Mercedes-Benz Original Aluminum Suitcase — Part 2

メルカリで購入したメルセデス・ベンツ・オリジナル・アルミスーツケース(32L)をahiruさんが見に来られました。BREEのヌメ革バッグにMacBook、iPhoneなどのApple製品、A&Fで販売されているアウトドアグッズ、日本野鳥の会オリジナルのバードウォッチング長靴など、我々と趣向が似ているahiruさんは、以前からRIMOWAのアルミスーツケースに関心があったとか。

多くても年に数回程度しか旅行しない我々にとって、機内持ち込みサイズでも国内定価が10万円を超えるRIMOWAのアルミスーツケースは欲しくても高嶺の花。かといって商標権を侵害する物品を知った上で購入するのは違法行為となるため、バッタもんを購入するわけには行きません。(自分で使用する目的であれば、商標権を侵害することにはならないので違法ではありません。)

ahiruさんが帰宅された後に、メルカリAppを見ていると、私が購入したメルセデス・ベンツ・オリジナル・アルミスーツケース(32L)と同じスーツケースの中古品が出品されているのに気付きました。しかも、出品されたのも同じ人でした。一度、飛行機に搭乗された際に預けられたので、小さな擦り傷があり、私が未使用の新品を購入した価格より5千円、安く販売されていました。新品未使用でも他の出品者と比べて安く販売されており、今回の中古品はさらに値引きされていて、擦り傷さえ気にしないのであれば、お買い得です。

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Roof for Lumber Storage — Part 11

およそ88ミリ角の米栂角材を縦挽きして4本の横垂木材を加工します。ご覧の通り、この古材は大きく捻れていて、このままでは薪にしかなりません。丸鋸は縦挽きの刃を取り付けたMakita M565を使用し、モーターに過大な負荷がかからないよう、上下それぞれ二回に分けて縦挽きしました。

およそ42ミリ角の4本に切り出した角材。この程度の厚みなら捻れが補正しやすくなります。

捻れ補正には自作したクランプを使用。

横垂木を取り付けながら、間隔を確認すると、どうも大き過ぎる。

横垂木が4本なら間隔は538ミリ、1本追加して5本にすれば、394ミリ。

無償でいただいた古材はまだ手元にあるので、1本、追加して5本にしよう。

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Roof for Lumber Storage — Part 10

短い垂木1本をログウォールのノッチ部分に取り付けました。こんな短い垂木、果たして必要なのか?とお向かいさんの木製カーポート施工時に思ったのを覚えています。

お向かいさんの木製カーポート

不要なものは取り付けないはず。この短い垂木は垂木に直交する横垂木を上から固定するために必要となります。

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Roof for Lumber Storage — Part 9

残った垂木5本を加工して母屋ログウォールに取り付けた垂木受け材と桁の間に渡します。トラス組みの場合は桁に切り欠きを入れるのではなく、垂木を「鳥のくちばし」状に加工するので、取り付ける際に横方向での調整が可能である反面、縦方向での調整は困難です。「鳥のくちばし」の加工位置が上の画像で、少しでも左に寄っていれば、垂木受け材に届かなくなり、右に寄っていれば、桁との接合部に隙間ができます。ピタリと合わせるのが理想ですが、加工精度が1ミリとかになります。

しかしながら、細心の注意を払って、1ミリの精度で加工しても、木材が反っていたり、捻れていたりすると何処かに隙間が出てしまいます。構造上、問題がないのは軒側の隙間なので、軒側にゆとりを持たせて加工しました。

6本の垂木は芯芯の間隔がおよそ586ミリになるようにして取り付けました。ノッチの部分は垂木の側面からも隙間なく丸太にビス留めしました。

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Mercedes-Benz Original Aluminum Suitcase — Part 1

メルカリで購入した新品未使用のメルセデス・ベンツ、オリジナル アルミスーツケースが宅急便で届きました。

このスーツケースは去年1月〜6月までの期間にメルセデスベンツ(全車種)を契約した人に成約記念として無償で贈られたものだそうです。元箱を廃棄されたのか、新たに入手されたと思われる梱包箱に丁寧に梱包されていました。

