FUJITSU-TEN ECLIPSE DASHCAM DREC 200 — Part 3 (Setting Up)

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FUJITSU-TENドライブレコーダーECLIPSE DREC 200の画質モード設定値を変更しました。画質モードを標準モードから高画質モードへと変更しただけですが、上の本体設定画面をMacBookの外部ディスプレイ(LG UltraFine 4K)に表示させるのに一苦労しました。

ドライブレコーダー本体の設定は専用のビューアーソフトを使い、設定値をmicroSDメモリーカードに保存すれば、ACCオンで、自動的に本体の設定が変更されるようになっています。問題なのはこの専用ビューアーソフトがWindows OSにのみ対応しているということです。

1989年に人生初のパーソナルコンピューターとなったMacintosh SE/30を米国シカゴ郊外のMac専門店でUS$6,500で購入して以来、一度たりともWindows互換機を購入したことがない私にとって、Microsoft Windows OSを搭載する互換機は禁断の木の実。Windows OSにのみ対応するソフトウェアを起動させるには、どう考えてもWindows OS必須です。Windows互換ハードウェアを新たに入手することなく、専用ビューアーソフトを起動させるには、Mac上でWindows OSを起動させる必要があります。その方法として、Mac OSに標準で添付されているBoot Campを使用するか、あるいは再起動させることなく、Windows OSとMac OS用のアプリケーションを切り替えできる仮想化ソフトを使用するかのいずれかになります。

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まずはBoot Campを試してみるも、私以上にMacBookがWindowsを毛嫌いしているのか、Boot Camp AssistantがWindows 10のインストールを拒んでいる。MacBook内蔵SSDにパーティションを切るまではできたものの、Windows 10のインストールができない状態で断念。半日ほど悪戦苦闘した後、今度は仮想化ソフトであるParallels Desktop 12 for Macを試してみました。試用版をParallelsのサイトからダウンロードし、インストーラーの指示に従いながら、Windows 10を難なくインストール。直後にFUJITSU-TENのサイトからダウンロードしておいた専用ビューアーソフト(ECLIPSEドライブレコーダービューアーソフト)をダブルクリップで立ち上げると、Windows 10からビューアーソフトが起動しました。(専用ビューアーソフトはUser > Applications (Parallels) > Windows 10 Applicationsの中にインストールされました。)

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MacBook (Early 2016) のデスクトップにWindows 10が起動しました。デスクトップに配置されたアイコンが左側にあり、ゴミ箱が最上段にあるのはmacOSのデスクトップとは逆ですが、思っていたほど違和感がないのは、それだけWindows 10がmacOSに似ているということでしょうか。それでもしばらくWindows 10を試していると、持病の目眩が起きそうになったので作業を中断。

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サブディスプレイのMacBookにWindows 10を表示させ、メインディスプレイのLG UltraFine 4KにmacOS Sierraを表示させるという使い方もできます。入力はMacBookに接続しているBluetoothのMagic Keyboardから可能であり、入力ソースの切り替えは左右のコマンドキー空打ちが不思議なことにWindows 10使用時も機能します。

FUJITSU-TEN ECLIPSE DASHCAM DREC 200 — Part 4 (Recording) へと続く。
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4 thoughts on “FUJITSU-TEN ECLIPSE DASHCAM DREC 200 — Part 3 (Setting Up)

  1. 筆者様

     Parallelsは確かに、一つの方法ですね。確か、Wineと言う仮想ソフトの流れを汲んでいるのがParallelsだと言う記事を見たことが有ります。Wineは、Mac上で随分、以前の事ですが使用した事があります。インストールは簡単ですが、(私の場合、Freeを使用)、Mac上の仮想ソフト上で、Windows のソフトを走らせると、日本語文字が表示されない事がありますし、中には、走らないソフトもあります。ま、試すだけでしたら」お!、こんなソフトが走るのか!」的な驚きは経験できます(笑)。

    私は、このweb記事に直接、お世話になったことはありませんが、参考にLinkを貼っておきますね。

    web: http://mac-tegaki.com/blog-entry-5359.html

    Jim,

    1. リンク、ありがとうございます。ParallelsはWineベースの互換レイヤーではありません。互換レイヤーとして代表的な例えばCrossOverは、Windows OSをインストールすることなく、MacやLinuxなどのOS上でWindows用のアプリケーションを実行することが可能なので、FUJITSU-TENのWindows用ビューアーソフトを試してみましたが、インストールはできても動かないです。互換レイヤーは個々のアプリケーションに依存するので、マイナーなアプリケーションはやはり対応していないようです。

      Parallelsは仮想マシンを構築するので、Windows OSなどをインストールする必要がありますが、Windows用のアプリケーションはマイナーなものも含めて基本的にどんなものでも動くので便利です。Parallels Desktop 12 for MacとWindows 10は現在、試用中ですが、ドライブレコーダーの設定が完了すれば不要かなと考えています。録画した動画はQuickTime Playerで観れます。

  2. 筆者様

     そうそう、筆者様のレスで思い出しました。Windows OSのインストールが不要なCrossOverの基本コンセプトがWineでしたね。ま、Macで、Half/HalfでMacのAppとWindows のソフトを使用するのなら、parallelsは非常に有効ですね(VM Wareもそうですが)。確か、これ以外にも、Freeで、Windows をVirtualで動かせるものがあったのですが、忘れました(確か、USAの有名な会社が無償提供していたはずなのですが・・)。最近、物忘れが顕著(笑)。CrossOverは別にして、Windowsをインストールしなければならないものは、その仮想WindowsにもVirusソフトを入れておく必要があるのは間違いの無い所ですので、お気を付け下さい。

    Jim,

    1. 筆者様

       思い出しました〜〜!Vertual Boxです。使いたいな〜と、昔、思っていたのですが、Windows OSの購入までして・・とのためらいが、この使用に踏み込めなかった原因です(せこい?<笑>)。その代わり、MacでLinuxを・・・と考えていた事はありますが、最終的にDeskTopにLinuxを載せたので、結局試せずじまいです(笑)。

       因みに、関連webは、http://inforati.jp/apple/mac-tips-techniques/windows-hints/how-to-install-virtualbox-and-use-windows-software-in-mac.html

      です。

      Jim,

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