2019 — Part 10 (Sunday Morning) へと続く。
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Singapore GP 2019 — Part 8 (Friday P2)

20:30から始まるP2開始時刻までの2時間半の間に夕食を求めてZone 1内を歩き回りました。我々のチケットはPremier Walkaboutなので、歩き回るのが仕事です。

Pit Grandstand後方にあるSunset Stageの前を通過し、

F1ビレッジのマーケットストリートにやって来ましたが、Zone 3、Zone 4と比べてメニューの選択肢が限られているように思いました。

シンガポールGP公式グッズを販売するブースでお土産用のパスポートケースをいくつか購入。

滅多に行くことがない1番ゲート。

結局、Pit Grandstand後方にあったアジア料理のフードスタンドで夕食を手配。

錯覚かもしれませんが、Zone 1で販売される飲食物はどことなく高いように感じました。

ホームストレート上にある1番のオーバーパスを通り、サーキットトラック内側にも行ってみました。

サーキットトラック内側には桁違いに高級なパドッククラブの入り口があります。

案内表示もお金かかっています。

T14の内側辺りにいますが、ここはP2観戦場所ではない。

トラックの外側に戻りました。

目指したのはT3外側のプラットフォーム。

ここならスーパースクリーンもあるし。

f/5.3 1/160 210mm ISO360

Ferrari Challenge Asia Pacificの予選でクラッシュしたマシンの搬送中。ヘッドライトが点灯したトラックを撮影すると、ISOが低くなり全体が暗く写ります。

f/5.3 1/160 210mm ISO450

金網にピントが合わないよう、マニュアルフォーカスで置きピン。ここは流し撮りには向いていません。

同行者はプラットフォームの最上段にいましたが、私は大きな木の下で撮影準備中。

f/4.5 1/160 110mm ISO200

間も無くP2が始まります。焦点距離が短いと、金網が思ったようにボケてくれない。

f/5.3 1/160 240mm ISO720

焦点距離240mmなら金網がボケて被写体をくっきりと捉えることができます。

f/5.3 1/160 240mm ISO900

Rokit Williams Racingのポーランド人ドライバー、Robert Kubicaは久しぶりに今年、シートを確保したばかりですが、来年のシートは未定。

f/5.3 1/160 240mm ISO560

思ったようにISOが上がらない。

f/5.3 1/160 240mm ISO800

ISOは固定にした方が良かったのかもしれません。T19でクラッシュしたBottasのマシンは修理が間に合ったようです。

f/5.3 1/160 240mm ISO800

こちらはLewis Hamilton。

f/5.3 1/160 240mm ISO800

タイ人ドライバーのAlexander Albon。ちょっとカメラを振って流しています。

f/5.3 1/160 240mm ISO900

コースオフしたマシンは埃まみれ。

f/5.3 1/160 240mm ISO1100

この頃にISOの上限を上げたように記憶しています。

f/4.5 1/160 95mm ISO450

ズームアウトするとやはり、金網が邪魔になります。

T1寄りのPit Grandstand隣のプラットフォームに移動しました。

Sony DSC-RX100のバカチョンモードで撮影したらこんな感じになります。

f/5 1/200 52mm ISO1400

この辺りは時速300キロ近く。思いっきりカメラを振っています。

ピットレーンのトラック内側に大勢の人が見えますが、ここもPremier Walkaboutのチケットで行けるところのようです。サーキットマップで確認するまで知らなかった。

カメラを振らずに撮影しても、スピード感は表現可能?

P2終了後に開放されたトラック内に入り、パダン方面に向かいます。

Bay Grandstand下のトンネル。

P2終了後にパダンステージに登場したSwedish House Mafiaを少し観て、早めにサーキットパークを出ました。

シンガポール名物のアイスクリームを買って、

Raffles PlaceのUOBでGrabで予約したタクシーに乗車。ホテルまでS$15.55でした。

Singapore GP 2019 — Part 9 (Saturday) へと続く。
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Singapore GP 2019 — Part 7 (Friday P1)

Grabはスイソテルで降車し、3番ゲートからサーキットパーク内に入りました。

3人とも、席はないけれどもすべてのゾーンに入れるPremier Walkaboutの黄色い観戦チケットを所持しています。

ゲートを入ってすぐにあるオーバーパス(仮設の陸橋)を利用してSRCへと向かいました。

陸橋内はこんな感じでこの時間帯は空いています。天井はないけれど、飛来物から観戦客を守る金網が張ってあります。真下をF1マシンが通過します。

テラスの方からSRC施設内に入ろうとしたら、制止されました。観戦チケットにはSRCのステッカーが貼ってありましたが、臨時採用のセキュリティースタッフが言うには、なぜ我々のチケットはSRCが会員向けに販売する緑のZone 4 Walkaboutではなく、黄色のPremier Walkaboutなのか?近くにいた顔馴染みのSRC職員が電話でダンカンを呼んでくれました。