新しいものに興味津々のCat ISON、スーツケースの側から離れません。

4輪のマルチホイールシステムにTSAロック、特徴的なリブで強度を増すアルミ製のスーツケースと言えば、Rimowaのスーツケースを連想しますが、当製品はあくまでもメルセデス・ベンツのオリジナル製品とのことです。

サイズはW395 x H530 x D225mm、重量4.2kg、容量32Lで、多くの航空会社で機内に持ち込むことができるサイズです。我々がよく利用するAirAsiaの場合、機内持ち込み手荷物(大)は「ハンドル、キャスター、サイドポケット等を合わせて56 x 36 x 23cmを超えないもの」になっています。高さと奥行きは規定寸法内ですが、幅が35ミリ、超過しています。また、「最大合計7kg、二つまで持ち込み可能」と定められており、スーツケース自体の重量が4.2kgなので、中に入れるものの重量は2.8kgまでになります。これまで、AirAsiaのカウンターや搭乗口で機内持ち込み手荷物の重量とサイズをチェックされた記憶はありません。

360º回転する、ポリアミド、熱可塑性エラストマー製キャスターにもメルセデス・ベンツのマークがあります。

全体的なデザインがRimowa Topas 32Lと似ていますが、OEMではないようです。

取扱説明書にはMADE IN CHINA、非売品と書かれてあるので、残念ながらRIMOWA製ではありません。RIMOWAの工場はドイツ、カナダ、チェコ、ブラジルにしかないそうです。”RIMOWA”の名が刻まれている中国製のパッチもんではなく、正真正銘のメルセデスベンツ非売品なので、却って安心できます。

9月のシンガポールGP観戦旅行までに、このスーツケースを携えて何処かに行きたくなりました。

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Roof for Lumber Storage — Part 8

今日から高所作業に移ります。南北二本の柱の上にまあまあ重い桁を載せました。単独作業なので、一発でホゾを合わせる必要がありました。北側片方の先端を仮設の桟に載せてから、もう片方の先端を担いで持ち上げて、南側柱のホゾの上に載せました。柱はまだぐらぐらしているので、体重をかけることができず、この作業に半日を要しました。

最も南側の垂木をSPF 2×4再利用材で加工し、垂木受け材と桁の間に渡しました。屋根勾配は10º。

垂木の加工はblocklayer.comで作成した図面を参考にしました。ピタリとサイズが合うはずでしたが、垂木受け材と「鳥のくちばし」との距離が若干長かったので、切断しました。

南側は隙間なく柱の上に載りましたが、北側は少し浮いていました。

ホゾのサイズが合わないことが原因で浮いているというより、桁自体が歪んでいるようです。結果、水平ではなくなりました。

桁を再加工することは困難なので、北側の柱の下に敷いたアスファルトシングルの枚数を3枚、追加して合計4枚にすることで桁の水平を出しました。

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Roof for Lumber Storage — Part 7

二本の柱と桁を刻んで柱を南北の束石の上に載せます。柱に使用する材は90ミリ角、未乾燥の杉。木製カーポートの柱、桁として使用したものと同じ。高さ30ミリのホゾは丸鋸で加工しました。ホゾの部分を含む柱の長さは2,665ミリですが、厚み2ミリのアスファルトシングルを束石の上に敷くので、柱の長さは2,663ミリとしました。

垂直を確認しながら仮の筋交いで固定し、南側の柱を立てました。

新緑の前に真っ直ぐと杉の柱が立ちました。

続いて北側の柱も立てました。但し、こちらは長さが未定なので、南側の柱との水平を確認してから刻み作業をします。

仮に置いた1×4材を使って水平を出し、北側の柱に印を付けます。

南側の柱と同じように北側の柱にもホゾを加工して、束石の上に立てました。

桁として使用するのは104ミリ角に加工した米松。こんなに硬いの?と思うほど、ホゾ穴を加工するのに難儀しました。機械があれば瞬時に穴を掘ることができますが、機械がない私は鑿で掘ります。ホゾ穴は幅30ミリ、横70ミリ、深さ35ミリほど。単独での作業で、まあまあ重い桁を二本の柱の上に載せるにはちょっとした工夫が必要です。

