Toyota AQUA — Washing + Coating

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Toyota AQUAを所有されているOさんがお見えになったので、下廻りと足廻りを含む洗車+コーティング作業を手伝いました。新車納車後、2年が経過し、走行距離がおよそ2万キロだそうです。今年はお住いの湖南地域でも積雪が何度かあり、通勤に利用されている幹線道路や遠出の時に利用される高速道路で融雪剤が散布されていたはずです。

今シーズンはもう融雪剤が散布されることはないので、この時期に下廻りと足廻りを徹底的に洗浄して、付着しているであろう塩分を洗い落としておくことが車を長持ちさせる上で極めて重要です。下廻りの洗浄は、防錆塗料の塗装面を剥がしてしまう恐れがある高圧洗浄機ではなく、柄の長い散水ノズルを使用することをお勧めします。

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Astro Products製のイージーコートワックスをまたもやご持参くださいました。ボトルキープしておきます。と言いながらも我々が消費しています。ボディーの洗車+コーティング作業中に下廻りと足廻りが乾きました。

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ガレージジャッキで車を持ち上げて、サイドシルにリジッドラック4本を懸けて、下廻りを点検しました。フロント側のジャッキアップポイントが奥の方にあるので、ラダーレールを用いて高さを確保してからジャッキアップしました。リア側のジャッキアップポイントは下の画像のようにわかりやすい位置にあります。

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クリーパーを使って車の下に潜り、融雪剤の被害状況をチェックしました。結果は問題なし。錆が見つからなかったので一安心ではありますが、もし、この時期に下廻りの洗浄を怠れば、これから錆びる恐れがあります。前述のように、今年の冬は湖南地域でも主要道路に大量の融雪剤が散布されましたから。

車の構造により、塩害被害の受け方に違いがあります。モノコックよりも骨組みが露出しているフレーム構造の車の方が錆に弱いと思われますが、それ以上に最低地上高の違いが被害状況に大きく反映するのではないかと思います。

Toyota AQUAの下廻りを点検してみて気付いたことが一つあります。リジッドラックの高さを最下段に固定して車の下に潜ったところ、私の出っ張ったお腹が車体に接触するほど最低地上高が低くなっています。諸元表を調べると、X-URBAN以外のグレードは最低地上高がすべて140mm。最低地上高が低いと、タイヤから跳ね上げられる融雪剤がタイヤハウジング内に止まり、車体底部に飛散する量が少ないのではないかということです。

最低地上高が高いSUVは、タイヤが跳ね上げた融雪剤が車体底部に多量に飛散し、骨組みが露出するラダーフレーム構造の場合は特に多くの融雪剤がフレームやマフラー、エキマニ、触媒、ミッドパイプなどに付着するのではないかという一つの仮説を思い付きました。

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