ごもっともな疑惑を持たれましたが、ダンカンが到着するや否や、我々は何事もなかったかの如くテラスに通されました。ドリンクをいただき、ダンカンから日曜の特別な観戦チケットを入手しました。

SRCがあるZone 4からベイグランドスタンド後方の通路を通り、Zone 1とZone 2を目指します。

今日は歩き回る日なので、私は靴下を着用。

F1公式サイトに何も記載がなかったので期待はしていませんでしたが、今年はシンガポールフライヤー乗り放題ではないようです。

f/5.6 1/320 10.4mm ISO125

P1、始まっています。同行者がSONY DRC-RX100のバカチョンモードで撮影。

Zone 1と2にはPremier Walkaboutチケット所持者専用の立ち見台がいくつか配置されています。

M君も偶然、同行者と同じカメラでした。1″センサー搭載のSONY DRC-RX100はコンデジとは言え、画質が綺麗です。液晶表示が遅いので流し撮りには不向きです。

オーバーパスを渡って、トラックの外側に移動し、T23(最終コーナー)の方に移動します。

Zone 3、4と比べるとZone 1、2にいる人は年齢層高め。

T22外側。

我々がZone 1、2に入るのは2016年以来。

Zone 4の立ち見台と比べると空いている。

立ち見台だけれど座って観戦する人も多い。

タイトルスポンサーがSingtelだった2012年はこの辺りにFan Standがありました。

ピットレーン入口がよく見えます。

f/5.6 1/125 300mm ISO100

Nikon D7000にAF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-EDを取り付けた頃にFerrariのCharles Leclercが超低速でピットに戻ってきました。ギアトラブルのようです。

停止したマシンを迎えにきたフェラーリのクルー。

f/5.6 1/250 300mm ISO200

金網が写らない写真、撮るの久しぶりです。

f/6.3 1/250 300mm ISO200

まだ日没前で、十分な光量があるので、高速シャッターでもISOの値は低い。

f/6.3 1/250 300mm ISO200

望遠端でちょうどマシンの全体像が視野に収まります。

f/6.3 1/250 300mm ISO200

マシン下方の白っぽいのはぼかした金網。

f/6.3 1/250 300mm ISO200

Racing PointのLance Stroll。

MercedesのValtteri BottasがT19の壁に突っ込んで赤旗中断となりました。

ヘイズの影響で月のように見える太陽。

f/5.6 1/320 300mm ISO280

T22から最終コーナーのT23へと向かうMcLarenのCarlos Sainz。

f/5.6 1/3200 300mm ISO250

こちらは19歳の未成年ドライバー、Lando Norris。

f/5.6 1/3200 250mm ISO320

90分のP1セッションが終了しました。

Singapore GP 2019 — Part 8 (Friday P2) へと続く。
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Toyota AQUA — Engine Oil and Filter Changed

ahiruさん所有のAQUAのエンジンオイルとフィルターを同時交換しました。使用したエンジンオイルはGSP 全合成0W-20 SN, GF-5。今回から新しいペール缶を使用。規定の3.7Lを入れて、町内を一回りしてもらい、さらに少しだけ補充しました。AQUAはハイブリッド車なので、エンジンをかけて実際に走行しないと、オイルがエンジン内部に行き渡らないようです。

今回気付いたこと
使い切ったペール缶の蓋は容易に外れない構造です。ゴミ箱として再利用しようと考えていましたが…

総走行距離:47,187km

iOS 13.1 Public Beta 4 (17A5844b)

本日、iOS 13.1 Public Beta 4(17A5844b)がApple Beta Software Program参加者に公開されたので、iPhone 11にインストールしました。

  • Suzuki HUSTLERに搭載したPioneer carrozzeria MVH-3300のUSBポートにiPhone 11を接続すると、オーディオ液晶画面に”CHECK USB”のエラーメッセージが表示されて、充電と音楽再生ができない。

Singapore GP 2019 — Part 6 (Friday Afternoon)

ONEº15 Marina Club Singaporeからオーチャードの外れにあるShangri-La ApartmentsにJustGrabで移動しました。距離が比較的短かったこともあり、運賃はS$12.00でした。

同行者がチェックインの手続きをしていた頃に日本からメールを受信しました。昨日、引き受けた仕事の納期が大幅に延期になったとのことです。帰国後に着手しても十分に間に合うので、日曜の当初の予定を変更し、ダンカンから特別な観戦チケットを譲ってもらい、SRC敷地内から現地観戦することにしました。

