Cat ISONのトイレを新調しました。角ログ風の木枠はSPF 1×4材を用いて以前に製作したもの。IKEAで入手したこのトイレは、大きさが37 x 51cmの楕円形で高さが15cmと程よい深さで中に入れた砂が溢れにくくなっています。
使い心地に問題がないかいつものように検品するCat ISON。用を足す時に前脚を木枠に置く癖があるので、木枠は撤去できません。たまたまサイズがぴったりだったので邪魔になることもないし。
¥79のフック付きスコップは別売。トイレ自体は¥899。
Apple, Photography, Stargazing, DIY, "Garage Life", F1, Fly Fishing
母屋に面する北側と道路に面する南側の西側半分に壁と筋交いを取り付けて、水平方向の風圧に対する耐力を補強しようと図面を一部、手直ししました。図は北側側面を屋内から見たもの。当地の強風や突風は北西(左の方)から吹くことが多いです。最大瞬間風速が44mを超えた去年の台風21号では、建物上部が左から右の方に40〜50ミリほど移動しました。
長さがおよそ2700ミリ(幅90ミリ、厚み45ミリ)の筋交いを取り付けるには長さ2710ミリの土台と羽子板付き束石、高さ206ミリの束柱、長さ1980ミリの柱が必要になることが、Numbersで図面を引いてみてわかりました。
グレーの正方形は筋交い金具。土台と柱に羽子板ボルトを取り付けると、筋交い金具と干渉します。柱は深さ10ミリほどの切り欠きを入れることにより、羽子板ボルトなしで施工する計画です。筋交い金具をずらして取り付けることにより、羽子板ボルトとの干渉を避ける方法もあるようです。しかし、筋交いはおよそ47ºで取り付けるので、金具をずらせば固定できるビスの本数が少なくなり、強度に問題が発生しそうです。
筋交いを取り付けても水平方向の揺れが止まらない場合は、筋交いの左にOSB合板を取り付けようと考えています。壁の外側には鎧張りの杉板も。壁に囲まれた部分に床を組んで物置スペースにしようとする計画もあります。
Wood Carport — Part 80へと進む。
Wood Carport — Part 78に戻る。
高島市新旭のホームセンター(ナフコ)で、木製カーポートを補強する筋交い用の長尺の木材を5本、購入。木材の内訳は4メートルの杉角材1本、3メートルの杉角材2本、3メートルの筋交い用米松2本。
大津市堅田のホームセンター(コメリ)でも同様の木材をより安く入手することができますが、軽トラの無料貸し出し時間が90分から60分に短縮され、積み込んだ木材を荷台にロープで縛ってくれません。元同僚が働く新旭のナフコならありがたいことに店員さんが木材の積み込みからロープで結ぶ作業までほぼすべての作業を手伝ってくれます。
タイヤもスタッドレスなので安心。
借りた軽トラを返却してから向かった先はカーナビ必須のレストラン、美松。
古民家を改装した店内。この日は奥のお座敷で団体客が法事を営んでおられました。
「パスタのお昼ごはん」と「ピッツァとスープごはん」を注文。ボリュームたっぷりなので定食は一つでもよかったかもしれません。
どれも美味しい前菜。
名物の粕汁がスープ。
立体的に盛り付けされたトマトスープ海鮮スパゲティー。
複数のチーズときのこ入り、生地が厚めのパンピッツァ。いつものことですが、このお店を出る時はお腹いっぱいで足取りが重い。ボリュームだけではなく、何を注文しても美味しいので価格以上の価値があります。
ひねり金物と呼ばれる補強金物を軒桁と垂木の接合部に取り付けました。入手したZ金物は120ミリの釘付き5本セットが6セット。合計で26本をすべての垂木に取り付けました。
英語ではHurricane Tie(ハリケーンタイ)ですが、日本にはハリケーンではなく台風がやって来るので、Typhoon Tie(タイフーンタイ)と勝手に名付けよう。
トラス組みの場合は軒桁ではなく垂木に切り欠きを入れるのが一般的であり、垂木が開こうとする力を切り欠き部分とガセットプレートで食い止めることができます。しかし、水平方向に働く強い風圧には切り欠き部分と斜め打ちのビスだけでは耐えることができません。そこで、タイフーンタイのような補強金物が必要になるということでしょう。
壁がないカーポートであれば、下から吹き上げる風にも弱いので、この金具で垂直方向にかかる力も抑えることができるのではないかと思います。
今週は積雪の恐れがあるので、除雪用スコップを新調しました。スコップはメタルブレード付きの着脱式。
階段製作時に出た端材を使って、西側壁面に棚を追加しました。
お隣さんに「そんなところに棚を作ったら盗まれるで」と忠告をいただきましたが、盗まれて困る貴重品は置かないので良しとしましょう。道路側の一部に東西方向(長辺方向)の揺れを抑えるための筋交いを入れる予定がありますから、筋交い設置後は不法侵入者が思いとどまるかもしれません。
ブンブンさん宅のベランダ改修工事で未完成だった部分を仕上げて全作業を終えました。ウッドデッキ上に立てた南北の柱二本の足の部分に跳ね返る雨水から木材を保護するトタン板を巻きました。
破風板と軒樋の構造的な問題があり、雨水が破風板を沿うようにして真下にあるウッドデッキに落下します。落下した雨水が跳ね返って柱の足元を濡らしていました。
金属板を折り曲げる適切な道具を持っていないので、いびつになりましたが、見栄えよりも実用重視。愛犬がトタンの端の方で怪我しないよう、コーキング材を充填しました。
Rebuilding Another Balcony — Part 22に戻る。
Rebuilding Another Balcony — Part 1に戻る。
