Husqvarna 141 Engine Failure — Part 5

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経年劣化で破損した燃料チューブを新品互換品と交換して調子が良くなったHusqvarna 141を持ち出して、隣地の倒れたコナラを玉切りしようとしたらエンジンがストール。直径10センチぐらいの細い木なら難なく切断できますが、倒れたコナラの直径は20センチぐらい。

燃料チューブ交換時にキャブレターのHとLスクリューに誤って触れてしまい、設定が変わったことがエンストの原因かもしれないと思い、禁断のスクリューを回転させました。HとLスクリューにはリミッターが付いているので、それぞれ1/4回転ぐらいが調整の限界です。(上の画像はアイドリングを調整するTスクリューを回転させているところ)それ以降、エンジンが始動しなくなりました。

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Husqvarna 141 Engine Failure — Part 4

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燃料ライン(チューブ)が破損してキャブレターにガソリンが供給されなくなったHusqvarna 141の修理を続行します。中国から送られてきたセット商品に含まれる燃料ラインの外径が、破損した純正部品の外径と比べて目測で1.2倍ほど太く、燃料タンクに繋がる小さな穴に通すことができずにいました。

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チューブに空けた穴に針金を通し、針金を二つ折りにしてタンク側から引っ張るといった方法を試しました。それでも穴に通すことができず、ホームセンタームサシで購入した芝刈り機用の燃料チューブも試しましたが、外径が少し大きく、柔らかすぎて通らない。メーカーから純正部品を取り寄せるのが手っ取り早いことはわかっていても、その純正部品の耐久性に問題があると私は考えているので、できることなら社外品を使いたいという思いがあります。

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ホームセンタームサシでHusqvarna 135eが3万円ほどで販売されているので、いっそのこと新製品を購入しようかとも思いましたが、その前に苦肉の策を実行することにしました。小さくて通らないのなら外径が細いチューブを使うか、穴を拡げて太いチューブを強引に通すかのいずれかです。前者は入手困難なので後者を採用しました。穴は大きすぎると燃料漏れするので、少しずつドリルビットの径を太くしながら互換品であると思われる燃料チューブをぴったりサイズの穴に通すことにしました。ドリルビットは手回しで。チューブの先端は斜めに切断し、二つ折りにした針金をチューブに空けた穴に通して、ドライヤーでチューブ先端を温めながら燃料タンク側から引っ張りました。チューブは伸縮性がありましたが、結果は上の画像の通り。

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中国から届いた燃料チューブの内径は幸いにも純正部品の内径とほぼ同じだったので、規定値以上のガソリンがキャブレターに一気に供給されることはないかと思います。燃料フィルターにもぴったり接続することができました。

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キャブレターを元通りに取り付けて燃料チューブを接続しました。円盤状の弁はチョーク弁。逆側にはスロットルバルブがあります。

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Wikipediaにアップロードされたキャブレターの断面図がわかりやすい。図ではチョーク弁は上の方、下の方はスロットルバルブ。チョークを引いてチョーク弁を閉じると、供給される空気の量が減り、結果的に燃料の混合比が高くなるということのようです。チョークを引いた(弁を閉じた)状態で何度もエンジン始動を試みると、濃いガソリンがキャブレターに供給され、気化されずに液状のガソリンがシリンダーにまで達するようです。そうなれば点火プラグが被り、エンジン始動できなくなります。

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ちょっとチープなエアフィルターを取り付けて、エンジン始動を試みました。チョークを引いた状態でスターターロープを引っ張りましたが、エンジンが始動しません。ガソリンがキャブレターに供給されていないのかと思い、エアフィルターを取り外した状態で、スターターロープを引っ張ると、透明の燃料チューブの中をガソリンが吸い上げられている様子が確認できました。何度もエンジン始動を試みている時、マフラーから燃料が排出されました。