土曜の予定が空いたので、駐在員M君家族をアパートメントホテルにお誘いし、夕食を食べながら予選をテレビ観戦することにしました。

ホテルのフロントに荷物を預けて、無料シャトルバスでION Orchardに出かけました。目的地は地下にあるDin Tai Fung。シンガポールに来て、二度目になりますが、私はいつものサンラータンと小籠包。

Apple Orchard Roadが入居する建物にはiPhone 11 Proの大きな看板がありました。

アパートメントホテルに戻ると午後3時を回っていたのでチェックイン。

金曜から3泊したこのホテルで最も頻繁に利用したのが、フロントのすぐ隣にある部屋に設置してあったこのコーヒーマシーン。

同じ部屋にiMacとプリンターが設置してありました。

案内された客室のリビングルーム。

3人がけのソファというよりカウチでしょうか。アメリカンな内装です。シンガポールのShangri-Laと言えば、米朝首脳会談がセントーサ島で開催された際にアメリカのトランプ大統領が宿泊したホテルです。

自宅のバスタブは物置になっているので、ホテルのバスタブには拘りました。

大型冷蔵庫にオーブンレンジ。

電磁調理器も完備。洗濯機とドライヤーはアメリカのアパートメントホテルらしく、地下にありました。

椅子は3脚しかありませんが、食事ができるダイニングテーブルも。

そうこうしているうちに午後から仕事を休んだ駐在員M君がホテルまで来てくれました。一緒にタンパガ経由でサーキットパークへと向かいます。

Singapore GP 2019 — Part 7 (Friday P1) へと続く。
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Beware of Scams in Bangkok

この日はMillennium Hiltonを正午にチェックアウトし、荷物をフロントに預けて深夜まで時間を潰す必要がありました。取り敢えずはホテル敷地内にある専用のボート乗り場からチャオプラヤー川対岸のSathorn Taksinまで乗船しました。シャトルボートは午後11時まで運航していることを確認。時刻表には次のような注意喚起がありました。

  • Please be cautious of anyone who offers tours or free trips to shops at public piers. (公共の桟橋ではツアーやお店への無料の移動手段を提供する人に注意してください。)

バンコクには観光客を狙う悪人が多数いることをこれを読んで知り、私は軽い警戒モードに入りました。シンガポールでも巧妙なハイテク詐欺被害に遭っていたので普段よりも注意していました。

シャトルボートの桟橋から歩いてすぐのBTS (Bangkok Mass Transit System) Saphan Taksin駅へと向かい、電車を乗り換えてPark Ventures、Central Embassy、Home Pro、Jim Thompson、Siam Paragon、Central Worldなどのショッピングモールを回りました。

BTSの駅周辺にあるスカイウォーク(高架歩道橋)を歩いていると、見知らぬ女性が背後から同行者にMadame!と声をかけてきました。数歩先を歩いていた私が振り返ると、アラブ系の男性と幼い子供も女性の側にいて、同行者に道を尋ねている様子でした。同行者によると、この男性はわざと同行者の視界に入って、スマホで街の様子を動画撮影するふりをしていたようです。

見知らぬ女性は同行者の所持品を何やら誉め立てていました。私はSteve Jobsに少し似たそのアラブ系の男性に”Where’re you going?”と聞くと、”Chinese foods…”の応えが返ってきました。それなら台湾に本店がある”Din Tai Fung”がこのすぐ先のショッピングモールにあるらしいのでどうですか?と応えると、”No, we want to take out…”

この時点で何かおかしいと感じた私はとにかく喋り続けました。我々も観光客なので、テイクアウトのことは知らないこと、昨日までシンガポールにいてF1ナイトレースを観戦していたこと、明日は日本に帰ること、さらには鈴鹿で開催される日本グランプリは3週間後とか… 会話の主導権を握るのは喋りまくる人です。普段はどちらかと言えば無口な私は海外に出ると喋る人になります。特に詐欺被害に遭いそうな場合は…

見知らぬアラブ系の男性は、F1やモータースポーツのことに関しては全く興味がなさそうでした。配偶者らしき女性は同行者の所持品をまだ褒めている。男性が話題を変えて尋ねてきました。”We’re going to Osaka.”「来たで」と内心思いながらいつ行くの?と聞き返すと、”Next week. How much is US$100 in Japanese yen?”と、US$100ではないどこかの国の高額紙幣を見せながら本性を表す質問が来ました。

“About ten thousand” と、子連れの詐欺師に応えながらほぼ同時に「こいつら詐欺やで、詐欺、詐欺!」と同行者に注意喚起しました。日本語の「詐欺」という言葉は知らないようでした。詐欺師は”Osaka”を連呼、私は「詐欺」を連呼。「詐欺」という日本語を知らない愚かな詐欺師は日本の紙幣を見せてくれと要求してきました。現在のレートではUS$100は¥10,765ぐらいです。この時点で相手に一万円札を見せてしまうと、あなたは少し徳をするとか言いながら、自分が持っている偽札と交換して欲しいと言い出すに決まっています。数枚の紙幣を相手に渡してしまうと、何枚か抜かれることもあります。(私は30年以上も前にクアラルンプールで同様の詐欺被害に遭いそうになった経験があります。)

