Porch Roof — Part 2

ポーチに取り付ける片流れ屋根の柱二本を加工します。柱として使用するのは多分、米栂の古材。およそ100ミリ角なので、加工した柱を載せる手摺の幅とほぼ同じサイズ。垂木掛けから桁外側までの距離が1,293ミリで、屋根勾配を5ºとすれば、柱の長さは1,755-105-195+7+7+30=1,499ミリ。(手摺と桁の切り欠きがそれぞれ7ミリ、枘の高さ30ミリ、桁の幅105ミリ、手摺上部から垂木掛け上部までの高さ1,755ミリ)

長さ1,499ミリの柱二本。

18年前に職人さんが米杉で製作したポーチの手摺に柱を載せてみるとこんな感じになります。ログウォールの上に一時的に取り付けた垂木掛けの2×6材は屋根勾配5ºであれば、突き出た丸太に干渉しないことがわかったので、このまま固定します。

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Porch Roof — Part 1

ポーチに片流れの屋根を取り付けることにしました。目的はコウモリの糞害からポーチを守り、台風接近時に東側から斜めに降る雨からドアとログウォールを保護すること。

先ずは2×6加圧注入材を加工したLedger Board(垂木掛け)をログウォールの上に固定しました。垂木掛けはビス数本で仮固定の状態ですが、もう少し、上の方に取り付けて、屋根勾配を緩くすれば、ログウォールから突き出た丸太と屋根が干渉せずに済みそう。

同様の屋根(庇)は、これまでに二箇所に取り付けています。(ScaffoldingRoof for Lumber Storage)今回は既存ポーチの手摺の上に柱を立てるので、垂木掛けを上方に移動させたとしても、2メートルを超える長さの柱は不要。

いつもお世話になっているblocklayer.comで垂木の加工図面を作成しました。垂木掛けから桁外側までの距離が1,293ミリと、これまでに製作した屋根と比べて狭いので、オーバーハングを400ミリにしても、屋根勾配5ºで垂木の全長が1,707ミリで済みます。

垂木の全長1,707ミリなら安価なSPF 2×4材の6フィートを7本入手すれば良いことになります。

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Rip Cut with Circular Saw — Part 1

斜めお向かいさんのウッドデッキ解体修復作業を手伝っています。この日は取り外した4×8加圧注入材の大引きを縦挽きして2本の4×4に加工する作業を私が行いました。この大引き、27年も雨ざらしになっていたのに、全く腐朽していないことが驚異的です。

MakitaのDIY用丸鋸、M565(165ミリモデル)を使って、縦挽きするには上下からそれぞれ一回挽けば二本の材になりそうですが、それほど強力ではないモーターを保護するため、上下から2回ずつ、合計4回に分けて縦挽きしました。熱くなったモーターを冷ますために休憩しながらの作業なので、小一時間ほど要しました。刃は縦挽き用のもの使用。

3メートル近くあるこの重い加圧注入材の向きを変えようとした時、手を滑らせて、この長くて重い材が右足の上に落下。薬指が折れたか?と思うほどの衝撃がありましたが、スニーカーを脱ぐと指は幸いにも繋がっていました。

南側の手摺はほぼ完成。檜の丸太を加工してあります。

手摺とほとんどの床材、大引きの一部は新たに加工したものを使用。階段は取り付け位置を変更して再利用。

西側のデッキは一部、解体して、4×4に縦挽きした大引きを根太の下に入れました。根太も27年ほど前の加圧注入材ですが、8割ほどは再利用できそうです。

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Roof for Lumber Storage — Part 18

資材置き場の屋根に雨樋を取り付けます。ちょうど一年前の今頃、木製カーポート母屋側に雨樋を取り付けたので、手順は覚えています。

まずは基準となる軒樋金具を最も南側の垂木に固定して、水勾配を取りながら、北側から二本目の垂木にもう一つの金具を固定して、水糸を張りました。

南北に張った水糸に沿って、最北端の垂木を除く残りの垂木に軒樋金具を取り付けました。長さが不足するので、一箇所で軒樋を継ぎながら集水器まで金具の上に仮り載せしました。

一気に呼び樋と竪樋も取り付けて、作業を終えました。

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Roof for Lumber Storage — Part 17