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被っているであろう点火プラグをシリンダーから取り出した状態で、スターターロープを数十回引いて、シリンダー内のガソリンを排出させました。濡れていた点火プラグを乾かしてから、シリンダーに戻して、スターターロープを引くと初爆が起こり、その後、ようやくエンジンが始動しました。自分で修理すれば修理代を大幅に節約できるだけでなく、キャブレターの構造など、色々と勉強になります。

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Husqvarna 141 Engine Failure — Part 3

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Amazonで注文していたエアフィルター、燃料フィルター、スパークプラグ、燃料ホースのセット商品が中国から届きました。3月5日の発注時は送料込みでこれだけのセットで¥1,235は格安だと思いましたが、実際に送られてきた商品を見ると、値段相応かもしれないと思い直しました。

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最も必要とした燃料ホースの外径サイズが純正品の1.2〜1.5倍ほどもあり、燃料タンクの穴に通りそうにありません。Husqvarna 141チェーンソーの互換パーツと書いてありましたが。

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燃料フィルターは純正品と比べてかなり小さい。エアフィルターは如何にも安っぽいし… このパーツで果たして修理できるのでしょうか。


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Husqvarna 141 Engine Failure — Part 2

劣化した燃料ラインを交換するにはキャブレターを取り外さなければなりません。どのようにして取り外すのか?取扱説明書には書いていないので、YouTubeを検索しました。そこでヒットしたのが上の解説動画。タイトルは”Chainsaw Fuel Line Repair – Husqvarna Model 141″ 世界で販売されていたチェーンソー入門モデルなので、メンテナンス方法を紹介する動画も多数あります。

モデルは異なりますが、こちらの方の解説動画もわかりやすい。

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解説動画を参考にしてキャブレターを取り外しました。

Husqvarna 141

燃料タンクから出ているちぎれた燃料ライン。

Walbro Carburetor for Husqvarna 141

取り出したWalbro製キャブレター。

Walbro Carburetor for Husqvarna 141

キャブレター本体はダイヤフラムを含め、問題はなさそうです。燃料ラインのみ新品部品と交換すれば修復できそうです。

Amazonで検索すると、エアフィルター、燃料フィルター、スパークプラグ、燃料ホースのセットが¥1,235で販売されていたので、発注しました。

同様のキット製品にキャブレター本体を加えたものがebayでは送料込みでUS$11.40で販売されています。キャブレター本体に問題があるようであれば、ebayでキット製品を購入する予定です。

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Husqvarna 141 Engine Failure — Part 1

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雑木林と化している隣地のコナラが何本か、去年の台風21号の影響で幹や枝が折れました。中には完全に倒れると道路を塞いでしまいそうな樹木や家屋を直撃しそうなものもあります。放置すると危険なので、ご近所さんと一緒に根元から傾いたコナラを伐採することにしました。私は道路に立って通行案内役。これだけの高さに二連梯子で登って、チェーンソーで伐採するには危険且つ困難なので、手鋸で上の方を伐採。地上に倒れた木を私がチェーンソーで短く切断していました。

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チェーンソーで数回、切断していると、突然回転数が勝手に上がった直後にエンジンが停止しました。Husqvarna 141を自宅ガレージに持ち帰り、再始動を試みました。しかし、再始動してもスロットルレバーを引いてエンジンの回転数を上げようとすると、その直後にエンジンが切れます。始動するということはプラグの被りが原因ではないはず。燃料が安定して供給されていないことが原因ではないかと思い、シリンダーカバーを外して、キャブレターを見てみると…

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燃料ラインが劣化して切れている。これではキャブレターにガソリンが安定供給されません。燃料ラインを交換するにはキャブレターを取り外す必要がありそうですが、どうやって取り外すのだろう?

