Roof for Lumber Storage — Part 5

自作途中である束石の型枠を取り外しました。一つ目の束石型枠は底のコンパネに加えて側面のコンパネも一つ、取り外しました。思っていたよりも綺麗な仕上がりです。

下半分は地中に埋まって見えなくなるので、砕石が表面に出ていても問題ありません。

二つ目は底のコンパネのみ、釘を抜いて取り外したら、側面のコンパネは底部を叩けば上から容易に外れました。一つ目は寸法ミスのために小さくなったので、正しい寸法の二つ目の型枠の中に束石を入れて、6ミリの隙間にモルタル(セメント1に対し、砂3)を投入しました。

手間はかかりますが、台形状の羽子板付き束石は自作できることがわかりました。コンパネで製作した型枠も再利用できるので、セメントと砂、砕石、羽子板さえ用意すれば量産できそうです。ウッドデッキをDIYで製作する人の多くが大引きなしの簡単な工法(束柱を根太で挟むサンドイッチ工法)を採用されますが、そのような工法であれば、多くの束柱が必要となり、束柱の数だけ束石が必要になります。そうしたウッドデッキ製作時に束石がDIYで安価に量産できれば、ある意味、理想です。しかしながら、私はウッドデッキ製作時に束柱の数が少なくなる大引き工法を採用するので、束石は量産する必要はないのですが…

大引き工法

大引き工法は束柱の高さで、同時に二方向の水平を出す工法であり、製作難易度が高くなりますが、垂直方向ですべての荷重を受けるので、より頑丈に製作することが可能です。上の図面のように、束柱が3本以上あれば、かなりの精度ですべての束柱の高さを調整できなければ、いずれかの柱が浮くことになります。

垂木と柱、桁の加工は去年の秋に母屋北側に施工した「煙突の傾き調整用足場兼庇」の施工方法と同様になる予定です。垂木の加工はこちらのポストを参考にします。

Roof for Lumber Storage — Part 6へと続く。
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