現在、斜めお向かいさんがウッドデッキを修復中です。元々あった既設の大引きを縦挽きして4×4とし、同じ位置に小さくなった大引きを取り付けました。私は木材の切断を一部、お手伝いしました。目を離した間に大引きを継いだ部分がこんなことになっていました。5センチ以上の隙間があっても平気だそうです。

無謀にも桧の丸太を通し柱にしようと、デッキの前半分はサンドイッチ工法を採用されています。この接合部分にも大きな段差がありますが、気にしないそうです。

当初、既設の大引きを前方に移動させる案を提案しましたが、面倒だそうで、前方はサンドイッチ工法。しかし、この状態で床を張れば、落下しそうです。逆さにした植木鉢の上に束柱を載せて幕板を支えるつもりなのかな?根太ではなく、幕板を束柱で支える構造のようです。このような工法なら垂直方向の荷重に弱くなりそうですが。

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Roof for Lumber Storage — Part 6

自作した羽子板付き束柱を設置します。自作のタコは持ちやすいようにハンドル部分を小さくして改良しました。

掘った穴に砕石を敷き、改良したタコでさらに転圧してから、モルタル(セメント1に対して砂3と水適量)を載せて、二方向の水平を確認。

掘り起こした土を元に戻して北側の束石設置作業を終了。

南側の束石を設置する前に、本来は水糸を張って母屋の外壁(ログウォール)と平行になるように確認すべきですが、その一手間を今回は省略しました。隣地との境界線上にあるコンクリートブロックの壁と母屋が平行に建てられているはずですが、念のために平行を確認しました。結果、ブロック塀と母屋は平行ではないことがわかりました。

翌日、南側の束石を設置しました。水糸を張る作業を省略したことが原因で、このまま束石の上に柱を載せると南側の柱が北側の柱と比べておよそ18ミリ、外側に立つことが判明しました。幸いにもこの大きなずれに気付いた時はまだ捨てコン(モルタル)が硬化していなかったので、束石の位置を修正することができました。

屋根勾配と垂木の長さを計算する際に便利なblocklayer.comで図面と木取り図を作成しました。

母屋外壁に取り付けた垂木受け材から桁外側までの距離1,527、屋根勾配10º、軒の出220、垂木幅88、垂木厚み38ミリなら、必要な垂木の長さは1,789ミリであることがわかります。南側の柱の長さは3,084-345-104+30で2,665ミリになります。-104は桁の幅、+30ミリはホゾの高さ。柱の下にアスファルトシングルを一枚か二枚敷くのでその分、さらに柱の長さは短くなります。

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Niki Lauda

2014年2月14日付けのポストを再掲します。

1976年のF1グランプリを舞台に性格と趣向が対照的な二人のレースドライバー、Niki LaudaとJames Huntを主人公にした実話にもとづく、Ron Howard監督の映画、”RUSH”が2月7日に封切りとなりました。この映画については、去年のF1中継で何度か話題となり、機会があれば観てみたいと思っていました。

去年のモナコグランプリでLotusのKimi RäikkönenがJAMES HUNTと刻まれたヘルメットを着用していて、F1界のボス、Bernie Ecclestoneのお叱りを受けてから特に興味を持っていました。このヘルメットは、映画の宣伝をしていたわけではなく、James Huntのグランプリ参戦開始40周年を記念したものだそうです。しかし、JAMES HUNTの名が刻まれたヘルメットを見て、私のように”RUSH”に関心を抱く人がいるでしょうから、やはり、意図したものではなくても結果として宣伝効果があったと思います。