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Typhoon No. 21 (Lan) — Part 2

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伐採前

道を挟んだお向かいさんの庭に立っていた直径20センチぐらいの高い樹木が台風21号の影響で折れていました。この程度の倒木なら伐採業者に依頼するまでもないので、私が伐採することになりました。

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伐採後

久しぶりにHusqvarnaチェーンソーのエンジンを始動させようとしたらかからない。ロータリーエンジンと同様、点火プラグが被っていました。エンジンとオイルで濡れたプラグを拭き取り、ライターで炙れば始動しました。折れた樹木は簡単に切断できるだろうと思っていたら、これがまた難儀しました。幹が折れた太い樹木を切断するのは初めてのことなので、甘くみていました。

悪戦苦闘しながら高さ7〜8メートル近くはあったであろう木を何とか単独で伐採しました。切断した木は薪として利用させていただきます。

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NGK Spark Plug Gap Gauge

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鈴鹿サーキットで開催されたSuper Formula開幕戦でスポンサーのNGKのブースを訪れてちょっと変わったツールを見つけました。点火プラグのギャップを測定するゲージとのことでした。

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どのようにしてギャップを測定するのか不明だったので、尋ねてみるとNGKの社員と思しき人が使い方を示してくれました。左の方で目盛りを読み取るそうです。

NGK Spark Plug Gap Gauge

目盛りの部分が傾斜していて右から左に行くほど厚みがあります。去年の秋に交換したHusqvarna 141チェーンソーの古い点火プラグ(チャンピオンRCJ7Y)のギャップを調べてみると、主要諸元の0.5mmに対して0.75mmと少し開いていました。チェーンソーのプラグは劣化するとギャップは開くそうで、ちょうど交換時期だったのかもしれません。

Idling Adjustment

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エンジン始動不良が解決したHusqvarna 141ですが、アイドリング時に勝手にエンジンが停止する問題が未解決でした。これまではエンジンが停止したら、その度にスターターを引いて再始動していました。

わかりづらい取扱説明書を熟読すると、キャブレターには3つの調節可能部があり、アイドリング時のエンジン回転数はTスクリューを調整すれば良いらしい。 アイドリング時に勝手にエンジンが停止するのは、アイドリング時のエンジン回転数が低いのが原因だろうと考え、説明書に従って、回転数を調整しました。

先ずはエンジンを始動させ、アイドリング状態を維持しながら、#1のプラスドライバーで、ソーチェーンが走行し始めるまでTスクリューを時計回りに回転させる。その後、今度はソーチェーンが停止するまでTスクリューを反時計回りに回転させる。これでアイドリング時のエンジン回転数が3,000RPMになるそうです。

Tスクリューを調整すると、以前よりもアイドリング時のエンジン回転数が上がり、勝手にエンジンが停止しなくなりました。

備忘録としてHusqvarna 141の主要諸元を取扱説明書から下に転記しておきます。

エンジン部
排気量40cc
ボア40mm
ストローク32mm
アイドリング回転数3,000RPM
許容最高回転数13,000RPM
出力1.59kW
イグニション装置
メーカー名フェロン社製
形式CDI
スパークプラグ形式チャンピオン RCJ7Y
プラグエアギャップ0.5mm
燃料系統
キャブレターメーカー名ウェルブロ社製
キャブレター形式WT239
燃料(混合ガソリン)タンク容量0.41ℓ
チェンオイルタンク容量0.2ℓ
チェンオイル給油方式自動ポンプ
ポンプ給油、8,000RPM時6〜8 cc/分
鋸部
標準ガイドバー長さ33〜38cm
ソーチェンピッチ/ゲージ.325/.058 3/8/.050
本体乾燥重量4.5kg
(注)イナーシャ式チェンブレーキ付

作業の難易度:5段階で1

NGK BPM7A for Husqvarna 141

NGK BPM7A

お隣から伐採した桃の木を薪用としていただいたので、久しぶりにHusqvarna 141を小屋から出してエンジンをかけようとしたらかからない。チョークを引いて、スターターを繰り返し引いてもエンジンが始動しない。繰り返し同じことをやってもかからないエンジンはかからない。 体力を無駄に消耗するだけなので、エンジン式チェーンソーは諦めて、TOSHIBAの電気チェーンソーで木を切断。

エンジンがかからないチェーンソーを修理することにしました。シリンダーカバーを外してスパークプラグを取り出してみると、濡れています。エンジン始動不良の時のMazda RX-8の点火プラグと同じ状況です。ガソリンとオイルが混じった黒っぽい液体が付着していました。汚れを拭き取り、ライターで炙って乾かしました。これで修理完了かと甘く考えていましたが、エンジンは始動しない。

