Rebuilding Backyard Deck — Part 11

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階段を取り付けるハンガーボードを支えるための柱を二本、既設のデッキに取り付けました。羽子板付き束石(高さ240mm)を柱取り付け位置に置き、柱を立ててコーススレッドで固定すれば良いだけの作業ですが、この作業に半日を要しました。下げ振りを使って、柱取り付け位置の真下に束石を置きました。同時に束石の水平も確認しなければならず、さらに取り付ける柱の高さも考慮しなければなりません。

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新設する4×4の柱は、撤去した南側ウッドデッキの2×6材根太掛け(Ledger Board)と東側デッキの2×6材根太が二枚合わせになっている部分の真下に設置するのですが、二枚の2×6材の取り付け位置がずれていたので、4×4の柱を取り付ける前に2×6材根太を5mmほど削って、二枚の板の底面を整える必要がありました。この場所は雨水が多くかかるので加圧注入材の根太が弱っていました。この場所は雨樋に集められた水が跳ね返る場所でもあるので、束石は平板形のものではなく、高さがあるタイプのものを選びました。新設する柱は階段用のハンガーボードを支える機能に加えて、東側デッキの根太を支える機能も持たせます。

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一本目の柱を取り付けるのに3時間ほど要しましたが、二本目は作業に慣れたためか、その3分の1の時間で取り付けることができました。水平に置いた束石のほぼ中央に柱を垂直に据えて、二枚合わせの根太受けと根太の真下にミリ単位の精度で後付けするのは、不可能かと一瞬、思いましたが妥協することなく、何とか二本の柱をほぼ垂直且つ隙間なく据えることができました。

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これで階段のハンガーボードを柱に取り付けることができます。自宅に戻り、図面を確認していると、図面通りではない部分が一つ見つかりました。二本の柱の間隔が38mm x 2枚分、74mmも狭くなっている。それぞれの柱はミリ単位の精度で取り付けることができたのに、その間隔が74mmもずれているとは…

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すぐに思いついた解決策は、図面を引き直すこと。階段のストリンガーは柱に直接、取り付けるのではなく、ハンガーボードに取り付けるので、階段踏み板の幅を変更する必要はありません。これまで通り、踏み板の幅は800mmで製作します。

作業の難易度:5段階で4

Part 12へと続く。
Part 10に戻る。

5 thoughts on “Rebuilding Backyard Deck — Part 11

  1. 筆者 様

     いや〜!しっかりとした仕上げですね。4枚目の写真、家の土台に近い方の新しい支柱、多分、カメラレンズの収差のせいなのだと思いますが、左側の家の土台(?)のコンクリート面に対して、この支柱が「平行」に立っていないで、土台石と柱が、少し右に寄っている様に見えます。私の気のせいだ思います・・。

    Jim,

    1. 実は私も写真を見て、左側の柱が母屋の方に傾いているように見えました。実際に傾いているかもしれないので、明日、現場で確認します。取り付けた時は水準器で垂直を確認しております。レンズの歪みである可能性もあります。母屋の基礎自体も左に傾いて見えます。

      1. 筆者 様

         結局私の目の錯覚?だったのでしょうか?再掲載された?写真を拝見しますと、少し良くなっている気が・・・(笑)。階段作り、良いソフトが有るにしても手際よいですね。拝見させて頂いていても気持ちがいいほどスッキリしていますね。

        Jim,

      2. 傾いて見えた原因はレンズの歪みと、後方に見える既設デッキの水勾配だと思われます。柱はほぼ垂直に立っています。

      3. 筆者 様

         それは良かったです!変な言い方ですが、レンズの「乱視」的な現象だったのですね(笑)。かいだんの仕上がりは感動しました。「綺麗!」の一言です。

        Jim,

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