Your startup disk is almost full.

diskfull

Aluminum MacBook (Late 2008)の内蔵バッテリーが膨張し、現在はバッテリーなしの状態でデスクトップ機のように使用していますが、最近、上のような警告が頻繁に現れるようになりました。内蔵の起動ディスクがほぼ満杯状態なのでもっとスペースを確保しなさいとの警告です。

aboutthismac

そこでAbout This Mac > Storageを調べてみると画像ファイルが159.95GBも占有している。サブマシンとして使用しているAluminum MacBook (Late 2008)ではApertureもiPhotoも使用しておらず、こんなに大量の画像ファイルは存在しないはずです。

grandperspective

スキャンしたフォルダーの容量を視覚的に示してくれるGrandPerspectiveをインストールし、Macintosh HDをスキャンしてみました。右の大きなフォルダーはiTunes PodcastでダウンロードしたApple Keynote関連の動画ファイルが入っているフォルダー。メインマシンの27″ iMacにも同じファイルが存在し、重複しているので削除しました。およそ12GBのスペースを確保することができ、Macintosh HDの容量は160GBになりました。しかし、About This Mac > Storageで表示される空き容量は依然として11.7GBしかありません。しかも、空き容量は何もしていないのにどんどん減って行きます。まるで真夏の怪奇現象。Wi-Fiをオフにすると空き容量の減少は停止します。

どうやら、何か大きなファイルを自動でダウンロードしているようです。画像ファイルが怪しい。GrandPerspectiveが表示する左側の小さなフォルダーは一体なんだろうと、調べるとやはり画像ファイルのようです。iMacのAperture Libraryに最近読み込んだ画像ファイルが勝手に同期されています。その格納場所は、Users > User Name > Library > Application Support > iLife > AssetManagement > assets > subのようです。Aluminum MacBook (Late 2008)では前述のようにiPhotoやApertureは使っていないので、Photo Streamで自動ダウンロードはしないだろうと思っていました。

photostream

しかし、System Preferences… > iCloudでPhoto Streamはチェックした状態になっていました。このチェックを外すと、Wi-Fiをオンにしても自動ダウンロードはなくなりました。Library内subフォルダーの中身7,731項目(自動ダウンロードされた画像ファイル)を削除すると、Macintosh HDの空き容量は意図した通りの137.86GBになりました。GrandPerspectiveのおかげで真夏の怪奇現象を発生させていた真犯人 = iCloud Photo Streamを突き止めることができました。

複数のMacに同じiCloudアカウントを設定し、Photo Streamがオンになっていて、いずれかのMacに大量の画像ファイルを読み込んでいる人は、不要な画像ファイルが知らないうちにUsers > User Name > Library > Application Support > iLife > AssetManagement > assets > subに同期されていないか要確認です。

iCloud Photo Stream

カメラで撮影した画像ファイルを記録したSDカードをiMacのカードスロットに挿し込んで、ファイルをApertureのライブラリーに読み込むと、同時にファイルがiCloud Photo Streamにアップロードされます。その画像ファイルは、同じiCloudアカウントに登録してあるiPhone 4とiPad Wi-FiのPhotos Appですぐに閲覧することができます。たいへん素晴らしい機能であると思います。しかし、撮影に失敗した画像ファイルもiCloudにアップロードされ、そうした不要なファイルを一枚ずつ削除することができません。(全部、リセットすることは可能です。)一旦、Photo StreamにアップロードされたファイルはPhoto Stream上で修正したり、編集することもできません。

しかし、SDカードから読み込んだ画像ファイルがなぜすべてPhoto Streamにアップロードされるのか?家族で同じiCloudのアカウントを共有していたとしたら、見せたくもない失敗写真や内緒にしておきたい写真までも、それぞれのiOS機器に流れてしまいます。どうやら、私がAperture 3.2にそのような設定をしてしまったようです。プルダウンメニューのAperture > Preferences > Photo Streamで”Enable Photo Streamにチェック、さらに”Automatic Import”と”Automatic Upload”にもチェックしてありました。

この”Automatic Upload”のチェックを外すと、SDカードから読み込んだ画像ファイルがすべてPhoto Streamに自動的にアップロードされることはありません。読み込んだ画像ファイルを補正し、不要なものを削除するなど、作業を終えてから、Photo Streamにアップロードしたいファイルだけを選び、Photo Streamアイコンをクリックしてアップロードすることができます。

iPhone、iPadのSettings(設定)では、Photo Streamはオンとオフしか選べないので、自動的にインポートとアップロードになるようです。撮った写真がすべてPhoto Streamにアップロードされるようなので、注意が必要かと思います。

@i.softbank.jp spam

一月ほど前からiPhoneに届くxxx@i.softbank.jp宛のスパムメールに悩まされるようになりました。iPhoneを使い始めて二年以上が経過し、スパムメールが届くようになったのは初めてのことです。睡眠中の真夜中や勤務中など、時刻に関係なく一日に多いときで5件ほど。ソフトバンクの迷惑メールフィルターが機能しているとは思えない状況です。

問題のアドレスは、ソフトバンクから時々届くお知らせを受信する時しか使っていないので、iPhoneのSettings > Mail, Contacts, Calendars > xxx@i.softbank.jpを選び、MailとNotes共に”OFF”にしました。結果、Mailでアカウントは見えなくなり、受信ボックスもなくなりましたが、ソフトバンクのサーバーからメールの着信を通知する耳障りな着信音があります。私は何よりもこの着信音を何とかしたいと思っていたので、メールアカウントを”OFF”にしても問題の解決にはならないことがわかりました。

本当はこのメールアカウントをiPhoneから削除したいのですが、困ったことに削除することもできません。なぜなら、このメールアカウントは「一括設定」プロファイルで、「ソフトバンクWi-Fiスポット」と共に設定してあるからです。このプロファイル自体を削除しなければなりません。

そこで考えたのが、@i.softbank.jpメール着信の通知をオフにする方法。最初、iMacのSafariでMy Softbankにログインし、メールの設定らしきところを探しましたが、毎度のことですが迷路のようなサイトなので見つからず。次に、iPhoneのSafariでブックマークに登録してあるMy Softbankのサイトを開くとありました。(追記:iPhoneからのみ、設定を変更できるようです。)

「メール設定(Eメール(i))」をタップすると、設定項目のリストに「新着メールお知らせ設定」があり、「送信しない」を選び、「変更」ボタンをタップ。これで、iPhoneに迷惑メールは一切届かなくなり、耳障りな着信音もなくなりました。このアカウントのメールは”OFF”にしてあるので、@i.softbank.jpに届くすべてのメールを受信しません。

iMacとMacBookの方は、アカウントを消去していないので必要な時にはソフトバンクから届くお知らせメールを受信することができます。迷惑メールは”junk”としてマークしています。また、iPadは常時、身につけて持ち歩くものでもないので、”OFF”ではなく”ON”にしてあります。

このポストに貼り付けてある画像(スクリーンショット)ファイルは、Aperture 3.2で新たに対応したPhoto Streamの機能を使っています。スクリーンショットを撮れば、画像ファイルが即座にiCloudにアップロードされ、登録してあるすべての機器で利用できます。MobileMeからiCloudに移行後、しばらく使ってみてこのPhoto Streamが最も便利だと思います。(不要な画像ファイルを一つずつ削除できないのは何とかしてもらいたいところですが。)