極めてわかりづらい取扱説明書を読むと、スパークプラグの「正しいエアギャップは0.5mm」とあります。「もし、スパークプラグが汚れている場合は、清掃し電極ギャップを点検し必要な場合には調整してください」とも書いてあります。ギャップは目測で2mmほどありましたが、どうやって調整するのだろう。ラジオペンチでギャップの調整を試みるも硬くて調整不可。点火プラグは安価な部品なので、新調することにしました。

一度も交換していなかったスパークプラグはChampion RCJ7Y。ネットで調べてみると、互換性があるNGKではBPMR7Aであることがわかりました。早速、近くのホームセンターに買いに行くと、Champion CJ7Yとその互換プラグであるNGK BPM7Aしか置いていない。店員さんに尋ねると、Champion RCJ7YはChampion CJ7Yの上位モデルだそうで、RがないCJ7Yでも使用できるとのことでした。となればそのNGK版のBPM7Aも使えるはずなので、NGKのプラグを買うことにしました。税込み¥410でした。

新品のスパークプラグを取り付けて、スターターを力一杯引きました。しかし、エンジンはかかりそうな気配すらない。エンジンが始動しない原因は濡れたプラグではなかったのか?他の原因を探りながら、スターターカバーを取り外して付着した木粉を取り除いたり、フィルター周辺の埃や汚れをクリーニングしてみましたが効果はありません。挙げ句の果てにマフラーまで取り外してみましたが、エンジン始動とは関係がない部品なので、何の意味もありません。

再度、取扱説明書を読んでみると、最後のページに「ハスクバーナチェーンソー トラブルシューティング」があることに気づきました。「エンジンが始動しない」の4番に「スパークプラグが濡れている場合」がありました。

  1. シリンダーカバーを外し、スパークプラグを取り出し、よく乾燥させる。
  1. プラグを外したまま、エンジン内部の燃料がなくなるまで、スターターを引く。
  1. スパークプラグを取り付け、チョークを手前に引き再度、元の位置に押し戻す。(自動的にスロットルは、始動の位置にセットされる)
  1. スターターロープを数回引き、エンジンを始動させる。

上の手順bはやっていなかったので、プラグを外したまま、スターターを引きました。プラグが外れた状態ならスターターは軽いので、これなら力をかけることなく何度でも引っ張れます。この手順bは「プロでも難しいロータリーエンジンの一発回復法」の手順5とそっくりというか同じです。「プラグは外したまま、アクセルを目一杯踏み込んだまま(重要)、エンジンスイッチを回し、10秒間セル(スターター)を回し、その後10秒間休む。」この手順でエンジン内に残っている未燃焼ガソリンを蒸発させているのではないかと思います。

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上のトラブルシューティングの手順を実行すると、エンジンが一発でかかりました。Husqvarna 141のエンジン許容最高回転数は13,000RPM、RX-8の13Bロータリーエンジンは9,000RPMからレッドゾーン。共に高回転で心地よい甲高いエンジン音という共通点もあり、被ったプラグの回復方法もそっくりです。

回復したチェーンソーを使って、試し切りしたいところですが、桃の木は電気チェーンソーで切ってしまったし…

作業の難易度:5段階で2

A Shelf In A Shed

A Shelf In A Shed

修復が完了した小屋に棚を一つ、作りました。使用した材料は壁パネル修復用に仕入れたSPF 2×2材の余材と小屋から出てきた合板。合板の幅が300mmだったので、そのサイズに合わせて2×2材を卓上丸鋸で切断。

