Making A Wood Box For Deliveries — Part 3

ステンレス製の蝶番を取り付けました。

蓋の裏側に取り付けた二本の角材は反り防止用。この宅配ボックスは底板や蓋を含め、すべてラワン材で製作しました。ナフタデコール(ウォルナット)を箱全体に塗装して完成させました。

6月17日追記:

玄関ドア開けてすぐの所に設置されました。これまで利用されていた郵便受けは廃棄処分し、宅配物に加えて郵便物や回覧板もこの宅配ボックスに集約して使用するそうです。この場所なら荷物を持って帰宅した時に一時的に荷物を載せることもできるし、ベンチとして使用することも可なので、一石五鳥ぐらいでしょうか。

宅配ボックス製作作業の難易度:5段階で3

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Making A Wood Box For Deliveries — Part 2

箱物は意外と多量の材料を使います。幅200ミリ、長さ3.6メートルの幅広ラワン材を一枚半ぐらいは必要になりそうです。腐朽している部分や大きく反っている部分は使えないので、そうした部分はカット。

蓋が開閉式の木箱としますが、蓋が接触する面はすべておよそ2ºの勾配を付けることにしました。ラワン材をいただいた際に、お礼に宅配ボックスを製作することを約束しました。実はその時に箱の寸法を決め、蓋に勾配を付けると言ってしまい、結果として自ら製作難易度を大幅に引き上げたことになります。

前面に隙間を作り、宅配されたものや郵便物が蓋を開けなくても見えるようにしました。小さいものは見えないかもしれません。

重くて容易には動かせない箱なのに持ち運ぶ際に便利な指を入れる穴を左右の側面に設けました。蓋はまだ載せてあるだけ。この蓋にもおよそ2ºの傾斜になるよう、鉋で側面を削ってあります。

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Making Another Hatchet Handle — Part 4

サンデーペイントの合成速乾ニス「とうめい」を塗布しました。

着色したように見えますが、ニスは透明。指が短い私の手に馴染むように、参考にしたKelly Axe & Tool Co.製の柄よりもグリップ部分を薄くしました。

試し割りしましたが、ヘッド部が抜けるようなことはなさそうです。

破損した手斧の柄修復作業の難易度:5段階で3

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Making Another Hatchet Handle — Part 3

ヘッドを押し込む部分を鑿を使って慎重に少しずつ削りました。鑿を使って縦方向に削る前に鋸で繊維を断つ必要があります。

微調整しながらヘッド部を挿入。ヘッド部の穴は下が小さく、上が大きくなっている。楔を打ち込んで上の方を広げるため。

どこが当たっているか、確認しながら削る量を微調整。

楔を打ち込む部分に鋸で切り込みを入れます。楔を打ち込んだ際に必要以上に裂けないように穴を貫通させました。この穴の大きさが小さ過ぎたかもしれません。穴の位置ももっと下の方が良かった。

ヘッド部を挿入しました。左右に隙間がありますが、楔を打ち込むと隙間はなくなるはずです。

位置を調整しながら少しずつ。

隙間がほぼなくなりました。

これ以上、楔を叩き込むと柄の部分に割れが入ります。

ほぼ面一になりました。

鉄板の端材を使ってプロテクターを取り付けました。

左が参考にしたKelly Axe & Tools Co.製の手斧。右が今回、柄の部分を新たに製作した手斧。後は塗装するだけ。

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Making Another Hatchet Handle — Part 2

桧のテンプレートを元に欅の角材を加工し、Kelly Axe & Tool Co.製の手斧の柄と大体同じ形状になるようにしました。桧と比べるとより硬い材なので、手斧の柄としては適していると思われます。

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Making Another Hatchet Handle — Part 1

AMERICAN FORK & HOE CO. 製の折れた手斧の柄を新たに製作して交換します。American Fork & Hoe Co.が1930年に買収したKelly Axe & Tool Co.製の手斧も同時に義父から譲り受けて手元にあるので、そちらの柄の形状を参考にしました。