こんな古典的な手口で観光客から金銭を奪う詐欺師がまだいることに驚きながら、30年近く前と同じように、”We’ll call the police!”とちょっと大きめの声で詐欺師を脅しました。男性は”Why?”とか言いながら配偶者を装った女性と幼い子供と共に後退りして、雑踏の中に姿を消しました。この手口は「お金見せて詐欺」と言うそうです。他にも「寺院、今日は閉まっている詐欺」や「エキスポートセンター偽物貴金属押し売り詐欺」、「小額貸して詐欺」など多々あるようです。トゥクトゥクのドライバーが詐欺グループの一味であることも多いとか。

今回は警戒モードに入っていたのですぐに詐欺であることを察することができました。でなければ、いつの間にか詐欺被害に遭う可能性もあるので、笑みを浮かべてやって来る見知らぬ人に話しかけられたら先ずは怪しいと思うことが、「この微笑みの国」では大事であることを実感しました。

Watch Out for Fake Grab Rides (GPS Spoofing) in Singapore

One Raffles Placeの屋上バー、1-Altitudeで決勝終了後のサーキットと夜景を堪能した後、ホテルに戻ろうとした時に巧妙なハイテク詐欺被害に遭いました。

Grab Appを立ち上げて、現在地(ピックアップポイント)をOne Raffles Placeに指定し、JustGrabを運賃S$20.00で予約しました。

敢えて、ドライバーの個人情報を公開しますが、なかなかハンサムなお兄さんです。星が5段階で4.9ですが偽造していると思われます。登録車はVolkswagen Jetta。ライセンスプレートの車番を確認し、指定したピックアップポイントでドライバーが到着するのを待ちました。数分後に、Grab App内のメッセージで次のような一方的なメッセージが送られてきました。

“Look out for me.”
“I can’t wait.”

「もう到着しているから探してくれ、待てない」と言ってますが、辺りにVolkswagen Jettaは見つからない。しばらくその場で待ちながら、Grab Appの地図を見ていると、どうしたことか、すでに我々をピックアップして目的地のホテルに向かっていることになっている。これはおかしいと思い、こちらからドライバーにメッセージを送りました。”Where?”

ドライバーからの返信は、

“Sorry, I picked up the wrong psgr.”
(”passenger”の冠詞が不定冠詞ではなく定冠詞になっている。英語が母国語ではないドライバーでしょうか?)

別の乗客を乗せてしまったと言ってます。地図を見ると、車は最短ルートでホテルの方に向かって走行しています。たまたま同じアパートメントホテルに向かう人が間違って乗車したのか?そのようなことが起こる確率はゼロではないとしても限りなくゼロに近い。

Volkswagen Jettaは諦めて、別のJustGrabを手配することにしました。今度はピックアップポイントを乗客が少ない道路の向かい側に指定して予約しました。間もなく現れた車に乗車してホテルへと向かいました。Grab Appを見ていると、先ほどのVolkswagen Jettaの走行がComplete(完了)になっている。

ホテルに戻り、Grab Appを立ち上げて、Volkswagen Jetta乗車履歴を画面に出して、”REPORT AN ISSUE”をタップ。下のリストから該当すると思われる4つ目にチェックして問題を報告しました。

  • Accident and Safety
  • I paid more than quoted
  • I’d like help finding my lost item
  • I wasn’t picked up but was charged
  • Report a map or location issue

私がGrab Supportに送信した内容は、

Description: The driver picked up a wrong person. I don’t know if I had been charged or not.

疲れた私はメッセージを送信した後、お風呂に入り、直後に床に就きました。しばらくすると、メールで信じ難い返信がありました。

Greetings from Grab. 

In regards to your concern pertaining booking ID XXX-XXXXXXXX-X-010, upon checking via our driver’s GPS locator and tracker we had found out that this booking was completed with the correct pick up point and drop off point. Booking details as per below : 

Booking ID : XXX-XXXXXXXX-X-010
Booking date : 2019-09-23 12:50:23 AM +08:00
Pick up point : GPSG-Gate4-One Raffles Place (driveway)
Drop off point :  1 Anderson Road, Singapore, 259983
Service : JustGrab
Booking fare : SGD 20.00

Kindly reconfirm with us if this was the  ride you did not take or you are referring to a different booking. We await your kind reply.

