6月29日、三井アウトレットモール内に出店していたBREE滋賀竜王店がとうとう閉店になりました。ほとんど空っぽになった店内にBREE製品愛好者が次から次へと訪れます。通りすがりの人も。
思い起こせば滋賀竜王店がオープンしたのは三井アウトレットモールのオープンと同じ、ちょうど3年前の7月8日。予想していた以上にヌメ革製品の品揃えが豊富であり、BREEマニアとしては比較的近くにアウトレットができて、大変嬉しく思っていました。愛想の良い店員さんにも巡り合いました。プレオープンの前日(7月7日)に初めて、お店を訪問した時に、買って間もないiPadを持参しました。そのiPadに探していた商品(ヌメ革ではないiPhoneのケース)の画像を店員さんに見せた記憶があります。それから暫くはiPad持参の客として覚えていただいていたようです。(初代iPadの発売は2010年5月)
滋賀竜王店で買い求めた最後のヌメ革製品、Vega 18(ヌメ革キーケース)は申し訳ないぐらいに安くしていただきました。こんなに安くしていただけるのなら、残っていたヌメ革製品を全部入手したいと欲張りなことをふと思いましたが、閉店まではまだ数時間はあり、後からやって来る愛好者の方のことを思うとそれはできません。
ボタンを開けると6連キーケース。シンプルでクラシックなデザインのこのキーケースは最後のヌメ革製品としてふさわしい。この手のキーケースは裸のiPhoneと一緒にポケットに入れるとき、鍵によるキズを防ぐことができます。
最終日はニックス株式会社の方が応援に来ておられました。(実際は閉店を見届けに来られていたと言った方が正しいかもしれません。)3年前のプレオープンの日も来られていたような微かな記憶があります。その社員の方の指示を受けた店長さんからBREEロゴ入りのレザーケアフォームを2本もいただきました。(買ったら1本3千円近くする代物)CollonilのOEM製品です。同じCollonilのクロスは前回訪問時にいただきました。親しくさせていただいている店長さんからはBREE製品とは別に個人的な贈り物までいただきました。
閉店になったことを申し訳なさそうにしておられたニックス社員の方から今後は(別系列の)京都店、神戸店をご利用くださいと案内されました。「いいえ、元ニックス株式会社系列の名古屋ラシック店の方を利用させていただきます」と応えておきました。
閉店の二日後に手書きの葉書が郵送されてきました。至れり尽くせりの顧客サービスが閉店後も続くとは驚きました。心温まる葉書の差出人は店長さん。閉店したお店の所在地は書いてあっても個人の住所が書かれていないので、今後、連絡を取ることはできません。