Replacing Time Capsule HDD

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iFixitの解説を読みながらTime Capsule内蔵のHDDを容量が大きいものに交換しました。メーカー保証はとっくに切れているので、思い切って底面のラバーケースを取り外しました。ヘアドライヤーで底面ラバーケースを温めると、粘着テープが剥がしやすくなります。コーナー部分の隙間に指を入れて、ある程度の力を加えながらめくれば外れます。キズが付く恐れがあるので工具は使用しない方が良いでしょう。

きれいに剥がれなくても大丈夫。HDD交換後にラバーケースを元通り、はめ込めば見えなくなります。粘着力も自然と回復するので再使用可能です。

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取り外す#00のプラスネジは合計10本ありました。(初期モデルは8本?)

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10本のプラスネジをすべて取り外すと、メタルプレートを取り出すことができます。ファンがメタルプレート裏側に固定されており、ケーブルで基盤と繋がっているので断線させないように注意する必要があります。

ハードディスクドライブは写真右側の黒い部分ですが、裏側から見ていることになります。グレーのスポンジはハードディスクドライブの温度センサーを保護するもの。スポンジとセンサーはディスクを取り出す前に取り外す必要があります。このスポンジも再使用します。

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これがかまぼこ型の温度センサー。

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手前のコネクター2個がSATAケーブルコネクター。置いてあるだけのハードディスクドライブを持ち上げてから、手前に引けばコネクターは容易に外れます。

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Time Capsuleに元々付いていた500GBのディスクもWestern Digital製でした。こちらは7200RPMのWD5000AAKS、バッファサイズ(キャッシュ)は16MB。WD Caviar Blueのようです。

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左が2.0TBの新しいHDD、右が古い500GBのHDD。大容量の新しい方が厚みが薄いです。古い方に付いているスペーサー4本は#00のプラスドライバーで取り外し、新しいディスクドライブに移設します。

取り外した順序と逆に、WD Caviar Green WD20EARSを取り付けて、お正月休みの工作を完了。写真撮影しながら、ゆっくりと作業して1時間ぐらいの所要時間でした。組み立て直す際の注意点が一つあります。メタルプレートを取り付ける時、ハードディスクドライブのスペーサー4本の位置とメタルプレートの穴の位置を合わすことが重要です。

3 thoughts on “Replacing Time Capsule HDD

  1. 筆者 様

     とうとう、改造敢行ですね。お正月の時間にはもってこいの(?)、改造ですね。私も、暇に任せてIBM ThinkPad X40を年末にLinux Ubuntu10.4で復活させました。もう、何世代も前のノートブックですが、こんなに「サクサク」と動くとは想像していませんでした。HDDが特殊ですので、現行の搭載HDD1.8インチをそのまま使用していますが、十分に実用に耐える範囲です。まあ、バッテリーが少々ヘタってはいますが、それでも充電率50%ですから、ちょっとしたバックアップに使えそうです。

     筆者様の新規購入HDDは、確かジャーナルのフォーマットを掛けておけば、即、HDD交代が出来るように記憶しています。御成功をお祈り致します。

    Jim,

    1. 1.8″のHDDがあるのですね。ハードディスクのサイズは2.5″と3.5″しかないと思っていました。
      WD Caviar Greenですが、初期化しなくても使えそうでしたが、一応、Airport Utilityでデータを消去してからTime Machine用のバックアップディスクとして使用しています。Time Capsuleの電源部分が以前と同じように熱くなりますが、HDDがある辺りは触れても熱くはないです。ディスク回転時の騒音もほとんどありません。

      取り出した古い500GBのディスクは、外付け用ディスクとして再利用する予定です。

  2. 筆者 様

     知識的な話ですが、この1.8インチHDDを使用したNoteBookは非常に少なく、また期間も非常に短くて、IBM、東芝、富士通辺りが一時的に出しました。ま、1.8インチで40GBの容量ですから「まあまあ」かな?と思っています。本当なら、非常に希少価値ですがSSDの1.8インチ(IDE)があるのですが、タイミングを逸している為、現在、多分入所困難です。この、HDDの記憶円盤(フラッター)は、なんと「ガラス」です。円盤材料は「HOYA」のガラスです。HOYAの生産歩留まりが悪く、結果的に衰退して行きました。IBM X40の所有者の多くは「簡単なHDD載せ替え」が、特殊なHDDサイズの為に出来なくて、早々に他の機種に乗り換えているはずです。

     長年(4年余り)、このIBM X40にSUSEや、Ubuntu、Cent OS等をインストールして使用していましたが、Apple機種を私の生活メインにしてから殆ど手つかずで、またUbuntuはその折、結構なバグをしょっていましたので、結構、手を焼きました。その経緯から「放置」状態でしたが、最近のUbuntuが非常に使いやすくなっているとの事なので、今回、眠りから醒ました訳です。

     1.5GBメモリー、CPU1.2GHz、HDD40GBのスペックですが、インターネットとメールなら「サクサク」動きます。写真ファイルの閲覧(Aperture でjpg変換後の生ファイル1.2MB〜3MBnファイル)でもサクサク閲覧出来ます。

     Linuxは、基本的に古い機器から、新しい機器をそれなりにサポートする素晴らしい言語であると私は思っています。使用用途をインターネットとメールに限定するなら(勿論簡単なファイル操作も含めて)、私はWinodwsのNoteBook買い換え者には、Linuxのインストールを薦めています。SONYのノートブックの様に相当な自社機能てんこ盛りの機器でない限り、基本的に殆ど問題なく使えるからです。

     自分では、ECOに優しいOSだと思っています。(Apple的、感覚で使えるのも魅力です。ま、元々、UNIX系の仲間ですから、当たり前ですが・・・)

    Jim,

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