We will be closing this request from our end. Kindly rate the service you have received from me. You will be receiving the survey in 24 hours.

At Grab, we strive to provide fast, safe and hassle-free taxi rides to our users. If you need any further assistance, feel free to find answers at frequently asked questions or submit a request directly through our Help Centre (https://help.grab.com/hc/en-sg) from the Grab app.

Thank you for your continued support and we look forward to serve you better. (文法ミスあります。本来はwe look forward to serving you better.)

Best Regards,

乗車場所と降車場所が予約した通りで完了しており、GPSの走行データにも問題がないので、運賃のS$20.00は登録したクレジットカードに請求する。もし、利用していないのであれば返信しろ、この要望への対応はGrab側から終了すると言った内容です。

ベッドに横たわった状態ですかさずメールで返信しました。

I’d like to confirm that this ride XXX-XXXXXXXX-X-010 was not the ride I took. The driver said, “I picked up a wrong passenger” in the message.

I took the ride, “XXX-XXXXXXXX-X-011“ on the same route immediately after XXX-XXXXXXXX-X-010 though.

「直後に別の車に乗車して同じルートを走行した」ことを伝えました。サポートがGPSデータを確認すれば、物理的にあり得ないはずです。同時刻に異なる車に乗車しているのですから。しばらくして、別のサポートスタッフからメールが届きました。

Thank you for using Grab.

We have processed a refund for the excess SGD 20.00 to your card ending ****. The amount will reflect on your next billing cycle/ 2-3 working days or up to 30 calendar days depending on your bank’s process.

Details are as below:

Booking Code:  XXX-XXXXXXXX-X-010
Booking Date:  2019-09-23 12:50:23 AM +08:00
Total Fare: SGD 20.00 
Amount Refunded : SGD 20.00

We will be closing this request from our end. Kindly rate the service you have received from me. You will be receiving the survey in 24 hours.

At Grab, we strive to provide fast, safe and hassle-free taxi rides to our users. If you need any further assistance, feel free to find answers at frequently asked questions or submit a request directly through our Help Centre (https://help.grab.com/hc/en-sg) from the Grab app.

Thank you for your continued support and we look forward to serve you better.

Best Regards,

XXX XX-XXXX
GrabPay I Payment Ops | Executive

より大きな権限を有する上司からの返信でした。不正に請求された運賃は返金するとの内容です。もし、この詐欺事件発生直後に別のGrabcarに乗車して走行記録を残していなかったら、不正を証明する術がなかったかもしれません。去年と同じように最初からMRTに乗車してオーチャードまで行っていたら、このような詐欺に遭わなかったことでしょう。

帰国後にこの詐欺事件に関して調べると、シンガポールのローカル紙、The Straits Timesに2019年5月18日付けでこんな記事がありました。Singapore ride-hailing drivers using fake apps, GPS spoofing to cheat Grab.

Grab利用時の不正から身を守るには、クレジットカードを登録せずに現金払いにすれば良さそうですが、悪質なドライバーなら予約時の運賃よりも高い金額を請求する場合もあり、確実に安全な方法とは言えないかもしれません。クレジットカード登録によるGrab利用の利便性の一つに現地通貨を持ち合わせていなくても乗車できるという利点があります。ドライバーにクレジットカードを提示する必要もないので安心ではありますが、今回のようなハイテクを駆使した巧妙な詐欺は防ぐのは極めて困難です。大事なことは被害に遭っても泣き寝入りせずにサポートに報告して問題解決を促すことです。場合によっては現地警察に通報すべきです。

Grabサポートとのやり取りは現地の公用語もしくは英語になります。トラブルが発生した際に公用語か英語で交渉しなければならないことを承知の上でGrab配車サービスを利用すべきなのでしょう。

Singapore GP 2019 — Part 5 (Friday Morning)

ONEº15 Marina Club Singaporeでの宿泊は木曜の一晩のみ、朝食付きのプランを選びました。時刻は金曜午前8時半頃ですが、レストランを利用する宿泊客はほとんどいない。マリーナ地区やオーチャードのホテルとは違い、空いているので、ゆったりとしたリゾート気分を堪能しながら食事することができます。

果汁100%のピンクグアバジュース。

オムレツやスクランブルエッグなどの卵料理はエッグステーションでその場で調理してくれます。他に客がほとんどいないので、シェフを個人で雇っているかのような、我々にとっては非日常の世界そのもの。