使用した材は桧。同じ形状と大きさで作りましたが、手斧として使用したら今にも折れそうなほど軽くて弱そうなので、このハンドルは没というか、テンプレートにします。

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Fixing Firewood Shelves

8年半前に製作した薪棚を空にしたら、下段の棚と柱が腐朽していることがわかったので、分厚い板ガラスと単管パイプ、2×4端材と古材などを使って新たにオリジナルデザインの薪棚を製作します。単管パイプの直径に合わせた44ミリのバイメタルホールソーを装着した電動ドリルで、合計16個の穴を2×4材に貫通させます。

16個も連続して直径44ミリの穴空けをすると、ドリルのモーターが悲鳴を上げます。初めはフリーマーケットで入手したMakitaの振動ドリルを使用。モーターの回転数が下がって来たと感じたので、BOSCH振動ドリルPSB 700 REに交換。

なぜ16個も穴が必要か?長さ2メートルの単管パイプが2本しか手元になく、上段には1メートルの単管パイプを継ぐ必要があるからです。下段に2メートルの単管パイプ2本、上段に1メートルの単管パイプ4本を使用することになります。

前回、製作したオリジナル薪棚の作り方を少し、変更しました。4本の長い柱は同じ高さとし、板ガラスを載せる垂木?を屋根勾配3ºとなるよう、斜めに柱に固定しました。

幅広の板ガラスは長さ2メートルのものを一枚、幅が狭い板ガラスを一枚、半分重ねるようにして垂木の上に載せて薪棚は完成しました。それと、背面に筋交を一本、入れてます。

板ガラスと単管パイプを用いたオリジナル薪棚の製作難易度:5段階で3

Making A Firewood Cutting Sawhorse — Part 3

ホームセンターで60センチの金具付ゴムバンドを買って来ました。

これまでは太い針金やロープを使って、切断する丸太を縛っていましたが、より効率的に丸太を固定できるよう、金具付ゴムバンドを使用することに改良しました。金具を留める位置は、丸太の太さに応じて変更できるよう、2ヶ所に設けました。

ゴムバンドが届かないほど太い丸太はロープで固定。このようにして丸太を固定すると、チェンソーで切断した際に切断面を直角にしやすい。直角であることが重要です。斧で割る際に丸太が垂直に立っている方が割りやすいからです。

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Making A Firewood Cutting Tabletop Sawhorse

曲がった小枝を安全且つ効率的に切断できる仔馬を製作しました。2×2サイズの角材を加工し、相欠き加工を施してクロス型に組みました。2セットで4本足の仔馬になります。

前後の脚を繋げる胴体部分は1×4材を縦挽きして2枚の板にしたものを使用。

ちょっと使ってみて天板の上で仔馬が暴れることがわかったので、F型クランプで天板に固定できるよう、前後の脚の下にそりを取り付けました。

束にするほどの量がない場合にもちょこっと小枝を切断できて便利。

平面がない伐採済みの天然木を切断する場合、V時型の背中に置くと跳ねたり回転することがないので左手は軽く押さえるだけで大丈夫。

Making A Firewood Cutting Sawhorse — Part 2

馬の長さを右側で少し短くして新たに物差しを取り付けました。小枝は束にして一気にチェンソーで切断することも可能なことがわかりました。

曲がった小枝は一本ずつ鋸で切断します。座って切断すると腰に負担がかかるので、卓上版の仔馬を製作する予定です。

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Making A Firewood Cutting Sawhorse — Part 1

2×4と1×4の端材を使って、薪にする丸太などの天然木を安全且つ効率的に切断するための馬を製作します。

X型にクロスした6本の脚は相欠き加工を施してビス留めしました。

チェンソーで試し切りしました。

長い幹も。

こんなに太い根元近くの株も。

安全に切断できますが、使い勝手に関しては改良すべき点があります。

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Making A Packing Case For Greco EG-800R

Greco EG-800R (Red Sunburst)

“Japan Vintage”という言葉と共に価格が高騰する、1970年代に日本の楽器メーカー(特にFUJIGEN)が製作したエレキギターは、新コロ騒動の前後で価格が急騰しているようです。新コロ騒動が始まる前の2019年1月6日のポストで、「海外では状態が良いモデルがUS$1,000以上で取り引きされている」と書きましたが、Greco製エレキギターで状態の良いものは、5年後の現在ではUS$1,500(US$1.00 = ¥150で換算すると送料別で¥225,000)ぐらいに跳ね上がっているものもある。

