オイルフィルターの位置を確認してから、14mmのドレンボルトを緩めて古いオイルを容量5LのAP製廃油処理ボックス「吸いとーる」にキャッチ。この廃油処理ボックス、今回初めて使用しました。慌ててセットしたためか、使い方が間違っています。本来はボックスの蓋の部分を立ててビニール袋を外側に折るべきです。高さが低くて平べったい形状なので、ドレンボルトが横向きに付いている車種でも廃油をキャッチしやすくなっています。
古いオイルフィルターをカップ型フィルターレンチを用いて緩めてから手で取り外しました。フィルター回りから流れる廃油はどこも汚すことなく、真っ直ぐ下に落下します。画像はエンジンルームから見た様子。車はラダーレールに載せただけで、ジャッキアップしていないので、真下に潜ることができず、横から手探りでフィルターの位置を確認しながらレンチを回しています。
容量0.2Lの新しいオイルフィルターのゴムの部分にたっぷりとオイルを塗って、車の下に潜り、取り付けました。
オイルキャップを締める部分の内側に何やら白っぽい固まりが付着しています。何でしょう?前回、大型ホームセンターでオイル交換した時に使ったチープなエンジンオイルが原因?
白っぽい付着物はきれいに拭き取りました。
エステル配合100%化学合成油のSUNOCO Svelt 0W-20をエンジンに注油。フィルター同時交換なので2.6L、必要です。
理想的なレベルになるまで、レベルゲージを確認しながら最後は少しずつ継ぎ足しました。そして、この後に取り外した右フロントのサイドカバーを元通りに取り付けるのに四苦八苦。小一時間も要しました。結果、あってはならないことですがクリップが一本、余りました。
今回、初めてSubaru R1Rに高級な全合成エンジンオイルを使用したわけですが、なかなか良い印象です。レスポンスが改善され、苦手な登り坂以外はきびきび走ります。この車の所有者は「発進した時、なんか違う。スーと走る。」とか言っております。
RX-8に入れたSpeed Heartほど違いが歴然とはしていませんが、製造が終了したこの希少車種を運転するのがさらに楽しくなりそうです。軽自動車なのに4気筒のDOHC、可変バルブタイミングのエンジンに4輪独立サスペンションとスタビライザー。カーブが連続する峠は得意分野です。ゆっくり走っていると後続の普通車に煽られることが多々ありますが、本気を出せば、普通の普通車は付いて来れなくなります。
総走行距離 28,142km