Apple Pro Keyboard

Apple Pro Keyboard

2001年に新調したPower Mac G4 Cubeに付属したApple Pro Keyboardが最新OSであるYosemiteで使用できるとの情報を得て、分解してクリーニングすることにしました。分解の手順に関してはこちらのサイトを参考にしました。先ずは汚れたキーキャップをすべて取り外して、中性洗剤を薄めた液に浸け置き。

Apple Pro Keyboard

キーボードを裏返しにして、長さが異なる二種類のビス4本をT5トルクスドライバーで外しました。ビスは実際は六角ナットですが、手元にあるT5で問題なく、緩めることができました。

透明のプラスチックフレームを取り外す次の手順が難関でした。キーボードを元に戻して(表を上にして)工具を使わずにフレームを上の方から順に取り外すわけですが、私は慎重になりすぎて、右側USBポートの辺りにヒビが入ってしまいました。使用上は問題ないので気にしないことにします。

次にキーボード上の3本のプラスねじを#0のプラスドライバーで緩めます。長さは二種類なのでねじの位置を記録しておきます。そして、USBケーブルの周囲にあるアクリル製の留め具を固定する2本のプラスねじを緩めます。

Apple Pro Keyboard

キーボードを裏返しにして、ラベル部分の下に隠れているプラスねじをもう一本、緩めなければなりません。プラスねじが見えるように、カッターを用いてラベルを切断しました。(ドリルで穴を空けた方がきれいになったかもしれません。)

これですべてのねじを取り外したことになります。やっと、キーボード本体を持ち上げて、底面に溜まったホコリやゴミを取り除くことができます。

Apple Pro Keyboard

キーボードのクリーニングを終えれば、ベースプレートと本体、フレームを元通りに組み立て、浸け置きしておいたキーキャップを乾かしてから、ジクソーパズルのごとく、元通りに戻します。

Apple Pro Keyboard

クリーニングを終えてきれいになった14年前のApple Pro Keyboard。新品のごとく、輝いています。

Apple Pro Keyboard

この古いキーボードが最新のOS、Yosemiteを搭載した27″ iMac (Mid 2010) に繋げば、14年前にPower Mac G4 Cubeに繋いでいた時と同じように使えることが驚きです。

Apple Pro Keyboard

APKAbout this Mac > System Report…を見ればApple Pro Keyboardを問題なく認識していることがわかります。キーボードの基板にも書いてありましたが、メーカーはMitsumi Electric Co., Ltd.(ミツミ電機)のようです。製造国はマレーシアになっています。

本日のブログ記事は27″ iMac (Mid 2010) に繋いだApple Pro Keyboardで書きました。キータッチの感触は最新のアルミキーボードに慣れてしまったので、違和感があります。しかし、デザインは27″ iMac (Mid 2010) に似合っています。

作業の難易度:5段階で2(手間は5段階で4)