Longines Quartz Watch

携帯電話やiPhoneを持ち歩くようになってから、腕時計を着用しなくなって3年以上が経過します。車での移動が多い私は、時計は車にもあるし、車から降りればポケットからiPhoneを取り出してスリープ解除すれば、時刻はわかるので、腕時計は必要ないものでした。しかし、iPhoneはスリーブに入れているので、取り出してからスリープ解除させるまでの一連の動作が面倒な時があり、時刻は確認しないか、周囲の人に尋ねる習癖がいつの間にか付いていました。

Longines Quartz Swiss Made

これでは単に迷惑な人なので、腕時計を着用する習慣を復活させることにしました。そこで数ある古い腕時計の中から選んだのが、15年以上も飾り棚に放置していて全く使用していなかったロンジンのアナログなクォーツ式腕時計。ヨドバシカメラの時計修理サービスカウンターに半時間ほど預けて、電池とベルトを交換してもらいました。合計で¥3,670。

Longines Quartz Swiss Made

フランス語で印字された曜日の設定までしてくれました。リューズと裏蓋の周囲に腐食した部分があったので、電池を交換しても動かないかもしれないとのことでしたが、大丈夫でした。

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tachymeter(視距儀)がベゼルの外周部に付いています。視距儀は使い方がわからないので使ったことがありません。今では完全に固着していてびくともしません。写真撮影してよく観察すると、時計と新調した16mm幅のチープなカンガルー革製ベルトが全然、合っていない?

日付と曜日が針で表示されるタイプの腕時計です。日が変わる時に日付の針と曜日の針が同時に動くのを見るのが楽しいと思っていた20代の頃を思い出します。この腕時計は1988年に香港の時計店で購入しました。ステンレスの裏蓋にLONGINES 150のマークがあるので150周年の頃に製造されたモデルだと思います。国内の百貨店での売価の半値近くまで値切って買ったこともあり、ベルトは最初からピッグスキンの偽物でした。23年も前のことです。