May 062017
 

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単管パイプ製薪棚1号を解体し、水平方向の長さを調節するために、4本の単管パイプをディスクグラインダーで切断後、垂直方向に設置する4本と共にシャーシーブラックで防錆塗装しました。筒状のものを塗装する際は見かけよりも多くの塗料が必要になります。それだけ表面積が広いということでしょうか。

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移設先で仮組みしました。この時点では各4個の直交クランプと垂木止めクランプ、固定ベースを使用しています。左側が高く、右側が低い傾斜地となっているので水準器で大まかな水平、垂直を確認しながら組み立てました。

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垂木は屋根勾配を考慮しながら4ヶ所でビス留め。

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垂木止めクランプは屋根勾配に対して垂直になるよう、回転させながら調整することができます。

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母屋に相当する角材は継ぎ足して垂木に固定しました。この時点で17mmのボルトは水平垂直を確認しながらすべて本締めします。

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8尺のガルバリウム波板を板金加工用ハサミを用いて4枚に切断し、母屋の上に並べて専用の傘釘で固定しました。

作業の難易度:5段階で3

Kit Garage “Huron” Extending — Part 4へと続く。
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Jan 262017
 

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再び傾いた薪ストーブ用煙突の修理を工務店に再度、依頼しました。今回は針金の一部が完全に切れています。幸いにも煙突パイプの凹みは限定的であり、補修すれば再利用できるとのことです。

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工務店は母屋購入時に仲介した不動産会社担当者に紹介していただきました。親しくしているその担当者の後輩のお父さんが経営する工務店であり、在来工法を得意としておられます。今回の積雪による雪害は各所で多発しているようで、不動産会社事務所の庇も被害を受けたそうです。

その工務店に所属する大工さんが、私と同じように車好きで、作業しながら会話の内容は車の話が中心。デザインの好みも似ています。

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切れてしまった針金はより太いものに交換し、今回はフラッシングにビス留めしてもらいました。例年の積雪ならこれで大丈夫だろうと思われるほど、頑丈になりました。

Jan 252017
 

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先週、修復してもらったばかりの煙突が、さらなる大雪の影響を受け、また傾いてしまいました。ドーマー屋根に積もった雪が徐々に滑り落ちて煙突を直撃するという根本的な原因を解決できていないので、記録的な大雪が降れば、雪害の影響を受けます。

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国道は立ち往生する車があり、何時間も前から動かない状態です。四半世紀に一度の大雪に耐えれるように、屋根と煙突の構造及び設置方法を豪雪地域に対応した仕様にするか、雪害を受ければその都度修復するか、いずれかの選択になりますが、私なら後者を選びます。

Broken Chimney Pipe — Part 4へと続く。
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Jan 182017
 

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雪が融けたら自分で屋根上に登って、破損した煙突を修理しようと考えていましたが、素人による高所での作業は危険極まりないということで、屋根葺き替え工事を依頼した工務店の大工さんを指名して来ていただくことになりました。

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作業中の職人さんを見学していて気づきました。プロと素人の大きな違いは身のこなし方とその場で状況に応じて機転を利かせることができるかどうかではないかと思います。高所で作業される大工さんは危なかしいところが何一つないので、下から見ていて安心できます。来ていただいた大工さんは、薪ストーブの煙突を修復するのは初めてだと思いますが、破損状態を確認し、破損した原因を瞬時に察すると、これまでの3点固定ではなく、4点固定にしようと計画されました。ステンレスのワイヤーとワイヤーを母屋に固定する金具、コーキング剤を調達してくると言って現場から離れました。お昼の休憩も兼ねておられます。

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凹んだパーツは修復不可能なので、屋根上の煙突パーツは一つだけ使用することにしました。屋根上の高さがこれまでの半分になりますが、元々必要以上に高いと思っていたので、半分の高さになっても問題はないでしょう。仮置きの状態なので、煙突は少し傾いています。

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ワイヤーはレインキャップの部分で張り具合を調整し、水準器を使用しながら煙突が垂直に立つように確認されていました。スカートのような形状のストームカラー(Storm Collar)は、凹んだパーツから取り外して再利用しました。そのストームカラーとフラッシングの部分にコーキング剤を打ち、作業完了。

