May 122016
 
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先日の釣行時に折れてしまった同行者のバンブーロッドのティップがJimnyの荷台と化した後部座席から出てきました。同行者に連絡すると廃棄してということでしたが、同じ中国製のZhusバンブーロッド(6’6″ #3)を所有する私は折れた原因が気になるので、折れた部分をマクロ撮影し、原因を検証してみることにしました。同行者は中学時代の同級生であり、お互いの性格は知り尽くしているので、捨てろと言っても捨てずに何か別の用途で使う時があるかもしれないので、私なら取っておくだろうと思っているはずです。

折れた部分は竿先から16cmぐらい、一つ目と二つ目のスネークガイドの間であり、ミディアムファーストのロッドであれば、力が加わる角度(例えば横方向から)によっては最も負担がかかる部分です。木の枝に引っかかった毛鉤をロッドごと引っ張って取ろうとした時に折れたそうですが、折れた断面が綺麗すぎるような気がします。(本人曰く、気付いたら先端が曲がっていたので、正しくは「折れた」のではなく、自分で「折った」そうです。先端が曲がっていたことを普通は折れていたと言いますが。恐らく6本の三角柱のうち、何本かが切断されずに繋がっていたのを自分で折ったのだと思われます。折れたロッドを修復するのなら決して繋がっている部分を折ってはいけません。)

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バンブーロッドの中でもフライフィッシング用のスプリットケーンロッドは、リールシートを取り付けるバット部分からトップガイドを取り付ける竿先まで、傾斜がある三角柱に削った6本の竹材を貼り合わせて製作するので六角状になっています。このロッドの場合は全長が6’6″と短いので、一般的な2ピース構造になっています。その竿先側(ティップ側)の先端からおよそ16cmのところで折れています。ポキッと綺麗に折れている。

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上の画像を見れば、竿先の部分まで六角状になっている様子がわかります。

J. Bailey Bamboo Fly Rod

比較検討するために4年前に折ってしまったJ. Baileyの7’0″ #4-#5バンブーロッドの断面をマクロ撮影しました。急な斜面を無理して登ろうとして滑落しそうになった時に破損してしまったバンブーロッドです。米国ミシガン州在住のビルダーが製作したこのロッドも、竿先からおよそ3″(8cm)ぐらいの部分で折れています。こちらの方は、擬音で表現すればミシミシポキッと粘りながら折れた感じでしょうか。折れた時の状況が異なり、適合するフライラインの番手も違うけれど、Zhusバンブーロッドの方は元から強度的に弱いのではないかと推測します。

折れた竿先の部分は、お気に入りのOrvisのハットと共に崖下に落ちて行ったので、手元になく、このJ. Bailey製作のロッドは修復不可能です。が、折れたロッドのバット部とティップ部を繋げてみてあることに気付きました。同級生の折れたロッドティップのトップガイドを取り外して、私の折れたロッドティップに移植すれば、アクションは変わってしまうけれども6’9″ #4-#5のロッドとして蘇らせることができるということ。それでもZhusのロッドよりも2″ほど長くなります。トップガイドを移植する作業なら手元にある工具と接着剤、コーティング剤、スレッドで実行できそうです。

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