私が所有するGreco EG-800Rは1970年代半ばに富士弦楽器製造株式会社が製造し、神田商会が成毛滋の教則本とカセットテープ同梱で販売したシリアル番号の刻印がない希少モデルなので、取引相場は不明。指が異常に短い私にはギター演奏がそもそも不向きなので、1976年の春に入手したこの希少なGreco製エレキギター(EG-800R 成毛滋モデル)を売却することにしました。

ギターが入っていた48年前の段ボールが手元にあり、この古びた段ボールも価値がありそうなので、段ボールに入れた状態で発送できるよう、梱包用木製ケースを自作することにしました。使用する材はパレットに使われていた板と合板の端材。

直角になっているのはこの部分だけ。他のコーナー部分は板を斜めにカット。

ビスは使わず、フレームも釘打ち。

底の方は厚み12ミリの合板を釘留め。

蓋側は厚み6ミリの薄い合板を使用。

サイズに問題はなさそうですが、蓋を閉じた時に不恰好な段差ができるので、底側に幅が短い板を張りました。

底面を除き、全体的に塗装して完成。

海外に輸送する場合など、梱包用の木製ケースが便利。但し、空輸する場合は梱包用木製ケース自体の重量がギター本体の重量と同程度に重いので送料が高くなるかもしれません。

ギターの売却先は未定。

Another Firewood Shelf

山から持ち帰る薪をできるだけ多く、自宅敷地内に保管できるよう、新たに薪棚を製作します。フレームは2×4の廃材と単管パイプを使用した完全オリジナル仕様。

単管パイプを通すにはAstro Products製44ミリのバイメタルホールソーを装着した震動ドリルで貫通させた穴がちょうどのサイズでした。

長さ2メートルの単管パイプを4本使用。2×4の柱は1×4材の端材を使ってビス留め。柱の底が直接地面に接しないよう、コンクリートブロックの上に柱を載せました。

屋根は厚み10ミリの板ガラス。柱は勾配3ºとなるように斜めにカットしてあります。柱を垂直に立てるには筋交が必要となりました。

薪を置くと安定しました。

2x4材と単管パイプ、板ガラスを用いた薪棚製作作業の難易度:5段階で2

Making A Hatchet Handle — Part 4

使用時のバランスがよろしくない原因は柄が長すぎること。当初は刃の部分を含めた全体の長さが既製品と大体同じになるように柄の長さを決めていました。それがバランスが悪いと感じる原因だろう。

柄の長さを短くして、サンデーペイントの合成速乾ニス「とうめい」を塗布しました。

ビスを隠すためにパテ埋め。

刃は研いであるので切れ味に問題はない。バランスも改善されました。

天然木を使用して鉈の柄を製作したのは初めてですが、ある程度の満足感が得られました。最終的に使用した楠、木工にも使えることがわかりました。材は大津市の薪配布事業でいただいたものだと思います。他にも楠は薪小屋と薪棚に保管中ですが、薪にして燃やすのは勿体無いので、加工しやすそうな材は残すことにしよう。

鉈の柄製作作業の難易度:5段階で3

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Making A Hatchet Handle — Part 3

2本目の柄は虫食いの痕があったので没。3本目の桜も虫食いで没。樹皮を剥くまで虫食いの状態はわからないので、天然木の加工は難しい。4本目は虫を寄せ付けない強烈な香りがする楠の小枝を利用することにしました。楠はそんなに硬くはないし、どちらかと言えば加工が容易。斧の柄としては不適切かもしれませんが、それほどの強度を必要としない鉈なら使えるはず。

溝の長さと幅を調整中。口金部分の加工はまだ。

柄に固定するための穴は、2本目を製作した時に中心が大きくずれました。

意図した通りの斜めの溝ができました。

口金部分を加工して、鉈に柄をビスで固定しました。ビスは柄を貫通させて、余分をディスクグラインダーで切断。

試し切りしてみたら、バランスがよろしくない。

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