A Shelf In A Shed

数字7を2セット、製作してスタッドにビスと釘で固定します。斜めに切断したものは角度がすべて45º。壁パネルのスタッド(間柱)と共に直角二等辺三角形を形成します。

A Shelf In A Shed

ミリ単位の精度で切断できれば壁面と直角になり、上に載せる棚が水平になるはずです。

A Shelf In A Shed

チェーンソー専用棚が完成しました。小型のチェーンソーなら2台、載せることができます。棚板の長さは800mm。

作業の難易度:5段階で3

Cedar Shed Gardener Fixing The Floor — Part 4

Cedar Shed Gardener

腐朽した壁パネルBのスタッドとボトムプレートを修復してから壁を元の位置に戻しました。さらに壁パネルAとCにビスで固定してから、壁パネルDとEを取り除きました。同時に床パネルCもほぼ完全に撤去。お隣の土地から光が射し込みました。この状態でも小屋が倒壊しそうにないのは、側面の壁で建物を支えているからでしょう。

Cedar Shed Gardener

床パネルCの根太の一部に小屋の仕様とは異なる大きさの古材を使用することにしました。ベンガラ塗装された杉の心材。去年の夏、薪用として譲っていただいた廃材の中から見つけたものです。サイズを測ると一辺が2×4材と同じおよそ88mm。ほぼ4×4になりますが、縦方向に切断しなくて済みます。

片っ端から薪用サイズに切断してしまったことを後悔するほど、廃材の中には上質な木材が多く含まれていました。疲れ果てて切断せずにブルーシートを被せておいた廃材の中に今回、使用する木材がありました。

Cedar Shed Gardener

撤去する前は合計7本の2×4材が根太として使われていましたが、サイズを大きくしたので、床パネルCの根太は合計5本に変更しました。ベンガラ塗装の杉の心材は築50年以上の建物に使われていたそうです。適材適所ではありませんが、さらに?十年、今度は小屋の根太として活躍してもらいます。

Cedar Shed Gardener

杉材にある傷は、去年、チェーンソーで切断しようとしてやっぱりやめておこうと思いとどまった痕。壁パネルが床材の上に載っている様子がよくわかります。根太と壁のボトムプレートとの間にある隙間に、1×4材を挿入するようにして張って行きます。

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Firewood

Nikon D90 w/AF Nikkor 35mm f2/D: 1/80, f/2.8, ISO 200

この冬も暖冬で薪ストーブの出番がほとんどありません。アラジンの石油ストーブとナショナルの温風ファンヒーターで事足りるほど、寒くなく、積雪もほとんどありません。

近くの土地が売りに出されるのか、整地の作業中です。業者が伐採した広葉樹が道路沿いに山のように積んであったのですが、少しずつ減って行き、もうほとんど残っていない状態。業者が薪として販売するのだろうと思っていたら、そういうことではなく、邪魔だから「欲しい人は好きなだけ持って行って」ということでした。道路沿いに並べてあったのは、「持って行って!」という意味だったのです。早い者勝ちとは知らずに出遅れてしまいました。

それでも、残された一盛り分を、譲り受けることに。枝のように細い幹はスライド丸鋸で手際よく切断。(と言いたいところですが、なぜか左手小指から出血)太い幹はハスクバーナ141で切断。2サイクルエンジンの甲高い音、これを聞くとわくわくするのはなぜ?

Gate Post

門柱が大変なことになっていました。インターホン子器とメールボックスを米松の門柱に取り付けていましたが、その門柱が腐朽したようで、蟻の巣ができていました。

僅か5年でこの有様です。インターホンの中に虫が噛み砕いた木屑が詰まり、湿気でスピーカーのコーン紙が破れ、インターホン子器が完全に破損しました。メールボックスもボルトが浮いてぐらついていました。

そこで滅多に使わないチェーンソーの登場です。Husqvarna 141です。特に根元は腐朽が激しく、簡単に切断できました。木はコンクリート基礎に埋まっていました。メールボックスをガレージに仮に取り付けました。メールボックスも錆びているので、後日新しいものに取り替えます。インターホン子器も新しいものが既に手元にありますが、今日はこの位にしておきます。首の痛みが…

2021年3月28日追記:15年後の未来から振り返ると、チェンソーの使い方が間違っている。こんな使い方をしていたから刃がすぐに切れなくなったのでしょう。