F1中継をテレビで観ている人なら誰もが知っているであろう新作映画ですが、封切り4日後の2月11日祝日の映画館の入場者は予想通り、少ない。我々を含めて、数名程度でした。

Roof for Lumber Storage — Part 5

自作途中である束石の型枠を取り外しました。一つ目の束石型枠は底のコンパネに加えて側面のコンパネも一つ、取り外しました。思っていたよりも綺麗な仕上がりです。

下半分は地中に埋まって見えなくなるので、砕石が表面に出ていても問題ありません。

二つ目は底のコンパネのみ、釘を抜いて取り外したら、側面のコンパネは底部を叩けば上から容易に外れました。一つ目は寸法ミスのために小さくなったので、正しい寸法の二つ目の型枠の中に束石を入れて、6ミリの隙間にモルタル(セメント1に対し、砂3)を投入しました。

手間はかかりますが、台形状の羽子板付き束石は自作できることがわかりました。コンパネで製作した型枠も再利用できるので、セメントと砂、砕石、羽子板さえ用意すれば量産できそうです。ウッドデッキをDIYで製作する人の多くが大引きなしの簡単な工法(束柱を根太で挟むサンドイッチ工法)を採用されますが、そのような工法であれば、多くの束柱が必要となり、束柱の数だけ束石が必要になります。そうしたウッドデッキ製作時に束石がDIYで安価に量産できれば、ある意味、理想です。しかしながら、私はウッドデッキ製作時に束柱の数が少なくなる大引き工法を採用するので、束石は量産する必要はないのですが…

大引き工法

大引き工法は束柱の高さで、同時に二方向の水平を出す工法であり、製作難易度が高くなりますが、垂直方向ですべての荷重を受けるので、より頑丈に製作することが可能です。上の図面のように、束柱が3本以上あれば、かなりの精度ですべての束柱の高さを調整できなければ、いずれかの柱が浮くことになります。

垂木と柱、桁の加工は去年の秋に母屋北側に施工した「煙突の傾き調整用足場兼庇」の施工方法と同様になる予定です。垂木の加工はこちらのポストを参考にします。

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COSTCO 18″ Pizza

今日は予定を変えて、COSTCO京都八幡倉庫店のフードコートで18″のホールピザを買って帰り、自宅で食べることにしました。生地が分厚いアメリカンなピザ、いつもはスライスピザを買って、その場で食べますが、この日は焼いたピザを持ち帰り。

直径18″(およそ46cm)のピザはかなり大きい。6等分したスライスピザでもほぼ満腹になるということは大人6人分?こんなジャンボサイズのピザが会員価格¥1,580です。どのCOSTCOに行ってもアメリカのスーパーの匂いが漂っていますが、その発生源がこのピザだと思います。

大人3人では食べきれず、一人分のスライスをお向かいさんに助けてもらい、もう一人分をahiruさんに持ち帰っていただき、残った一人分を私が翌日と翌々日に二回に分けて食べました。

Roof for Lumber Storage — Part 4

羽子板付き束石の型枠二つ目をコンパネを用いて製作します。一つ目は寸法ミスで計画した寸法より小さくなってしまいましたが、二つ目はミスがなく、製作時間も短縮されました。

台形の型枠は上下の一辺が12ミリ大きくなれば、全体としても容積がかなり大きくなりました。

二つ目の羽子板はコンクリートの中に埋める前に、ビス用の穴を空けました。こうした作業にも先日、製作した補助ワークベンチが活躍します。

一つ目はセメント1,500に対し、砂3,000、砕石4,500でコンクリートを投入したら、少し余ったので、寸法が大きくなった二つ目は一つ目と同じ量でちょうどぐらいかと考えていました。しかし、結果は上の画像の通り。

セメント1,800、砂3,600、砕石5,400でやっと型枠の上端にコンクリートが達しました。「コンクリートは水を加えると容積が減る」これ、覚えておこう。

水和の過程進行中。硬化すればモルタルを塗布して型枠上端と面一にする予定です。

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