ホームセンターの「アヤハカード特別ご優待会」で、雨樋が店頭表示価格の30%引きとなっていたので、軒樋、竪樋、継手、集水器、金具一式をまとめてお得に購入しました。

軒樋と竪樋は車に載る長さになるよう、工作室で自分で切断しました。真っ直ぐに切れていませんが、自宅に持ち帰ったら卓上スライド丸鋸で切断しなおします。大量の雨水を処理するわけではないので、標準サイズの105ミリよりも小さい75ミリの軒樋と45ミリの竪樋を入手しました。

今回、購入したものすべてが3割引なので、大幅な値引となりました。

同じエイスクエア内にあるカプリチョーザもこの日は創業41周年の大創業祭で、レギュラーサイズのトマトとニンニクのスパゲティが税別500円でした。

次回以降に使える無料券までいただきました。LINEにお店を登録すれば、来店ごとにスタンプが貰え、10ポイント溜まると好みのピザ一枚無料になります。

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Porch Fence

Cat ISON脱走抑止策としてこれまでは青いネットを開口部に取り付けていましたが、見栄えが今一つなので、ネットを取り外して板を張ることにしました。

使用した板はSPF 1×4材。塗装済みの板が資材置き場を占領していたので、使ってしまおうという考えです。

木口が雨に直接、濡れないよう、笠木としてWRCの角材を手摺に沿って取り付けました。

ポーチ内側から見た様子。猫が乗り越えようとすれば、容易に手摺に飛び乗ることができそうですが、それまでの時間稼ぎにはなります。

Roof for Lumber Storage — Part 16

再利用材の筋交いにあった切り欠き部分を端材で埋めました。

北側のみ、1×4材の破風板を取り付けました。南側は延長するかもしれないので、破風板なし。

桁の木口はこれでは保護できそうにないので、後日、塗装します。

10年以上前に単管パイプとトタン波板で製作した薪棚を解体し、錆びていたトタン波板を廃棄。単管パイプを資材置き場に移動させて、屋根なし構造の薪棚を新たに組み立てました。

資材置き場屋根製作作業の難易度:5段階で4
高所での作業を伴ったので、難易度が高くなりました。ガルバリウム波板を葺く作業は慣れているとはいえ、フレームが直角ではなかったので、時間を要しました。

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Roof for Lumber Storage — Part 15

浴室換気扇のガラリと干渉する部分を波板用のハサミで切り抜きます。

ガルバリウム波板はポリカーボネート波板と比べて分厚く、重く、加工は容易ではありません。

南側から3枚目は浴室の窓があるので、採光性に優れたクリアーのポリカ波板を葺きました。

5枚目と6枚目はノッチと干渉するので、加工が必要です。

最も北側の垂木は母屋と直角ではなかったので、横垂木を切断しながら調整しました。

今日はこの辺りで作業終了。

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Roof for Lumber Storage — Part 14

お向かいさんが解体した木製ベッドフレームとソファーなどの不用品を伊香立にある大津市北部クリーンセンターに搬入するとのことで、これは渡りに船かと思い、私も同行しました。クリーンセンターでは家庭廃棄物なら10キロ100円の手数料で処理してくれます。事前予約が必要。手数料は1,600円だったので、160キロも搬入したことになりますが、本当に?帰路は車の荷台スペースが空くので、そこにホームセンターで購入する6尺の波板6枚を載せてもらうことになりました。

屋根材は風下から葺くのが基本なので、南側から最初の一枚を葺きました。屋根勾配10ºで横垂木の上に6尺の波板を載せると、母屋側に少し、隙間ができますが、切断しなくて済むように設計してあります。基準となる一枚目の位置合わせが肝心ですが、フレームに使用した再利用材が捻れたり、歪んだりなので、軒の部分で波板を切断して調整する必要がありそうです。

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Roof for Lumber Storage — Part 13

屋根材を張る前に二本の柱の間に筋交いを入れます。

丸鋸で深さ7ミリほどの切り込みを入れて、

鑿で綺麗にカット。

90ミリ角の米栂を二本の柱の間に叩き込みました。

単独での作業なので、長くて重い材が切り込み部分に入りやすいように支持材となる1×4材を柱に一時的に取り付けましたが、この材は取り外す必要はないので、このまま固定しました。