近くのホームセンターで厚み11ミリのOSB合板を入手し、不足したガセットプレートを加工して、垂木を補強しました。また、手持ちの鎹をすべて使い切りました。
ガセットは合計40枚、鎹は合計10本で屋根トラス組を補強したことになります。今回の補強により、積雪時など上からの力に対する屋根の強度が増したはずです。
カーポート屋根北西側は特に母屋の屋根から滑り落ちる大量の雪を一時的に受け止めることになります。トラス組みの屋根の場合、左右の垂木を接合する部分にガセットと呼ばれる補強用の板(OSB合板)を取り付けるのが一般的です。これまでは二本の長めのビスで留めていましたが、手元にガセットとして使用できるOSB合板が少しあったので、試しに接合部に取り付けてみました。不足する部分は新たにOSB合板を入手して補強しようと思います。
西側の梁は二本の90ミリ角材を継いであり、それが原因で台風の強風を受けてくの字形に壁全体が歪みました。台風被害を受ける前は相欠きで継いだ部分に隙間はなかったのですが、今では5〜10ミリぐらいの隙間があります。単独での作業で、横から叩いて隙間をなくすことはほぼ不可能なので、鎹を用いてこの部分も補強することにしました。
小屋束を斜めから支える部分にも鎹を打ちました。
母屋に面するカーポート西側には道路と直角になるようにして駐車することはないだろうから、この辺りに物置スペースを計画しています。物置を製作する前に端材を使って棚を作り、壁面に取り付けました。
3方に壁がないカーポートは洗車場としても機能するので、洗剤やコーティング剤などの消耗品を取り付けた棚に設置しました。これまで小屋に収納していた脚立(大)と除雪用のスコップも西側壁面にぶら下げました。
着想からおよそ2年半、着工後7ヶ月を要してようやく切妻屋根の木製カーポートがほぼ完成しました。図面作成から羽子板付き束石(沓石)の設置、柱や梁、桁、方杖、垂木など木材の切断や刻み、構造体となるフレームの組み立てからトラス屋根の施工、塗装まですべての作業を単独で行いました。
工期終盤となった10月に最大瞬間風速44.2m/sの強風を西側に設置した壁がまともに受けて、束石が持ち上げられ、建物上部が東に押されて傾いた時、修復するよりも解体して建て直した方が早いのではないかと思ったこともありました。
今後は母屋側西面に壁を設置し、必要となれば鼻隠しと雨樋を取り付けようかと考えています。西側に床付きの物置スペースを確保して建物の強度を増す計画も検討中です。
屋根を葺きパーゴラではなくなったので、ポストのタイトルをPergola CarportからWood Carportに変更しました。
坂上から勢いよく下ってくる車や自転車を遠くから確認できるよう、ガレージ内に設置していたガレージミラーをカーポート柱に移設しました。道路と直角に停めた時の視界を確保することが主たる目的です。
ガルバリウム鋼板製の棟包みを貫板の上に被せました。
極めて滑りやすいガルバリウム波板の上に乗っての高所作業となったので、施工中の写真は上の一枚のみ。下地材となる貫板の厚みが12ミリと薄く、棟包み側面からの釘打ちはできなかったので、上から釘打ちして留めました。傘釘を打った部分が所々で若干、凹んでいます。
日が昇ってしばらくして撮影したら、屋根上に降りた霜がまだ残っている様子がわかります。屋根のない所に駐車すると、晴れた日などはフロントウィンドウが放射冷却の影響を受けて凍結することがありますが、屋根のあるカーポート下にSubaru R1を駐車したら、早朝の凍結はなく、エンジンをかければすぐに出かけられるとのことでした。
棟包みを取り付ける作業の難易度:5段階で4
棟包みの下地材となる貫板を取り付けます。貫板をステンレス製ビスでガルバリウム波板の上に取り付けるには、インパクトドライバーを持って屋根上に登る必要があります。
カーポート屋根上に登るのは初めて。勾配に関係なくガルバリウムは非常に滑りやすいので、屋根上に立つことができません。棟の部分に馬乗りになって徐々に東側へと進みながら、厚み12ミリ、幅90ミリの杉貫板をステンレス製ビスで波板の山の部分に固定しました。
蛙の足のような格好をしての作業だったので膝の内側が痛くなり、作業後は近くの温泉へ。
南側(道路側)にガルバリウム波板を葺きます。こちらも風下から作業に着手。一枚目が肝心なので位置合わせには細心の注意を払いました。
要領を把握したのでこちらはほぼ真っ直ぐに波板を張ることができました。
母屋の屋根から滑り落ちた雪をカーポートの屋根北側半分で受け止めています。雪は融けると次第に母屋側に落下しますが、これは意図した通り。
ガルバリウム波板を葺く作業の危険度:5段階で5
長さを調整したガルバリウム波板を北側の風下から順に葺いて行きました。重ね部分は二山としました。
使用した釘はガルバ波板専用連結傘釘。「ドブメッキだから耐久性が違う!」と書いてありますが、何年も前に製作した薪棚の屋根に使用したドブメッキの傘釘は未だ錆びていません。
波板は5本の横垂木に5山間隔で留めました。
野地板なしの屋根なので、波板を葺く作業では屋根上に登る必要はありません。
波板を真っ直ぐに張るのは至難の技。最初の一枚が少しでもずれていると、葺いた波板の数だけずれた部分が拡大されます。
小屋にもガルバリウム波板を葺きましたが、大きくずれました。その時よりもましではありますが、やはり少しずつずれているので、北側半分を全面に葺いた後にディスクグラインダーで切断して軒の部分で矯正しようと考えています。
Wood Carport — Part 69へと続く。
Wood Carport — Part 67に戻る。