帰宅後、実際にLG Ultrafine 4Kで細かな文字が読み取れるか試してみたところ、こちらも問題なし。ディスプレイの解像度を一段上げて、元の状態に戻しました。デフォルトの2048 x 1152に対し、2304 x 1296に解像度を上げてますが、これでも虫眼鏡で拡大したように大きく見える。上限の2560 x 1440にしても読める。
最初に気付いた時は、iPhone SE 2ndから取り込んだ画像ファイルをPhotos Appで編集している時でした。すべての画像に細い縦線が写っていたので、iPhone SE 2ndのカメラに何らかの問題があると考えました。しかし、iPhone SE 2ndのディスプレイに撮影した画像を開いてもこのような縦線は見えない。Photos Appを終了してデスクトップの背景を単色の緑にしても見えるので、原因はLG Ultrafine 4Kにあると特定しました。
Apple Storeで期間限定(12月31日まで)で、特別価格(税別)¥52,300で販売されている、21.5″ LG UltraFine 4K Displayが気になるので調べてみました。新しいMacBook Proが発表された10月27日のスペシャルイベントで紹介されたMacBook Pro用の新しいディスプレイ(27″ LG UltraFine 5K)と同じシリーズに属するLG製のディスプレイです。
LG UltraFine 4Kの最大の特徴は、ディスプレイに付属するUSB-Cケーブル一本で4Kビデオ、データ、最大60Wの電力供給に対応するという点です。ディスプレイの背面には電源ケーブル用のプラグ以外にはUSB-C端子が4つ並ぶだけで、スイッチボタンや音量、画像を調節するボタンはありません。そうした調節はMacBook本体から行うようになっています。この辺りの仕様は嘗てのLED Cinema Displayや今年の6月に販売終了となったThunderbolt Displayと同じ。4つのUSB-C端子のうち、一つは入力用で残り3つはハブとして使用できる出力用ですが、規格がUSB 2、480Mbpsとなっています。
対応するmacOSは10.12.1以降ですが、10.12.2以降を推奨とのことです。解像度4096 x 2304 @60Hzで利用できるのは上の対応Macのうち、MacBook (Retina, 12-inch, Early 2015) 以外。MacBook (Early 2015) の場合は4096 x 2304 @48Hz。
On Mode: 120W (Typical, USB excluded) (Outgoing Condition) 29.95W (ENERGY STAR® standard) Sleep Mode ≤ 1.2W Off Mode ≤ 0.5W (No cable connection to host and USB expansion)