最後に薪を焚いて試験運転しました。断熱材がないレインキャップの部分は高温になりますが、煙突の屋根上部分は素手で触れても熱くはないそうです。レインキャップ下の部分は網状になっていますが、長年、熱と風雨にさらされた結果、腐食して穴が空いていました。穴から小鳥が侵入しないよう、余った針金でぐるぐる巻いてもらいました。

Broken Chimney Pipe — Part 3へと続く。
Broken Chimney Pipe — Part 1
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Jan 172017
 

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この週末に積もった大雪の影響で、薪ストーブの煙突が屋根上で破損しました。煙突はレインキャップに結んだワイヤー(ステンレスの針金)を3点で固定していましたが、そのうちの1本が屋根上を滑り落ちる雪の重みで外れ、フラッシングから上の部分が倒れました。

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煙突が破損した時、薪ストーブを使用中でした。2階の屋根から落下したと思われる雪の塊が煙突を直撃したのでしょう。大きな音と共に煙突の屋内部分が大きく揺れました。

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破損した煙突のパイプ部分を降ろしてみると、パイプは全く同じサイズと構造の二つのパーツからできていることがわかりました。下の方にあったパイプは直撃した雪の重みで大きく変形しています。煙突は二重構造であり、重量のある断熱材が詰まっているのか非常に重い。1本で10キロ近くはありそうです。

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凹んだパイプを元に戻すことは不可能かもしれません。

Broken Chimney Pipe — Part 2へと続く。

Oct 202015
 

Firewood Shelf

6台目の薪棚を製作しました。今回はShelfLinksを使わずに屋根以外は木材とコーススレッドのみを使用しました。棚部分の幅は前回と同様、およそ1,300mmと小型の薪棚になります。柱4本と棚板を受ける角材は余材や端材、廃材を利用。棚板となるSPF 2×4材と屋根の母屋SPF 1×4材は今回新たに購入しました。

Firewood Shelf

棚板を受ける角材は太めのしっかりした端材を選びました。ShelfLinks使用時よりも頑丈に固定できます。遊びがないのでこの時点でしっかりと自立します。

Firewood Shelf

前回は母屋に2×6加圧注入材を使用しましたが、今回は1×4の新材を使用。屋根を取り付ける前にアサヒペンウッドガード(ダークオーク)で塗装。

Firewood Shelf

屋根が積雪による重みに耐えられずに弛む可能性があるので、2×4の柱で補強しました。

Firewood Shelf

屋根材は6尺のガルバリウム波板を3等分に切断して母屋の上に専用の傘釘で固定。屋根の幅は610mmになります。

Firewood Shelf

小さなコンクリートブロックの上に完成した6台目の薪棚を設置。単菅パイプやShelfLinksを使用した薪棚よりも制作費を抑えることができました。今回、新たに購入した材料(コンクリートブロック、SPF 6 ftの2×4材4本、SPF 6 ftの1×4材2本、6尺のガルバリウム波板)の費用は3千円ぐらい。

作業の難易度:5段階で2

May 252015
 

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トタンよりも錆に強く、耐久性が高いガルバリウム波板を屋根材に使用しました。ガルバリウム波板は前側におよそ40mm、後ろ側におよそ60mm、それぞれオーバーハングさせてあります。

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上段の棚材はSPFを使用しており、より早期に腐朽する可能性が高いのですが、腐れば交換すれば良いと考えています。薪棚自体が薪になります。これで5つ目の薪棚が完成しました。

作業の難易度:5段階で2

May 222015
 

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柱と棚材をコーススレッドで固定すると、頑丈になります。単管パイプのものも含め、これまで薪棚は4つ製作しましたが、塗装するのは今回が初めて。今回、製作する薪棚は余材や廃材を再利用するので、見栄えを考慮して防腐塗料を塗布することにしましたが、屋根を取り付けるので塗装は必要ないかもしれません。

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屋根部分は母屋のみで、垂木なし。2本の母屋には2×6加圧注入材廃材を再利用。

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母屋を取り付けると、さらに頑丈になり、ぐらつきは完全になくなりました。木材の加工精度と取り付け位置に問題なければ、自然と垂直、水平が出るはずです。

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設置場所に移動させて、焚き付け用の枝と細い薪を並べてみました。この後、屋根を取り付ける予定です。

Part 3へと続く。

May 212015
 

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2×4 basicsのShelfLinksが4つ、余っていたので、余材と廃材を利用して薪棚を製作することにしました。