コーヒー、紅茶もセルフサービス。

トロピカルな果物と野菜にヨーグルト。

カリカリベーコンが特に美味しく感じました。全体的に上品な味付けで、朝食としてはかなり質が高い。

特筆すべきはチーズの種類が豊富なこと。

今朝の売り上げを考慮すると確実に赤字だろうなと思いながら何度もお代わりしました。

晴れているけれど霞んでいるのはヘイズの影響。太陽が月のように見えます。

朝食後にマリーナで休憩していると、散歩をする人が多くいました。ここはあの「ヤバイ」超高級コンドミニアムや一軒家に暮らす人の散歩道のようです。

桟橋には施錠された門があり、ボートを停泊させているボート所有者のみ中に入ることができるそうです。

犬と散歩する人はメイドさんだと思われます。

売りに出ているクルーザー、さぞかし高いんだろうなと思いながら数字の桁を数えていたら、数字は連絡先の電話番号でした。

この宿泊施設を再び、利用する機会があれば、今度は是非プールに入りたい。

部屋番号を記すプレートにも”ASIA’S FINEST MARINA CLUB”(アジアで最も高級なマリーナクラブ)と書いてあります。

通路に張ってある真新しい床材。

マリーナクラブの受付にSRCから転職したダリアンが勤めていました。同じ会員制クラブでもこちらの方がずっと格上なので昇給したに違いありません。この後、お昼前にチェックアウトして、オーチャードのアパートメントホテルに移動しました。

Singapore GP 2019 — Part 6 (Friday Afternoon) へと続く。
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Singapore GP 2019 — Part 4 (Thursday Evening)

チェックインには早すぎたので、ホテルのフロントに荷物を預け、プールの更衣室を借りて、着替えてからバスでMRT HarbourFrontへと向かいました。当初、ホテル所有の無料シャトルバスに乗車しようとしましたが、バスは出たばかり。公共の路線バスでもHarbourFrontに行けることを知り、乗車して運賃を払おうとしたら現金が使えない。最前列の席に座っていたご婦人が親切にもEZ Linkで運賃を立て替えて支払ってくれました。

MRT HarbourFrontからCity Hallへと向かいます。

スイソテル4階のチケット回収センターで金曜の観戦チケットを受け取ります。現地駐在員のM君はすでにチケットが届いているようです。

9月10日付けのポストで、観戦チケットを受け取るには、「受信したemailによる通知書をきれいにプリントアウトした書類。(チケット受領後にこの書類に署名して提出する必要があります。)」と自分で書いておきながら、そのプリントアウトした書類を持参するのを忘れました。セントーサのホテルにまだチェックインしておらず、書類はフロントに預けた荷物の中でした。書類を持参しなかったことを受付のスタッフに伝えると、パスポートとクレジットカード、emailによる通知書を見せられるスマホがあるのなら、書類はこれから作成するので大丈夫ということでした。

これがその場で作成してくれた書類。

カウンターで書類に署名して金曜の観戦チケット(Premier Walkabout)を受け取りました。

スイソテルのエントランスに出ると、Aston Martin Red Bull RacingのチームスタッフがPirelliのタイヤを持ってどこかに行こうとタクシー待ち。こういう姿を目にすると、明日から始まるレースを肌で感じることができます。セントーサにいたのではこのワクワク感は味わえない。

しかし、何のためにタイヤをホテルに持ち込んだのでしょう。

木曜なら飲食品をサーキットパーク内に持ち込めるので、京都の生菓子持参でSRCのダンカンに会いに行きました。

仮設の野外ステージを横に見ながら、勝手に準備作業中のSRC敷地内に進入。

この時期、毎年、日本からやって来るモノマニアックな人。臨時採用ではないSRC職員ならほぼ全員が我々のことを知っています。

一年ぶりに再会したダンカンにドリンクとローカルフードのキャロットケーキをご馳走になりました。このキャロットケーキはデザートのケーキではなく、ホワイトキャロットと呼ばれる大根と米粉を主原料にしたシンガポール特有の料理です。ずっと前にホーカーで食べたような微かな記憶がありますが、とにかく美味しい。ローカルフードが苦手な同行者が一人でほぼ全部、平らげました。

高騰した特別な観戦チケットの売れ行きがよろしくないのか、シンガポールGP開催の前日になってもチケットの在庫があるそうです。毎年、会っているドイツ人も今年は特別なチケットを買ってないようです。大きな声では言えませんが、日曜の観戦チケットを特別価格で手配できるそうです。午前中に受けた仕事はまだ着手しておらず、ホテルに戻ってどのぐらいの時間を要するか、見積もった上で、日曜のチケットをお願いするかどうかを決めるので、後ほどiMessageで連絡するということになりました。(こちらの人はSMSのことをtextingと言います。)

3番ゲートを出て、MRT Esplanade駅からホテルに戻ります。

Raffles Hotelは外装を改装したばかりでしょうか?