筋交いには桁を加工した時に出た端材を使用します。テンプレートとして1×4材を使用しました。

後日、筋交い金具で補強する予定ですが、金具なしのこの状態でも南北方向の揺れはほとんどありません。

こちらから見れば、隙間は1ミリもありませんが、逆側から見ると90ミリ角の横材と柱の間に数ミリの隙間があります。柱が捻れていることが原因なので、修正不可能です。次回はガルバリウム波板を葺く予定です。

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Roof for Lumber Storage — Part 12

横垂木を一本追加することにしたので、中央の2本を取り外して間隔を調整しました。

捻れた材は自作クランプで補正しながら。

二本の柱にコーチボルトを取り付けました。

ソケットのサイズは17ミリ。

このぐらいの間隔であれば、屋根材を張る際に上半身が枡の中にぎりぎり入ります。

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Roof for Lumber Storage — Part 11

およそ88ミリ角の米栂角材を縦挽きして4本の横垂木材を加工します。ご覧の通り、この古材は大きく捻れていて、このままでは薪にしかなりません。丸鋸は縦挽きの刃を取り付けたMakita M565を使用し、モーターに過大な負荷がかからないよう、上下それぞれ二回に分けて縦挽きしました。

およそ42ミリ角の4本に切り出した角材。この程度の厚みなら捻れが補正しやすくなります。

捻れ補正には自作したクランプを使用。

横垂木を取り付けながら、間隔を確認すると、どうも大き過ぎる。

横垂木が4本なら間隔は538ミリ、1本追加して5本にすれば、394ミリ。

無償でいただいた古材はまだ手元にあるので、1本、追加して5本にしよう。

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Roof for Lumber Storage — Part 10

短い垂木1本をログウォールのノッチ部分に取り付けました。こんな短い垂木、果たして必要なのか?とお向かいさんの木製カーポート施工時に思ったのを覚えています。

お向かいさんの木製カーポート

不要なものは取り付けないはず。この短い垂木は垂木に直交する横垂木を上から固定するために必要となります。

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Roof for Lumber Storage — Part 9

残った垂木5本を加工して母屋ログウォールに取り付けた垂木受け材と桁の間に渡します。トラス組みの場合は桁に切り欠きを入れるのではなく、垂木を「鳥のくちばし」状に加工するので、取り付ける際に横方向での調整が可能である反面、縦方向での調整は困難です。「鳥のくちばし」の加工位置が上の画像で、少しでも左に寄っていれば、垂木受け材に届かなくなり、右に寄っていれば、桁との接合部に隙間ができます。ピタリと合わせるのが理想ですが、加工精度が1ミリとかになります。

しかしながら、細心の注意を払って、1ミリの精度で加工しても、木材が反っていたり、捻れていたりすると何処かに隙間が出てしまいます。構造上、問題がないのは軒側の隙間なので、軒側にゆとりを持たせて加工しました。

6本の垂木は芯芯の間隔がおよそ586ミリになるようにして取り付けました。ノッチの部分は垂木の側面からも隙間なく丸太にビス留めしました。

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Roof for Lumber Storage — Part 8

今日から高所作業に移ります。南北二本の柱の上にまあまあ重い桁を載せました。単独作業なので、一発でホゾを合わせる必要がありました。北側片方の先端を仮設の桟に載せてから、もう片方の先端を担いで持ち上げて、南側柱のホゾの上に載せました。柱はまだぐらぐらしているので、体重をかけることができず、この作業に半日を要しました。

最も南側の垂木をSPF 2×4再利用材で加工し、垂木受け材と桁の間に渡しました。屋根勾配は10º。

垂木の加工はblocklayer.comで作成した図面を参考にしました。ピタリとサイズが合うはずでしたが、垂木受け材と「鳥のくちばし」との距離が若干長かったので、切断しました。

南側は隙間なく柱の上に載りましたが、北側は少し浮いていました。

ホゾのサイズが合わないことが原因で浮いているというより、桁自体が歪んでいるようです。結果、水平ではなくなりました。

桁を再加工することは困難なので、北側の柱の下に敷いたアスファルトシングルの枚数を3枚、追加して合計4枚にすることで桁の水平を出しました。

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