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4本の柱はWRC 2×4材。下段のShelfLinksは下から5cmほど上げた位置に固定。柱を通す穴には遊びがあります。内側ではなく外側に隙間なく押し当てるようにしてビス留めするのがコツでしょうか。下段のShelfLinks二つを固定した時は、ビスが付属していたことをすっかりと忘れていて、別のビス(コーススレッド)を使用しました。

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これが付属のステンレス製ビス。

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下水道に接続して以来、使用していない合併浄化槽の上で作業しています。4本の柱上端は屋根勾配に合わせて斜めに切断しました。幅500mm、横1300mmの小さな薪棚がイメージできるまで組み立てましたが、この時点ではまだぐらつきがあります。

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柱の一本には大きな節穴がありますが、強度としては何ら問題ありません。

Part 2へと続く。

Dec 122014
 

LOPI The Answer - 95

薪ストーブについてコメント(質問)をいただき、それに答えようとしてWebを調べると、意外な事実が判明しました。この薪ストーブは、米国ワシントン州シアトル郊外に本社があるTravis Industries, Inc.が製造したLOPIというブランドのAnswerというモデルです。Answerの中でも型番が色々とあり、手元にあるマニュアルではA1、A2、A3、A5など、特定することができずにいました。A5が怪しいかなと思っていましたが、マニュアルに記載の耐火煉瓦の配置が少し違うし。

この薪ストーブは別荘として使われていたログハウスを買ったらリビングに鎮座していました。より正しくは、薪ストーブがあるログハウスを購入したわけですが。自分で選んで買う薪ストーブなら徹底的に事前調査してから買い求めるので、型番が不明ということはあり得ません。引っ越して最初の冬を迎える前に、ストーブの扱い方を勉強しようと、ネットで検索、調査しました。しかし、当時はLOPIのメーカーであるTravis Industries, Inc.が検索でヒットしませんでした。ホームページが存在しなかったのかもしれません。

友人に紹介してもらった京都の某有名専門店に薪ストーブの写真を持参し、その素性を尋ねてみたら、「台湾製のストーブです」と言われました。「粗大ゴミとして捨てるのも大変でしょうから、住宅を購入した時に廃棄してもらうように売主に依頼されれば良かったのに」と言われ、それ以来、そのお店には近寄らなくなりました。バーモントキャスティングスやヨツールなど、日本で名が知れたブランド以外のストーブはすべて台湾製の安価なストーブにしたかったようです。

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現在ではLOPI + wood + stoveで検索すると、こちらのサイトがヒットするし、Travis Industriesも別のサイトを運営しています。LOPIのサイトから生産が中止された旧製品のマニュアルを入手することができました。型番が不明だったのでAnswerシリーズのすべてのマニュアルをダウンロードしました。それぞれのマニュアルの最後のページにSAFETY LABELが貼ってあります。製品の背面にある「安全性ラベル」と同じラベルです。普段は見ることがない薪ストーブの背面を見ると、「安全性ラベル」が貼ってありました。ラベルにはEPA(米国環境保護庁)の認定を受けていることや、ストーブの設置位置などが記載されており、型番と製造年月日も記載されていました。ラベルによると、正しい製品名はThe Answer – 95であり、製造年月日は1992年9月17日とあります。型番が判明したので、正しいオーナーマニュアルを入手することができました。

マニュアルには詳しい特徴と仕様が書かれていました。特記すべきは使用素材が厚み3/16〜1/4″の鋼板(steel plate)であることと、燃焼室内に耐火煉瓦を用いていることが特徴であること。デザインが凝った薪ストーブは鋼板ではなく、鋳鉄(cast iron)が使われます。直線的でシンプルなデザインのストーブは鋼板製だそうで、鋼板は温まりやすく冷めやすいという特性があるようですが、そのような特性を補うために、ドアガラス部分を除き、上部を含む燃焼室内の5面に耐火煉瓦が使われています。

このストーブはヤカンで湯を沸かしたり、調理器具として使用できないのは耐火煉瓦のためでしょう。逆に耐火煉瓦がドア部分を除く燃焼室全面にない薪ストーブでは燃やさない方が良いとされる針葉樹(すぐに高熱で燃える)もガンガン燃やしても大丈夫という特性があると思います。