HarbourFront駅近くのフードコートで早めの夕食にローカルフードを試したら決して美味しいとは言えない代物でした。

ちょうどこの頃にクロネコヤマトから、オンラインで予約購入したiPhone 11の発送通知が届いたので、受け取り日時を9月20日時間帯希望なしから帰国翌日の9月26日午前中に変更しました。

帰りはHarbourFront駅のタクシー乗り場からホテルのシャトルバスを利用してセントーサに戻りました。

正面に見えるのはUSSでしょうか。

ホテル敷地内にいた孔雀。

4時頃に戻ると言って出たはずが、ホテルに戻ると時刻は午後7時過ぎ。すでにチェックインが終わっていて、預けた荷物はマリーナ側の部屋に運ばれていました。

デスクは小さいけれど、アーロンチェアもあるし、仕事が捗りそうでした。

マリーナクラブらしいボトルを見ながら、早速、下調べ作業を始めました。

同行者は一人でまた出かけました。私はホテルの客室に残って、必要なファイルがすべてMacBookの内蔵SSDにあることを確認し、作業に要する時間を見積もりました。

結果、土曜の一日あればできそうだったので、この日は湯船に浸かって早めに就寝することにしました。

お出かけから帰ってきた同行者と相談した結果、日曜の特別な観戦チケットを特別価格でダンカンに譲ってもらい、決勝は現地観戦して土曜はホテルに籠もって仕事をすることになりました。

バルコニーから見た夜の会員制マリーナ。旅行会社に勤める駐妻情報によると、向かいに見えるコンドミニアム、相当「ヤバイ」超高級物件だそうです。

Singapore GP 2019 — Part 5 (Friday Morning) へと続く。
Singapore GP 2019 — Part 3 (Thursday Afternoon) に戻る。

Singapore GP 2019 — Part 3 (Thursday Afternoon)

Din Tai Fungと言えばサンラータンと小籠包ですが、

同行者はいつもチャーハンと小籠包。シンガポール国内には10店舗以上あるDin Tai Fungですが、店によって微妙にメニューと味付けが異なります。Jewel店の味付けは上品なMBS店の味付けに似ていると感じました。

行儀が悪いですが、食事中にiPhoneでGrab Appを立ち上げて、ピックアップポイントがどこになるのか確認していたら、VIPに登録した元同僚から仕事依頼のメールを受信しました。内容を確認して仕事を受けました。今年はサーキットパーク内での観戦を予定しているのは金曜だけなので、ホテルに籠もれば現地から納品することも可能です。どこでも仕事ができるようにMacBookやiPad miniなどを持参したのはそのためです。

正面エントランスを入ってすぐにあるApple Jewel Changi Airportに入店。日本と同様、iPhone 11 Proなどの新製品は翌日に発売だったので、この日は空いていました。店員さんにMBS近くに建設中であると噂されている3店目について尋ねると、噂を否定することなく、立場的に何とも言えないとのことだったので、3店目に関して確信を得た気がします。時間的ゆとりがあれば行ってみよう。

同じJewel内にできた新しいStarbucks Reserveで休憩してから、正面エントランスを出たタクシー乗り場に移動。

Grabを利用するのはおよそ一年ぶり。如何にも真面目そうなドライバーでした。3日後に利用した別のドライバーでGPSデータを改竄するハイテク詐欺に遭うとは夢にも思いません。

タクシーはSentosa Coveにあるリゾートホテルに向かいます。Sentosaに上陸するのは人生初体験。シンガポールには1988年以来、何度も来ていますが、生まれつきモノマニアック(偏屈)な私は、観光地が大の苦手で、これまでシンガポールを代表するセントーサ島には近づかないようにしていました。

パリに行っても凱旋門やエッフェル塔、ルーブル美術館には近づかないし、ニューヨークの自由の女神は遠くからでも見ようともしない。他にも言い出せばキリがないのでこれ以上書きませんが。

今回は木曜だけという条件付きで、セントーサ島にあるリゾートホテルに一泊することになりました。Grabタクシーのドライバーによると、セントーサ島の中でもその東端に位置するSentosa Coveは観光地ではなく、何やら特別な居住地らしいのです。シンガポールでは珍しい一軒家があると言ってました。セレブが住んでいるのか?と尋ねると、どちらかと言えば事業で成功した裕福な人が住んでいるとのことでした。JewelからSentosa CoveまでのGrab運賃はS$23.00でした。

Wikipediaによれば、ここはSentosa Cove Pte. Ltd.がシンガポール土地開発局から買い上げて開発した飛地の居住区だそうで、およそ2,500戸の約60%が外国人所有だそうです。翌朝に赤ちゃんや犬の散歩をする人が多くいましたが、その大半が親や飼い主ではなくメイドさんでした。

セントーサはUSSとピンクのイルカがいる島という誤った固定観念しか持っていなかった私は、このリゾートホテルに宿泊してイメージが一変しました。

木曜に宿泊したリゾートホテル、ONEº15 Marina Club Singaporeは、ホテルというより、会員制マリーナクラブに付属する小規模な宿泊施設でした。

