カーポート屋根北西側は特に母屋の屋根から滑り落ちる大量の雪を一時的に受け止めることになります。トラス組みの屋根の場合、左右の垂木を接合する部分にガセットと呼ばれる補強用の板(OSB合板)を取り付けるのが一般的です。これまでは二本の長めのビスで留めていましたが、手元にガセットとして使用できるOSB合板が少しあったので、試しに接合部に取り付けてみました。不足する部分は新たにOSB合板を入手して補強しようと思います。
西側の梁は二本の90ミリ角材を継いであり、それが原因で台風の強風を受けてくの字形に壁全体が歪みました。台風被害を受ける前は相欠きで継いだ部分に隙間はなかったのですが、今では5〜10ミリぐらいの隙間があります。単独での作業で、横から叩いて隙間をなくすことはほぼ不可能なので、鎹を用いてこの部分も補強することにしました。
小屋束を斜めから支える部分にも鎹を打ちました。
筆者様
凄い!鎹だらけ〜〜!でも、要所に打ち込んであるので、見ていても安心感があります。是を軋ませる、台風の風なら、ま、屋根全体を持ち上げる事はあっても、屋根を壊す事は無いでしょうね、多分。
Jim,
鎹はまだ3カ所にしか取り付けておりません。必要そうなところのみ、取り付ける予定です。耐力壁がないカーポートは水平方向の力を受けると弱いので、北側の一部に方杖と火打ちに加えて筋交いを取り付ける計画もあります。
筆者様
やはり、水平方向の応力の阻止を考えておられたのですね、流石!更に強固な、そして美しいWood Carport を写真にて拝見出来る事を楽しみにさせて頂きます。
Jim,