Email from The Ritz-Carlton, Millenia Singapore—Continued

シンガポールGP出発までほぼ2週間前となり、宿泊予定ホテルの最終的な調整をしています。今年の行程は水曜日夕方現地着で翌週火曜日朝帰国の5泊7日、3つのホテルに宿泊する予定です。水曜と木曜に一泊ずつ滞在するホテルは、予約時事前決済ですでに宿泊料金の大部分が支払済み。問題となっているのは、金曜から月曜にかけて連泊する予定のサーキットパーク内にある表題の五つ星ホテル。ホテル側の過失でダブルブッキングになっていたあの件です。

システムエラーで誤って予約を承認してしまったので、日程を変更してくれないかとする旨のメールがホテル予約部門の責任者から届き、それを断った状態が今も続いています。私の理解では予約はまだ有効であるはずだから、このまま、何事もなかったかの如く、ホテルのフロントデスクに予定日に姿を現し、”Hi, my name’s Monomaniac Garage and we have reservations for three nights starting from tonight. Here’s the confirmation.”と言いながら、BOOKING.COMから届いた予約確認メールのコピーを差し出してチェックインを強行するつもりでした。しかし、部屋はないとか言われると困ったことになるので、予約が有効であることを確認してもらうことにしました。

今朝の丑三つ時、皮肉まじりのメールを予約部門の責任者に送りました。送信直後に自動返信メールがありました。どうやら、予約部門の責任者は来月上旬までオフィス不在でありemail、ボイスメール共にアクセスできないので、予約問い合わせ用窓口か予約部門のアシスタントマネジャーに連絡して欲しいとの内容でした。すぐにアシスタントマネジャー宛に先ほどと同じ内容のメールを送りました。もうすぐ12時間が経過しますが、まだ返事はありません。F1シンガポールGP開催期間となる再来週はマリーナ地区にあるホテルはどこも客室稼働率100%を目指す最繁盛期のはずです。予約部門責任者がこの時期に不在とはどういうことでしょう。他にもダブルブッキングがたくさんあり、その責任を逃れるために一時的にどこかに身を潜めておられるのでしょうか。

9月7日追記:昨夜遅くにアシスタントマネジャーから格調高い英文で書かれた返信がありました。我々の予約は問題なく確保されているとのことで安心しました。BOOKING.COMの予約番号に加えて、ホテルの予約番号も教えていただきました。ホテルのサイトからその予約番号と名字を入力すると、予約内容の詳細を確認することができました。

メールにはF1開催期間中はホテル周辺道路が渋滞するので、乗車定員二名のエアポートリムジン(メルセデスベンツEクラスかSクラス)とJetQuay CIP Terminalのサービスを利用しないかとの提案がありました。迅速な入国審査や通関ができるVIP専用のターミナルをチャンギ空港で利用できるそうです。便名を知らせれば、空港のスタッフが出迎えてくれるとも書いてありました。しかし、このリムジンと専用ターミナルの利用料金は金曜、土曜の宿泊料金よりも高い!我々は水曜の夕方に現地入りして先ずは別のホテルにチェックインする予定なので、リムジンサービスは不要であるのでお断りしました。リッツカールトンへはその別のホテルからバートンのウィール付きバッグを転がしながら、徒歩で向かう予定です。(恥ずかしくてそこまではメールに書いていません。)

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ホテル側の手違いで、サーキットトラック内側にあるこのような超高級ホテルに比較的安く予約できたのはラッキーなことですが、変に気を遣います。パドックに最も近いホテルなので、恐らくこのホテルを利用するのはF1各チームのスタッフや、外国の報道関係者、パドッククラブの会員、ヨーロッパからやって来る裕福な観戦客が多いと思います。我々のようにBay Grandstandのチケット所持者は少数派かもしれません。しかし、このホテルはBay Grandsandから至近距離にあり、最寄りのゲートよりも近い。

9月8日追記:同じ日程で予約していた、トラックサイドにあるもう一つのホテル(Pan Pacific Singapore)を本日、キャンセルしました。チェックインの2日前までにキャンセルした場合は解約料金は発生しませんが、キャンセルするのを忘れているとNo Showによる多額な解約料金を請求されます。

去年はパンパシフィックにFerrariとLotusのチームスタッフが宿泊していました。今年も同じホテルを利用するとすれば、少し残念ですが。しかし、2009年度はリッツ・カールトンにRed Bull Racingのチームスタッフが宿泊しています。

右の画像は、去年、木曜日の早朝にパンパシフィックホテル、バルコニー付きの部屋からシンガポールフライヤーを撮影したもの。シンガポールフライヤーの向こう側が最終コーナーで、左回転でサーキットトラックはホームストレートを北上し、T1からT3へと進んだ後、南下してT5を西に曲がると写真を撮影した緩やかな超高速カーブ、T6へと進みます。T5とT6の間、サーキットトラック内側に位置するリッツ・カールトン・ミレニアはきれいな夜景が見れない方の部屋なら階数に関わらず眼下にRaffles Boulevardを右から左へと加速するマシンを見下ろせるはずです。窓を開けることができる部屋ならアクセル全開の爆音も楽しめるのではないかと予想します。

3 thoughts on “Email from The Ritz-Carlton, Millenia Singapore—Continued

  1. 筆者 様

     準備、段取り確認等、熱が入ってきましたね!楽しい観戦になると良いですね。

    Jim,

    1. 現地ではすでに仮設スタンドも設置されて、観客を受け入れる準備も整っているそうです。心はすでにシンガポールにありますが、セレブな方々が集まる場違いなホテルに宿泊することになり、今から緊張気味です。

      1. 筆者 様

         心と気持ちはここにあらず、既にシンガポールに有り・・ですね!私から見れば、筆者様も十分にセレブです(笑)。おっくうにならずに、堂々とF1-GPを過ごして来て下さい。

        Jim,

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