宿泊した部屋のバルコニーからヨットやクルーザーが見えていましたが、よく観察すると、普通のヨットやクルーザーではない。桁違いに高級そうなクルーザーでした。

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Singapore GP 2019 — Part 2 (Thursday Morning)

およそ一年ぶりにKLIA2に予定通り、午前4時頃に到着しました。フライスルーではなく、マレーシアに一旦入国します。

出発前に交換したキャリーバッグのキャスター、妙に静かでほぼ無音です。

KLIA2では預ける荷物のチェックインもセルフサービス。

自分でタグを付けて、ベルトに載せます。

重い荷物から解放されたら、機内に持ち込む荷物だけ持ってnz Curry Houseへ。朝からイカカレーを食べようとしたら、早朝のメニューにはイカカレーはなく、ここでの食事は諦めました。

朝食はいつものマクドで済ませ、機内持ち込み荷物を持って出国ゲートへと向かいました。去年は機内持ち込み荷物の重量チェックはなかったのに、今年は一見して大きくて重そうなキャリーバッグをほぼすべてチェックしていました。我々のPacsafeのキャリーバッグも重量チェックの対象となり、計量すると規定の7キロを3キロオーバーして10キロ。比較的重いMacBookとiPad mini、望遠レンズなどを別の手提げバッグに入れ替えて、Pacsafeを持参の重量計で計量したら、7キロを下回りました。

荷物を入れ替えている時、我々のすぐ目の前で、同じように荷物の入れ替えをしている女性を見かけました。搭乗時刻が迫っているのか、慌てておられました。化粧品を落としても気付かずに重量計の方に向かわれたので、追いかけて行って、化粧品を手渡しました。その若い女性は何度も出国ゲートに行っては戻りの繰り返しで、ついには手荷物の一部を止むなく捨てようとされました。重たそうなチョコレートのお土産2パックのうち、我々が1パックを引き取りました。ゲートを通過すれば返してあげれば良い。

先にゲートを通過した我々は、女性が通過するのを待ち、預かったチョコレートのお土産1パックを女性に返し、一緒にイミグレへと向かいました。女性が搭乗する便の出発時刻を尋ねると、6時5分。現在時刻は6時なので、到底間に合いそうにありませんが、我々よりも先にイミグレを通過してもらうように配慮しました。

出国手続き後の保安検査を通過して、搭乗ゲートに向かっていると、先ほどの女性が泣きながら戻ってこられました。やはり、間に合わなかったようです。お気の毒としか言いようがありません。重量チェックを通過できるよう、レジ袋に詰めたお土産は全部、廃棄したにも関わらず、搭乗するハノイ行きの飛行機に間に合わなかった。チェックインを自動化したことで、航空会社は人員削減と経費節約を実現し、我々乗客はより安価に飛行機を利用することができます。その代償として今回のようなお気の毒なことが起こるように思います。

我々が搭乗したAK703便は定刻通りにチャンギ空港に到着しました。

KLOOK Appで予約購入したStarHubのプリペイドSIMカードをUOB両替所で受け取りました。この両替所はベルトの荷物を受け取る所にありますが、ドアを出て完全に入国した外側からもアクセスできます。この両替所でついでにシンガポールドルを購入。

KLOOKを経由すると少し、安くなって、支払った金額は2枚で¥1,652でした。7日間有効で容量は使い切れない100GB。タイでのローミングにも対応しているので、データローミングをオンに設定すれば、SIMカードを挿し替えることなく、シンガポールとタイの二カ国で使用できます。StarHubはMNOであり、mineoのプロファイルと干渉しないので、プロファイルを削除する必要はありません。

我々が到着したT4からJEWELに向かうにはシャトルバスを利用してT2に行く必要があります。

この無料シャトルバスでT2に移動しました。

この長い橋を渡った先にあるのが新しいショッピングモール、JEWEL。

空が霞んでいるのはヘイズの影響。クアラルンプールも霞んでいました。

このドーム状の建物はマリーナ地区にあるドリアン劇場のようです。

空港に隣接するショッピングモールなので、大きな荷物を転がす人が多い。

JEWELの中心に屋根から落ちる巨大な滝。

滝の周囲は森林状態に植栽されています。

シンガポールに到着して真っ先にJEWELにやって来た目的はシンガポール2店目のこのお店ですが、クアラルンプールで予定通りにイカカレーが食べれなかったので、ちょっと空腹気味。

JEWELの施設案内ボードを見ていて発見しました。ネットで下調べしていた時は見つからなかったDin Tai Fung。これはApple Jewel Changi Airportよりも前に入店するしかない。

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